2018/09/17 のログ
■ユリハ > 「ふーっ、ふーっ……」
剥き出しになった肉芽を擦られて失禁しながら軽く絶頂に達してしまった。
身を削られるような快感はその後も絶えず襲ってくるが、唇を噛んで必死に堪えつつ、歩き続ける。
「あっ……そんな所、見ては……」
制止の声をあげ、脚を閉じて抵抗の様子を見せるが、その割れ目を隠す事はできない。
こじ開けようとするならば抵抗もなく、柔らかく広がるであろう。
尿は出し切ってしまった様だが、開けば糸を引くほどの粘度の愛液が奥から漏れてくる。
硬い荒縄に散々嬲られた粘膜は真っ赤に充血し、ひくひくとその襞を蠢かせていた。
男の視線が粘膜を刺し、それだけで更に濡れる肉。
もはや見ないで、とすら言えず、今にも縄に座り込みそうなくらいに膝が震えていた。
■キュリオ >
「何を言う。散歩中のペットが怪我をしていないか、確認をしているだけであろう。
さぁ、膝を開け。よぉく見せるのだ♥」
べちりと震える内腿を手のひらで叩き、ガニ股の姿勢を取れと無体を言う。
縄を外しても尚、粘膜同士が糸を引く割れ目を割り広げると、その光景に喉を鳴らして笑い。
「んん?なんだ、足をそんなに震わせて。もう辛くなったか?気合を入れろ、気合を。そらっ♥ そらっ♥」
一頻り、粘つく粘膜の様相を愉しんだ後に、叱咤の声と共に押さえていた縄を離す。
撓んでいた力を復元し、そのまま真上に揺れる縄が、びたんっ、と濡れた音を立てて股間を打ち据え。
気付けだ、と言わんばかりにそのまま縄を掴むと上下に揺らし、拍子を打つ様に声を出しながら、びたんっ、びちんっ♥と縄でおまんこを幾度も打つ。
■ユリハ > 「はっ♥はひっ♥」
返事すら蕩けた声。
言われるがままに震える足でガニ股の姿勢をとり、陰部の惨状が良く見えるようにした。
見られれば見られるほど大きくなる快楽。
内腿を叩かれただけで達してしまいそうな程だった。
「ひゃっ!?あっ、あっ……だめっ、らめぇっ……♥」
縄によるスパンキングについに腰が砕けた。
四つん這いになって体を縄に預けるような体勢になってしまう。
粘膜に食い込まれ、クリトリスを潰され、肛門をさらけ出すようなポーズで、揺れる縄に殆どの体重が乗ってしまっている。
右の乳房に縄が食い込み、甘い痛みを味わいながら雌の声を上げた。
■キュリオ >
「なんだ、情けない声をあげおって!
そら、耐えろ、これくらいで音を上げてなんとするか♥」
びちんっ、ともう一度股を叩いてから、ごしゅりと前後に揺らして陰部を擦る。
遂に姿勢を崩したその恰好は、まさしく犬の様。
ぎちりと食い込む縄の刺激は、体重を預けたこともあって一層強いものとなり。
縄から手を離すと背後へと回り、浴衣の裾を寛げると、ぎちりと熱を溜め込んだ肉棒を曝け出し。
「矢張り気合が足らぬな、気合が。
立つことも儘ならぬとは情けない事よ――そら、気付けだ!」
縄を跨ぎ、突き出す尻へと肉棒をべちりと叩きつける。
剥き出しの肛門へと亀頭を押し付け、むりゅんっ、と一切の慈悲無く腰を打ち下ろし。
張られた縄は相手の股間で遮られ、此方へと届く事は無く。
リードを引き、首輪を食い込ませながら上体を持ち上げると、ズンッ、ズンッ、と腰を打ち付け腹をぶつける。
その度に腰が2人分の体重を受け止め、強く相手の股へと食い込んで。
はち切れんばかりに膨らんだ亀頭のカリ首が、ごりごりと腸内を削り、有り得ざる刺激を相手の体へと刻み込む。
■ユリハ > 「ひゃんっ!むりぃっ!むりですぅっ!」
耐えろと言われてももうここまでされてしまっては不可能だ。
幼い頃から開発され、ここ最近も媚薬と触手漬けになって掘り返された体である。
元々感じやすかったと言うのに、被虐的な快楽に対してさらに弱くなっていたのだ。
肌を削るような縄の刺激が肢体を焼く感覚に、乱れに乱れてどうしようもない。
「はぁ、はぁ……あああっ!くぅん……♥」
突然肛門を犯されて大きな声でよがり狂う。
あまりの大きな衝撃に思わず縄を抱きしめれば、リードを引かれることで上半身と一緒に縄が持ち上がり、更に股間を責めた。
縄と肉棒に下半身を挟み撃ちにされつつ、食い込む首輪に酸素を制限される。
そんな状況で、潰された喉から心底快楽に酔いしれるような甘い甘い唸り声が漏れるのだった。
それは犬が媚を売るような、そんな声であった。
■キュリオ > 大股に相手の尻を跨ぎ、圧し掛かる様に打ち下ろす。
肉を打つ音が響く度、ぎちぃ、と縄が強く股間へと食い込み。
縄を掻き抱くその行為は、自らを苛める行為だと自覚しているのか、いないのか。
どちらにせよ、斯様な状況でも喘ぐ相手の艶姿は、極上だ。
「縄が気に入ったか、この雌犬が♥
そらっ、儂のちんぽとどちらが気に入ったのだ!」
引き上げたリードを離し、両手を前に。
汗で濡れる張りのある柔らかな乳を搾り、体を支えながらの腰の打ち付け。
にゅぼんっ、にゅぼんっ、と空気を混ぜ込むような音を合間に響かせながら肛門を穿り犯し、併せて縄の食い込みも。
支えていた腕を離すとリードを手にしながら腰を前へと突き出して、僅かながらに前進を。
食い込むだけに飽き足らず、ずりゅんっ、と荒縄が肌と股を強く擦り上げ。
赤い擦れ痕を体の各所に刻みながら、雌犬を愛でる行為を続けた。
■ユリハ > 「はっ!ぎっ!んんっ……!」
縄を抱きしめるのはわざとではない。
ただただその淫らな肉体が本能的に快楽を求めているのかも知れない。
どちらにせよ、その本能は柔らかな尻穴で肉棒を締め付け、男にも快楽を与える。
それだけは確かだ。
「ひゃっ……♥キュリオさまの、ちんぽ、れすぅ……♥」
首を絞められながらなので返事も喘ぎも掠れていたが、気道の圧迫が開放された瞬間大きく呼吸をして何とか持ち直した。
その乳房を鷲掴みにされれば十分に呼吸をしながら大きく喘ぎ、その礼をするように腰を動かして腸壁を肉棒に擦り付けた。
「んぐっ……!くっ、ふっ……!」
再び首を絞められ、苦しそうな声を漏らす。
粘膜のみならず体を荒縄に擦り付けられ、体の前面は鞭で打たれた様に赤く傷ついた。
媚薬が直接血中に混じり、体を限界以上に昂ぶらせていく。
酸素不足と過度の快楽、痛みと媚薬。
全てが混じりあい、首輪による圧迫の為声は上げられないが、狂おしいほどの絶頂を迎えるのであった。
■キュリオ >
「くぁっはは!そうであろうそうであろう!」
此方の心を擽る相手の宣言に、気を良くし。
褒美とばかりに、腰を打ち付ける力を強める。
絡みつく腸壁をごりごりと掻き分け、その度により強く食い込む荒縄。
何時しか汗だくになった肌と肌がぶつかる度に粘りついた水音が鳴り響き。
バツンッバツンッバツンッ、と衝撃が伝わる度に体が揺れ、食い込む荒縄の痕が痛々しい程に相手の体へと刻まれていく。
相手が絶頂へと至るそのタイミングで、仰け反る様に喉を晒しながら、ズンッ、と体重を乗せて腰を打ち下ろし。
爆ぜる様に腸内で肉棒が射精を成し、びちびちと熱い粘液が注ぎ込まれた。
「くぅ…っふぅ♥
くひっ、ひひっ♥ そら、惚けるでないぞ。」
粘りついた音を立て、肛門から肉棒を引き抜くと、リードを改めて引き寄せる。
赤い痕に彩られた相手の肌を見て醜悪に笑うと、縄ももどかしいと言わんばかりに相手を廊下へと四つん這いにさせ。
そのまま、部屋までの道をそれこそ犬の散歩の如く、リードを引きながら歩くのだろう。
連れ込んだ先にて、その体に欲望をぶつける夜はまだまだ、続くのだった―――
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からユリハさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からキュリオさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場/ふたなり浴場」にリスさんが現れました。
■リス > 最近は、朝風呂が多くなってきた気がする、理由としては簡単で……朝入るお風呂きもちいい。
