2018/06/17 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にエイブラさんが現れました。
■エイブラ > (片手に徳利を乗せたお盆を持って、
のんびりと浴室へと向かっていき、前を隠したタオルを畳んで
手桶に入れて湯に浸して軽く搾ってから畳んで頭ん乗せて)
「朝から風呂と酒というのも贅沢なものですね…まぁ、たまには
こういう贅沢もいいですかね」
(ゆったりと湯船に浸かり、徳利に入れた酒をお猪口に注いで
いき、一口飲んでは背中を湯船の縁に預ける)
■エイブラ > 「…平和ですねぇ。
あちこちで争いごとが起こっているとは思えないくらいです。
まぁ、人間のすることに余り口や手を出すつもりもなかった
のですが…ねぇ」
(のんびりと湯と酒を楽しみながら、ぼんやりと街の中で見か
けるあれこれを思い出して。随分と考え方が人間っぽくなりま
したと、ひとり呟く)
■エイブラ > 「偶には海に戻りましょうか。
久しぶりにクジラやサメ達と遊ぶのもいいですしね。かつては
随分と手強い相手でしたが、今となっては簡単に御せるように
なってしまってますが」
(体躯の巨大な相手、鋭い牙をもつ相手、かつてはいい勝負を
していたものの、魔族になってからは一方的に倒せるように
なってしまい、少々詰まらなくなってしまった)
■エイブラ > 「さて、そろそろ上がりましょうか。
お酒もなくなってしまいましたし、これ以上は茹蛸になってし
まいますね」
(蛸の魔族である自分だとますます茹蛸になってしまうと小さ
く笑い、海に帰るならどのルートを通ろうかと考えながら。
湯を上がり脱衣場へと向かい歩いていった)
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からエイブラさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にカインさんが現れました。
■カイン > 「ふぅ。生き返る…。」
宿の中にある数ある風呂の一つ、大がかりな岩風呂で、
大きな湯船の中に1人身を浸して心底しみじみと言った調子の声を出す男。
数日待ちの外での仕事をこなした後、ようやく帰って来たのが今日の事。
旅の疲れも解けていくような心地よさに大きく息を吐き出し。
「真昼間だと全体的に人が少なめなのでゆったりできるのはいいな」
ご案内:「九頭龍の水浴び場」に紅月さんが現れました。
■紅月 > かららっ…温泉へと続く扉を開く。
紅の長髪をさらりと後ろにながし、桜の手拭いを巻き、まずは体を清めるかけ湯を、と思えば…
「うふふっ…おーんせん、おーんせん♪
…って、カイン!
お仕事帰り?お疲れ様」
見慣れた男の姿に嬉しげに笑みながらはなしかけようか。
そして、桶でザパリとかけ湯をし、温泉の縁に腰かけて足湯をしよう。
■カイン > 「ん?紅月か。ああ、今日は朝に終わったんでな。
のんびりこうやって風呂に入ってるという訳だ」
上機嫌な様子を隠しもせずに言い返しながら手を挙げて、
言葉を返しがてらゆっくりと目を細め。
「そっちこそこんな所で一体どうした?」
■紅月 > 「ん、私?
私は昨日から連泊中だよ、ちょーっとのんびりしたくなっちゃってね」
男に問われれば温泉に浸した足を弛くゆらゆらと動かし、苦笑をひとつ。
「なんて言うか、ほらアレだよアレ…どうも仕事に身が入らないとかヤル気出ないとか…そういう時期、みたいなね?」
明確な理由とは言えないかもしれないが、実際そうなのだからしかたない。
要は、いつもの気紛れらしい。
■カイン > 「ほう?まあ、金が底をつかない程度に程々にしておけよ」
相手の話を聞けばクックと喉を鳴らしてから言い返し。
「それで、風呂に入ってやる気は回復しそうかね?」
そういい返しながらに相手を軽く手招きし。
■紅月 > 「ふふっ、それは大丈夫!
あっちこっち採集三昧で野宿続きだったから、使うタイミングなくて貯まる貯まる。
…清浄魔法あるからお風呂の心配は無いとはいえ、やっぱり湯船は愛おしいわ」
クスクスと笑って、そう返し。
しかし、手招きされれば向かおうと…するが、まだ髪を結っていないと思い至る。
「うぅん、どうだろ…っあ、ちょっと待って、髪結わないとお湯に浸かって迷惑にちゃう」
あわあわと、急いで髪を結い上げようとするだろうか。
■カイン > 「そりゃあ良かったな。ん?髪なあ。前も言った覚えがあるが、切ったらどうだ?」
大変そうだなと眺めながら肩を竦める。
そのまま湯の中で腕を遊ばせて大きく息を吐き出し。
「男はそこまで髪の毛何て伸ばさんからな。
神は女の命なんて言われるが」
ご案内:「九頭龍の水浴び場」に紅月さんが現れました。
■紅月 > 「カインはそんなにショートの紅を見たいの?なぁんて」
ふふっと笑って、気がかわったとばかりに手拭いだけポイっと外して抱きつく。
「んふふー、そのうち切ってみせたげるよ!」
笑う紅髪、珍しく積極的な彼女に男が手を出したかどうかはまた別のはなし。
■カイン > 「正直髪が長いと色々と大変だからな」
何がとは言わないが、肩を竦めて言い返す。
そのまま抱き着いてくる相手を不思議そうな視線を向け。
「まあ…そうだな、期待せずに待っておく」
そう軽い調子で応じながら、暫くの間静かな時間を過ごしていくことになるのだった。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」から紅月さんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からカインさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にフラヴィアさんが現れました。
■フラヴィア > 「……むぐぅ……なん、フラフラ……する?」
旅館の一角、浴衣姿の男女が多く出入りするラウンジへと、おぼつかない足取りで来るものがいた。
白磁の肌は上気し赤く、こぼす吐息は熱っぽく、どこか甘さが混じっている。
単純にのぼせただけか、知らぬ間に怪しい湯にでも入れられたのか。
ともあれ、ぺたぺたと素足の音を立てながら、壁に背を預け崩れるよう座り込むのだった。
「み、みず……」
ここまでの道中でもらってきた水筒を、髪を使って口元へと運び喉を潤す。
一気に飲み干してから、深く深く息を吐いた。
■フラヴィア > 水分を補給、多少なりとも落ち着いたところで、漸く能力を使い体調を整えていく。
真っ赤になっていた頬はすぐにほのかなピンクへと、荒い呼吸と共に落ち着き。
「ぜぇ、ぜぇ……もう、なんだって――」
思わず素で汚い言葉を使いかけ、そこで多少なりともラウンジの視線を集めていたことに気づいた。
目をぱちくり。気恥ずかしげに微笑んで。
「……ど、どうしたことでしょうね。うふふ」
全然誤魔化せていなかったが、そう言って足早にラウンジを去っていったのだった。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からフラヴィアさんが去りました。