2018/11/16 のログ
リス > 「――――――」

 九頭竜温泉のふたなりの湯に、少女は一人でやってきていた、嫁は一人は何やら、気まずいのかんなのかわからないけれど、帰ってきてすぐ逃げるようにどこかに行った。
 もう一人の嫁は、冒険者であり、仕事があるらしく仕事をしている。
 娘たちは……一人は家にひきこもりきりだし、もうひとりは冒険者となり師とともに、冒険中らしい。
 一人で家にいてもさみしいから、ちょくちょく足を運ぶ九頭龍温泉に足を運んでみた。
 誰かと出会えればいいな、という軽い気持ちと。
 誰か可愛い子を抱きたいな、という欲望がないまぜになったものゆえに。
 少女は、お湯に体をあずけて、ちゃぷりちゃぷり、と己にかけ湯をしながら、入口の方を見る。

 当然、ちょっと離れたところではアンアンパンパン、甘い声と交わる音が響いている。
 この場所では、日常茶飯事のようなものである。

リス > ちゃぷ、ちゃぷり、と、近くで響くのはお湯が温泉に落ちるおと。
 自分の手で、自分の体にお湯を掛ける音が響く。
 入口の付近には、誰かがいる様子はなくて、だから少女はふぅ、と溜息を吐きだした。
 最近は仕事の方も上々であり、そろそろあの計画を行うべきだろうかとか考える。

「ドラゴン輸送……。」

 陸路も海路もそれなりに危険はあるだろう。
 しかし、ドラゴンに運んでもらう空はどうだろう、今まで実験的にいくつか使っているが問題はなさそうだ。
 契約したドラゴンたちに話をしても問題はないとの返答も来ている。
 さて、あともうひとりぐらい話を通しておきたいところもあるがその一人は逃げ回ってるし。
 ああもう、ままならないわ、と両手両足を伸ばして全身を弛緩させる。
 一人だとついつい商売のことを考えてしまうのは性だから仕方がない。

「もー。」

 思わず声を漏らしてしまうのは、気分転換の意味を込めて。

ご案内:「九頭龍の水浴び場/ふたなり浴場」にゼナさんが現れました。
ゼナ > 「リーーースぅぅううう~~~っ❤❤」

浴室の扉が開く音さえ圧して響くのは、好き好きという気持ちが溢れまくった小娘の甘声だった。そして湯けむりをかき分け、目的の相手に駆け寄るのは、それはそれは暴力的な肢体である。
健康的に焼けた小麦肌は短いタオルと戦士としては些か頼りない細腕にて辛うじて恥部を隠してはいるものの、濡床を危なげなく駆ける動きはばいんばいんと激しく揺らすのである。
子供の頭部と大差のないボリュームの豊乳を。そして、彼女からは見えない背後では、胸にも負けぬ豊満さを誇る大尻の柔肉を。

そのまま湯船に浸かる少女の至近に、遠慮のないダイブを決めるだろうと思えた動きは、しかし、ギリギリで常識的な理性を取り戻したのだろう。
足裏を滑らせた急ブレーキで減速し、手桶を持ち上げるのも慌ただしい申し訳程度の掛け湯を行い――――結局ダイブした。
だっぱぁぁあんっと盛大な水柱を立てた腹打ち飛び込みにもめげず、タオルをぶん投げた小麦の裸身がたわわな肉で彼女を包み込むかに全力でハグろうとする。

リス > 大きく響き渡る声は、嫁さんのものである。きっと冒険か、仕事が終わったのであろう。
 突撃してくるバインバインとした肉体は、健康的な褐色の色で湯気の白に負けない色であった。
 走り込んでくる彼女、立ち上がれば、だいぶしてくる体を見るのだ。
 反応ができたのは少女はこの大きさでドラゴンに変えられた人間であり、その見た目と違う能力であった。
 難なくその豊満な体からのハグを受け入れながら見上げる。

「もう、ゼナ。ダメじゃない、ここは公共の場所なのだから。
 お風呂で走ったら危ないわ?」

 もう、と叱るように言葉を放って見せつつも、すぐに笑ってみせる。
 その髪の毛も顔も、彼女の作り出した大きな波しぶきで濡れており、ほかにお客さんいたらどうするのなんて笑ってみせて。

「おかえり、ゼナ。」

 軽いお小言の後に、彼女の頬にキスをして、自分からも強く抱きしめる。
 そのお尻に両手を伸ばして、ぐにぐにモミモミ、締りの良いお尻をこね回すのだ。

ゼナ > 「リス❤ リスぅ❤ りぃぃすぅぅぅうううんん❤❤」

小麦と純白、色の異なる2対の柔乳を密着によって拉げさせ、湯濡れた頬にて行う全力の頬ずり。ぎゅううっと背筋を抱く細腕は、ちょっと息苦しいくらいに彼女の細身を抱きしめて、衆目が思わず唖然とする程に好意を垂れ流す。
正直ちょっとアホの子といった風情であった。
彼女の常識的な換言を「うん、うん、そうですね、そうですよね」と素直に聞きつつも、熱烈な抱擁はまるで緩める様子がない。

「あぁ……リスの体温、リスの柔らかさ、リスの匂いぃ…❤ リス、大好きぃ❤❤」

冒険者仕事の苛烈さの反動か、はたまた新婚カップルゆえの初々しさか、ともあれゼナは彼女の家に住むようになって以来、ちょくちょくこうした暴走を見せるようになっていた。
一通り最愛の恋人成分を補充し終えたのか、拉げた乳肉の圧迫を多少緩めて顔を離して

「――――はいっ❤ ただいまです、リス❤ ……って、やぁん、もぉ、リスってばぁ❤」

頬への口づけを嬉しそうに目元を細めて受け入れて、淫猥な尻肉への指戯さえも甘えるかに肢体を揺らして受け入れる。衆目の凝視に気付いていても、今のゼナは無敵状態。この程度の羞恥であれば、リスとの触れ合いの方に天秤が傾くのである。