朝の涼しげな機構の間にお風呂に入ってさっぱりするというこのなんと言えばいいのかわからないけれど、そんな感じ。
気分の問題と言えばそれで終わってしまう気がするので、そうしておく事にした。
いつものように受付でお金を支払い、行くのは奥の方のふたなりの場所である。
ふたなりが多く入る、というだけではなくて、女性と一緒に入って性的なことを楽しむための風呂でもある。
男性を連れてきてもいいとは一応あるけれど、基本は『女湯』なので男性は、ふたなりと男性のお風呂にお願いいたしますというところ。
ふたなりが男性と女性、どちらとして扱うか、それは本人の自己主張だろう。
ちなみに、少女は全力で女性だと言っております。
とりあえず、話がそれました。少女は脱衣所で服を脱ぎ、洗い場で体を清めてから温泉へ。
全身を弛緩させて、ゆったりとお風呂に入ります、視線は獲物を狙うかのように、右左。
できればエッチしたり可愛い子と仲良くなりたいのです。
■リス > 「んー……。」
ぷるぷる、とお風呂の中で大きく伸びをする。お湯がちゃぶんとはねて揺れる。
ぱちゃり、ぱちゃ人と自分の体にお湯をかけながら大きく呼吸。
流石にこの時間に人は居ないみたいである、誰もいないなら仕方がないわ、と軽くため息。
お風呂、泳いじゃおうかしらなんて子供のような事を考えてみたりもする。
それは兎も角。
もう少しのんびりお風呂に浸かって、誰も来なければ帰ろうかしら。
入口の方に視線を向け、少女は決めることにした。
■リス > 「……ふぁっ?」
びくん、と体が跳ねる。そして、起き上がる。
どうやら、眠っていたらしく、ふと、今起きた模様。
温泉のお湯が暖かく包み込んでくれるので、お布団に入っているような感覚になっていた。
危ない危ないと、小さく笑う。誰にも見られてなくてよかったわ、なんて思ってもしまう。
じゃばり、と立ち上がって少女は、脱衣所に向かい、タオルで体をふこう。
そして、服を着直して、去っていく――
ご案内:「九頭龍の水浴び場/ふたなり浴場」からリスさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にマーシアさんが現れました。
■マーシア > 野趣溢れる岩風呂風露天風呂、湯の色は仄かに桃色を帯びた乳白色。
熟れて零れ落ちる寸前の果実を思わせる甘ったるい香りが満ちる中に、
湯帷子と呼ばれる薄物を纏った女が一人、ぼんやりと鎖骨辺りまで湯に浸かっていた。
のんびりと、ではない理由は、この入浴が女の意思とは無関係なものであるから。
そして何より、恐らくは湯に仕掛けられた何某かの薬物の所為で、
女の身体は脱力し、濡れた湯帷子越しの肌は淡く上気し、
思考すら白く霞み始めているから、だった。
「……如何、しましょう……折角の、ご厚意、でしたけれ、ど……
此の儘、では、動けな、く……なって、しまい、そ……」
呟く声音さえ、微かな震えと熱を孕んで。
昨日の『奇跡』の礼であるから、是非に、と請われ、湯帷子まで用意されて、
素肌を晒さずとも良いのだと説かれて入ったけれど―――――
指先ひとつ、動かすのももう難しい。
肌よりも身体の奥の方が、熱くて、苦しくて―――――。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にエズラさんが現れました。
■エズラ > 貨物船からの荷下ろし労働は、午前中いっぱい続いた。
それが済んだら今日のところは非番であるから、どうしたものかと思案して――
やって来たのは街一番の湯浴み処である九頭龍の水浴び場である。
「たまにゃ、昼から汗を流すのも悪かねぇ……ってな」
数多くの浴場を取り揃えた、異国情緒豊かな入浴施設――というのは表の顔で。
その実、様々に怪しげな趣向を凝らした湯やサービスも提供されているのである。
それは行ってみるまで分からぬという楽しさがあるので、さて今日はどうかとお気に入りの露天風呂へと一切の衣服を身に纏わず踏み出した――
「……んっ」
漂う湯気の合間に一人――湯に浸かる女の姿を認めた。
ムフフと口の端を持ち上げて助平心を隠そうともしない笑み。
手ぬぐい一枚ばかりを肩へ引っかけ、のしのしとそちらへ歩み――桶を手にかけ湯を済ませる。
「こんな時間に――つってもオレもだが――お嬢さん一人たぁ珍しいね――」
まだ、相手がのぼせかかっていることにまでは気付いていない――
■マーシア > 己の方では、此の旅籠について、知っていることなどほぼ皆無。
まさか、女が先客として案内された場所へ、男性の入場が許されるとも思っておらず。
立ち上る湯気にも混じる甘い香りは、男性には何の作用も齎さないものか。
或いは男性にとっても、酩酊感すら伴う此の昂ぶりを、与えてしまうものなのか。
何れにせよ、己の方はもう―――――
「ぁ………、ごめん、なさい、……私………」
肩越しに振り返った先、ぼんやりと潤んだ瞳で来訪者の姿を認め、
ただでさえ赤らんでいた頬に、また新たな赤味を乗せながら。
とうに湯を吸って濡れ透け、色づく裸身を隠せてもおらぬ湯帷子の襟元を、
震える指先でそっと掻き合わせて。
「あ、の……私、………此方、女湯なのだと、ばかり、思って……いて」
すぐ、失礼しますから―――――と、続けたいのに声が掠れる。
呼吸が、鼓動が、不自然に乱れて――――女に慣れた相手であれば、
其れが薬物による発情の兆候だと、気づいてしまうかも知れない。
■エズラ > 湯殿から立ち上る甘やかな芳香は、無論のこと男にも影響を及ぼしていた。
それが証拠に――少女の見ているまさにその前で、股に提げられたただでさえ存在感のある肉の槍が、さらに雄々しく屹立していくのである。
もっとも男にとっては――この宿の数あるこうしたサービスの内の一つと理解しているためか、それほど驚いた様子はない――
「いや――?ここは女湯でも男湯でもねぇのさ――ここは初めてかい」
混浴露天風呂――少なくとも男がここへ来たときの札が示していたのはそれである。
店の者が、彼女の入浴後にあえてそうしたのであろう――背徳に至る最初の一歩は誠に小さなきっかけである、とでも言いたげに。
どうやら彼女はこの宿独特の入浴用の衣類を身につけている。
そして白い肌にはすっかり朱が差し、どうやら長風呂と――何よりこの湯に攻め落とされる寸前であるらしい。
ちゃぷ――男も湯へ入り、自分よりも二回りは小柄なその身体を抱き上げるようにして湯の中から救い出す――
「大丈夫かい――こりゃいけねぇ、すっかりのぼせちまっているようだな――ン?」
少女を心配するかのような言葉を並べる男の顔には――やはり、ムフフと笑みが浮かんでいる。
湯帷子の尻のあたりには――生々しく、熱く固い――雄の象徴が、その竿を擦り付けていた。
■マーシア > 視界に映る男の裸身に、普段の己であれば、視線を逸らすなどの反応をした筈。
けれど今はただぼんやりと、其の姿を視界に映すのみで―――――
問いかけに応えるにも、少し、間を空けてから。
「は、い………本当は、泊まったりせずに、失礼、するつもり、で……
でも、是非に、とお誘い頂いた、ものです、から、
――――― きゃ、………」
ぼやけた視界を正そうと、緩慢な瞬きを繰り返しつつ、
何処か熱に浮かされたようなたどたどしい口調で。
近づいて来た彼の腕で、とろみのある湯の中から抱き上げられると、
小さな悲鳴を洩らしたけれど―――――脱力し切った身体は孕んだ熱も其の儘に、
ぐったりと彼の懐へ沈み込むように弛緩して。
濡れた湯帷子が貼りつき、くっきりと浮かぶ尻朶の丸みへ押しつけられる、
熱く、硬い昂ぶりにぞくりと背筋を波打たせ、力の入らない両腕をふらふらと浮かせて、
そっと、身をもぎ離そうと―――――いう、気持ちだけは示す、ものの。
「あ、の……ごめんなさい、こんな、私………もう、お部屋へ、」
戻る、といっても、自力で歩けるとは思えない有り様。
俯き加減に目を伏せれば、無防備に晒した首筋すらも仄紅く染まり。
