2018/01/27 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からツァリエルさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からサマベルさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にエレイさんが現れました。
エレイ > 「──ウボァー……」

或る日の混浴露天風呂。
湯煙の立ち込める岩風呂の中、熱い湯に身を浸して変な声を漏らしている金髪の男が一人。

湯船の縁の岩にぐでりと背を預け、片手で濡れて額に貼り付く前髪を掻き上げながら
ハフゥ、と大きく息を吐き出し。

「んんーむ……ここにくるのもちょっぴり久々だが、相変わらずいい湯だと感心顔になる」

などと満足気に独りごち、掻き上げついでに頭の上に載せたタオルを手に取ると
軽く顔を拭って。
そうして湯を堪能しつつ寛ぎながら、時折ちらりと出入り口の方に視線をやってみる。
一人湯もいいけど、折角だから都合よく好みの異性でも現れてくれないだろうか──なんていう淡い期待を抱きつつ。

エレイ > 「……まああ流石にそんな都合良くは行かぬぇーか」

異性どころか同性すらやってくる気配もなく、フンスと鼻を鳴らしながら肩をすくめ。

そうして充分に身体を温めた後は、のんびりと露天風呂から去っていった。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からエレイさんが去りました。