リス > 「ゼナったら。もう」

 そんな甘い好意を受け止めて嬉しそうに頬ずりするのは、根っこの部分で言えば同じぐらいにダダ甘な感情を持っているからなのであろう。
 しっかりと身を擦りつけて、彼女の抱擁を受け止めて、ちゅ、ちゅ、と何度も頬にキスを。
 でも、しかし。だ

「ちゃんと聞いてくれないと、泣いちゃうわ……?」

 うるん、と目に涙を貯めて見上げるのだ。
 彼女の先ほどの言葉がちゃんと聞いていないものなのかがわかるからである。
 愛してるから、だからちゃんと、聞いて欲しいことがある。
 うるうる、涙目で見上げる姫竜。

「うふ、ゼナ、私も大好きよ……だから、ね。」

 しっかりと絡みつく肌、何度も体を重ねて愛し合った相手である。
 そんな暴走でさえ可愛い、むしろもってしてもいいのよと言い切るレベルであるのだ。
 顔は離れるけれど、体は離れない。むしろ、リスの方が離さない。

「ふふ、だって。
 ゼナだって、溜まってるんでしょう?」

 受け入れる彼女、それに、ここはこういう場所である。
 今更恋人が恋人として愛し合って交わって何が悪いのだろう。
 もともと、こういう場所での感覚としてリスは無敵である。

 羞恥とも考えていないのだから。

ゼナ > 「はわわ…っ、わ、わかりましたっ、わたし、今後はお風呂では走らない様にしますっ!」

恋人のウソ泣きにあっけなく騙されて、先の忠告を守ると誓う戦士娘。ぽかんと口を空けて二人のやり取りを眺めていたカップルは思わず思った事だろう。『うわ、ちょろい』と。
そんな呆れた視線にも気付かぬまま、彼女の愛撫に甘えた身悶えを返すゼナだったが、その身に潜んだ淫乱気質を言い当てられてほのかに頬を赤く染め

「そ……そんなこと、な、無くは……ない、ですけど……。」

困ったように視線を泳がせ、気恥ずかしげにごにょごにょと言葉を漏らす。
そしてそんな視線が捉えてしまった。
愛情垂れ流しなアホ娘の闖入に、思わず動きを止めていたふたなりカップルの気を取り直しての行為の再開を。既にがっつり挿入状態。それでも、ピロートークめいた甘い会話と、軽いペッティングで甘い空気を作り出すふたなりカップルの丁寧なやり取り。
ゼナとリスへと向けられる、クスクス笑いと妖艶な横目。
それは、他のカップルに見られている事すら興奮のスパイスとする爛れた反応。
対するゼナは、性経験こそ彼女たちに負けないレベルなれど、その精神性は生娘と大差がない。小麦の頬を他愛もなくボフンッと炎熱させて

「――――え、ちょ……え、えぇえ……? リ、リス、リスぅ、あ、ああああの人たち、シ、シちゃってますよ? せっく……、あ、ぅ、え、えっち、えっちなこと、シちゃってますよぅ??」

そんなのとっくに分かっている恋人に、小声でひそひそ報告するのだ。
無論、触れ合う豊乳の奥では、強い心音が忙しく興奮の血流を全身に運んでいる。

リス > 「はい、よく出来ました……約束してね?」

 にこにこ、と笑って少女は言いましょう。お願いね、と首をかしげる竜娘、ちょろいのかもしれないけれどでも、仕方があるまい。
 彼女は誠実なだけなのです、ちゃんとわかったことを分かったと言ってくれているだけなのである。
 頬を赤く染める嫁に少女は笑ってみせる。

「私はいつでも溜まってるわ、ゼナと、毎日でも愛し合っていたいもの。
 セックスだって、こう言うふうにイチャイチャするのだって。」

 毎日だって足りないのよ?恥ずかしそうにしている相手に囁きかけてしまおう。
 彼女と違って、こちらはエッチに関してはそれこそ百戦錬磨というところであろう。
 周りでしているカップルが居ようとも、視姦して来る女の子がいてもそれを気にすることはない。
 今は目の前の彼女がいる、それだけで十分なのだ。

 周囲に気がついた娘に、ふふ、と周囲のフタナリ娘と同じように淫靡に笑ってみせる。

「だって、ここは九頭竜温泉なのよ?
 そして、フタナリ娘がエッチするための場所だもの。
 ここはし放題の場所だから問題はないわ?」

 そう、言いながら大きな肉棒を彼女の下腹部に押し付けて見上げる。

「ゼナ……しよ?
 愛を、性欲を……確かめ合いましょ?」

ゼナ > 元より少々抜けたところのある戦士娘である。ふとした瞬間、本日の忠告がすぽんと抜けて、また同じ様な行為に走ってしまう事もあるだろうが、それでも、この瞬間は真剣な表情でこくこく頷き『気をつけよう!』と魂に刻み付けるのだ。

「―――ぅ、わ…わたし、も、リスと、ずっと……せ、セックス、してたいです……。」

赤裸々な恋人の告白につられ、ゼナもまたはしたない本音を吐露してしまう。四六時中彼女の剛直を身体の深い所に感じる生活。想像するだけでたまらない気分になる。
そんなタイミングで、爛れた性交に耽る他カップルの存在に気付いたゼナは、染めた頬に熱を昇らせ、あわあわ言って困惑しつつも、チラチラ向ける幼気な横目でふたなりカップルの睦事をしっかりばっちり盗み見てしまう。口ではなんだかんだと常識ぶった事を言いながらも、そうした知識をしっかり蓄えてきたむっつりスケベなのだ。
互いの顔がはっきりと視認出来るどころか、声量を落としたヒソヒソ話さえ聞き取れそうな距離で行われる他者の性交に興奮しないわけがない。

「あ、あぁ……リ、リスぅ……お、おちん、ちん、入っちゃってます、あ、あんな……う、ぁ……うあぁ………っ。」

その顔こそ背けてはいても、興奮に潤んだ蒼瞳は最早凝視といっていいレベルで彼女たちの絡みを見つめている。もそもそとすり合わせるムチ腿の根は早くもぬるりと蜜を溢れさせ、恋人の柔乳に密着させたピンクの先端は硬い尖りを宿していく。
そんな機を狙ったかに、最愛の恋人からの囁きを聞いてしまえば、薄く肉筋を浮かせる下腹に押し付けられる熱い剛直の誘いもあって

