2018/05/31 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にリクルさんが現れました。
■リクル > 夜の帳もすっかりと落ち切り、空にはお月様が顔を出している。
ここ数日の節約と稼ぎのおかげで、普段は滅多に泊まれない宿に部屋を取ることができた。
今日はのんびりお風呂に入るぞー!と意気込んでやってきた。
服を脱いで浴場へと向かうと、温泉独特の湯気が立ち込める空間
ただでさえ日中は暑かったのだから、水浴び場とどちらが良いか悩んだのだけど、
噂の温泉はのんびりできると聞いたのが決め手になった。
作法がよく分からずに、入り口で戸惑っていたものの、先客の真似をしてまずは身体を洗うことに。
「……これ、使っても良いんだよね…?」
備え置いてある石鹸を手に取って。
もこもこと泡立てると白い肌へと擦りつけていき。
■リクル > 「……あわあわだ」
たっぷりと泡立てた石鹸で全身泡だらけ。
綺麗に身体を洗い終えると、湯気が立ち込める中、お目当ての温泉へと向かう。
話に聞くところによると、いろんな種類の温泉があるらしい。
全部を制覇してやろうと、まずは一番手近な檜風呂へと向かうのだった。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からリクルさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にグスタフさんが現れました。
■グスタフ > 高い所から注ぐ湯を受ける。身体を打ち付ける湯が心地よい。
ゆっくりと肩まで湯に浸るのもいいが、湯に揉まれるようなこちらもなかなかのモノだ。
肩を回せばゴキゴキと身体の内から唸る音。気怠さを拭うには浸るだけでは物足りぬ。
「按摩師も最近はなぁ……」
腕もさることながら、信頼のおける相手となると。腕組みしてしまう。
■グスタフ > 「手練れは油断ならぬ」
特にそれで生計を立てているような輩は。
ではそれなりの腕をもって信頼のおける相手なんぞはいなかった。
日頃の行い、環境含めて、仕方がない所ではあるが。
「一から育て上げる、か……?」
腕のいい信頼のおける按摩師がいないのなら
信頼のおける相手を按摩師にするというのはどうか。
「気の長い話だ……」
肩を揉みながら息を吐いた。
■グスタフ > 立ち上がり、少し湯あたりから離れると酒を煽った。
喉を焼く、熱い息を零しながら全裸のまま軽く身体を屈伸させた。
大分よくなってきたか、自分の身体が思い通りに動かせるという
当たり前を噛みしめる。なんでもないことが、なんでもなくできるということが万全なのだ。
「単純なことばかりだな。難しくしてるのは心のほうだ」
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にヴァルブルガさんが現れました。
■ヴァルブルガ > 承知しました。移動します。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からヴァルブルガさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からグスタフさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にマイさんが現れました。
■マイ > 湯気がもうもうと立ち込める大浴場にある湯船の一つに、少年が一人入浴していた。
浴場なので利用者の数もそれなりにいるはずだが、それ以上に大浴場が広大なこともあって、広い湯船を独り占めしているような気分。
つい先ほどにダンジョンに潜ってお宝を探し当てる依頼を終えたばかり。
お宝探しと言ってもそんな華やかなものではなく、森の中を駆け回り、洞窟に潜って泥まみれになり、雨でびしょぬれになったりなど、なかなか大変である。
裏家業のほうが華やかだなーとか思ったりもするが、こういう苦労こそトレジャーハンターの醍醐味だ。
「あー、あっつ…」
とはいえ結局は年頃の少年。
湯船に浸かって汗と汚れと疲れを洗い落とし、のんびりとだらしない声を出すほど歳を取っていない。
のぼせそうになれば湯船の淵に腰を掛け、足だけを湯船に入れて手ぬぐいを頭に乗せて熱を下げる。
この後はお酒でも飲もう、特に安っぽいワインがいい。