湯帷子の胸元を押し上げる乳房の頂は、痛い程に硬く尖り切って、
浅く忙しない呼吸のたびに、ひく、ひく、と揺れていた。
■エズラ > 「おいおい……こんな有様で部屋まで帰れやしねぇだろう――少しは休んでいかにゃな」
小鳥でも抱いているかのように、重さを感じさせぬ動きで男は少女を運ぶ。
それは露天浴場の洗い場に設置された柔らかなマット――こうしたものがここにある理由も、きっと彼女は知らないのであろう。
大人二人が横になれそうなほど大きいそれは――紛れもなく、男女の交わりのためだけに用意されたもの。
そうしたものが、よく見ると浴場のそこかしこに備え付けてあるのである。
「そら、横になりな――」
裸身を晒した男が薄布一枚の少女をその上へ仰向けに寝かせると――自分はそのまま入浴するのか、といえばそうであるはずもない。
する、する、と湯帷子の前をはだけてやり、涼しい風をその白く柔い肌に通してやる――しかし、目的は彼女を救うというよりはむしろ――
「……おお……――」
年齢は、自分より一回りほども、いやもっと違うのであろう。
さながら芸術品のごときその肢体が湯のみではないものに火照り、淡く美しい顔が熱に浮かされている様は、男の情欲を煽るに十二分である。
「お嬢ちゃんの使っていた湯は特別でな――身体を冷ますにゃ、まだまだ色々しなくちゃいけねぇ――」
相手の身体に跨がるように覆い被さり――しなやかな両の腿を抱え、己の腿の上に重ねるように置いてしまう。
互いの身体でもっとも熱い場所同士がひたり、と直にふれあい、男の肉槍の裏筋がその脈動を直に秘肉の入り口に伝えていった。
腿から腰、そのくびれを通過して豊満な乳房へと手を這わせ、感触を楽しんでいく。
尖った突端をくにくにと弄り、乳肉に五指を埋め、巧みに愛撫していく――
■マーシア > 逞しい男性の腕に抱かれ、軽々と運ばれる浮遊感が、また、何とも心地良い。
困ったように眉を寄せてはみるものの、される儘に洗い場の一隅、
先刻、何故其処に在るのかさっぱり解らなかったマットの上へ、大人しく寝かされることに。
柔らかく、滑らかな手触りの其れが、何の目的で用意されていたのか、
熟知しているのだろう彼の手が、濡れた湯帷子の合せ目に掛かる。
「ぁ、………あの、どうぞ、もう、お構い、な……く、
私……駄目、どうか、御願い、ですから………ぁ、ぁ、」
幾ら薬物に蕩けかけているとは言え、殿方の前で裸身を晒すことに、
一辺の羞恥も覚えずに居られる筈は無い。
相手の親切心を疑ってはいないけれど、ゆる、と頭を振って押し留めようとした、
其の腕も、指先も、重くてマットから浮かせられない。
すっかり湯に温められた柔肌の、染みひとつ無い乳白色を彩る赤み。
仰臥しても尚、扇情的なまでに張り詰めた形を保つ乳房の膨らみや、
熟れた果実の鮮やかさを見せる其の先端、そして、
幼子のような無毛の下腹部と、清楚な佇まいの中にもしっとりと蜜を湛えた、
秘めておくべき場所さえも、彼の目に晒してしまい―――――。
「ぇ………ぁ、あの、お湯……なにか、特別、でした、の……?
いったい、どん、な――――― っ、ぁあ、い、や、其処、いやあ、っ……、」
膝を掬われ、腿を抱え上げられて、ず、と僅かに腰が引かれる格好。
まるで男女の営みを思わせる、大切なところを密着させた態勢にますます戸惑い、
いやいやをするように首を振り、身を捩って逃れようとするも―――――
腰を僅かに捻った拍子、きゅん、と引き絞られた秘裂から滲み出したのは、
明らかにお湯とは違う、あたたかい粘つき。
大きな掌が、長く筋張った指が腰から腹、胸元へと這い上り、
乳房を艶めかしく歪ませながら尖り切った先端を玩び始めると、
脱力している筈の腰が、身悶えするように揺れ動いて。
くち、くちゅり、はしたない音が互いの、深く触れ合った部分から響き渡り。
「だ、め………駄目です、どう、か……あぁ、あ、
止め、て、おねが、い………此の、儘じゃ、私……私、とろけ、て……」
どうにか、なってしまいそう―――――啜り泣くように喉を鳴らせば、
眦からはとうとう、大粒の涙が転がり落ちる。
■エズラ > 「ようし、その調子だ――それでいいんだぜ、楽になるにゃよ……――」
相手が腰を捩らせると、男も緩やかに腰を動かす。
こちらも先走りが溢れ、少女の奥から溢れた蜜と交わり、生々しく粘ついた音が触れ合う部分で響いている。
ただでさえ柔い乳房が熱を帯びて張り詰めているのを手のひら一杯に感じながら楽しみ――その手が、再び同じルートで少女の腿へと戻ってくる。
しかし、それだけではない――そのまま華奢な身体をひっくり返すように左右に両の腿を開き、淫らに秘孔を露わに晒す。
そこを満足そうに眺める男の目には、とろとろとふやけた可愛らしい入り口が映っている。
「さぁ~……力、抜いてろよ――つっても入らねぇとは思うが――」
片手で腿を支えたまま、もう一方の手で張り詰めた剛直を支え――ぬぷるっ、と赤く腫れた亀頭が触れる。
そのまま、ぬむむむっ、と膣襞に埋めてしまい――
「ふぅぅうっ……――」
再び少女の腿を両手でしっかり支え、覆い被さっていけば――その動きでそのまま、じゅぷぷぷぷっ……と深く深くまで挿入され――ちゅく、と最奥へ触れた。
男の眼前には、蕩けた表情の少女――
「さぁ……始めるぞ……ちゅむっ」
そう言うや、小さな唇を吸い、舐め、舌を滑り込ませながら――ぬぷっ、ぬぷっ、と緩やかに、しかし深くまで届くように腰を使い始める――
■マーシア > 決して、自ら繋がりを求めての行為では無い。
けれど彼が腰を揺らし、溢れ出た蜜が戦慄く花弁の間で掻き雑ぜられれば、
まるで彼と己の其処が、淫らに蕩け合ってしまったような感覚に、
そらした背筋に幾度と無く、甘い震えが駆け抜ける。
くねる裸身を逆に辿られ、半ば二つ折りに近い格好で開脚と露出を強いられれば、
暴かれた女の部分はとうに、蹂躙されたがって綻びかけており。
「ぃ、や、こんな……こん、な、格好……いや、恥ずかし、い………、
なに、何、を、なさいま、す……の、止め、やめて、おね、が、
――――――――っっひぅ、んっ、く、ぁああ………!」
いや、駄目、止めて、と繰り返す声はか細く、抗おうとする身動ぎは逆に、
雄を濡れそぼって震える其処へ誘うような形に。
ぬ、ぷ、ずぷぷ、っ―――――熱に浮かされてはいても、己の目には凶器としか見えなかった彼の剛直が、
男を知らぬ筈の、望んでもいなかった筈の膣肉を抉じ開け、押しひらき、
うねる濡れ肉を掻き分けて、ずぶずぶと奥へ入り込んでくる。
覆い被さった彼の、其の重みで―――――薄っぺらく脆い純潔の証など、
容易く、引き千切られて。
「ひ、っい゛―――――っあ、あ゛、は………っふぅ、んっ、ん、
んむ、ぅ、んんん……………!」
痛みは、無かった。
ただ、熱くて、蕩けそうで、―――――気持ち良く、て。
深く、子宮口へ届くほどに一度、突き込まれただけで軽く達したか、
弓形に上体を撓らせ、切ない泣き声を上げて膣肉を波立たせる。
ぐちゅ、ぎち、締めつけは正しく、未通の乙女のものでありながら、
内部を満たす蜜も、雄肉を慰撫しながら繰り返される痙攣も、
到底、初めて雄を迎え入れる女のもの、では無く。
口づけに応える仕草も拙く、其れでも、貪欲に舌先が伸びる。
彼の舌肉を出迎え、絡め取り、んく、んく、と啜りながら、
―――――自らぎこちなく、腰を揺すり始めるのも、程無く。
■エズラ > ぬぷっ、じゅぷっ、ぬじゅっ、ずぶっ――
あまりにも無遠慮な破瓜の時は過ぎ去り――雄の肉槍が繰り返し繰り返し少女の膣奥を穿っていた。
一度短く達したのを感じてからも、男の腰の動きは留まるところがない。
なぜなら――明らかに、そのえもいわれぬ快楽の虜になっているからである。
「むふっ、ちゅうっ、じゅるっ――」
少女の唾液を啜り飲みながら熱く蕩ける舌を食みつつ男は思案する――
挿入の折に確かに感じた未通の証――しかし己をここまで深く受け止め、絡み付く感触は?
