2019/01/24 のログ
■イグナス > そのままがっつり、ほとんど溶けるみたくしてお風呂につかっていたとかなんとか――
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からイグナスさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にグラムヴァルトさんが現れました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からグラムヴァルトさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にグラムヴァルトさんが現れました。
■グラムヴァルト > 真冬の寒さが一段と際立つ深夜、殆どの者が眠りに落ちているだろう時間帯。煤けた色合いの蓬髪と浅黒い肌が特徴的な偉丈夫が、石灯籠のぼんやりとした光だけが照らす露天風呂に身を浸していた。
湯船の縁の岩棚に深く背を預け、スラリとしなやかに、それでいて筋骨のうねりも逞しい四肢をだらりと伸ばした無防備な姿。俯く頭部は顎先を湯面に落とし、目蓋を閉ざしていてさえあどけなさなど欠片も無い顔貌を晒している。それでも、彫り深い眉影の下の双眸を開いた際の凶相を知る者が見たのなら、精悍に引き締まった顔立ちが意外な程整っている事に驚きを覚える事だろう。
この狂える餓狼の如き無頼漢が、斯様な時間の斯様な場所にて何をしているかと言えば、緩やかに、規則正しく上下する鋼の胸板を見ることで察せられよう。この男、一歩間違えれば死亡事故にも繋がる風呂場での熟睡という危険な行為に浸っているのだ。髪と同様の灰色の茂みが、そこからゾロリと肉胴の伸ばす野太い淫蛇と共に揺らめく湯水に揺蕩う様まで晒した堂々たる寝姿であった。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にミンティさんが現れました。
■ミンティ > ときどき息抜きのために足を運ぶお宿。普段は日帰りですませていたけれど、今回は一泊してゆっくりと寛いでいくつもりだった。夕食の前に入浴して、部屋に戻ろうとして、そこで肌身離さず持っていたはずの鍵をなくしていた事に気が付いた。
あちこち探し回ってみたけれど見つからず、従業員に聞いてみたものの、あいにくスペックを紛失しているとの事。残す心当たりは露天風呂。混浴だったと入浴してから気がつき、あわてて抜け出していたから、落としたとしたらその時だろう。
「……あった」
湯煙の中、ぺたぺたとはだしで歩きながら探し回って、部屋の鍵を見つけ出す。これでやっと部屋に戻れるとほっとして顔を上げ、身体をびくっと震わせた。
手を伸ばしたら届く距離に裸の男性が座っている。この大きな人影に気がつかなかったのは濃い湯気のせいか、それともあまりに静かだからか。
目のやり場に困って視線を逸らすも、どうやら眠っているらしい男性の様子に困り顔。姿勢を崩して頭を打ったりしたら大変だと思うと放っておけず。
「あの…風邪……ひくと思います」
トラブルになる可能性もわかってはいるけれど、おそるおそる声をかけてしまう。
■グラムヴァルト > コックリコックリ漕いでいた船が、歯ぎしりでもしているかの様に引き結んだ唇まで沈め、ついには高い鼻筋まで湯水に浸かるかと思った所で
「―――――んガァ……?」
パチリと開いた片目が見せる、獣の銀眼。町娘と思しき少女は、狼に襲われた経験など無いだろう。獰猛さの無い、いっそ静かなまでの瞳。相手に対して哀れみも驚異も感じていない、ただただ餌を値踏みするだけの冷酷極まりない視線。それが今、かたわらの華奢な浴衣姿を見つめていた。
湯水の中からヒョイと持ち上げた片腕の無造作な動きは、見えてはいたとて反応するのが酷く難しい"機"を外した物。
それが浴衣の襟をむんずと掴み、そのまま力任せに湯水の中へと引きずり込まんと力を込める。鋼を束ねたかの腕力は、少女どころか大の男でさえ到底抗えぬだろう剛力である。
■ミンティ > いつから浸かっているのかは知らないけれど、長風呂がすぎると身体にもよくないかもしれない。もしかしたら、ただ眠っているわけじゃないのかという心配も生まれかけていたから、呼びかけに反応してもらえて安心した。
「えと…わかりますか。ここ……おふろ、です。
お休みになるのでしたら…お部屋に戻ってからの方が……」
浴衣が濡れるのも構わず膝をついた姿勢。男性の裸体をあまりじろじろ見てもいられないから、なるべく顔を見るように気をつけていた。
じっとこちらを値踏みするような視線を受けても、まだ心配そうな顔のまま。やっぱりどこか悪いのか、自分よりも力がありそうな人に助けを求めにいくべきだろうかと腰を浮かせかけて、すぐさま尻餅をついた。
おしりが痛くはなったけれど、バランスを崩したのは結果的にはよかったかもしれない。伸びてきた長い腕に引き寄せられても、足からお湯の中に入る形になったから。
とはいっても、いきなりの横暴なふるまいには驚き、身体がこわばってしまって、悲鳴をあげる事さえできなかった。
■グラムヴァルト > 無論、溺れさせる事が目的では無い。纏う着衣も諸共に湯水に沈めて濡らすことを目的とした蛮行。素人ではまず反応出来ぬだろう不意打ちに、後方に倒れ込む様にして対応した所作に舌を巻く。それが、ただの偶然、単なる幸運である事など、娘の貧相な体躯を見れば明らかだが。
何にせよ、当初の目的である頭頂から足先まで湯水に沈めてずぶ濡れにさせるという狙いこそ外した物の、万力の如き膂力で襟首を掴んでいる事に変わりは無い。そのまま引き寄せ頭突きでもかますかの様に顔を寄せ、発達した犬歯も獰悪たる笑みを突きつける。
「いよォ、嬢ちゃん。こんな時間に何しに来たよ? 可愛らしい顔して疼いた身体を鎮めにでも来たってかァ?」
純粋な善意で声を掛けた少女の不運は、世の中には他人の好意を平然と踏みにじるクズが居る事を知らなかった事。もしくは、そうした下衆が居ることを理解つつも、その善性を失わずに保った結果なのか。どちらにせよ、雌肉に飢えた獣にはどうでもいい。
娘の襟首を鷲掴みにして拘束したまま、もう一方の腕を伸ばし、湯船に沈んだ帯を解く。濡れた帯などかなり解き辛かろうが、指先の力とて常人離れしているのだろう。欠片の痛痒もなくあっさり解いて投げ捨てた。
結果はだけられる事となるだろう浴衣の前裾、そこから覗く少女の裸身を不躾な銀眼は容赦なく視姦する。例え少女が非力な拳を振るい、小さな足先で蹴りつけたとて、岩でも殴ったかの痛みに顔を顰める事となるのは彼女の方だろう。
そのまま他者の気配の見られぬ露天風呂にて、無力な少女の肢体は飢えた狼の凶牙にて蹂躙されることとなる―――。
【部屋移動致します。】
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からグラムヴァルトさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からミンティさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にシャルティアさんが現れました。
■シャルティア > 九頭龍温泉の旅館の一つ
脱衣所から温泉へと続く岩場を、走りぬける影一つ
そのまま、迷わず温泉へと飛び込む。危なっかしい行為だが、ここは常連、温泉も程よく深いのも分かってる。すぐに顔を出して、気持ちよさそうに顔をじゃばじゃば洗う少年
ぬるめの透明な温泉は大好き。のぼせる事無くゆっくり浸かってられる