2018/07/08 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にキュリオさんが現れました。
■キュリオ > 税を取り立てる最中、とある相手から袖の下として提供されたのが此処、九頭竜の水浴び場での歓待。
高級な食事をたらふく食した後、メイドを伴いやって来たのは露天風呂。
脱衣所にてメイドの介助で服を脱ぐと肩で風を切る様に堂々とした足取りで外へと繋がる扉を跨ぎ、足を踏み出した。
「ふむ。中々のものではないか。
貸し切りではないというのが気に食わんが…まぁ良い。」
平民も入ることが出来る浴場だとて、その造りは立派なもの。
貴族でも個人所有しているのは少ないだろうその施設に、態々歓待を受けているというのは気分が良かった。
湯浴み着に着替えたメイドが洗い場へと促すと、どかりと座り後はメイドに任せて体を洗わせた。
■キュリオ > 石鹸を擦り込んだ手ぬぐいが丁寧に身を這い、汗ばんだ肌を拭う。
洗う方も、洗われる方も手慣れたもので身を任せてその体を徐々に泡が包んでゆき。
股間部分にだけは手が伸びず、洗体をしていないのは、お察し。
「ちっ。しかし気が利かん。
女の1人も提供すれば良いものを…。」
夜には1人、女が着くとは聞いているが、それでも気が利かぬと身勝手な愚痴を独り言ち。
世話に慣れたこのメイドは使い勝手は良いものの、時に飽きが来る時だってある。
別の女に世話の一つでも、と。
先客か、それとも脱衣所の方から新たな客でも来ないかと視線を巡らせた。
或いは宿が気を利かせて女を派遣してくるかもしれないが、さて。
■キュリオ > 結局別の女は見つからず。
不機嫌そうな顔をして湯へと浸かり、時間が過ぎていくのだった―――
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からキュリオさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場/岩風呂」にカインさんが現れました。
■カイン > 「ふぅ。体が冷えてるは酔いが抜けきらないわで散々だったからな…」
宿の一つにあるに設えられた露天風呂、
大きな湯船の中に1人身を浸して心底しみじみと言った調子の声を出す男。
深酒の結果酔っぱらって宿の近くで朝まで熟睡するという醜態をさらしたのが今朝の事。
そのまま仕事に出ていつもよりハードな労働を散々こなした後、思い至って湯に浸かっているのだった。
文句交じりに心底心地よさそうに大きく息を吐き出し。
■カイン > 「何より素晴らしいのは泊まれるって所だな。
一日使わせる環境を完備してるってあたりが実に商売上手だ」
風呂だけでもいいが折角ならばと泊まりたくなるのは人の性。
大体訪れた際には宿をとっている程度には常連の男は、
まんまとハメられている格好である。
それでも文句を言う必要はない程度には満足しているのだが。
■カイン > 「風呂入り終わった後に飯と酒がないと中々つらい物があるからな。
…風呂の中で酒をのむのが一番つごうがいいんだけども」
中々そうもいかないのが困りものだといいながら、
湯の中で肩をもむ。固くなっているのが解るその様子に渋い顔になり。
「しばらく休みでも取るかな。旅行でも、といいたいところだが当てもないな」
■カイン > 「…これ以上はさすがにやめておいたほうがいいな。
また明日、目が覚めた後に入るとするか」
体がずいぶんと温まったことを確かめるように体をほぐし、
立ち上がった後にその場を後にしていくのだった。
ご案内:「九頭龍の水浴び場/岩風呂」からカインさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にエウロペさんが現れました。
■エウロペ > 強い日差しだけでなく、未だ湿った空気も残る今日このごろ。
エウロペ的にあんまり過ごし易い季節ではないことは確か。
日ごろの汗を流してさっぱりするために、いつもの大浴場へと足を運んだ。
「ふぅぅ…」
湯煙の立ちこめた大浴場は、その広さもどれだけの人がいるかも曖昧。
そんな中エウロペは一人乳白色のぬるま湯に浸かって、じっくりと長い時間入浴を楽しんでいた。
白く濁ったお湯のおかげで体型ははっきりしないものの、湯船にはふたつの巨大な浮島がぷかぷかしていた。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にマリスさんが現れました。
■マリス > 今日も仕事を終え、疲れを癒す為に訪れた大浴場。すっかり常連となっていた。
衣服を脱ぎ落し、豊満な体躯を晒しながら湯煙の中に足を踏み入れる。
