2019/07/21 のログ
ジード > 「――よし。そろそろ上がろう。
 明日の準備もそろそろ始めないとね。
 もう少し薬の材料は手に入りやすくしないとなあ」

小さな愚痴を漏らしながら立ち上がると体をほぐしながら風呂場を後にしていく。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からジードさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場/露天風呂」にエイブラさんが現れました。
エイブラ > (小雨がしとしとと振り続ける朝、朝風呂を楽しもうと
やってきた男は湯船に浸かって時折滴り目を塞ぐ雨に目を細め
つつ湯を楽しんでいる)

「雨の中の露天風呂、というのもなかなか乙なものですね。
まあ、私みたいな水生生物出身でもないと雨が滴ってくる
のを心地よいと感じる方は少ないかも知れませんが」

(湯船の縁の背中を預けて、朝から流石に酒はと思い持ってきて
おらず。ただ湯と雨音と雨粒の感触を愉しんでいて)

エイブラ > 「雨、止んできましたね。小雨から霧雨になって
きたという感じでしょうか。さらさらした雨粒が身体の表面
で水滴になって、面白いですね」

(雨が弱まり霧雨に変わり、伝う水の量はへっていって。肌に
触れて集まり水滴になるのを感じながら肩まで湯に浸かり、少
し冷えた身体を温める)

エイブラ > 「さて、そろそろ上がって戻りましょうか。
今日は何をして過ごしましょうかね……」

(暫く湯にのんびりゆったり浸かり、十分に湯を愉しんだ後に
湯船から上がり、身体に当たる霧雨の感触を愉しみながら更衣
室に向かい歩いていって。身体を拭いて服を着てとってある
部屋へと戻っていった)

ご案内:「九頭龍の水浴び場/露天風呂」からエイブラさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にギュンター・ホーレルヴァッハさんが現れました。
ギュンター・ホーレルヴァッハ > 今日は中々にハードな一日だった。
早朝から王城にて若手官僚との朝食会。そのまま主に貿易・外交部門との打ち合わせ。
屋敷に戻る暇も無く、そのまま王城の一室で来客を捌いた後、傭兵ギルドの幹部達と昼食を共にした後、一族が運営する銀行の幹部を交えた会議。
会議を終えた後、冒険者ギルドや商業ギルドの面々を交えて夕食会。

「………そろそろ指紋が擦り切れそう、だな…。うー……む…」

夕食会が開かれた旅館でそのまま湯船につかれば、全身から疲労が滲み出る様な気がする。握手のし過ぎで若干痺れた右手を湯船の中でぐにぐにと揉んでみたり。
風呂に入るには少し遅い時間という事もあってか、今のところお一人様を満喫出来ている。

とはいえ、貸切にしている訳でも己の屋敷という訳でもない。
他の客が来たときは仕方ないかと諦めつつ、大きく手足を伸ばして満足げな吐息を吐き出した。

ギュンター・ホーレルヴァッハ > この旅館の温泉には様々な噂が顰めく……というよりも、己自身も適当な女を与えたい相手等を此処に送り込んでいるので、湯の効能や旅館の主の話は耳には挟んでいる。
とはいえ、王国の大貴族であり王族として権勢を振るう身ともなれば、だからどうした程度の事。
寧ろ、平民の娯楽施設として機能しているのであれば好意的な印象すら持っている。

「…態々九頭龍山脈まで出向くのも面倒だしな…。こうして気軽に湯船に浸かれるというのも、大事な娯楽の一つだろう……」

時折ぷくぷくと顔を湯船に沈めながら、幾分茹った頭で溜息交じりの独り言。
散々に嗜んだ酒が身体を巡り、久し振りにふわふわとした良い酩酊気分を味わいながら湯気棚引く中で身体を弛緩させて寛いでいた。

腰に巻いたタオルが解け掛けている事に思考が至るが、どうせ人目も無い事だし、とそのまま小さな欠伸を一つ。