2019/08/07 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にカインさんが現れました。
■カイン > 「だいぶん暑くなってきたこの時期でも風呂は良いもんだなあ…」
宿の一つにあるに設えられた露天風呂、
大きな湯船の中に1人身を浸して心底しみじみと言った調子の声を出す男。
体が芯から温まっていく感触に息を吐きながら、体を大きく伸ばし。
「用心棒稼業は楽でいいんだが、時間が長いのがな。
この時期は雨が降るし…困ったもんだ。
いつでも温泉に入れるような場所ならいいんだが」
そんな場所はこの湯の線源である山脈の方でもそうそうあるものではない。
小さくないものねだりをぼやきながら、熱を強く感じるように湯の中で腕を伸ばし。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にリヴィアさんが現れました。
■リヴィア > 九頭龍の水浴び場のいたずらで、女湯の一部が男湯と繋がってしまっている。
そうと気付かず、女傭兵が服を脱ぎ、浴室へ足を踏み入れ。
自分以外の気配に気付きはするが、女湯だと思い込んでいるため警戒するそぶりはない。
髪を洗い、身体の汗を流し、浴室へ足を向けたところで相手の顔を湯けむり越しに眺めたが、はっきりとは見えなかった。だが一瞥に留め、すぐには関心を示さない。
女傭兵は何も知らぬまま、無言のうちに湯船につかる。
■カイン > 「ふう…。しかしこうやってのんびりしてる時間があるのはいいことだな」
上機嫌に言いながら緩やかに息を吐き出したところで、
感じるのは女性の気配である。
またぞろ珍しいこともあるものだと感じながら、
興味を惹かれて女に近づいていき。
「おや、こんな時間に珍しいね。仕事終わりかなにかかい?」
そう興味を惹かれたままに声をかける。
■リヴィア > 「!?」
男の声にハッとした様子を見せて。
「すまない、場所を間違えた」
何も体を隠すものがない。
決まり悪そうに引こうとするが、出口が見当たらない。
「……この水浴び場は時々、奇妙なことが起きると聞く。そのせいで、風呂を間違えたらしい。……他意はないんだ」
弁明して、体をせめて隠そうとし。
■カイン > 「ま、気にしなくてもいいさ。どうせこの湯は混浴のときもあるしね」
上機嫌に笑って言いながらも、他意がないといいながら体を隠そうとする相手。
それを見て嗜虐心を隠しもせずにすっと音も立てずによると、
相手の腰を軽く体引き寄せてしまおう手をのばす。
「へえ、それはまた災難だったね。
ま、ここであったのもなにかの縁ってものさ。お名前を聞いてもいいかい?」
そう問いながら、首尾よく引き寄せられれば腰から下に指を這わせ、臀部を軽く揉むように指を這わせようとし。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にリヴィアさんが現れました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にリヴィアさんが現れました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にリヴィアさんが現れました。
■リヴィア > 「やめろ」
相手の手を叩き、きっと睨みつける。
力が叶わずに風呂には引き摺り込まれてしまったが、簡単な女になるつもりは毛頭ない。
「無礼な真似をすると許さない」
手を振り解けたなら、湯船から立ち上がって去ろうとするが、やはり扉は見つからず。
相手が悪い人間ではないことも、悪意があったわけでないことも承知している。だがいきなり肌に触れられたことを簡単に許すわけにはいかず。
出口のない風呂場に困惑するも、対処できないまま。
■カイン > 「おっと、怒らせてしまったかな。こいつは失礼」
相手に振りほどかれると、そこに抗うつもりは内容であっさりと開放する。
しかし許さないと言われると少しだけクスリとわらい。
「許さないと言われてしまうと、どんな風に許されないのかはきになるところだね。
……ふむ。ここから出たいなら、俺なら連れ出してあげられるよ?
ただし、この後部屋で酒にでも付き合ってくれないかな」
にんまりと笑いながら立ち往生する相手を見てそっと右手を差し出してみせる。
取引に見せかけて入るが相手には選択肢がないだろうことも計算に入れての申し出だけにたちが悪い。
■リヴィア > 「……乗るしかないだろう。選択権はない」
男の差し出した手を取る。
酒を飲む程度で済めば良いが、と、やや予感もあり。
■カイン > 「フフ、交渉成立だね。…それじゃあいこうか?」
そう上機嫌に笑って告げながら手を握り返すと軽く振ってから、
パチンと反対の手の指を鳴らす。と、目の前に溶けるように現れる出口。
その扉を開けて、ゆっくりと連れ立って外へと歩いていくのだった。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からリヴィアさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からカインさんが去りました。