2018/07/02 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にエレイさんが現れました。
エレイ > 「──ウボァー……」

夜。
湯煙の立ち込める露天風呂で、変な声を漏らしながら湯に身を浸してだらりと寛ぐ金髪の男が一人。
湯船の縁の岩に背を預け、濡れて張り付く前髪を軽く掻き上げながら夜空を仰ぐ。

「ふぃー……うむ、久々に来たが相変わらずいい湯加減だと感心顔になる。
ちょっと僅かに以前より客足が少ない気はするが……まああ今はそこは仕方にいか」

なんて呟きながら、頭に載せたタオルを手に取りぐいっと顔を拭った。