「~~~~~っ、……ぅ……うん。」

ますます頬を染めつつも、どうしようもなく頷いてしまう。
リスに求められたのならば、きっともうどんなに恥ずかしい事だってしてしまう。それほどまでに愛しているのだ。

リス > 「ふふ、想いは、同じ、ね?……嬉しいわ。」

 赤い顔をしている彼女の肌に、お尻を撫でていた手のひらは、そっとなぞり上げるように背中へと移動してゆっくりと彼女の乳房まで移動していく。
 褐色の肌のピンク色の先端を指の先端でくりくりこね回すようにじってみせる。
 甘く微笑みをこぼしながら、視線を動かす相手の唇をつま先だって奪っていく。

「もう――――私だけを、見て?
 今は、貴女のリスがあなたと愛し合うのだから……ね?」

 他の人の性交に興味があるのはわからなくもないだろうが、これからエッチするのだから自分だけを見てという軽い嫉妬。
 彼女程の豊満さはないから。でも、少女はにこやかに言葉にするのだ。
 だって、彼女はこんなにも、自分を愛してくれているのが分かっているから。

「それなら、いっぱいしましょう?私たちが、一番愛し合ってるって。
 みんなに教えるぐらいにね?

 ここは温泉だし……そうね、うしろからしちゃお?」

 少女は笑みを浮かべて彼女の秘書の入口に己の肉棒をこすりつける。
 温泉で濡れたそれは彼女の濡れ始めた蜜をくちゅくちゅとくすぐり、己の先端に塗りつけていく。

ゼナ > お尻から背中、脇腹を経由してたわわな乳肉へと至る白い指先がもたらす、擽ったさと綯い交ぜな淡い性感。興奮の視線が見下ろす中、褐色肉の先にて震えるピンクの尖りが繊指に嬲られて

「―――あっ、はぁッ、う、ん……んんぅ……んっ、んぅ……❤」

ビクッ、ビクッと裸身が跳ねる。それでも彼女に唇が奪われれば、とろんと蕩けた顔が総身の力を抜いて彼女に身を委ね

「はぁ……はぁ……、は、い……リスぅ……❤」

羞恥と興奮に彩られた蒼眼が、淫行に耽るふたなりカップルから逸れて、少しだけ低い位置にある恋人と視線を絡ませた。続く言葉に答えるのも、当然ながら肯定の意思を示す小さな首肯。
華奢な背筋を抱き寄せていた双腕を解いて背を向けて、浴槽縁に両手を付いた格好が小麦の肌を湯水で艶光らせる豊尻を彼女に向ける。むっちりとした尻たぶが形成する谷間の底で息づくのは、縦割れの皺を深々と刻む肉厚アヌス。そしてごく短い会陰を経て、早くも綻び蜜液光る桜色を晒した生娘の秘裂。
最低限の手入れしかしていなくても、縮れの少ない和毛の翳りは楚々とした金色で陰唇を飾り、ヒクつく割れ目の奥にて再生された乙女の銀膜が穢れのなさを印象付ける。
にもかかわらず、その胎奥には既に子を宿しているのだ。
毎日どころか一日に幾度も注ぎ込まれる最愛の人の黄ばんだザーメン。
子宮に彼女の精が残っていない日などないのではないかと思える程の爛れた日常。そんな中、安定しない冒険者仕事のせいで数日彼女から離れる日もあり、そんな際には本日の様に処女膜を再生させた淫乱娘が過剰な愛で交尾をねだるのである。

「――――あっ、は、ぁぁあ……っ❤」

剛直の先端が、熱く濡れた姫貝を弄ぶ。
破瓜の予感が収縮した肉孔から新たな蜜を溢れさせ、ゼナの匂いで彼女の鼻孔を甘やかに刺激する。

リス > するり、と滑る指は、彼女の肌を、ゆっくりと時間をかけてくすぐり、性感帯をなぞりゆく。
 何度も抱いて、彼女の肌のどこが弱いのか、どこを悦楽を覚えるのか知り尽くした動きは、彼女に焦らしの性感を送り込もうか。
 それでも、乳首を指ではじいてコネ回すのは、そこがわかりやすく反応をしてくれるから。
 力が抜けて委ねるように倒れてくる体を抱きとめる。
 体格が違いすぎるようにも見えるけれど、筋力は、見た目通りではないので、難なく受け止めてしまう。

「ゼナ、いつも綺麗よ……。」

 彼女の表情が愛おしい、その反応が愛おしい、その体が、その愛が。
 何もかもが愛おしくて、見つめてくれる其の蒼眼にゾクゾクと性的な興奮を覚えてしまう。
 そっと抱きとめる体は、柔らかいがしっかりとしていて、彼女が動くに合わせて腕を話す。
 少しだけ離れる体温が名残惜しく思えるが、彼女の丸いおしりがこちらを見れば、はぁ、と感嘆の吐息。
 男好きのする柔らかく弾力にあふれたおしり、肉厚な入口が二つ。茂みは薄目で、下の入口は既にとろりとした興奮を物語る。
 そっと顔を寄せて、彼女の秘裂にキスをしてから立ち上がる。
 もっと時間があれば、彼女のその部分をとろけるまで舐めていたいけれど、彼女もこちらも今は、すぐにしたいのだ。
 少女は己の肉棒がそそり立っているので、入口に押し当てる。
 くちゅり、と音が聞こえてから、彼女の腰に手を当てて。

「ゼナ、入れるから。ね?」

 ぐ、と彼女の中に挿入していく。
 何度も貫く彼女の初めての証、詳しくは聞いていないけれど、彼女の肉体は毎回そこが復活している。
 何らかの魔術なのはわかるけれど、彼女は何も言わない。
 気になってきたので、背中に己の乳房を押し当てて彼女に顔を近づける。

