2018/03/31 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にエレイさんが現れました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からエレイさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にエレイさんが現れました。
エレイ > 「──ウェーイ……」

湯煙立ち込める露天の岩風呂。
熱い湯に身を浸し、変な声を漏らしつつ湯船の縁に背を預けてぐでりと寛いでいる金髪の男が一人。
身にしみるような湯の熱さを堪能するように目を閉じ、ハフゥ……と大きく息を吐き出す。

「ウム……見事な湯加減だと感心するがどこもおかしくは……ってなんか毎回言ってる気がするが……
まああそれだけこの風呂のクオリティが高いということだな」

などとセルフツッコミを交えたしょうもない独り言を呟きつつ、頭に載せたタオルを手に取り軽く顔を拭う。
それから、誰かこねーかなー、女の子とか、というささやか(?)な願望を込めた視線をちらりと出入り口の方に向けてみたりして。

エレイ > 「……。まああそう都合よくは行かぬぇーか」

女性どころか男性すら現れる気配もなく、ため息混じりに呟きながらカシカシと頭を掻いて。
やがて湯から上がると、ふらりと温泉を後にした。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からエレイさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にシャルティアさんが現れました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からシャルティアさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にブレイドさんが現れました。
ブレイド > 背中を強打して一晩。
衝撃による全身の痛みは多少は和らいだものの、完治したとは言えない。
そして、背中は未だにズキズキと痛む。
同居人の少女がまだ帰っていない状況では、治療も望めない。
そこで、少し小耳に挟んだ、温泉宿へと向かったわけだ。
多くの温泉を有する宿であれば、打ち身や怪我にきく薬湯もあると踏んだのだ。
その目論見は見事に的中し、今はその隅っこで肩まで浸かっている。

「ぐ、あ…ぁぁぁ……」

変な声が出てしまう。心地よさもあるが、やはり背中に走るしびれるような痛み。
切り傷やら、軽い打撲なら問題はないのだが…

ブレイド > 「く、ふ……ぅぅ…」

縁にもたれかかる、と言っても背中を預けては少しつらい。
そのため風呂の淵に腕を組んで顎を乗せる格好で。
少し年配っぽいが、痛みのせいでため息めいたものが溢れる。

「効いてんのかよくわかんねーけど…しばらく通ってみるかぁ…」

やれやれと言った表情で。
一人で湯治はいいものの、痛みが伴うとあればあまり楽しくはない。

ブレイド > 「は、ふ……」

ズキズキと背中は痛むが、まぁ慣れてきた。
多少は湯治を楽しむ余裕も出てきたというものだ。
様々な温泉を楽しめないのは難儀なものだが
せっかく来たのだし……

ご案内:「九頭龍の水浴び場」にクロエさんが現れました。
クロエ > 「これが庶民たちの入るお風呂?
結構広いじゃない」
ぺた、ぺたと足音を鳴らしながら風呂場へやってくる。
前をタオルで隠しながら、しかし照れる様子なく堂々と歩く姿は自信ゆえか、あるいはほかの客が見えていないか。

ブレイド > 「……ん?」

ペタペタという足音。
隅っこにいるせいで少し遠目だが、ピンクの髪がやけに目立つ。
……少女の姿

「……………んん!?」

混浴だったのか?ここ。
そういえば、そういう区分けを見なかったような…
他の客を見てなかったせいか、まったく気づかなかった。

クロエ > 「――あら」
ワンテンポ遅れての発言。
叫びそうになった声を飲み込み、余裕ぶった顔で少年を見る。

貸し切りと(勝手に)思っていたところに、異性の姿。
さらには近年引きこもっていたこともあって久しぶりに見た人の姿は少々刺激が強かった。
それでもその顔を保てたのは、ひとえに自らの誇りのため。

「こんにちは、幼い人間さん。
お湯、もらうわよ」

そういって、返事を待たずにお湯を掬って自らの体にかけていく。

ブレイド > 「え?あ?お、おう…」

一方こちらはキョトンとした表情。
結構空いてる温泉もあるというのに…
かと言って、現状ではすばやく動くことはできない。

少しのんきな少女の挨拶。
見上げ視線を下ろし、そのまま視線をそらす。

クロエ > 数回、お湯を体にかけたあとゆっくりと足を踏み入れる。
ちゃぷ、ちゃぷ、と音を立ててから、クロエの体がお湯へ入っていく。

「ふぁ、あ、あぁぁ……」

きりっとしていた顔が崩れ、年相応の、少女の笑顔が浮かぶ。
大きくため息をつきながら、胸元までつかっている。

「しょみんのおふろってきいてたけど、いがいといいものねぇ」

独り言のようにつぶやく。

ブレイド > 話し方やその内容からして、貴族か何かだろうか?
幼い少女と言えど、まじまじとみるのもさすがに悪い。
だが、言わなければならない。

「おい、あんた…」

視線はそちらには向けない。
あくまで視線を外したまま。

「タオル、湯につけんな」

クロエ > はふぅ、と脱力モード。
脳の片隅で少年の言葉を捉え、ちらりと少年の方を見るが、視線はこちらにない。
一応周りを見渡してみるが、ほかにはいない。
どうやら彼にしか見えない何かがいるらしい。

そう確信し、クロエはタオルで前を隠したまま、お湯につかっているのだった。

ブレイド > 「……アンタだよ、そこの…ピンク髪」

バッチリ無視された。
少し苛立ちつつも、今度はしっかりそちらに顔を向け。
配慮が過ぎたか…。
いや、まじまじとみる気もないのだが。

クロエ > ピンク髪といわれ、流石に自分のことかと視線を向ける。
「私のことを言ってるの?
それとも、ほかにもピンクの髪の子でもいるのかしら」

余裕の表情は崩さず、当然のような態度でいる。