2018/09/14 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場/ふたなり浴場」にエシル・アルトワーズさんが現れました。
エシル・アルトワーズ > 「なんだここ・・・これが本当に温泉なのか・・・?」

薄汚れてしまった身体を清めようと温泉があると聞いて来てみれば。
甘くクラつくような濃い香りと、途切れ途切れに聞こえる嬌声。
明らかに場違いな環境に足を踏み入れたことに気付くが、それでも。

「身体洗うだけ、身体洗うだけ・・・」

湯煙に身体を隠すように隅へ行くと、自身に湯を掛け身体を清めようとする。

リス > 「……?」

 凄く、場違いな声が聞こえた、ここは温泉宿なのは間違いはない、ただ、性的な事を目的とした場所でもあるのだ。
 それに、もっと入口に近い場所には『普通』のお風呂もあるはずだ、性的なことを目的としていない、何も知らない人が入るためのそれが。
 なのに、ここまで来て、こんなことを呟くのは道に迷ったのだろう、とは言え……戻らずに入るとは。
 少女は小さく息を吐き出して、ジャぶり、と浴槽から立ち上がることにする。
 体を洗い始める女性にむかいにぺたり、ぺたりと、歩いていくことにする。

「こんばんは、お隣、よろしいかしら?」

 ニコニコ、少女は笑みを浮かべながら、体を洗い始めている少女に問いかける。
 その体を隠すことなどはしておらず、柔らかそうな乳房や、なだらかなお腹……そしてしっかりとそそり立つ肉棒が視界に入るだろう。
 相手の様子を伺うように、首を傾いで見ていた。

エシル・アルトワーズ > 「ああ、こんばんは。別に構わな――いっ!?」

足音に気付き、挨拶を返す。ついでに声の主を見てみれば。

あどけない貌に妖艶な雰囲気。その矮躯に似つかわしくない豊満なふくらみに――あるはずのない、凶悪な逸物。
ついさっきまで嬲られたもの、そして自身が隠し持っているモノに
思わず視線を奪われ声を上擦らせる。

「な・・・おま・・・っ」

湯気の所為ではないのだろう、顔を赤く染めるが。視線は少女の顔と股間を行ったり来たりのまま。

リス > 「ありがとう……、ふふ、やっぱり……迷い込んできたのね?」

 自分の言葉に返答しつつ、驚いている様子の相手に、少女は小さく笑ってみせる。
 自分の肉棒を見て驚いている様子、それに自分の考えが間違っていない事を確認した。
 そして、驚く相手を尻目に、少女は腰を下ろしてみせる。

「ええ、私はふたなりなのよ、生まれつき、ね。
 男の肉棒も、女の秘所も、両方持っているの。」

 彼女の驚きに、少女は先に言ってあげるのは、言えばわかってもらえるだろうという考えで。
 そして、蒼い瞳はチラリ、と彼女の方を横目で眺める。

「そして、ここはね……九頭龍温泉の、ふたなりのお湯。
 入口近くの女湯と違って、女の子がふたなりの相手を探しに来るところ、なのよ?

 甘い声、聞こえるのは、愛し合ってるから、なの。
 この温泉宿はね、普通の温泉宿と、こういうふうに出会うための場所という一面もあるの。」

 既に体も洗っている自分は、洗う必要は、本来はないが。
 彼女の脇にいるのだし、タオルを手に取って、泡を立てて体を再度洗い始めることにする。
 そして、そっと顔を耳元に寄せて、少女は甘く囁くことにする。

「迷い込んできたから、その気はないのだとは思うから。
 貴女のこと、気に入っちゃったから、忠告と、お誘いをかけに来たの。

 その気がないなら、言ってくれて構わないわ、洗い終わるまで横に居てあげるから。
 終わったらそのまま出れば大丈夫。

 でも、もし、よかったら。
 私と、女の子同士で……背徳の愛を交わさない?」

 少しばかりうるんだ瞳、少女は彼女の方に顔を向けて、艶やかに笑ってみせる。

エシル・アルトワーズ > 「あ、ああ。それはわかるが。俺もも――っ!?」

驚きのあまり余計なことまで言おうとして慌てて口をつむぐ。
目の前の少女はここは「そういう」場所であること。そして自分が迷い込んできたことを伝える。

少女が提案する。
ただ迷い込んだだけで、その気がないと言うのであれば付き添ってくれると。それは差し押さえておくことで、自分を守るためなのだろうか。
本来なら二つ返事で受けるところだろう。少なくとも、気が乗らない限りは。