「ねえ、ゼナ……この処女膜、毎回、痛くない?
 ゼナさえよければ、竜胆に行って、消すようにお願いするけれど?」

 彼女の意思で付けているのか、それとも違うのか。
 毎回破るのは、痛い思いさせてそうだなと思ったからで、彼女が望むのであれば、これはそのままでもいいだろうと思う。
 じゅぶり、じゅぶり、と自分の肉棒の形を覚えた肉壺、肉襞をかき混ぜて、奥の方まで侵入し、ぴったりと身を寄せる。
 ギュ、と抱きしめて、小刻みに動かすのは、彼女の返答の余地を待つから、で

ゼナ > 肩幅に開いた肉付きのいい脚線の合間。ねっとりと糸を引く淫蜜が滴る割れ目に、リスの可愛らしくも整った顔が近付いていく。肩越しに向けた興奮の視線が見守る中、吐息すら感じられる至近にその頭部が寄せられて

「―――ふぁぁう…ッ❤」

ごく浅い口付け一つであっさりイク。
ビクッビククンッと豊尻を跳ねさせて、絶頂痙攣に収縮する膣口からぴゅっぴゅるっと断続的に蜜を噴き零す。そんな、絶頂直後で感度を増した雌孔に、子供の拳めいて巨大な熱塊が押し付けられれば

「は、ぁッ、んあ、あぁ……ッ!」

薄い恥毛に飾られた、色素沈着も花弁のはみ出しも見られぬ幼孔。そんな割れ目がこじ開けられて、狭孔の薄肉を無理矢理に押し拡げられる光景は痛々しげなれど、最早拡張感すら感じることはない。
今や、彼女の巨根が胎内にはまり込んでいるのが日常なのだ。そこに痛みなどあろうはずもない。存在するのは愛する人の物がお腹を満たす充足の悦びだけ。
幾ばくかの弾力を柔性を有する銀幕が、破れる寸前まで怒張の先に押し伸ばされる痛みすら愛おしい。
そんな中、彼女の柔乳が震える背筋に押し付けられて、真っ赤に染まった耳孔に囁く問いかけを投げられれば、今にも達してしまいそうな蕩け顔はぷるぷると左右に振られ

「へい、きだから……はぁ…はぁ……お、お願い、リスの、で……今日も、ゼナの処女……奪ってぇ……っ❤」

無論痛みはある。とはいえ人間とは慣れる物。最初こそ身を引き裂かれるかに感じたそれもずいぶん薄れ、今ではその刺激すら絶頂に至るトリガーの一つになっていた。

「――――……きゃひぃぃぃいぃぃぃんんんぅううッッ❤❤」

そんな最中に加えられた小刻みな動きが、ブヅッと銀幕の抵抗を貫き、そのすぐ眼前に迫っていた子宮口を押し上げながら彼女の物を最奥まで受け入れた。
当然ゼナは絶頂する。
ブシャァアァッと勢いよくしぶいた潮が、小水めいてジャァアアッと湯船に降り注ぎ、ビクンッ、ビクンッと戦慄く尻肉の波打ちに合わせて膣肉が蠕動してリスの巨根を舐めしゃぶる。

リス > 「すごく、いい眺め……。」

 彼女の筋肉と脂肪と神のようなバランスの太もも、自分に向かって突き出されているお尻。
 その眺めに目を細めて、感嘆の溜息を。

「んんっ……あ。」

 にゅぶり、と侵入していく肉棒に絡みつく肉襞の感覚は奥に吸い込んでいくかのようにも感じられて。
 ぞわりぞわりとした感覚に、身を震わせながら押し込んでいく。
 ぱちん、とお尻に己の恥骨があたっていく。
 動かさなくても、ぎゅうぎゅう搾り取ってくるぐらいに締め付けて、ドロドロと濃厚な蜜で肉棒を濡らしていく。
 彼女の肉体を支配している様な錯覚にぶるり、と全身を震わせる。

 彼女の肉体は自分のそれに対応しているのに、緩い感覚が無いのは、もともと鍛えているからなのであろう。
 おそらく指を入れても同じように吸い上げる名器だと確信できる。
 ずりずり、と腰を動かしてぐじゅぐじゅ、と膣の中をかき混ぜる。
 時間をかけた長いストロークで、彼女の返答を待つあいだは前儀だとばかりに焦らすように。

 こちらを見る彼女のとろけた顔は、いつ見ても、可愛らしい。

「ふふ、わかったわ、ゼナ。」

 お節介だったようだ、ならもうこれ以上気にすることは必要もないだろう。
 ギュ、と彼女の背中に己の乳房を押し付けて、硬い先端をこすりつけつつ、彼女の胸に手を伸ばして両手でぐにぐにと揉み始める。
 そこから、動き始める。
 ぱんぱんぱんぱんと、彼女の弾力ある尻肉をたたくように腰を動かし、硬くそそり立つ剛直で、グリグリと突き込み、かき混ぜ、えぐっていく。
 彼女は自分の子を宿しているから、一応の手加減はするが―――
 それでも、彼女を求めている感情のままに。

「ああ、ゼナいいわ。何度でもゼナの初めてを奪って、愛するからね。」

 しっかり奥まで、入口まで、長い肉棒を動かして、ゴツン、ごツンと叩いてかき混ぜ。
 首筋に舌を這わせて、ねろり、と、唾液を塗りこんでいく。

ゼナ > かつて違う誰かの物であったことを知らしめる、首輪やリング、アナルパール付きの淫尾などは処分した。短期間とはいえ自分と家族を保護してくれた彼女に恨みなどがあるはずもなく、そうした相手のプレゼントを処分することにチクリと胸は痛めた物の、それでもそれはケジメみたいな物だからと強行したのだ。
にもかかわらず、彼女の施した爛れた祝福を残しているのは何故なのか。
もしかしたらリスは、これらの淫紋を見る度なんとも言えない気分になっているのかも知れない。それを考えるのなら、消してしまうのが正しいのだと分かってもいる。
それでもそれらを消せずにいるのは『せめてもの思い出を残すため』などという健気な理由ではない。幾度破られたとて数日で再生する処女膜、妊娠していなくともとろみのついた母乳を蓄え、搾乳によって射精めいた悦びを味わう事の出来る淫らな乳房。
それらの倒錯的・背徳的な悦びを捨てる事の出来ない半淫魔の変態的な性癖がそれらを残す理由なのだ。
故に