それも、淫魔のごとく妖しく艶めかしい吸い付きではなく――むしろどこか柔く、それでいて懸命に離さぬような、奉仕すら感じる。
そのあまりの快楽に、相手が先ほどまで男を知らなかった少女であることを忘れ――男の腰使いは鋭く激しいものになっている。
「むふっ、ふぅ、はぁっ、はぁああっ……う、オ……!!」
じゅぷっ!じゅぷっ!じゅぷっ!じゅぷっ!と膣襞を擦りあげ、肉棒を根元までみっちりと埋め――瞬間。
ドビューッ!ドビューッ!と一気に肉棒が爆ぜる――熱くただれた精液を、さも当然のように子宮内へと注ぎ込んでいく。
口付けを解き、強く抱いては折れそうな少女の背を抱き寄せ、熱く柔い乳肉の谷間に顔面を埋めながら、湯の薬液により増した精力を、覚え込ませるように真っ新な胎内へ溢れさせていくのである――
■マーシア > 暴かれ、絡みつき、掻き毟られ、蕩け合うほどに熱く、膣肉の狭隘を貪られる。
溢れる濡れ音は決して、破瓜のしるしたる真紅だけでは無く―――――
もっと粘ついて、甘い香りを放ち、仕事帰りの彼の疲労を『癒し』て、
魔に属する者とは異なる、拙くも健気な『奉仕』すら仕掛けようとしており。
「ん、っふぅ、ぁ、ん、んく、ぅ、ふぅう………、ぁ、あ、奥、んんん、っ……、」
未通であるということは、即ち、其の奥もまた、真っ新な聖域であるということ。
肉の交わりを知らなかった己には、あまりにも激しく、食い荒らされるような律動に、
其れでも、女の身体が官能を拾い、悦びの涙に咽び泣いていることを露わに示して、
熱く疼く肉壺と化した子宮が、雄を迎えに降りてきていた。
じゅ、ぷ、ぐぷ、っ―――――閉ざされているべき肉のリングが、口づけを交わす唇よりも余程素直に、
貪欲に、彼の切っ先を舐り、喰らいつくような反応を示して。
ぐ、ぽ―――――きっと其の瞬間にはもう、亀頭を浅く、飲み込んでしまう程であったかと。
「んぁ、っあ、っふ、ゃあ、あ、熱いの、駄目、ぇえ………!
し、きゅうに、来ちゃ、う、いっぱい、来ちゃう、っ……、
や、っあ、あ、駄目、駄目ぇ、受精、しちゃ、―――――――っっ、っ……!!」
子宮が拉げ、呼吸が堰き止められそうな程、深く穿たれ、抱き竦められて。
もはや声も無く、無防備な子宮を打ち据え、満たし、膨らませていく灼熱の奔流を感じながら、
脱力し切っていた筈の女の身体もまた、えも言われぬ高みへ昇り詰めて、果てる。
雄肉を抱き込んだ膣肉が激しく震え、戦慄き、揉み扱くように蠢いて吐精を誘い、
強靭な雄の存在に陥落し、屈服した証の飛沫が、互いの結合部をしとどに濡らして。
薄っすらと真紅を混ぜて双丘を伝い落ちる其れは、痛々しく見えるか、其れとも。
ぼう、と見開いた瞳に、正気の色が戻る気配も無く―――――
口づけに赤みを増した唇が、悩ましげに息を吐けば。
ぐじゅ、と膣肉がまた、悶え、蠢いて彼の雄を食んでしまう。
■エズラ > 「うおっ……むふぅっ……ふぅおっ……――」
果てた少女の膣肉が蠢き、男の肉棒をきつく締め上げていく――その感触。
乳房の谷間に顔面埋めた男の鼻孔に薫る――その香り。
そのどれもが、この上もなく優しく温かで、文字通り――
「はぁ~……癒やされる……――」
思わず口を突いて、出てしまう言葉。
柔肉に包み込まれた肉棒は、甘やかされるようにしてびゅっ!びゅっ!と震え、まだ執拗に胎内を熱く染めるのに忙しい――そんな長い射精が、ようやく終わっても。
「むおっ……――」
きゅん、きゅん、としっかり食らいついて離さない――本当にこの娘は先ほどまで処女であったのか――
むくりと身を起こした男が、結合部から溢れる蜜に確かな証が混じっているのを認める。
少女の両腕を湯帷子からするりと抜いて、ついに互いに一切の衣服を身につけないまま、そのぐったりとした身体を抱き起こす――
「はぁ~……はぁ~……お腹ン中、熱いの感じるか――?お嬢ちゃんの身体を治すにゃ、まだまだ「これ」が必要なのさ」
ちゅ、ちゅ、と唇を啄むように吸いながら、今度はごろりと己が仰向けになる。
むにゅんっ、と尻肉をしっかり揉みながら抱えつつ、眼前に震えた乳房の一方の先端に強く吸い付き――
「ちゅむっ、じゅるっ、はむっ――」
赤子のごとく乳房を食みながら、その実両脚はしっかりと踏ん張り――蜜と白濁にまみれた膣奥めがけて、再び腰を振るい始める。
ぬじゅ!じゅぶ!じゅぶ!と、どこか神聖さすら感じる少女に対し、雄の野卑な腰使いが容赦なく迫る。
■マーシア > 『癒される』という言葉を、こんな状況で聞くことになろうとは。
恥ずかしくて、昂ぶり続ける身体が恐ろしくて、其れでも、ほんのり嬉しくて。
ふるり、解けた髪を揺らして頭を振りながら、もはや条件反射めいて強く、
彼の雄を抱き竦めた濡れ肉を甘く波打たせてしまい。
「ゃ、あ、此れ、どうし、て、ですの………、
あ、つくて、びくびく、して、……と、まり、ませんの、未だ、
んっ、んぁ―――――っはぁ、う、ごいちゃ、駄目です、っ……!」
彼が僅かに身動いだだけでも、己の中には耐え難い快楽が撒き散らされてしまうのに。
濡れた湯帷子をマットの上に残し、抱き起こされて挿入の角度が変われば、
また、別の個所を深々と抉られて、彼の肩口に顔を埋め泣きじゃくる羽目に陥る。
其れでも―――――此れが、治療なのだ、と言われてしまっては。
此の期に及んでも、未だ、彼の善意を疑えない己は、甘やかすような口づけに縋り、
彼の腹の辺りへついた両腕で危うく上体を支え、震える乳房の先端へ走る甘い痛みに、
かくん、と喉を反らしてか細い啼き声を洩らすより無く。
「ぁ、はあ、ん、んっ…………!
ま……だ、………あ、ぁ、でも、私……こん、な、もう、っ………、
だ、め、こんな、………此の儘、じゃ、また、頭が、飛ん……で、」
初めての絶頂に二度、三度と身震いするたびに、刹那、意識が飛びかけているのだ。
此れ以上揺さぶられてしまったら、もう二度と戻れなくなるのでは、と怯えれば怯えるだけ、
彼を舐り、揉みしだきながら狭窄を深める膣肉は甘く濡れそぼち、
ゆさゆさと躍る乳房の先端からは、幾度目かに吸いつかれた拍子、
ついに、薄っすらと白く濁った甘露が滲み出してしまう。
身も世も無く泣きじゃくりながら、駄目、と繰り返しながら、
掴まれた掌ごと、細腰が前後、左右へとぎこちなくくねる。
ぐちゅっ、と子宮口へ肉槍が口づけるごと、溢れる蜜にはもう紅は見えず、
ただ、雌が味わっている喜悦のしるしがとろとろと溢れ落ちるばかりで。
■エズラ > 「んむぉっ……!?ぷはぁっ……はむっ、ちゅむっ……――」
錯覚――ではない。
一方の乳房を解放し、もう一方へかぶりつき――再び先端を舌先で擦りながら、強く吸えば――溢れる甘露に驚く。
母乳――のような、そうでないような、えもいわれぬ味わいのそれは、ますます男の肉体を精気に満たされたものへと癒やしてしまうようである。
夢中になってその恵みを味わいながら、少女の身体を一突きごとに宙へ浮かせるような、鋭い腰使いを些かも緩めない――
桃色に火照った尻肉には、男の無遠慮な五指が、ほんのり手痕すら残すであろう。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ……――」
じゅず!どちゅ!と健気に肉棒へ奉仕する膣内へ遠慮のない責めを続ける肉棒が、ぶるぶるっ、と震え始める。
少女はその反応が、先ほど彼女の無垢を穢したものが再び溢れる直前の反応であると既に知っているはずである。
男の両腕が少女の肩へ伸び、ぎゅう、と抱きしめ――丁度再び顔面を乳肉へ埋まるように導くのは、これが男好みの果て方なのである――
「むふぅぅっ……おおおおっ……!!」
どびゅるるるっ!びゅぷるるるるっ!