「お、俺・・・は・・・」

瞳が揺れる。
つい先ほどまで陵辱された肉体。愛も恋もない、暴力による蹂躙。
ささくれ立った彼女の心に少女の言葉は甘い蜜のように――逃れられない毒のように染み渡っていく。
力ではなく、愛を以って。

愛とは何か、随分と懐かしいような言葉に彼女が答えたのは。

「お、れ・・・は・・・汚され、てるぞ・・・」

生唾を飲みながら、怯えるように呟く。
それは拒絶に似て、しかし「嫌」とは示さず。
つまるところ、表面上の「だめ」は――

リス > 「隠さなくてもいいのよ?ここは、そういう場所なのだから。」

 同性愛者などを隠す人は多い、当たり前である、マイノリティであり、禁忌とされている事を堂々と言葉にできる人などはいない。
 少女は、そう考えたから、小さく笑う、ここでなら、それを言っても良いのだ、と。

「…………。」

 迷っている様子の相手、それに言葉を放たないのは、彼女の決断に水を差すことを嫌ったから。
 自分の言葉で、彼女の決意を曲げてはいけないと思ったのだ、嫌なら嫌といっていい、そういう場所なのだからと。
 しばしの相手の迷いその果の言葉に、笑みを浮かべた。

「あら、体は今、洗ったでしょう?
 
 それに……、貴女の言いたいことは判ってるわ。
 誰かに犯された、とかでしょう?

 気に、ならないわ、だって、貴女の望む望まないは別として……すること自体は、同じでしょう?

 私も、貴女のオマンコの中にチンポを差し込んで、子作りセックスしたいわ。

 貴女の中に、女の精で犯して孕ませたいの。

 ――――貴女を私の禁忌の愛で、汚させて?」

 顔を寄せる、彼女の目を見つめる。
 唇が触れそうなほど近づけども、唇は重ねない。
 甘く、蜜のような言葉が、少女から溢れる。

エシル・アルトワーズ > 「それは・・・そう、だけど・・・」

徐々に歯切れが悪くなる。
図星を突かれたからか、少女の雰囲気に飲まれたからか。
少女は言う。
自身が隠している、その秘密。ここでならそれを咎めるものは居ない。
隠す必要はない、と。
少女の言うとおり、この身は犯されたものだ。
それに、無様にも翻弄されたのだ。
その熱が内側から焦がすように再燃する。


「俺、は・・・俺を・・・」

鼓動が加速する。
喉がカラカラに渇き、掠れた様な声で返事をする。

「――抱いてくれるのか」

言い切ってしまった。もう、後戻りは出来ない。
これから自身を襲うであろう出来事に、思わずぶるり、と身震いをしながら。

リス > 「―――ええ、抱いてあげる。」

 彼女の言葉に、少女はうなづいて、笑いかけてみせる。
 そっと手を伸ばし、自分よりも少し大きな体を抱き寄せて、正面から抱きしめる。
 己の乳房を、彼女の乳房にこすりつけ、見つめたままに。

「抱きしめて、愛してあげる。
 貴女のなかに、たっぷりと、注ぎ込んで汚してもあげるわ。

 私は、リス。
 リス・トゥルネソルよ。」

 名前を名乗る、もしかしたら、知っているかも知れない。
 この国に、同じファミリーネームを持つ商会があることを。
 そのうえで、名乗り、正々堂々伝えよう。

「貴女を、抱かせて。」

 最初の言葉は、相手の願望を認める言葉。
 今放った言葉は、少女の願望を相手に伝える言葉。
 顔を寄せる、リスは知りえぬが、彼女のはじめての唇を奪ってしまおう、と。
 そして、手のひらは彼女の肌をくすぐりつつ、太ももへと。