「―――――ごめんね、リス。」

聞こえないくらいに小さな声音でつぶやいて、後はもう最愛の恋人との交尾に沈溺する。
肉感的な脚線をピンと張り、しっかり伸ばした両手と共に支える高い四つ足。
その胸元にて重力に引かれ、吊り鐘状に形を変えた小麦乳は【母乳体質】の淫紋によって今宵もたっぷりミルクを溜め込み

「ひあぁぁぁぁああ―――……ッッ!!❤❤」

鷲掴みにする彼女の白指に張り詰めた弾力と汗濡れた体温を塗りつけながら、ブビュリュゥゥウッと多量のミルクを噴き出して、ゼナを3度めの絶頂に跳ね飛ばした。
その最中に与えられる苛烈な律動。
戦慄く肉壁がどれほど強く締め付けようとも形を変えぬ怒張の野太い逞しさが、勢いよく引き抜かれる動きでピンクの媚肉を捲り返し、返しの一撃でドスンッと子宮を打ち上げる。
喜悦の涙を滲ませて両目を閉ざした闇の中、それでもお腹の一番深い所を出入りする最愛の恋人の野太い熱感。
『あぁ、リス、リスぅ、大好きぃ❤❤』強い恋情に応じて蠢く膣襞の連なりが無数の肉突起を小舌の如く肉幹に這わせ、未だに続く絶頂収縮が先端に吸い付く子宮口と共に与えるディープスロートの吸着感。

「あぁッ、あぁぁあッ❤ りすっ、りすっ、り、すぅぅう…ッ❤ らいしゅき、なのぉ、りしゅのことぉ、あいひてりゅのぉぉお……ッッ❤❤」

最早自分でもタイミングをつかめぬ程の絶頂の波濤。
頭の中はリスのおちんぽが与えてくれる気持ちよさでいっぱいで、呂律の回らぬ唇端からこぼれた唾液が、揺れる身体に合わせて淫らに踊りくねっていることにも気付いていない。
揉まれる乳肉からは白濁ミルクを、蹂躙される膣孔からは白く泡立つ愛液を断続的な潮と共に湯船に注ぎ

「イクッ、イクッ、ん゛ぁあッ、ま、たッ、んにぁああッ!❤ りしゅぅうッ、ぜな、ぜなぁああッ、あっ、あぁあっ、また、イッちゃ……きゃひぃぃいぃいんんうう……ッッ!!❤❤」

小麦の首筋は噴き出す汗のしょっぱさと共に、絶頂の興奮に勢いを増す血の流れを薄い皮膚越しに彼女の舌へと伝える事だろう。

リス > 彼女は小さく、つぶやいたのであろうけれど、少女の耳は人のそれではなくなっている。
 聞こえてしまうものなのである、だからこそ、身をこすりつける。


「―――?何を謝るの?
 ゼナが痛いの嫌かな、って望んでないかなって思っただけなのよ。
 残したいのならば、残していいと思うわ。
 貴女の体なのだもの……止めて辞めさせるようなものでもないと思うしね?」

 当然、身を壊すような薬物だのなんだのであれば無理やりに止めるだろう。
 そういうものではない、ただその場所が治るだけ、生活にも性活にも遜色もない。
 なら、イイじゃないの、と、微笑んでみせる。
 それよりも、今は大きく上に押し上げられたお尻に、腰を押し付ける。
 濃厚になりつつある彼女の蜜を掻きだして泡立ててかき混ぜるのだ。

「あら。もったいないことしちゃったかしら?
 牛さんのように、パンパンに張ったところから直飲みしたかったけど……次ね。」

 彼女胸からこぼれ出すミルク。
 甘い匂いが周囲に沸き立って、飲みたいな、と舌なめずりをするけれど。
 この体勢では難しいし、次ねと思い直すことにする。
 その代わりに乳首をいじり、牛からミルクを絞り出すように指を這わせ、ぴゅ、ぴゅ、と絞り出してしまおう。
 一回絞り出すごとに。ぎちりと固く締まってくる彼女の秘所に、女の肉棒は嬉しそうに震える。
 そして、ガツン、ガツンと、奥底まで何度も叩くように腰を振って、彼女の首筋に甘く噛み付いて。
 ちゅう、ちゅう、とキスマークを作っていくのだ。
 はあ、と熱く濡れた吐息を吐いて、腰が持ち上がるぐらいの勢いで突き上げておくまでズドンと叩いていく。
 彼女の尻が持ち上がるような衝撃を与えながら、求めて重なり、抱きしめる。

「私も、愛しているわゼナ。可愛い私のお嫁さん。
 大好きで可愛くて……。すごく強い子。」

 ちゅう、と首筋に強くキスをもう一度。
 ぐぶぐぶと、彼女が絶頂に連続で入っているからこそ、止めとばかりに腰の動きを早める。
 ぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんぱんと、風呂中に響く交尾の音。
 ぎゅと、強く見を押し付けて。

「ゼナ、私も……行くわ、ゼナの中、赤ちゃんに、たっぷり栄養をあげるから……ね!」

 びゅる、びく、びゅく、びゅ、びゅう!
 勢いよく彼女の膣の奥に、子供に振りかけるように息お欲少女の性を注ぎ込み、ブルブルと体を震わせる。
 そして、倒れ込まないように、今のうちから抱きしめて、身を起こさせて抱き寄せる

ゼナ > 背徳を悦ぶゼナの、自身さえ嫌悪する浅ましさすら許す彼女の鷹揚。
浅い優しさではない、本質的で深い優しさに、どうしようもなくゼナは惹かれたのだ。その選択が間違っていなかったのだと改めて感じつつ、今度こそ安心して最愛の恋人との悦びに身を浸す。

「はぁっ、あっ、あぁぁああ……ッ! もっとぉ、りしゅ、もっと、ぜなに、まーきんぐひてぇっ! ぜなが、りしゅのものらって、んあぁあ…ッ、ふにゃぁあああ……ッ!❤❤」

甘噛みと強い口吸いによって付けられる新たな淫紋。
そこにはゼナが望む様な淫らな効果など何もないが、己の体躯が彼女の物だと知らしめるはっきりとした印となろう。
一際強い吸引と、直前に囁かれた愛の言葉に再びイク。