再びみっちりと膣内を占領した肉棒が元気よく脈動し、二度目というのにそれを感じさせない凄まじい熱量の精液を注ぎ込んでいく。
熱い柔肉に埋まりながら、胎内へ向けて思う存分に射精する極上の快感――天にも昇る心地を味わいながら――少女の胎内を白く、熱くただれさせていく。
■マーシア > 溢れ出てしまったものが、母乳に類するものなのか、其れとも別の何かなのか。
何ひとつ解らず、思考するだけのゆとりも持たない儘、喰らわれ、啜られて胸の芯が熱く痺れる。
気の所為だろうか、己を穿つ肉の楔が、また一段、食い荒らす勢いを増したような―――――
膣肉や子宮だけで無く、左右の乳房さえも彼に捧げながら、己の両手は彼の腹から脇へ這い、
背中を、おずおずと辿り上がる。
「ん、っくぅ、ん、ん、其処、吸われ、て、ると……なん、だか、私、
……――――― ぁ、ひぁ、っん、ま、た、来ちゃ、っっ………!!」
ごちゅ、ん、ごちゅっ―――――ひと突きごとに、身体が宙に浮くような心地が襲い、
浮遊感に本能的な不安を煽られるからか、彼の雄を抱き包む雌肉はますます深く、
彼を離すまい、離れまいと健気に絡みついて引き絞られる。
そんな反応を跳ね返すように膨張する熱感と、膣襞を掻き乱す震えが、
憶えたばかりの『其の瞬間』の予兆であると気づけば―――――己の身体も、また。
胸に顔を埋める彼の頭を、震える腕でそっと掻き抱き、自ら柔らかな膨らみに彼を迎え入れて。
柔肌を荒らす彼の息遣いにも官能を擽られ、くん、と反らした喉を、声にならない嬌声に震わせ―――――
「ぁ、―――――…… ぁ、はぁ、ん、あぁ、……ぁ………、
あ、つ……いの、また、いっぱい、ぃ……、あ、は、んん、ん、
こんな、……こん、な、――――――――――」
みし、と腰骨が軋む程、深々と子宮を捕らえる角度で穿たれた肉槍が爆ぜて、
夥しい量の白濁が瞬く間に子宮を満たし、下腹が膨らむ程に注がれた灼熱は、
膣襞のひと筋ひと筋も余さず塗り替え、どろどろに蕩けさせて侵食していく。
根元から切っ先へ、そしてまた根元へ、締めつける圧こそ容赦無いものの、
うねり戦慄く肉襞の蠕動は何処か、甘く、優しく、雄を『癒す』ように。
ぼたぼたと結合部から滴り、互いの下肢を濡らして広がる雌の蜜すら、
同様の『癒し』を齎すもので、あれば―――――昇り詰めた高みから戻れぬ儘、
遂には意識を手放そうとしている己に、淫らで健気な『奉仕』を繰り返されている彼は、
満足するだろうか、其れとも未だ、と思うだろうか―――――。
■エズラ > 「むはぁーっ、はぁーっ、はぁーっ……――」
熱い――柔い――そんな思考の弾ける中では、多少呼吸のしづらいのはむしろ快感に変わる。
搾り取られる――しかし、そこにあるのは甘やかな快感のみ。
彼女の奉仕は、淫魔のそれではない――男を気遣う様子すら見せる態度に、雄の下半身は反応し、思う存分に射精「させてもらう」ことになる――
「はぁーっ、はぁーっ……お嬢ちゃん……一体――」
むふん、と乳房の谷間からようやく顔面を脱出させ、肉棒にしみいる蜜の温かく柔い感触を味わいながら、身を起こす。
眼前の少女の瞳は、快感のあまりすでに閉じられるのではないかとすら思われたが、それでも少女の身体はひたりと男に吸い付くような熱を帯びていた。
よって――膣内深くの肉棒は、ますますくさびのように穿たれてしまう――
この僅かの時間にすっかり少女の不思議な魅力にとりつかれてしまった男は、果たしてその後どう行動したか――
――三度、四度、五度――数時間にわたって、夕刻にさしかかるまでずっと繋がりを解くことなく少女の身体を味わい、犯し、癒やされ続けたのである。
少女が失神してもマットの上にうつ伏せに寝かせ、尻肉へ腰を打ち付け――夢うつつの少女の股を開き、蕩ける唇を吸い――
そして無論、そのたわわな乳房からあふれ出す聖蜜も、たっぷりと味わうのである。
そんな背徳の時間が、ついに陽が落ちるまで続き、少女の胎内へ繰り返し膣内射精が敢行されるのである――
■マーシア > 問われても何も答えられぬ女と、女の『癒し』に晒される男と。
形だけを見れば、貪られ、荒々しく奪われているのは己の方であろうけれど、
癒し手たる己にとって、ひとを癒せることは、ひとの望みに応えることは、
むしろ、悦びと言っても良い。
何も覚えていないけれど、其の歓喜は至福の甘露となって、己の身体に刻み込まれ、
―――――意識を失っても尚、彼の雄を堪能し、甘く蕩けた肉を戦慄かせて達することになるのだろう。
名乗る、あるいは名を教えて貰う隙は、果たしてあっただろうか。
彼は己にとって、飽くまでも『救ってくれたひと』である。
きっと、其の名を教えて欲しい、と掠れ声でねだった筈だけれども―――――
其れは未だ、少しばかり先の話か、と。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からエズラさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からマーシアさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場 露天風呂」に織機セラフィナさんが現れました。
■織機セラフィナ >
っく、はぁぁぁぁ――
(お湯に肩まで使って息を吐く。
こうやってお風呂に入ると声が出てしまうのは一体何なんだろう。
気持ちいいから良いのだけれど。
最近鍛錬後にこうやって温泉に入るのがマイブームである。
不快な汗を洗い流し、体から疲れが抜けていくこの感覚はたまらないものがある。)
今日も、疲れたぁ……。
(そのまま岩で出来た縁に後頭部を引っ掛け、ずるずると口元まで沈む。
胸だけが浮いて浮島みたいになっているけれど、他に客はいないのだ。
気にすることもない。
――露天風呂の外の表示がいつの間にか混浴になっていることは気付くわけもない。)
ご案内:「九頭龍の水浴び場 露天風呂」にセイン=ディバンさんが現れました。
■セイン=ディバン > 「あぁ~。やっぱ体を癒すならこの宿だよなぁ」
馴染みの宿。仕事仕事で溜まりに溜まった疲労を抜いてやろうと。
お気に入りの温泉へと突入。
大浴場ではすでに乱交ムードが全開だが、それを無視してどの湯に入ろうかと吟味中。
「檜風呂、だっけか。……んげ、人がいる。
……薬草風呂。……美肌効果? そんなんいるかよ」
風呂を眺めながらぶちぶち文句を言う男。
日替わりの薬草風呂は本日美肌効果の薬草らしい。男的にはどうでもいい。
そうして大浴場をひとしきり回った後、男は露天風呂へと向かう。
最近味わっていなかったし、露天もいいよな、と。
「ふいぃぃぃぃ……」
戸を音立てて開ければ、ひやり、とした空気の冷たさが身にしみる。
とっとと湯に浸かろう、と思いながら。さびぃさびぃ、なんて言いつつととと、と湯船に接近すれば。
そこに、先客がいた。まぁ、宿の大浴場である。先客くらいはいるだろう。
男は気にせず、先客から少し離れた所から、ざぶり、と入浴する。
「……お~い嬢ちゃん。
こんな宿の露天風呂でそんな無防備にしてっと、犯されっぞ~」
ただ、先客があまりにも無防備だったので。余所見をしながらそうアドバイスだけはしておいた。
■織機セラフィナ >
(なんでもこの宿は自身の先祖の故郷のイメージで作られているらしい。
とは言っても自身は生まれも育ちもこの国だし、そう言われても「へえ」以外の感想は浮かんでこない。
ただひたすらに水中の浮遊感とちょうどいい温度の神コラボレーションを堪能していたら、)
……、――。
(人が入ってきた。
なんとは無しにそちらを見ると、何やらダンディーなおじさま。
おじさま。
呆然と彼の動きを目で追って、口をパクパク。)
――くぁwせdrftgyふじこlp!?!?!?!?!?
(悲鳴にならない悲鳴と共にバッシャア!とお湯を跳ね上げながら手足を振り上げる。
同時にズルリと頭が滑り、お湯の中にざぶんと沈んだ。
ひとしきりバッシャバッシャと大暴れしてからザバン!と立ち上がり、)
――なんでそんなすんなり入ってくるんですか!!!
(顔を真っ赤にして彼を指差す。
仁王立ちで。)
■セイン=ディバン > 男自身、いわゆる『東の国の風呂』というものはこの宿で体験するまで知らなかった。
体験したら? 実にすばらしかった。今では家に似たような風呂を作るまでのファンになっている。
閑話休題。そんな中でもお気に入りランク上位の露天風呂へと突入すれば。
先客は男のことを視線で追っていたようで。
「うおぉっ? びっくりした」
よそ見しながらのアドバイスが終わったか否か、くらいのタイミング。
相手が慌てふためき沈み。おぉ、やばいか? 死んだか?
