2018/07/04 のログ
■アリルネージュ > 「ふふ。」
踊り子は微笑を浮かべたまま、ゆっくりと相手の背後から近づいていく。
腕を広げそうっと抱きすくめるように両手を回し…。
ぎゅうっと少し強めに抱きしめ、自らの豊かな乳房をその背中に押し当てる。
踊り子の衣装のまま、その滑らかな褐色の肌の心地よさを相手に与えるために。
今夜の獲物を目の前にし、うっすらと笑みが深まる。
舞踊で骨抜きにした客か、従業員の依頼で調教させるための相手か。
マッサージ、という名目もあるかもしれない。
しかし、専門的なマッサージなど知る由もなく、従業員の口八丁だろう。
何にせよ、自分にとってはご褒美という物。
有難く頂くためにふぅっと耳元に甘い吐息を吹きかけていく。
さわ、さわ、と褐色の繊手が肌をなぞり、男女を問わず性感を高めるために。
その繊手は悪戯っぽく肌に触れつつ、ゆっくりと降りていく。
じっくりと触れながら、相手を焦らすように内腿をそうっと撫で上げて…。
銀のアイラインが引かれた瞳がじっと反応を伺うように。
面白がるようにして目の前の相手を見つめているだろう。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にウイユオールさんが現れました。
■ウイユオール > どうして、この様な状況になったのか?
少年には記憶が曖昧。明日にでもなれば、記憶が鮮明になって思い出せるかも知れないけれど……
少なくとも今は、頭の半ばぼんやりして記憶の再現が難しく。
ただ一つ覚えているのは、踊り子の舞いを見ている間に何かおかしな気分になり……
という一点。
今はここに居る、という状況に至った経緯も違和感を感じる事はなく。
ただ、性格的に、背中に豊かな膨らみが形を変える感触を感じると、羞恥を感じはする。
「あっ……」
耳元に吐息が吐きかけられると、びっくりしたのとさざ波のような快感に軽くのけぞり。
背後から回されるしなやかな腕が、下に向けた視界に映る。
二本の腕はまるで二匹の蛇のように、巧みで妖しい動きを見せながら降りていく。
もっと欲しくなる、しかしずっとこのまま続けて欲しいと思わせるような、絶妙な手口。
少年の意思とは関係なく、扉を開ける様に陥落した両脚が、半分自動的に開いていき。
■アリルネージュ > 「可愛い子…。何も考えなくていいの…私に身も心も委ねて…?」
甘く、蕩けるような声で耳元に囁きかけつつ、ゆっくりと両手を動かす。
さす、さす、と内腿を撫で上げるように。
しかし、肝心の部分には触れない。
触れないまま、期待させるように付け根の辺りに近づき、離れるを繰り返す。
「ふふ…してほしいのかしら…?」
そうしていれば、ゆっくりと開いていく両足。
とろんと蕩けた表情を見ていれば、無意識かもしれない。
可愛い事、と手を動かしながら、ゆっくりと少年の背中に乳房を押し付けて。
そのままゆっくりと身体を動かす。
むにゅりという感触を少年に伝え、同時に少年が見ていた舞踊を想起させるように。
妖しい舞を思い起こせば、またぼうっと心地よくいやらしい気分に浸る事ができるだろう。
そうして少年を忘我の境地へと誘いながら、そうっと股間の逸物に触れていく。
着衣のまま、ゆっくりと上下に撫でるように…。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からウイユオールさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からアリルネージュさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にカインさんが現れました。
■カイン > 「ふぅ。体が冷えてるは酔いが抜けきらないわで散々だったからな…」
宿の一つにあるに設えられた露天風呂、
大きな湯船の中に1人身を浸して心底しみじみと言った調子の声を出す男。
深酒の結果酔っぱらって宿の近くで朝まで熟睡するという醜態をさらしたのが今朝の事。
そのまま仕事に出ていつもよりハードな労働を散々こなした後、思い至って湯に浸かっているのだった。
文句交じりに心底心地よさそうに大きく息を吐き出し。
■カイン > 「何より素晴らしいのは泊まれるって所だな。
一日使わせる環境を完備してるってあたりが実に商売上手だ」
風呂だけでもいいが折角ならばと泊まりたくなるのは人の性。
大体訪れた際には宿をとっている程度には常連の男は、
まんまとハメられている格好である。
それでも文句を言う必要はない程度には満足しているのだが。
■カイン > 「風呂入り終わった後に飯と酒がないと中々つらい物があるからな。
…風呂の中で酒をのむのが一番つごうがいいんだけども」
中々そうもいかないのが困りものだといいながら、
湯の中で肩をもむ。固くなっているのが解るその様子に渋い顔になり。
「しばらく休みでも取るかな。旅行でも、といいたいところだが当てもないな」
■カイン > 「…これ以上はさすがにやめておいたほうがいいな。
また明日、目が覚めた後に入るとするか」
体がずいぶんと温まったことを確かめるように体をほぐし、
立ち上がった後にその場を後にしていくのだった。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からカインさんが去りました。