2018/11/22 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にユリハさんが現れました。
ユリハ > 「んっ、はぁ……きゃんっ」

湯と言うにはあまりにも粘度の高い白濁液の中、少女が喘ぐ。
下半身だけが浸かるような浅めの湯船、ぺたんと座り込みながら必死に耐えるように。
体に何かが触れているのか、時折甘い悲鳴を上げていた。
ここは新しい湯のテスターとして雇われた少女の職場。
とろりとした湯は肌をしっとりさせ、その中の生物は古い角質を取ってくれるという。
実際はどろりと生臭い液体にぬるぬるした細長い生き物が住んでいる、と言った具合か。
その様子は明らかに監視・録画されているにもかかわらず、湯に隠れていない上半身を隠すことは許されていなかった。
湯に浸かっていない部分の変化も見たい、との要請である。
実際は希望者に配信すらされているが。少女はそんな事は知らない。
液体の興奮作用と謎の生き物との接触に、ただ必死に耐えている。
体温とそう変わらないぬるい湯なのに、全身しっとりと汗に濡れていた。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」にブラッドドレスさんが現れました。
ユリハ > 少女が液体に浸けられてからしばしの時間が経ち、二つの砂時計の一つの砂が落ち切った。

「あっ……」

事前にこの砂時計が落ち切った場合は全身を湯に浸ける様に指示を受けている。
顔が沈んで窒息しないように頭を乗せる場所は用意されているが、それでも抵抗はある様子であった。
暫く悩んでいたが、やがてゆっくりと寝そべるようにして白濁に身を浸した。

「ひゃっ……うぅ、ねとねと、して……んんんっ」

汗をかいた体の大部分を浸けたせいか、謎の生物が少女の体に寄ってきた。
害のない生き物であり、その効果を見るために、という事で逃げることは許されていない。
ナメクジの様な、ヒルの様な、そんな生き物が自分の体に群がるのはあまりいい気分はしないが。

「ひゃっ……そんな、所……」

下半身だけを浸けていた時から足の指の間や尻の谷間、内股などを舐めるように這っていたそれらは、餌場が増えたとばかりに新たに浸かった上半身にも集まってきた。
浅く、狭いこの湯船ではそもそも逃げようも無い。
大きな胸の先端は浸かりきらず、白い湯と白い肌の中で桃色を主張していたが、少女本人の手で白濁液を塗りたくられて汚されていく。
これもまた雇い主側の指示。
ぬるりとした液体を塗りこむ刺激で、少女の顔が快感に歪む。
臍や性器、肛門までもをつつき始めた軟体生物の感覚も相俟って、静かな風呂場に荒い息を響かせた。
そんな光景もまた、上から監視・配信されている。

ブラッドドレス > 粘っこい媚薬の湯の中にて、無数の細長い生物が蠢き、ユリハの全身を貪っている。
だがしかし……この湯船の中に、もうひとつの『異形』が潜んでいたことに気づいただろうか?

ユリハが体を横たえ、上半身までも白濁の中に沈める。
底面に伝わる動作の振動や感触を感知して、《それ》は行動に移った。
どろり。
湯船の底面全体がにわかに隆起し、粘液を持ち上げ、波打たせる。しかしそれはすぐ収まる。
同時に、ユリハの首から下の全身を包む湯の『水圧』がにわかに増したことを感じるだろう。
そしてこの水圧の変化とともに、ユリハの体はまるでコンクリ漬けにでもされたかのよう、動かすことが困難となる。

《それ》は……九頭龍の水浴び場に『飼われている』ブラッドドレスは。
湯船底面に化けていた擬態を解き、白濁の湯に溶け込む半透明の薄膜となって、瞬時にユリハを包んだのだ。
四肢、股間から下腹部、脇腹から乳の下へ。ラッピングするように、抱き込むように。
まるで全身タイツのごとく、湯の中で彼女の豊満な肉体をぴっちりと包み込んだ。

拘束感は強いが、肌に当たる粘液の流れはこれまでと相変わらずズルズルと感じることができる。
そして同時に、肌の上を走り回るおぞましい線虫どもの感触も、これまで以上に強まる。
《それ》のラッピングは、大量の虫をユリハの肌に押しつけ、なおかつ媚薬湯の薬効の浸透は阻害しないのだ。

