2018/03/18 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にエレイさんが現れました。
■エレイ > 「♪フンフフン フンフフン フンフンフーン……っと」
夜。
ヘタクソな鼻歌を奏でながら、露天風呂へとタオル片手にやってくる金髪の男が一人。
湯煙漂う広い岩風呂を軽く見渡しながら、桶を拾うと湯船の側に近寄り、しゃがみこんでざばっと掛け湯。
さて浸かろうかと、片足を湯に入れた時──
「……んー?」
自分が立てたもの以外の水音が聞こえた気がして、ふと動きが止まる。
そしていま一度視線を巡らせ、少し離れた場所にある岩を見つけると、数秒そこを見つめ。
そのままおもむろに、もう片方の足も湯に入れてざぶざぶとそちらの方へ近づいてゆき。
「……そこに誰かいるのかにゃ?」
と、岩陰を覗き込みながら声を掛けてみた。
■エレイ > さて、岩陰には果たして誰がいたのか。それとも、実は誰もいなかったのか──
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からエレイさんが去りました。