エシル・アルトワーズ > 「あ・・・っ」

自分を包む優しさのような感触に、思わず吐息のような声が漏れる。
それは先ほどまでの粗暴なものではなく。
むしろ無垢な少女のようで。

胸板、と揶揄されるほど小さな乳房に少女の柔らかな乳房が押し当てられる。
くすぐったさの篭った呻きが漏れる。

毒のように甘い言葉に、自身でも気付かなかった被虐心がくすぐられる。
徐々に早く、浅くなっていく吐息。

「リス・・・エシル――エシル・アルトワーズ」

まるで名前を交換するように相手の、自分の名を伝える。
トゥネルソン、と言う言葉は噂程度にしか知らず。彼女はただお互いのフルネームを伝えたに過ぎない程度にしか感じていないのだろう。


徐々に近づく少女の貌。その柔らかそうな桜色の唇。
そしてふくらはぎから這い寄るもどかしさすら含んだ淡い快感。
その仕草にまるで恋する生娘のように頬を赤らめる。

「あ・・・んむ・・・っ!?」

初めての接吻は、蕩けるようにやわらかく。
初めての出来事に目を見開き。肌を撫でる指がゆっくりと這い上がってくる感覚に僅かに身悶える。
唇から与えられた快感に、次第に羞恥という枷が外れていく気がした。

リス > さきほどと打って変わった様子、年相応の少女のような表情は、迷い込んできた無垢な娘というにはぴったり過ぎて。
 可愛らしいわ、とそんな感想を覚えつつ、己の乳房を押し付ける。
 小さくとも柔らかな乳房に己のそれを押し付け、先端を彼女の先端にこすりつける。
 こり、こり、と硬くなった先端をこすりつけ、刺激を繰り返し、甘い吐息をはぁ、と零す。

「エシル・アルトワーズ…ね?宜しく……エシル。」

 彼女の名前、聞いたことがある、何処かの国で、勇者と言われていたはず。
 商人のネットワークは広いが、離れた国では勇者と、エシル・アルトワーズという名前、魔王を一人倒したと言うぐらいしか、把握は出来てなかった。
 それで、十分といえば十分ではあるが。

「ん、ちゅ、ん……。」

 唇を重ね、甘く甘くこすりつける。ちゅ、ちゅ、ちゅ、と啄むように、深く優しく擦りつけて。
 しっかりと体を抱きしめて唇をこすりつけ、吐息を交換していこう。
 太ももに滑る指は、手のひらは静かな愛撫を繰り返しつつ、秘所へと。
 とろんと蕩けて行く、彼女の表情を見つめながら、秘所を、入口を優しく刷り上げ、入口をほぐすように、くちゅり、と愛撫し始める。
 今までお湯をかぶり、体は濡れているから、優しく指でほぐせば大丈夫だろうとの判断であった。

エシル・アルトワーズ > 「ん・・・む・・・ちゅ・・・んう・・・」

唇と唇が遊ぶ。
甘く秘めやかな児戯のように、触れては離れを繰り返す。
すりつけられる硬くなった突起が自身の突起を撫で、その硬度を増していく。

「あ・・・は・・・ぅ」

まるで中てられたように熱っぽい吐息と共に、明らかな快楽が漏れる。
赤く染まった顔だけでなくその脚、その胴、その胸――触れ合う部分が桜色に色づいていく。

くちゅり。
僅かに粘り気を帯びた水音が彼女の興奮を、被虐心を煽る。

「んぁ・・・っ、は、あ・・・っ」

恥ずかしげに小さく開かれた両足。その間に収まるように滑り込んだ小さな手が優しくあやすようにその花弁を弄る。
まるで幼子のようにぎゅ、と抱きしめる腕に力が篭る。

揺れる腰が少女の太腿に押し付けられる。
その吐息は切なそうに声音が上がっていく。

リス > 「んっ……ふ……んんっ、んん……」

 ちゅぷ、ぴちゃ、と触れ合う唇と唇、柔らかな感触と熱を交換するように触れ合っていく。
 何度もついばみ、唇を食んで擦りつけ、舌先でちろり、と彼女の唇を愛撫した。
 硬くなる乳首同士擦りついて、びり、と痺れたような甘い感触が背筋を走っていく。

