2018/04/23 のログ
セレナ > 「流し、ですか? そんなサービスが……」

臨時の従業員ときいて、改めて相手を観察するように眺め。そのサービス用に雇われたという事なのでしょうかと、小さく首を傾げ。
男性に肌を無防備にさらすのはどうかという羞恥心と、とりあえずはサービスを体験してみたいという好奇心の狭間で迷って沈黙する事しばし。

「ええと、それではお願いします」

せっかくなのだから、サービスを体験してみたいという好奇心が最終的には勝って、サービスの申し出を受け入れる。

エレイ > 「うむ。結構伝統あるサービスなのだがちょっと僅かに認知度が低いのでこうして
お客さんに営業をかけていくことも稀によくある」

観察してくる彼女に笑みを向けながら、ウンウンと頷きつつそんな事情を漏らす。
黙って思案し始めるのが見えれば、男も急かさずのんびりと答えを待ち。

「──ンフフ、OK。それじゃあちょいと上がってもらって、洗い場までご案内しようか。
……あ、タオル要りますかねぇ?」

やがて色よい返事が寄越されると嬉々として笑みを深め。洗い場まで誘導しようと上がるよう促しかけて、
ふと思い出したように、抱えた桶からバスタオルを取り出して差し出す。
羞恥心の強そうな客への配慮でもあり、信用を得て警戒心を少しでも減らしておこうという打算でもある。
そして彼女が湯から上がれば、ゆっくりと洗い場へと案内していって──。

セレナ > 「そうなんですか? あまり、聞いたことのないサービスの気がしますけど」

知名度が低いから、宣伝を兼ねて客に声をかけているのかなと相手の言葉に疑問を示すように首をかしげ。
それならそれで、女性には女性の従業員が声をかければいいのにと多少のもやっとした気分を抱えつつも、とりあえずは良しとして受け入れ。

「あ、はい。お願いします」

バスタオルが差し出されたのに、気が利いているとほっとしたように笑みを浮かべて受け取り、肌を隠し。案内されるままに、後をついていって洗い場へと。
用意の良さに、従業員教育はしっかりしているのだなと感心しつつ。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からエレイさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からセレナさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にシャルティアさんが現れました。
シャルティア > 旅館から少しだけ離れた、広い露天
ヒノキのような独特の香りのする湯はぬるめで、長時間入ってても湯あたりしない
そんな温泉に仰向けに四肢を伸ばしゆったりと温泉に浸かる小さな少年
幼い顔立ちは人懐っこく活発そう。そんな顔をふにゃーと緩めて、気持ちよさそうに温泉を楽しんでいる