排泄の2孔と姫孔と共に晒す羞恥。結合を直接目にする事の出来ぬ不安。そして獣めいて勢いの付いた抽送がもたらす強烈な肉悦。パンパンパンパンと小気味良く響く後背交尾の肉打ち音に小麦の豊尻が柔肉を波立たせ、吊鐘状の乳肉を大きく揺さぶる。
際限なく昂ぶる興奮がますます多量のミルクを生み出し、揺れる動きに押された乳房はそれだけで白濁のトロ汁をぶびゅぅぅうっと噴き散らす。

先程からずっと痙攣しっぱなしの下肢は、生まれたての子鹿めいて不安定にカク付き、淫孔を貫く肉杭の支えを失えばあっさりと湯船にへたり込んでしまいそう。
にもかかわらず、苛烈な冒険とたゆまぬ鍛錬によって培われた肉の締め付けは、痛いくらいにリスの肉幹を締め付ける。
ちゅっ、ちゅむっ、ちぅっ、ちゅぅうッ❤ と接触のたびに亀頭に吸い付く子宮口は、静かに育つ竜の子への新鮮な栄養をせがむかの様。

「りすっ、りすぅっ❤ おねぁいっ、きょーも、あっ、ぜにゃのおまんこにぃッ、んぁっ、んあぁあッ❤ ざーめん、いっぱい、あっ、、いっぱい、そそいれぇえぇええ……っ❤❤」

黄金の前髪を汗に張り付かせた紅顔が、どろどろに潤んだ双眸を肩越しに向けてねだるさらなる種付け。リスの体液でおなかをたぽたぽにしてほしいという思いは、竜の精液すら吸収して魔力と化す淫魔の貪欲によるものか、それとも純粋に愛する物の子種を欲する雌の本能なのか。
そうして訪れる至福の瞬間。
背後からの抱きしめに、背筋を反り返らせた小麦の肢体が引き起こされれば、驚くほどに深い位置まで怒張の膨らみの浮く下腹が、激しく戦慄く様子が晒される。
ブシャァァアッと溢れた潮が下肢を濡らす中、虚空を見上げる蒼瞳は白煙にぼやけた浴室の天井に無数の閃光を見る。
大きすぎる絶頂のさなかに感じる本能的な恐怖は、背後からしっかりと抱きとめてくれる彼女の柔らかな体温と、お腹の一番深い所に広がる熱が和らげてくれる。
そして絶頂の強張りを抜けて弛緩した裸身は、緩んだ小孔から琥珀の体液を零すという、パートナーに身を任せきった粗相すら晒してしまう。

リス > 「ええ、いいわ、いっぱいいっぱい、マーキングしてあげるから。
 ゼナのオマンコも、首も胸も、お腹も、唇も……キスマークでいいならたくさん付けてあげるわ。」

 ちゅ、ちゅ。キスマークは、その褐色の肌にそっと目立たぬようについていく。
 後にしばらく残るだろう、彼女が平静に戻ればきっと恥ずかしそうにするだろう。
 それはそれで可愛らしくていいので、少女は笑みを浮かべてもう一個、もう一個、と強く吸い上げるのだ。

「んん……くあ……んっ。」

 じゅる、じゅると、吸い取られているような気がする。
 肉棒から勢いよく吐き出され得る精液は、自分の勢いだけではない気もして。
 それでもしっかりと彼女を支えて抱きしめるドロドロと、吐き出す精液の感覚に身を震わせて、彼女の肌をやさしく撫で回す。
 時にはゼナの肌ににじむ汗に舌を這わせてぺろりと舐めあげたりも。

 引き上げ、引き寄せてからは温泉の縁に腰をかけ、その上に彼女を座らせよう。
 ぎちぎちとそそり立つ肉棒、繋がったままでふたりは腰をかけていることになる。
 絶頂が強すぎたのだろうか、彼女は少しほうけているようだ。
 それを眺めながら優しく抱きしめ背中に頬ずりを。

「ふふ、久し振りに、外でシたけど……こういうのも、いいわね。
 家の中でラブラブするのも大好きだけど。」

 射精直後の脱力感を心地よく覚えながら、少女は彼女の肌を優しく撫でて言葉を放つ。
 そして……暖かな感覚にふと首を傾ぐけれど。
 場所からして見えないので、潮を吹いたのかしらと思う程度。
 そもそも、黄色いそれでさえ、あまり気にはしないのだ。
 落ち着くまでは優しく抱きしめているのだろう。

ゼナ > 連続絶頂の中、苛烈な巨根ピストンに晒され続けたゼナの裸身は湯あたりでも起こした様な紅潮を見せて熱く火照っていた。
珠汗と母乳に濡れ光る小麦肌は、撫でる彼女の手指ににゅるにゅるといやらしい感触を残すだろう。そして、舐める舌にはやはり、生々しい汗のしょっぱさを伝えるはず。

「はぁ……、はぁ……、はぁ……、はぁ……」

肉悦の涙で潤みきった蒼瞳は真正面を向いていても何も見ていない。
てろんと伸ばした舌と、垂れる唾液も放置した半開きの桜唇が、満足げな荒息を零す中、紅潮した小麦の裸身を汗と母乳が伝い落ちる。
絶頂の強烈な締め付けこそ消えたものの、それでも不意打ちめいた収縮で恋人の肉棒に吸い付く甘えたがりの雌孔は、咥える剛直が太すぎて一滴の精すら零していない。
肉幹の根を伝い落ちる白濁は、メレンゲの様に泡立った愛液と、ゼナの零した本気汁。
それらがちょろちょろと弱々しく漏れる琥珀の体液と共に流れ込む湯船は、もう色々とひどいことになっている。
こうした行為を目的として作られた浴槽は、当然湯液の浄化機能も備えているだろうが、そうでもなければ追加料金を取られてもおかしくない乱れ様であった。

「――――んっ❤ ぁ……はぁ……はぁ……。」

姿勢を変える最中、浴槽縁に腰掛けた際に伝わる最奥への衝撃。
それに淡く甘声を漏らした娘は、背筋への頬ずりに心地よさげに蒼眼を細め、落ち着きを取り戻すまで待ってくれる気遣いにひどく安心する。

