2018/02/14 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にボブさんが現れました。
■ボブ > (最上階の露天風呂は見晴らしが良く、いつも人で賑わっているが、一階にある露天風呂はお湯の湯質も同じながら人が少ない穴場で
褐色の肌の上に幾多の古傷を抱えた男は静かな一階にある露天風呂の湯船に身体を預けていて)
「はあぁぁぁ~~~、癒されるぅ~~。
今日も修練場で身体を鍛え上げていたからその疲れた身体にお湯が染み渡るぅ~」
(湯船の淵に両肘を乗っけて、背中を湯船の淵に当て、上体を反らせるようにしながら男の口から悦楽に満ちた声が漏れていて)
■ボブ > (人で賑わう最上階の露天風呂とは違った一階……地上階の露天風呂でゆっくりと一人風呂を楽しんだ男は
静かに風呂場を後にしていった)
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からボブさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にリオンさんが現れました。
■リオン > 戦場跡でのグールが沸かない為の浄化作業を終えて帰路へとついたはずが、気づけばまったく別方向の温泉宿にたどり着いてしまった。
せっかくだからと宿で一泊することに決めると早速露天風呂へと繰り出し、まだ誰もいない露天風呂を独り占めにしながら頭上に広がる青色の空を眺めて四肢を伸ばして。
散々歩いて蓄積した疲労が温かなお湯の中へと溶け込んでいくような感覚に思わず息を吐き出し、たまには方向音痴でもいいことがあるものだと。
「くうぅ、はぁあぁ、たまには羽を伸ばすのもいいですね。」
■リオン > 宿内に複数ある温泉施設の中で公式には明言されてはいないが、相手を求める面識のない男女の出会いの場として使われている温泉の1つ。
今女が満喫しているのがまさかその1つであり、数ある中で特にその色が濃い温泉を引き当てる当たりが病的な方向音痴のなせる業か。
温泉を満喫する女の姿は他から見れば出会いを求める女に見えており、当の本人は偶然迷い込んだだけに知る由もなくて
■リオン > 湯船に肩まで使って頭だけを出していると不意に入り口のほうの物音に気づき、顔を向けてみれば数人の男性客。
こちらを見ながら何かを話しているようだが女にしてみれば湯船に沈んだままどうすることも出来ずに、そのままどんどんと男性客達は近づいていつの間にか取り囲むように陣取られてしまうだろうか。
結局その夜は自身の部屋に戻ることはなく、彼らの中の誰かとかそれとも全員と夜を共にしたのかは本人達しか知らず。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からリオンさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にカインさんが現れました。
■カイン > 「ああ……こいつは生き返るな…」
宿の中段あたりに設えられた露天風呂、
檜作りの大きな湯船の中に1人身を浸して心底しみじみと言った調子の声を出す男。
つい先ごろまで外で駆けずり回っていただけに、
湯の温かさが文字通り身に染みて手足がピリピリとしびれるような感覚を心地よく受け入れ。
「やっぱり慣れないことはするもんじゃないな、
一応宿代程度の収穫があったのがせめてもの救いかね」
欲を掻いて遺跡に潜った挙句、大したものも手に入れられず、
這う這うの体で街までたどりついたのがつい先ほどである。
散々雨や夜風で冷えた体だけに湯の温かさが骨身に染みる。
■カイン > 「しかしあの遺跡は一体だれが何のためにあんなことにしてるのやら。
所有者何ているわきゃなし、貰えるものはありがたく頂戴しとくにしろだな」
上機嫌ではあるものの、昨日から今日にかけて探索する羽目になった、
遺跡を思い返して首をひねって疑問を漏らす。
潜ったのは初めてではない物の、やはり何度潜っても不思議な遺跡である。
浮かべたお盆の上に載せた東方の酒を猪口に載せ、一口煽って十字を切る。
宗教何ぞに縁のない身の上ではあるが件の遺跡で手に入れた、
犠牲者の物と思しき物品を売り払った金が化けた酒である。
供養じみた事くらいはしなければ罰が当たりそうである。
最も、あの遺跡の被害者が本当に文字通りに死ぬかどうかというと大変怪しい気もするのだが、
それはさておきくいと一口酒を煽る。
「いただきます、っと」
■カイン > 「ぷはっ。うん、良い酒だ」
感じる旨さに上機嫌。若干の酒気の混ざった息を吐きながら、
体が中からジン割と温まっていく感触を楽しみながらもう一口。
高い酒だけあって味の方は折り紙付きだ。
最も、日の稼ぎがそれですべて消えたと考えると若干切なくも感じるが。
「別段金に困ってる訳じゃないが、ここの所大層無駄遣いしてる気はするな」
自分で言ってて悲しくはなる物の、使える時は一気に使うのが信条。
それを考え始めると今までどれだけ無駄遣いしてきたのか数える羽目になるのが怖いので、
こっそり飲み込んでちびちびと酒を煽り。
■カイン > 「む。酒が無くなったな、仕方ない、
補充をお願いしてくるか…ついでに今日は宿も取ればいいな」
暫しその調子で酒を舐めて居れば当然無くなる酒。
物悲しげな表情で少し嘆息しながらも立ち上がり、
空になった酒瓶を片手に風呂場を後にしていくことになるのだった。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からカインさんが去りました。