洗い場でざっとその身を洗い流し湯船に歩み寄って行くと、先客の姿が見受けられて。
目を凝らして見ればぷかぷかと浮かぶ浮島二つに瞳を細める。
「どうも……お隣、よろしいかしら?」
そっと声をかけながら、早くも足先を乳白色の湯に差し入れる。
特に断りがなければ彼女の隣にゆっくり身を沈めていこうとして。
■エウロペ > ふと、人の気配を感じれば視線を向ける。
出るとこは出ているのにしっかりくびれた、羨ましいくらい魅力的な肢体を持つ女性。
ただ自分の少々ふしだらな生活では、見事なプロポーションなど夢のまた夢であった。
「ええ、もちろんどうぞ」
こちらの答えを聞く前からもう入る気満々という感じだが、エウロペは気にしない。
もちろん彼女が隣に来ようとも。
近くに寄ればエウロペの柔らかそうな肌と、やたら豊満な体型と胸が目に付いてしまうかも。
「お仕事帰り?」
初対面でも風呂場での裸の付き合いであれば、遠慮なく彼女に話しかけてみよう。
■マリス > 許可を得られればニコリと笑って、ぬるめの湯にゆっくり身を沈めていく。
やたら豊満な体型、胸。眺めているだけで気分良く、不躾にも視線が向いてしまうだろうか。
「ええ、仕事の疲れを癒そうと思ってここに。貴女も?」
裸の付き合いは望むところ。問いを返しつつ、足を伸ばすようにして寛ぐ。
湯煙ではっきりしないが、今浴場に残っているのは自分達二人だけのようだ。
「最近、仕事帰りによく此処に寄ってるのよ。もしかしたらまた会ったりするかもね」
■エウロペ > 視線を向けられるのは、慣れっこなためかあんまり気にしない。
湯船に浮かぶ半球の先端は、絶妙に乳白色の湯に沈んでいるため見えはしないが、うっすらとしたピンク色は見えるかも。
「私は…汗かいちゃったからここへ。
こんな時間までお仕事なんて、お疲れ様ね」
ちょっと恥ずかしそうに頬をうっすら染めながら、苦笑いを浮かべる。
確かにこの時期であれば、汗のケアが大変そうな体型である。
仕事帰りだと言う彼女にささやかな労いの言葉を掛けて。
「私はたまに使うくらいね。大抵は自宅のお風呂なんだけど。
開放感に浸りたいときや、素敵な出会いがあればいいなってときはこっちを使うの。
だから…ふふっ、これがその素敵な出会いならまた会いたいわね」
入り浸るよりたまに訪れた際の出会いこそ、縁のようなものを感じられる。
だからこそ彼女との出会いも素敵なものだといいなと、優しい微笑みを浮かべてみせた。
■マリス > 湯煙と乳白色の湯が絶妙に半球を覆っているものの、薄らと浮かぶピンク色に目敏く気づいた。
それにしても、自身とはとても比べられない程の爆乳についつい視線は其方を向いてしまう。
「ありがとう。まぁ仕事だから。でも、私自身は満足してるのよね、この仕事に」
そして汗のケアで訪れたと聞けば、なるほど、と一度頷いた。
今時期、そしてこれからは十分気を配らなくてはいけない季節になっていくだろうし。
それは自分も同じことである。
「ふふ、ステキな出会いにしちゃう? 私、マリスっていうの」
優しい微笑みにどことなく感じられる母性。
それに惹かれるように自身の名を名乗り、少し距離を詰めた。
隣り合った互いの肌が、湯の中で淡く触れ合う。
■エウロペ > 血色の良い肌を持つエウロペの豊満な胸は、湯が波立てばたゆんたゆんと柔らかく揺れ動く。
さらに視線を釘付けにしてしまうかも。
「あら、それはいいことじゃない。
どんな仕事してるの?」
仕事が充実していると語る彼女に、エウロペも自分のことのように微笑む。
長く生きている分いろいろなことを経験した結果、あまり熱中できるものが少なくなっているエウロペにとっては、充実した日々というのはちょっとした憧れだ。
「ふふ、私はエウロペよ。
素敵な出会いって言っても、いろんなやり方があるわよね…」
お互いの柔肌が触れ合っても、エウロペは抵抗するそぶりも離れる様子も無い。
あるのはほんのりと熱を持った視線を送ってくるくらい、どんな「素敵」なことをしてくれるのか、期待を孕んだ瞳だ。
■マリス > 波立つ湯に呼応するかのように柔らかく揺れ動く乳房に、またも視線が吸い寄せられる。
釘付けになりそうな視線を、彼女の顔へ移動させた。
「ふふ、娼婦なの。それも、女相手の」
特に躊躇することもなく口にする、自身の職業。
人によっては敬遠するかもしれないが、それでも隠すつもりはなく堂々と言ってのけた。
「そうね。……なら、私流のステキな出会い、してみる?」
熱を持った視線に気づけば、浮かべている微笑みが艶めいたものへと変わる。
そのまま更に距離を詰め、柔肌を密着させて、顔を寄せていく。
抵抗されなければ彼女の厚い唇に、自身の唇を押し当てようとして。