「綺麗よ、エシル。」

 唇を離し、甘く少女は囁こう。
 紅く色づく彼女の表情、快楽を感じてる女の顔はいつ見ても綺麗だと思う。
 普段は男のようにしているのに、それが蕩ける姿は、とても綺麗だった。
 肌を愛撫し、唇を重ね、全身で愛撫するように体をこすりつけて。
 触れたその感触に、笑みを深くする。
 何も言わず、さらに、指は踊り、くちゅり、くちゅり、と蜜を指に絡め、入口を解すように、優しく、優しく。
 時間をかけて、解きほぐす動きは、焦らしているようで、それでも彼女の中を解し広く大きく己のモノが入るぐらいに開かせていく。
 痛みをなくすためには時間が必要で、時間をかければかけるほど、彼女が焦れて快楽が強くなるのだろう。
 しっかりとしがみつき、甘く切なさそうな声が、それを示していた。
 少女は相手から指を引き抜いた、濡れた指を舐めて見せる。

「そろそろ、私も我慢できなくなってきたわ。
 エシル、挿れるわ……?」

 彼女の太ももを大きく広げさせ、間に己の体を差し込む。
 そして、濡れてほぐれている彼女の花弁の入口に、己の肉棒の先端を押し付ける。

「エシル、私は、生殖する能力があるわ。
 でも、貴女が欲しいから、中に出す気よ。動物的な、支配欲ってやつ。
 孕ませる気で、するけど……いい?」

 嫌なら、今のうちに言ってね、挿れる前に最終確認。
 少女の目は、本気で孕ませる、いわば征服者の目、ともいえよう。

エシル・アルトワーズ > 「わたし、が・・・きれい・・・?」

蕩けた瞳で少女を見つめる。
いつしか自分のことを「わたし」と呼んでいることにも気付いていないだろう。
つい先刻も似たような言葉を投げかけられたが、これはより甘く、彼女の心を解きほぐす。

「あっ・・・ああ・・・」

先ほどまで自分をあやしていた指先。その先端は自身が発した恥液に塗れている。それを慈しむように舐めるその様に情欲の炎が勢いを増す。

「だ、め・・・でも・・・あぁ、我慢・・・出来ない・・・」

甘くねだるような声音、されどその目は本気の眼差しで。
恐らく少女の言葉は本当なのだろう。今受け入れてしまえば、恐らくは。
だがそれは、受け入れなくても同じこと。既にその内を染められた彼女には、一度目も二度目もさほどの差異はないのだろう。
で、あれば――

「うん。来て・・・わたしを・・・抱い、て・・・!」

振り絞るように吐き出す願望。
大きく広げさせられた脚を期待するように透明な筋が一条。

リス > 「綺麗よ、エシル。
 ほら、鏡を見てみなさいな。」

 洗い場には自分の顔を見るために鏡がある、そこにある顔は、彼女が普段持っている顔ではなく。
 女として、牝として、色づいている自分がいるのだろう、それを見るかどうかはわからないが、耳元で、綺麗よ、と再度囁く。

「……じゃあ、行くわ。」

 本来は、望んでないのかもしれない。言葉の端に溢れる葛藤がそれを示すのだけれども。
 彼女は、最終的には求める選択をした。
 足を開けば、まだ、行為に慣れていないその花弁、解されているそこから溢れる一筋の銀の光。
 お湯のそれではない、彼女の蜜を見ながら、彼女を抱き寄せる。

 ――――挿入は、驚くほど静かに終わる。

 激しさもなく、ただ、異物感が彼女の中に入り込む程度。
 ぴったりと密着し、しかし、並の男よりも大きく太い肉棒が送までしっかりと入っている。

「エシルの中暖かくて、ドロドロで、気持ちがいいわ。
 ほら、奥まで、届いてるの……わかる?」

 彼女の膣の中、肉ヒダの一枚一枚を丁寧にこそげる様に雁首は擦り上げて。
 子宮の入口に、コツン、コツンと,亀頭はぶつかっていく。
 椅子に座ったまま、対面座位の体制で交われば、腰をくねらせ、くちゅくちゅとかき混ぜるように動く。
 流石に風呂場で寝転がすにはかわいそうだから。
 腰を使い、子宮口を、少女の肉棒は、こりこりと、解すように動かして、みせる。