なんて、ちょっと心配して覗き込めば。先客様、なんとか浮上。
しかして男を指差すのはいいが。仁王立ちなので。
とてもスタイルのよろしい肢体が見えてしまっている。
とはいえ男も経験豊富。そこは慌てたり鼻の下を伸ばしたりはしない。
「なんで、って。いや、露天風呂を味わおうと。
……あ、もしかして。お嬢ちゃん。
この宿の噂や実態を知らないお客さんか?」
指を指されようとお構いなし。男はざぶざぶ、と露天のお湯で顔を濡らす。
この反応、もしかしたら。宿の罠にハマった類の客か? と。
男はそう判断しつつも、ふいぃぃ、なんて。湯の温かさに吐息一つ。
■織機セラフィナ >
だからって普通に女湯に――っ!!
(そこで初めて仁王立ちしていたことに気付く。
更に顔を赤くしてバッシャァンと豪快に水中へ。
しばらくブクブクと泡を立てていたが、やがてゆっくりと口元まで浮かんできた。)
……知らなくは、ないですけど。
あくまで噂……だと、思ってましたし。
(今日この瞬間までは。
まだ数回程度の利用回数だが、実際そんなところは見えなかった。
自身を貴族の娘と知っていた従業員が隠していたのだろう。
だから自分も性質の悪い噂程度にしか認識していなかったのだ。)
■セイン=ディバン > 「あら残念。サービスタイム終了か」
再度慌てて、体を隠すように水中へもぐる相手を見て。
男はくつくつと笑いながらそんな事を言う。
再度浮上してきた相手の言葉を聞けば、なるほどな、なんて呟いて。
「ふぅん。……ま、残念ながら噂じゃあないんだなぁ。
この宿。素敵なお部屋に素敵なお風呂。
そんでもって、あちらこちらで乱交開催中のエロエロヤリ目的宿なんだよねぇ。
……大方、キミが入ったときは露天には『この時間、女性のみ入浴化』とか書かれてたんだろ?」
相手に説明しつつ、はふぅ、と息を抜く男。
露天のお湯加減は実に良い。ちょっと熱め。しかし熱すぎない。
体の疲労がじわじわと抜けていくのが実感できた。
「んで、多分従業員あたりが、キミが入ったのを見計らって『混浴』って表示に変えたんだろうな。
良かったな。いきなり屈強な男が数人入ってきて輪姦レイプ、とかにならなくて」
言いながらケタケタ笑う男。案外この宿では冗談ではすまないことなのではあるが。
男はそう言いながら、ざぶり、と一度体を湯から出すと、縁に腰掛け、ぐぎぐぎと体を解す。
当然隠すことはしない。それなりに筋肉質な肉体。体の無数の傷。
そして、平常時で成人男性平均のそれを優に超える巨根も。
■織機セラフィナ >
なっ!?
(尚も顔を赤くして立ち上がり掛け、今度は押さえてまた口元まで沈む。
これが街中なら騎士に対する侮辱罪か何かで捕まえていたのだけれど、たぶんこの宿ではそんなものクソの役にも立たないだろう。
ちょっとわかってきた。)
エ……っ!
――な、何となく、わかりました、けど。
貴方の方が、慣れてそう、ですし、ココ。
(彼の言う通りだ。
自分が入った時にはそう書かれていた。
きっと自分が入っている間にその時間が過ぎたのだろう。
確かにギリギリな時間ではあったけれど、普通そういう時は声をかけてくれるものじゃないのか。
――こういう宿だからそんなことはないのか。
疑問を持った瞬間超速で理解した。)
っ、ま、前!
隠してくださいよ!!
(ズバンと顔を逸らす。
が、見えてしまった。
男の人と言うのはあんなサイズが普通なのだろうか。
皆あんなのが入るのだろうか。
チラッチラ視線をやっては見えそうになるとまた逸らす、と言うのを繰り返す。)
■セイン=ディバン > 「カハハハハッ、ウブな反応だねぇ」
先刻から、激しく上下に体を動かす相手。
その赤面っぷりと慌てっぷりに、男が愉快そうに笑う。
何せ、相手の正体も分からないし、だいぶ年下のお嬢さんだ。
男にしてみれば警戒したりする理由が無い。
「あぁ、まぁ。慣れてるぜ。良くも悪くも、な。
ここで仕事を受けたこともあるし……。
あ、そうだ。気をつけておけよ。
たまに大浴場に媚薬入りの風呂が準備されることもあるからな」
大方記録水晶でも隠してあって。運悪くこのお嬢ちゃんが襲われたら、その映像が商品にでもなっていたんじゃあないかな。
そんな予想をする男。この宿ではそういうイタズラ……というか。
男性客へのサービスも結構行われているからなぁ、と。内心だけで。
「うん? 何を言ってんだ?
湯船にはタオルだなんだを入れちゃいけないって聞いたぞ?
……ははぁん。それとも。興味深々で、俺のチンコに釘付けになっちゃうから隠して、ってことか?」
たしかそんなマナーがあったよな、と確認する男。
しかして、ちらちらと男の体を伺う相手の様子に。
そんな、ちょっと失礼な言葉を投げかける。
実際この宿で抱いた女性は、そういうタイプが多かったから。
まぁ、ぶっちゃけるとブラフである。
■織機セラフィナ >
(初心と言われて顔が赤くなる。
くそう。
ぶくぶくぶく、とお湯に沈めた口から泡。)
仕事、ですか。
――っはぁ!?
なんっ、そん――う、あ、うぅぅぅぅ。
(仕事、と言うことは冒険者か何かだろうか。
貴族である自分にはここでの仕事がどんなものかわからないけれど、何となく女性の相手をする仕事だろうか、なんて。
が、媚薬風呂と言われて大いに焦る。
ザバンと勢いよく立ち上がって湯船から出ようとして、はたと気付いてまた沈む。
い、今は別にそんな気分じゃないから大丈夫、なはず。
はず。)
んなっ!
そ、そん――いい加減捕まえますよ!?!?!?
(殆ど図星である。
混乱と恥ずかしさが極まり、大声で叫びながらお湯をバッシャァ!と彼に向けて飛ばす。
――距離の半分も届かず湯船に落ちたが。)
■セイン=ディバン > 風呂にぶくぶくと泡を作っている相手。
いやぁ、可愛らしい可愛らしい、なんていう男。
すっかり余裕。大人の貫禄というものを見せ付けているくらいだ。
「あぁ。えっと、部屋の掃除に、大浴場の手入れ。
あとは客へのマッサージ、とかだったか。
安心しな。この風呂は安全だよ。媚薬風呂だったらもうちょい分かりやすい匂いがするさ。
甘い感じか……あるいは、香が焚かれてるはずだ。媚薬の匂いをごまかすためのな」
男が過去、ここで受けた仕事について説明すれば。相手がなにやら慌てた様子で風呂から上がる。
落ち着かせようと、説明をしておくが。とはいえ。
この宿が本気を出せば、無臭の媚薬くらい用意しかねないとは思うが……。
少なくとも、男の危険察知能力は、この露天風呂は安全と訴えていた。
「おいおい、捕まえるとは穏やかじゃねぇな?
キミ、憲兵か何かか?
……あぁ、そうだ。自己紹介をしてなかったな。
俺は冒険者のセイン=ディバン。よろしく、ウブなお嬢ちゃん」
相手の過激な発言にも、男は余裕の姿勢を崩さない。
そのまま、お嬢ちゃんと呼び続けるのも失礼か、と。
男は自己紹介し、手を差し出す。いわゆる、握手、というやつだ。
■織機セラフィナ >
――そう、なんですか……。
じゃあ、信じます、けど。
(初対面の相手をこうも簡単に信じてしまう。
このあたりはやはり貴族の一人娘と言ったところだろう。
冒険者である彼なら、甘いと思えるだろう。)
マグメール王国聖騎士団所属、織機セラフィナです。
――よ、よろしく、お願いします。
(彼に続いて所属と名前を名乗り、横向きで湯船を移動。
伸ばされた右手にこちらも出来るだけ遠くから右手を伸ばし、握って軽く振って、すぐに離す。
そうしてまた横向きでざぶざぶ離れていく。
けいかいしている。)
■セイン=ディバン > 「……あ~。一応言っておくけどな。
もう少し警戒したほうがいいぞ。俺が宿の回し者で、嘘をついてる可能性もあるだろ?
つっても、俺も湯に浸かってるから、その可能性は低いわけだが」
ウブな上にお人よしか、と笑いつつも。しかし、下手に疑り深いよりは付き合いやすいな、とも思う男。
実際、男だって湯に入った以上、これが媚薬風呂である可能性はかなり低い。
「……おっと。騎士様だったか。そりゃあ失礼したな。
……あらら、つれない反応。ちょっとからかいすぎたかな?」
相手の言葉に、素直に頭下げ非礼を詫びる男。
そして、すごく短い握手の後、相手が離れていくのを見れば。
男は苦笑するのだが。
「……もしも良かったら、味わってみる?
