2018/07/14 のログ
シド > 大気に夜の涼みを覚えた頃には湯を後にして
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からシドさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にカインさんが現れました。
カイン > 「ふぅ。昨日はちと飲み過ぎたな…色々骨身に染みる」

宿の一つにあるに設えられた露天風呂、
大きな湯船の中に1人身を浸して心底しみじみと言った調子の声を出す男。
深酒の結果酔っぱらって頭が重い状態で宿を後にしたのが数刻前。
そのまま仕事に出た物の結局仕事にならず、やってきたのがここだった。
酔い覚ましにと入った風呂の心地よさに上機嫌に息を吐き。

カイン > 「何より素晴らしいのは泊まれるって所だな。
 一日使わせる環境を完備してるってあたりが実に商売上手だ」

風呂だけでもいいが折角ならばと泊まりたくなるのは人の性。
大体訪れた際には宿をとっている程度には常連の男は、
まんまとハメられている格好である。
それでも文句を言う必要はない程度には満足しているのだが。

カイン > 「風呂入り終わった後に飯と酒がないと中々つらい物があるからな。
 …風呂の中で酒をのむのが一番つごうがいいんだけども」

中々そうもいかないのが困りものだといいながら、
湯の中で肩をもむ。固くなっているのが解るその様子に渋い顔になり。

「しばらく休みでも取るかな。旅行でも、といいたいところだが当てもないな」

カイン > 「…これ以上はさすがにやめておいたほうがいいな。
 また明日、目が覚めた後に入るとするか」

体がずいぶんと温まったことを確かめるように体をほぐし、
立ち上がった後にその場を後にしていくのだった。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からカインさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場/露天風呂」にリュシーさんが現れました。
リュシー > (見た目が少女であることを差し引いても、断じて認めたくはない。
認めたくはないけれど、この「露天風呂」という文化には、
ついつい、ひとを、ジジイにしてしまう魔力があると思う。)

――――― ふ、…ああぁ……あー………。

(おそらくは偶然であろうけれども、人影ひとつ見当たらない広々とした風呂で、
良い香りのする湯がたっぷり満たされた湯船に浸かれば、もう、それだけで。
突き出た岩に後頭部を預け、くったりと四肢を伸ばして目を閉じたとたん、
なんとも年寄りくさい、盛大なため息がこぼれ出た。
見とがめる者も、聞きとがめる者も居ないと思い込んでいるがゆえの、
「令嬢」らしからぬ振る舞いではある。
―――とはいえ、宿帳にはしっかり嘘を書いた。
こんな場所ではそうそう、見知った顔にも行き会わぬであろう、とタカをくくっており)

リュシー > (考えなければならないことも、しなければならないことも、
きっとたくさんあるのだ、とは理解している。
けれど、―――――抗えない、というよりも抗いたくない。

しばしの後、今宵の寝床として確保した部屋へ引きあげるころには、
諸々の悩みや思考の断片はすべて、眠気に凌駕されていた。
のべられていた寝具に潜り込み、たっぷりと惰眠を貪るはずで―――――。)

ご案内:「九頭龍の水浴び場/露天風呂」からリュシーさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にボアナさんが現れました。
ボアナ > 「生き返るわぁ……」
独り呟く声も湯煙に消えながら、男湯か女湯か選んだのはつい先刻のこと。
股座から湯波に頭を出したままの亀頭は色づき、肉感的な胸元はたゆたゆと弾んで浮かぶままでいて。

「混浴一択かしら、ねぇ……やっぱり」

腕に湯を掛けながらも、周囲の様子を気に留めることもなく。