 それは、言い換えれば暖かなお湯で包み込むような、優しい交わりであった。

エシル・アルトワーズ > 「これが・・・わたし・・・なんて、いやらしい・・・」

囁く声に身体が震える。
鏡に映るのは他でもないエシル自身。しかしそれは普段の勝気な「勇者」としての彼女ではなく。「牝」として発情した色香を纏う「女」の姿だった。

「んっ・・・あ――あぁぁぁぁぁ・・・」

ずずず、と音を立てそうな感覚と共に彼女の秘花が押し拡げられ、その膣内を優しく押しつぶすように埋める。
吐き出したのは、恍惚の吐息。
みっちりと埋める快楽に顎が浮き、身体が弓のように仰け反る。
ただの一押し。それだけで彼女は達してしまったようだ。

くったりと脱力するように少女へしなだれかかる。細い腕はまるで恋人に甘えるように少女の首へと回され、その頬は鎖骨の辺りに預けるように。
はぁ。はぁ、と荒い呼吸を整える間もなく少女は腰を動かす。
深く、深く、既に出迎えるかのように降りてきた最奥をぶつけられ、押し上げられ、彼女の身体は翻弄される。

「あっ、あんっ、あつ・・・リスのっ、熱、い・・・んぅ・・・お、おくっ気持ち、いい・・・あぁっ!」

優しく突き上げられる腰使いに彼女の身体は跳ね、その快感を伝えようとたどたどしい、幼く喘ぐ。
しとどに濡れた花孔は雄茎をきゅう、と強くしがみつく様に締め付ける。

リス > 「いいえ、いいえ……それは違うのよ、それこそ、女の最大の魅力なの。
 男を誘う、本当の、美しさなのよ……。」

 いやらしいと言う言葉を否定する、人は、誰も性というものからは逃れられない。
 だからこそ、それが一番輝くのは、今のような瞬間、何もかもを取り去った、『女』……『牝』の時、少女は彼女の言葉に、己の価値観を教え込む。
 女の子なら、誰でもキレイになれるんだから、と。

「ん……く……ふ、きつい……っ。」

 彼女の中身は、まだ慣れてないからだろう、食い占めるように膣は少女の肉棒に絡みつく。
 食いちぎられてしまいそうなそんな刺激に息を吐き出し、仰け反る体が倒れないようにしっかりと抱き寄せる。
 腰は踊り、彼女の絶頂に達したばかりの肉壺の中をずりずりと回すようにこね回し、コツンコツンと、降りてきた子宮口を何度もた叩いていく。
 そして、子宮の入口をゆるませて、ずぶり、と子宮の中まで入り込ませていく。
 肉棒を根元まで埋め込み、しっかりと抱きしめるのは彼女を逃がさぬように、か。

「エシル……ふふ、奥まで入っちゃった……。
 好きよ、エシル……だから、受け止めてね、女の……私の精子。
 禁断の愛を、交わしましょう?」

 ニッコリと笑いをこぼして、締め付けてくる彼女の膣の中を肉棒はゾリぞりと抉っていく。
 ぱちゅ、ぱちゅ、と静かな腰使いは艶かしく動き、彼女を責める。
 ぶるり、と射精の瞬間を知らせるかのように体は震える。
 とろんとした表情を見せて、少女は唇を求める。

「愛してるわ、エシル。」

 甘く囁いて、少女は唇を重ねよう。
 そして、子宮の中に、どろり、と粘りつく濃厚な精液を吐き出す。
 勢いよく腰を使わない分、しっかり注ぎ込めるだろう。
 どぷん、どぷん、と、精液が時間をかけて彼女の子宮を染めて灼いていく。

エシル・アルトワーズ > 「あぁ!、あっ、あっ、ひぁっ・・・」

抱き寄せられ、激しさを増す抽送に呼応するように彼女の喘ぎが激しくなる。脳を揺らすような快感がまるで前後不覚になるような感覚を齎す。
抱きしめる力に力が入る。加減の効かぬそれはへたをすれば息を塞ぎかねないほどだ。
快感がオーバーフローを起こし、泣きじゃくるように涙が珠となって飛び散る。