俺のチンポとセックステク。結構評判なんだぜ?」
非礼を詫びたばかりだというのに。真っ向からの下ネタであった。
この男、基本良い女にはこんな感じで口説こうとする悪癖がある。
■織機セラフィナ >
――えっ!
ま、まさか、貴方そのつもり――あっ。
そ、そうです、よね。
(彼がそのつもりで露天風呂を立ち入り禁止にして邪魔が入らないようにし、風呂を媚薬風呂にして、自分を売り飛ばし――まで考えたところで言われてみればその通りだと気付いた。
そうだ、彼の言う通り彼もここに入っているのだ。
普通に考えれば可能性は低い。)
いや、だって、近くにいると――見え、ちゃう、じゃない、ですか。
一応、私、貴族の一人娘なわけで――はあぁああぁあ!?!?
(もごもご言っていたらとんでもない言葉が聞こえた。
今までで一番大きい声で叫ぶ。)
す、するわけないじゃないですか何考えてるんですかそんなの入るわけないじゃないですかていうか女の子口説くセリフとしてどうなんですかそれ馬鹿じゃないんですか馬鹿ですよねばぁぁぁか!!!
(右手の人差し指で彼を指差しつつ、その腕をぶんぶん振る。
もう片手は胸をしっかりと抑えているが、片手じゃ隠し切れない。
あまりに余り過ぎて一部本音が漏れてるし、語彙力も失っている。)
■セイン=ディバン > 「……はぁ。キミ、面白いなぁ。
可能性の話をしよう。もしも俺が媚薬への耐性を準備していたとしても。
わざわざそんなことをキミに話す訳はない。
つまりキミが今後こういうシチュエーションで気をつけなくてはいけないのは、何も語らないタイプの相手、ということだね」
ころころ表情の変わる相手に対し、生暖かい笑みを浮かべる相手。
続く言葉は、人生の先達、そして、冒険者視点からのアドバイスであった。
「つっても。俺もさっきキミの体ばっちり見たわけだし。
いまさらじゃね? ……ってうっさっ!?
耳! 耳キーンなった!」
相手の恥らう様子に。そんないまさら、と言うのだが。
相手の叫びに男、見事耳にダメージをもらう。
「……ハハハハハ、セラフィナちゃん可愛いなぁ。
いや、入るぞ? 実際俺女抱いてるわけだし。
……それじゃあ、もっとロマンチックに口説いたら乗ってくれてた訳かな?」
思いっきりパニック状態な相手に、男はケタケタと笑いつつ。
そのまま縁から立ち上がり、相手へとゆっくりと近づいていく。
その表情は、先ほどまでとは違う笑顔。完全に本気で口説きモードであった。
相手の隠しきれぬ豊満なバストが微かに見えれば。男の股間の肉槍が反応。
次第に、むくむくと。その身を堅く、大きくしていく。
すぐさま完全な勃起状態になったそれは。全長は軽く20サンチを超え、天に向かって猛々しくそそり立った。
■織機セラフィナ >
う。
……あ、あの、一応、一応聞きますけど。
貴方は、その、そういう、目的で、ここに来たわけじゃ、ないんですよね……?
(そういうことを相手に尋ねている時点でもうお話にならないわけだが。
けれど自分は真剣に、赤い顔を彼に向けて尋ねている。
下半身は出来るだけ視界に入らないようにしながら。)
あ、う、そん――初対面の人にそんなこと言われてはいわかりましたなんていうわけないですよ!!
そ、そう言うのは、もっとこう、ステキなところで、ステキな、ムード、で……。
(なんて言いながら大きくなるソレに目を奪われる。
え、何アレ。
あんな大きくなるの。
本当にあんなの入る人いるの。
あんなの入ったら死んじゃうんじゃないのか。
顔にそう浮かんでいる。)
■セイン=ディバン > 「……ん~。半々、かな。
ここの湯はかなりキクから。疲労回復にはもってこいだし。
そんでもって運よく美人さんや可愛い子ちゃんを食えりゃラッキー、みたいな?」
とはいえ、男としては乱交はあまり好きでないので。
実はこの宿に来ている時の半数以上は、ただの入浴になってしまっていたりする。
でも、こればかりは運もあるのでしかたなし、である。
「アハハハハハハハハハ! いやぁ、そんなの久しぶりに聞いたわ。
最近はイージーにヤれてばっかだったからなぁ。
こりゃあ、セラフィナちゃんは落とし甲斐あるかも」
実に可愛らしく、ロマンチックな相手の言葉に男は大爆笑。
そうして、相手に向かってゆっくりと近づきつつも。
相手が自分の股間を凝視してしまっていることに、男は気付いている。
そして。手を伸ばせば相手に触れられるくらいの距離にまで近づき……。
「……セラフィナちゃん。キミは魅力的だ。スタイルもいいし、美人だし。
……ムード、ってのはどうかは知らないが。こういう露天風呂で、ってのも。悪くないんじゃあないかな?
月明かりが照らしてるキミの美しさは、一際輝いて見えるし……。
それに。行きずりだからこそ、後腐れも面倒も無い、とも言えるぜ?」
男にしては珍しく、まっすぐに口説いている。この男なら、接近していきなり襲い掛かってもおかしくないのだが。
当然。そんな距離まで近づいたのだから。相手には男のペニスは更に大きく見えることだろう。
ひくひくとひくつくそこは、まさに期待に膨らんでいる……とでもいうべきか。
■織機セラフィナ >
うわ、ぁ……。
(そんな人がいるとは知っていたけれど、実際に見ることになるとは。
流石にドン引きが顔に出る。)
そん、女の子、に、失礼だとか、思わないんですか……。
(そう言いながらも股間から目が離せない。
一時的に視線は逸らせても、気になって仕方ないと言うように再び向く。
そんなことをずっと繰り返している。)
――っ!
そん、そう言うのは、結婚する相手とすること、ですし。
私は、今は、そういうこと、考えてませんし、騎士としてこの国の人たちを、ですね……。
(近寄られてびくりと肩が跳ねる。
今度こそ視線を完全に離す、と言うか背中を向けてしまって。)
それにその、私、処女で、そう言うのはやっぱり、結婚する人と……。
――ただ、その、興味は、ないわけでは、ないので、その、――触る、だけなら……。
(耳が真っ赤。)
■セイン=ディバン > 「あ、何その反応。傷つくなぁ。
完全にヤリ目的な男たちよりかは幾分マシだと思うけどねぇ。
それに、逆に女性で犯されるの目的でここに来る人だっているんだぜ?」
相手のドン引きっぷりに、思わずショックな男。
言い訳じみた事を口にするが。実際この宿にくる客の内、そういう目的の客は性別問わずいる。
「失礼って? 魅力的な女性を見かけて口説かないほうが失礼だ。
男は良い女を見かけたら口説くのは義務さ。
女性は、美しいと言われれば言われるほど輝きが増すわけだからな」
相手の叱責に、男は飄々と応える。その間も相手が興味を持って股間を見ているのは気付いているので。
これは、押せばいけるか、と男。必死に脳内で計算中。
「……堅いなぁ。まぁ、だからこその騎士様、って訳かな?
でも、今日日そんな考え、どうかと思うぜ? いや、否定する気は無いんだけどな。
政略結婚や、望まぬ肉体関係を持たされることもあるかもしれない。それこそ、潜入任務とかでさ。
だったら、今の内に、『キモチイイセックス』てのを知ったほうがいいんじゃあないか?」
相手が背を向けるのを見ながら男はそう語る。嘘半分、本気半分。
騎士という仕事を考えれば、純潔を望まぬ形で散らす可能性もあるだろう。
無論、相手が完全に拒むのなら手は出さないつもりなのだが。
「……まぁ、気持ちは分かるよ。大切な人のために純潔を守りたい、ってのはね。
……あぁ、いいよ。まぁ。まずは触るだけでも、さ」
しかして、相手のその言葉聞けば、男はにんまり、と笑う。
いや、この子は脈は無いでもないぞ、と。
後は流れ次第だが、チャンスはあるんじゃね? と。男、内心ガッツポーズ。
そのまま、相手に。触るだけでもいいよ、といい。
男はそこで動きを止める。
■織機セラフィナ >
だ、だって、ここ、そういうところだって、知らなかったし……。
(普通の温泉宿だと思っていた。
まぁこういう街だから、そういう人もいるだろうとは思っていたけれど、まさかそんな連れ合い宿みたいなところとは。)
わ、私は騎士です!
