2019/08/11 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にミゲルさんが現れました。
■ミゲル > 「ふぅ………」
利用客が今のところいなく独り占め状態の露天風呂。
人の姿がなければ普段隠している耳も尻尾もさらけ出してのリラックス。
湯けむりが漂う場なら誰かくれば隠す時間もあるだろうという考えもあったりとして。
縁に背を預けるようにして半身を湯に沈めて大きく伸ばす足の間からは尻尾が頭をのぞかせ。
頭にも髪から生えた耳が時折に震えるように跳ね動いて。
「今日は………いい日……」
依頼の荷物を運んで報酬を受け取り、しかも一日無料で宿泊できるのだから破額の扱い。
温泉を出たらどうしょうか、そんな事を気の抜けた頭で考えて暖かなお湯を堪能する。
■ミゲル > 「あ……そう言えば……」
ここなら確か娼婦もいたはずと思い出す。
最近は仕事にばかり入れ込み稼いでいたのでお金に余裕はある。
ミレー族でも差別をしない娼婦でもいれば買うのも良いかもしれない。
そう考えるとゆっくりと温泉から上がり身震いをして尻尾の水気を切り、脱衣所へと足を進める。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からミゲルさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にカインさんが現れました。
■カイン > だいぶん暑くなってきたこの時期でも風呂は良いもんだなあ…」
宿の一つにあるに設えられた露天風呂、
大きな湯船の中に1人身を浸して心底しみじみと言った調子の声を出す男。
体が芯から温まっていく感触に息を吐きながら、体を大きく伸ばし。
「用心棒稼業は楽でいいんだが、時間が長いのがな。
この時期は雨が降るし…困ったもんだ。
いつでも温泉に入れるような場所ならいいんだが」
そんな場所はこの湯の線源である山脈の方でもそうそうあるものではない。
小さくないものねだりをぼやきながら、熱を強く感じるように湯の中で腕を伸ばし。
■カイン > 「…これ以上はさすがにやめておいたほうがいいな。
また明日、目が覚めた後に入るとするか」
体がずいぶんと温まったことを確かめるように体をほぐし、
立ち上がった後にその場を後にしていくのだった。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からカインさんが去りました。