「ん……、その、わたし、………よ、よく、わかんなかった、です……。」

そして彼女の言葉に応えたのは、どうにも少々申し訳なさそうな切り返し。
だって、彼女に貫かれた後はもう、リスのおちんぽの事しか考えられないくらいに乱れてしまっていたから。周囲に目を向ける余裕なんてなかったのだ。

「ん、ぅ………、――――んッ。」

まるで力の入らぬ片膝を持ち上げ、腹腔を抉る巨根の肉悦に若干怯みつつも、どうにか裸身を反転させた。
わずかぶりに見る恋人の可愛らしい顔立ち。
ふにふにと柔らかそうな白肌。

「リス、大好き❤」

もはや口癖の様な告白を、淡い口づけと共に彼女に送る。
激しい行為はもうしばらく休憩してからでもないと辛いけど、もう少しだけ彼女と触れ合っていたい。そんな想いの滲む軽い戯れ。

リス > 「ふふ、おいし。」

 彼女の肌の味、汗の味、それを確かめるように舐め上げ満足そうに目を細める。
 汗と母乳で濡れる体は捕まえて、指を這わせヌルヌルした感触を楽しもう。
 自分の汗と、彼女の汗が混じり、肌が密着しているところまで感じるので、彼女が身じろぎするだけでも、きもちいいのだ。
 呼吸を直している相手をじっと見つめ、穏やかな時間を楽しむ事にする。
 彼女は今何を考えて何を見ているのか、背中から見ているだけではわからない。
 でも、気持ちが良かったし、彼女も満足しているのは、身をこすりつける動きに分かるのだ。

 温泉に関しては気にしてなかったりする。
 それを込の値段でもあるのだから、思う存分やって良い場所、終わったら体を流す場所。
 そう認識していいのだと。

「それだけ、気持ちよかったのだったら、よかったわ。

 ……んっ。」

 彼女の体が反転し、自分のほうに向く動き、一度手を離しそのままにさせるけれど、自分の肉棒が入ったままなので、快楽紙を震わせる。
 こちらを向く彼女、ちょっと疲労が残っているのが分かる。
 今まで冒険などをしていたのだし、仕方がないと思う。
 腕を伸ばして少女体も抱きしめ返して唇を重ねて、吸い上げる。
 ちゅ、ちゅ、と一度では終わらせないキスでの愛情確認。
 ついばんで、吸って、擦り付けて。
 嬉しいので笑ってみせる。

ゼナ > 「にゃ、ぁん❤ リス、ってばぁ❤ は、ん、むぅ…ちゅ、ちゅむっ❤」

口付けを終えて離れる顔が追撃されて、繰り返しの啄みに晒される。
どこまでも甘い声音が擽ったそうにそれを受け入れ、今度はこちらが彼女のぽってりとした唇を追いかける。
他愛のない恋人同士のやり取りではあったけれど、その下腹はぼっこりと野太い巨根に膨れたまま。動きに合わせてお腹がたぷたぷいうのも、恐らくは錯覚でもなんでもなく、子宮に注ぎ込まれた多量の白濁が波打っているのだろう。
己が胎が、彼女の子供を宿しているのは確信している。
先日の交わりの後、妊娠の確認の一助となるあの日はまだ先なれど、それでもゼナには分かるのだ。リスの子が、お腹の奥で育ちつつあるのだと。

「でも、リスってばひどいですよぅ。あんなに激しくしたら、お腹の子、びっくりしちゃいますよ? 次からはもう少し優しく……。」

ぷくっと頬を膨らませ、大好きな恋人の鼻先を摘みながらするお説教。
無論、先の抽送もいつもに比べれば控えめで、彼女が加減してくれていたのは分かっているし、激しい突き込みをこちらから強請る事も多いのだから、今後、彼女は力加減にますます苦労することになるだろう。
そう思ったから、何かいい方法はないかなと思考を巡らせたゼナの顔が、再びじわぁ…と炎熱の色を広げ始めた。

「―――――………その、は、激しくしたい時は、ぉ………………………………ぉしり、で、………ね?」

そしてそわそわと蒼瞳を彷徨わせ、気恥ずかしげに彼女の耳元に唇を寄せて囁いたのがこんな言葉。
お尻での行為にもひどく乱れる淫乱娘は、この言葉がアナルセックスのおねだりめいて聞こえてしまうかも、なんて自覚しているのである。そして、一度意識してしまえば欲しがりなアナルが疼いてしまうもので

「そ、その………シます………?」

ちら、ちら、と彼女に目を向けながらの問いかけ。
リスが望むなら、ゼナはいいですよ? といった態の言葉であったが、きゅんっ❤ きゅんっ❤ と甘える膣の締め付けが『お尻も可愛がってください!』という淫乱娘の本音をはっきりと伝えてしまっていた。

リス > 「だって、好きなんだもの、愛しているんだもの……。ちゅ」

 何度も、何度も啄むように唇を押し付けて、ほほに、顔に、顎に、唇に、額に、目に。
 キスの後をつけずに唇をつけていく。
 追いかけてくる唇には、ちゅう、と特大のキッスをプレゼントして。
 目を細めて、彼女の豊満な胸にほおずりして、滲んでいる母乳をペロ、と舐めてみせる。

「はーい。
 だって、ゼナがとっても可愛いんだもの。我慢するのも大変なのよ?」

 本当はもっと激しくしたいけれど、彼女の中に自分の娘がいるから。
 我慢しないといけないのは分かり加減をしていた。
 頬を膨らませて鼻を摘まれればバツの悪そうにしたをちろり、と。
 それと共に、赤くなる彼女の頬、そして……言葉。

「なになに?なんて言ったの?」

 わざと聞こえているけれど聞こえないふりする少女。
 彼女は勇気を振り絞っての言葉なのだろうけれど、とても可愛らしくてからかいたくなってしまったのだ。
 あっちこっちにウロウロ移動する蒼目をじいっと見つめるのだ。