そういう、風に見られるのは、好きじゃないです……。
(綺麗とか可愛いとか言われること自体は嫌いではないけれど、彼のような言い方はあんまり好きではない。
もっと中身を見てほしいし、見た目だけで評価するのはなんだか気持ち悪い。
今はそれどころじゃないけれど。)
せ……そ、そう言うのは、よくない、です。
仕事の上でのことなら、それは仕方ないと言うか、覚悟は、出来てます、けど。
そんな、肉欲に溺れるような人は、騎士失格、です。
(腐敗している、とはいえ自分は王国騎士団員だ。
欲に流されていては騎士としてやっていけない。
古臭く硬い考え。)
だ、だから、触るだけ、ですから、ね。
こん、こんな、おっきいの、入らない、です、し――わ。
あ、あっつい……。
(などと言いながら向き直り、おずおずと手を伸ばす。
触れればその熱に反射的に手を引っ込め、もう一度改めて触る。
人の身体と思えないほど熱く、恐る恐る握ればどくんどくんと脈打っている。
そのままその太いそれを握ったり撫でたり、おっかなびっくりと言うようにぺたぺた。)
■セイン=ディバン > 「……う~ん。まぁ。マジでここの温泉、良いんだよな。
軽い傷なら簡単に治癒してくれるし……」
単純に温泉宿としてもかなりすばらしいからこそ。
これだけおおっぴらにそういった営業をしているのに、噂どまりなのだろうなぁ、と。
そこに関しては男も、仕方ないよな、と納得の様子。
「……分からないな。キミの体を見れば、ある程度騎士としての実力は分かる。
筋肉のバランスは優れているし、手や腕を見れば、キミの努力が並大抵ではないっていうのも理解できる。
でも、綺麗だ、魅力的だ、って言われることがイコール騎士として軽んじられている、ってのはキミの偏見じゃないか?」
相手の言葉に、男のほうが心外だ、と。真剣な表情でいう。
実際、相手の体つきや、筋肉量の印象から、相手がかなりやるというのは分かる。
だが、だからといって男は相手を軽んじて見ていたわけでもないのだ。
「いや、一回するくらいなら溺れてるってことにはならないんじゃないか?
俺みたいにセックス大好き、ってのは問題だろうけど。
問題は、一度経験してからの本人の克己心だと思うけどなぁ」
別段し過ぎなければ、ある程度は息抜きみたいなものだろう? と。
ただし男はわりと肉欲優先な生き方をしているので。
あまり説得力は無いかもしれない。
「あー、はいはい。触るだけね、触るだけ。
まぁ、あれだな。イザというときの予行演習だと思えばいいんじゃね?」
触るだけ、ね。と。内心笑いつつも。
男は相手にされるがまま。触られるがまま。
なでられたり軽く叩かれたりすれば、微妙にそのくすぐったさが心地よい。
相手の触り方は、やはり手馴れてはいない触れ方だった。
ついつい、男はくすくすと笑ってしまう。
■織機セラフィナ >
(これだけ良い温泉があるのだから真っ当に営業すればいいのに、と思うのはやはり世間知らず故。
これだけの温泉プラスそういうところだから、儲かるのだ。
そんなことを知らない箱入り娘。)
そんな見る目のある人ばかりじゃないんです。
だから私は立派な騎士になる必要があるんです。
そういう目で見られないような、立派な騎士に。
(きりっとした顔で立派なことを言うが、やっているのは男のちんこを握っていることだ。
自分もそのギャップに気付いて、一瞬何やってるだろう、と言うような目。)
だ、だめです。
一回だけが二回だけになり、そのうち何回でも変わらなくなるんです。
最初の一回が大事なんです。
(とは言うが以下同文。
とは言え興味があることを抑えるのもなかなか難しい。
だからこれは折衷案で仕方ないことだと言い聞かせて。)
あ、あの、痛かったり、しない、ですか?
なんかパンパンに張ってて、痛そう、なんですけど……。
(ぐにぐに触ったり動かしてみたり。
骨とか筋肉の固さではないし、なんて思いながらぐに、と途中で曲げてみたり。
どこまで曲がるんだろうこれ。)
■セイン=ディバン > これに関しては、どちらが先だったのかは不明である。
優れた温泉に宿ができ、いつしかそういう営業も始めたのか。
そんな営業をしていた宿に、優れた湯が沸いたのか。
まぁ、男にしてみればどちらでもいいのだが。
「そうかね。まぁ、そうかも知らんけど。
少なくとも、俺はキミの実力を評価してるけどな?
……セラフィナちゃんは、剣で戦うタイプだな?
いや、それだけじゃ無いっぽいな。筋肉の付き方がしなやかだ。
……剣の他に、何かサブアームズ使ってる?」
相手の言葉に、相手の苦労を知る。確かに。美人ゆえに、侮られることも多いのだろうな、と。
そのまま、男は相手の筋肉から、戦い方の予想をするが。
剣を使う人間の筋肉の付き方にしては、少し違和感がある気がして、そう尋ねた。
「まぁ、うん。わかるけど。とはいってもなぁ。
立派な騎士になる、ってんなら。それこそ無理はダメだと思うんだけど。
堅い金属は、案外衝撃に脆いもんだぜ? しなやかさも併せ持たないとな」
言ってることはまじめだが、要するにワンチャンを手繰り寄せようということで。
相手がそれに気付けば、やっぱり怒り出すかもしれない。
「うん? あー、興奮しすぎて勃起が限界近くなると痛くなることもあるね。
って、いや、ちょ、待って。そんなに曲がりませんことよ?
チンコはそんな柔軟にはできておりませいだだだだだだだだ」
曲げるな曲げるな、と。男は静かに訴える。
いや、元気溌剌モードでなければ曲がるけど。今はそんなに曲がりませんよ、と。
■織機セラフィナ >
わ、私はまだまだで――え?
あ、えっとこう言う……私は龍爪って呼んでるんですけど……。
(彼を掴んでいる手とは逆の手に龍爪を展開。
手の甲からやや離れて浮かぶ全長一メートルほどの魔力の刃。
それが親指以外の四本の指と連動して動く龍の爪。
ひとしきり動かして、消した。)
そ、それはわかってるんですけど……って。
私としたいだけですよね。
(じとっと睨む。
しかし言っていることは至極真っ当に聞こえるけれど。)
え、わ、ごめんなさい!
え、えっと、大丈夫、ですか……?
(思わず離す。
相当痛そうだったが、また触れても大丈夫なのだろうか。
彼の前で両手をおろおろ。)
■セイン=ディバン > 「……へぇ。面白いな。マジックアイテム……じゃあないな。
単純に、魔力で形成してるのか? 消耗は?
連続使用はどれだけの時間できるんだ?」
相手が見せたそのサブウェポン。瞬間、男の表情から好色さが消え失せる。
浮かぶのは、ベテラン冒険者としての好奇心。
思わず質問攻めにしてしまうのは、興味が先走っているからで。
「否定はしない。でも、半分は本気のアドバイスさ。
……この国で、キミみたいにまっすぐな騎士ってのは貴重だしな。
どうせなら知り合った以上、キミが心折れるのは見たくない」
当然。それもあるから、と。素直に下心を認める男。
だが、年長者としてのアドバイス、というのも本当だ。
「あぁ~うち……あの、あのな? その、勃起してるときは無理に力加えたらアカン……。
まぁ、その。そんなに痛みが持続するわけでもないから。
その、触りたかったらまた、触っても大丈夫だぞ……?」
男が股間を蹴られたりした場合の激痛は、幹よりも睾丸を蹴られたときのものであることが多い。
というか、大抵は睾丸をやられた場合が激痛だ。
とはいえ、また曲げられても困るので。そこはしっかり言っておく男。
そのまま、もう一度、相手に向かってそそり立つペニスを見せ付ける。
撫でられたからだろう。先端からは、透明な先走りが溢れていた。
■織機セラフィナ >
あ、私の魔力で……え?
え、っと、あんまり気にしたこと……普通の戦闘中なら、たぶんずっと……?
(幼少から自然に出来たことなのであまり気にしたことはない。
言うなれば、どのぐらいの時間腕を動かす事が出来るか、と聞かれているようなものだ。
限界時間など調べたことが無い。)
……。
わかり、ました。
ありがとうございます。
でも、私は立派で偉い騎士になって、この国を変えるつもりなので。
そう簡単には、折れません。
(今はこうして場末の温泉宿で男のちんこを握っているけれど。
そのうちもっとまともな国にして見せる、とまっすぐな目。)
すみませんすみません……。
そ、そう、なんですか?
じゃ、じゃあ失礼します……。
(もう一度手を伸ばす。
慣れてきたのかその伸ばし方に躊躇いはない。
浮き出た血管に沿って指を動かしたり、カリをなぞってみたり。
顔はまだ赤いが、恥ずかしさよりも好奇心が勝っているようで、横からのぞき込んだり見上げてみたり。)