突然の体の変化に、ユリハはどう反応するか。

ユリハ > 透明度の低い液体の中、そんなものが潜んでいるとは思わない。
仮にそれが既に肌に触れていたとしても、知らない生物が沢山触れたのだろうとか、その程度の認識であっただろう。

「あっ、はぁっ……やっ、あぁ……!」

無数の蟲と媚薬に犯され、監視中と知りながらも自らの右手で思わず性器を擦り、クリトリスに液体を塗りこむ。
左は乳首を扱き上げるようにして、やはり液体を擦り込んでいた。
そうして軽い絶頂を迎え、脱力して両手を白濁につけたとき、それが起こった。

「なっ、何……え、やぁっ!?た、助け……!」

おぞましい虫と液体の感触はそのままに、全身を押さえつけられたように動けなくなってパニックに陥る。
とは言ってもばたついたり出来る訳でもない。
大きな声を出して助けを呼ぶ。
監視しているはずならすぐに気付いてくれる筈、と思っての行動であった。
しかし、この状況も仕込みであったのなら。
助けがくるはずなどもなく、無慈悲に録画が続けられるのみであろう。

ブラッドドレス > 粘っこい湯の向こうから、少女の悲鳴が聞こえる。
《それ》はたしかにその声を聴いたが、皮膚を硬化させての全身拘束はいささかも緩めない。
ユリハが発したヘルプの声は、誰かに届いただろうか? 今はわからない。

全身が薄く硬いなめし革で覆い尽くされたかのような、容赦のない拘束感。
微動だにできないというほどではないが、少なくともこの状態から自力で湯船を脱することは不可能だろう。
加えて、お尻の下と湯船の底の接触部分はまるで接着剤でも塗ったかのように固定され、1mmも浮かすことはできない。
自慰を終え余韻に浸った瞬間を狙ったため、手を動かし再び自らを慰めることすらままならない。
湯面に突き出たままの両の乳首だけが、膜にも白濁湯にも覆われないまま、寂しげに放置されている。

そんな状況で。《それ》はすかさず次の責めに移る。
皮革めいた硬さを保ったまま、ユリハを覆う『全身タイツ』がその総身をごわごわと波打たせ始めたのだ。
粘性の湯に、小刻みな波が立つ。
タイツが波打つに合わせ、ユリハの四肢や胴の肌を媚薬湯が縦横無尽に舐めていく。
その流れに煽られた無数の線虫が、さらに慌ただしく暴れまわり、複雑な感触を残していく。
陰部や尻の谷間もその乱流からは逃れられず、水圧のみで陰唇はクパクパと開閉させられ、粘膜に虫が押し寄せる。
自慰の余韻で充血したままのクリトリスにも、無数の小生物が絡みつく感覚を感じられるだろう。
しかし、大雑把で指向性のない《それ》の動きは、きっとユリハを絶頂させるには至るまい。
いつまで耐えられるだろうか。

ユリハ > 「動けない……!」

動く事もできず、叫んでも誰も来ない。
確かに虫の蠢きやぬるつく液体の感覚はあるのに何故動けないのかすら分からない。
これからどうなってしまうのか、恐怖と焦りで泣きそうになってしまう。
それでも全身の筋肉に力を込め、何とか湯舟から出ようと試みては見るのだが。

「くっ、やっぱり無理……ひゃっ!?あっ、んんっ……!何で、こんな……ふぁっ……」

突如、優しい愛撫の様な感覚が全身を襲う。
動けないままでは受け入れるしかなく、頭では恐怖を感じていても体は快楽として受け取っていた。
媚薬を垂らされるもどかしい感触の中、虫が体内に入り込んでくる。
もしも動けるのであれば、身を捩じらせ、無意識に更に強い刺激を求めてしまったであろう。
今はそれすら叶わない。
湯の表面に立った小さな波が、大き目の乳輪に打ち寄せるのも焦らしとなって。
弱火で煮込まれるような愛撫に、ただただ性欲を昂ぶらされて甘い声を上げていた。
徐々に徐々に、頭の中が恐怖や焦りからもっと強い刺激への欲求に塗り替えられていく。