「そうね、もうちょっとしてから、しましょうか?
 別の場所で、ね?」

 流石に、アナルまでは恥ずかしいであろうし。
 彼女も疲れが残っているのが分かる、自分は竜になり全然体力とか精力とか底がないけれど彼女はそうではない。
 なので、ほほにキスを落としながら、別の場所で静かにしましょうと。

 淫乱なのは、リスも同じなのである。

ゼナ > 絶頂直後。欲しがりなお腹には波打つ程の精液をご馳走されて、膣には未だに彼女の巨根を食んだまま。
それでも、何度も何度も、あちこちに落とされる柔らかな唇が、そして甘い愛の告白が、ゼナの心を擽って

「――――あ……❤」

普通のミルクよりも濃度の濃い母乳に濡れた乳首を舐められた際には、ついに濡れた甘声を零してしまった。
だからこそ、こちらのお説教にちろっと覗かせた可愛い舌に顔を寄せ、ペロッとそれを舐めるなんてエッチな戯れに及んでしまう。
舌先から伝わるのはミルクと彼女の唾液の混ざった甘い味わい。

「~~~~~~……ッ!! も、もぉっ、知りませんっ!」

そして、苛烈な性交の代わりに提示したアイデアへの意地悪な返答に、ひとたまりもなく赤面したゼナは、小さく握った拳を彼女の柔乳に何度も打ち付けようとして――――ふと、動きを止めた。
そして代わりにひょいっと動かした頭部が彼女の首筋に口を寄せ

「んちぅぅぅぅぅぅううぅぅぅうう……ッッ❤❤」

痛いくらいの口吸いを行った。
ちゅぽんっと唇を離した場所に、くっきりと残るゼナの淫紋。
きっと数日は消えぬであろうキスマークは、彼女が身につけるいつもの制服だけでは隠せぬ代物。きっとお店の猫ちゃん達にあれこれからかわれる事だろう。目ざとく見つけたお客様にだってからかわれてしまうかも。
その時に彼女が見せるだろう慌てた顔を想像して、くすくすっと幸せそうな忍び笑いを漏らしてしまった。

そうして改めて彼女の提案を聞けば、嬉しそうにきゅんっ❤と甘く締め付けつつも、ハッとした顔が表情から行き過ぎた喜色を消した澄し顔にて

「――――はい、リスのまだまだ元気そうですから。」

なんて往生際悪く言ったりする。
浴場から部屋への移動も考えれば、咥え込んだままの剛直を解放して、ペロペロ綺麗にお掃除しながら、開きっぱなしの肉孔が戻るのを待つべきなのだろうけど。

「――――でも、もう少しだけ、このままで……。」

改めて彼女の身体にしなだれかかるゼナの唇は、彼女の唇に重なるのだ。何度も何度も。接触だけの口付けも、軽やかなリップノイズを響かせるバードキスも、そして、爛れた水音が長く続くディープキスも交えたペッティングは、そこからしばらくの間続く事になるのだった――――。

リス > 「――ゼナのだから、こんなに美味しいのかしら。」

 濃厚な母乳の味に、少女は舌なめずりしてみせる。直に飲んでみたいなぁ、と視線でねだってみるけれど、さてどうだろう。後できっと飲ませてもらえると思う。
 ちろっと出した舌先、彼女の顔が近づいてきたと思ったら舌が重なった。
 ちょっと予想外の行動に目を瞬いて、目を細める。

「ごめんなさいって、ね?許して、ゼナ。」

 赤い顔がすごく赤い、羞恥と怒りが混じってすごく可愛いけど、ちょっと怒らせちゃったかな、と抱きしめてごめんなさいをする。
 と思ったら首筋に当たる暖かな刺激。

「~~~~あん。」

 強く強く吸い付けられて、浮かび上がるキスマーク。
 その場所は角層にも隠せない場所で、彼女のものというマークにもなる。
 首筋に手を当てて彼女を見上げる。

「もう、いたずらっ子。」

 とはいえ、慌てはしない。
 彼女の可愛いいたずらにほほ笑みがこぼれてしまうのだ。
 隠し様はいくらでもあるので、それは言わないでおく。
 バレても気にしないし、恥ずかしがることもないのかもしれないがいたずらに成功したことに嬉しそうに笑う彼女に言うほどのものでもない。
 だって、彼女が居ることは知れ渡っているし。
 むしろ、彼女がそんなことするのよ、なんて惚気けます。

「付き合わせちゃうわね?」

 少女は抱きしめて、うなづいてみせる。
 このままがいいという言葉にもそうね、と笑いかけよう。
 もう少しこのまま、キスをして、優しく話しして。
 落ち着くまで、会話を堪能したあと、体を洗い、部屋を取って。
 仲良く愛し合うのであろう――――

ご案内:「九頭龍の水浴び場/ふたなり浴場」からゼナさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場/ふたなり浴場」からリスさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にイグナスさんが現れました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にダストさんが現れました。
ダスト > 「へぇ~結構いいじゃんか」

よく顔を見せる宿屋に紹介された露天風呂。
濃厚な湯気で視界が効かないがそれもまたこの場所の醍醐味だろう。
意気揚々と簡易な脱衣所に向かうが風呂の隅に人影がいることに気が付き。
ふと最近膨らんできた腹のことを思い出せば歩みをとめ。

男に戻れば関係なくなるが、どうしたものかと逡巡したのちに、今日は安全を取って諦めようと頭を振ってその場から立ち去っていき。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からダストさんが去りました。
イグナス > 「んあ?」

知り合いがいた気もしたが、…気のせいか。男もほどほどに立ち去って。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からイグナスさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にイグナスさんが現れました。
イグナス > やっぱり露天風呂は最高だ―――。
そういうのをかみしめながら、風呂に入る。肩までつかれば、ざばあって湯が流れ落ちた。

「ん、ああ……これ、これー…。」

ぐへーとでっかい身体が脱力した。
いくらかある店の一つ、混浴、というのよりも露店というのがいい。
とくにこう、冷えてきたからには余計に。
頭の上にタオルをぽんとのせて、その巨躯が風呂でくつろいでいた。
動くたびにざばあと湯があふれるし、湯気の奥ではでっかい影がうごめくし。
下手すればこう、クリーチャーとかがいそうなようにすら。