「あつい、あつい、きもち、い・・・い”っ!?」

直後、最奥の果て、本来ならば越えることのないその深部。子宮の内部を貫かれた激感に目を見開く。
痛みしか感じないはずの部位から送られる、夥しい快楽に視界が点滅し、口元はだらしなく開けられる。
涙と鼻水と涎と、あらゆる体液と呼べるものでぐちゃぐちゃになりながら母親に縋る赤子のように少女へより強くきつく抱きつく力を強める。
秘花は限界まで押し拡げられ、結合部の間からは粗相のようにとめどなく愛液を滴らせ、それでも吐き出し足りない分が挿入にあわせて噴出される。
今までにない、恐怖のような快感に泣き叫ぶように喘ぐ。
終わりが近づいているのがぶるりと震え、より一層太さをました剛茎から感じ取られる。

「わ、わたっわたしっも、もう、だめっ、おかしくなる!おかしくなっちゃう!、こわい、こわいわ、や、だめ、もう、もう――」

半狂乱で叫ぶ。もしかすれば他の客もこちらの痴態に気付いているのかもしれない。がそんなことはお構いなしに津波のように押し寄せる快楽に激しく揺さぶられながら押し付けるように唇を与え、奪う。

最後の一突き。最奥へ注がれるマグマのような熱い精。
子宮の中を満たすほどの射精と耳元で囁かれた愛の言葉。
何より欲しくて、何より恐れていたその言葉を切欠に彼女の快楽が爆発した。

「ん、んむぃ・・・は、あ?、あ、あぁ、あぁぁぁぁぁぁぁああぁあぁッ!!!」

押し付けられた唇が弾け、喉をむいて絶叫する。
股花からは勢いよく銀水が噴出され、お互いの下腹を激しく濡らし妖しく光らせる。

「あ・・・あぁ、は・・・あっ・・・・・」

永遠にも感じた長い射精の終わり、体力を使い果たしたようにぐったりと少女に倒れかぶさる。
その貌は今まで生きてきたどのときよりも「牝」として幸せを感じたものであった。

リス > 「………っ!!!」

 綺麗な彼女の姿。乱れに乱れたそれは美しく、少女を魅了するのに十分なものであった。
 絡みつく腕の強さも、元の人間であれば息を止められてしまっていたかもしれないが、今の肉体はそれを支えるのに十分であった。

「あは……あ、あああっ……!」

 ビクビクと震えて行く彼女の中に、肉棒はそそり立ち,更に、更に、と、精液を吐き出し、注ぎ込んで塗りこんでいく。
 彼女の下腹部を濡らして染め上げ、ネットリとした其れを、新たに、新たに、注ぎ込んでいく。
 二人の汁が混ざり合ったそれが溢れ、股間を濡らしていくも、今の場所故に気になることもなくて。
 抱きついてくる相手をしっかりと抱きしめ、密着していく。
 肌はひとつになるのではないかというように押し付けられていた。

「ふふ、エシル……行っちゃったのね。」

 彼女の体から力が抜けて、自分に覆いかぶさって来るのを、少女は受け止めていた。
 優しく頭を撫でて、ほほにキスを。
 そして、桶にお湯をすくって、タオルに染みこませ、顔を軽く拭ってあげる。

「取り敢えず、休みましょう。
 そのあとどうするかは、後で、ね。

 とても素敵だったわ、エシル。」

 力が抜けているだろう彼女、少女はその体を抱き上げる。
 繋がったままなのは、抜くのがもったいない、というよりも、まだ、どろり、と出ているから。
 竜の体は、体力は、まだまだたっぷりとあるけれど。
 彼女のことを気遣い、彼女を宿の部屋を一室取って、連れて行くのだろう。

 そして、朝まで休み、別れたのか、それとも続けたのか。
 それは、二人のみが知ればいいこと――――。

エシル・アルトワーズ > その時は、また!

それではお休みなさいませ。よい夜を。

ご案内:「九頭龍の水浴び場/ふたなり浴場」からリスさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場/ふたなり浴場」からエシル・アルトワーズさんが去りました。