2017/11/11 のログ
■ツァリエル > レナーテの極まった嬌声を聞きながら、彼女もまた達したのだと射精の余韻の中で理解すれば
自然とホッとしたような嬉しいような心地になった。
だが彼女の中で出してしまった種がもしも根付いてしまったら……
「ご、ごめんなさ、……ぼく、我慢できなくて……」
頬へ片手を添えられるとその手にそっと口付けるように謝罪する。
だが、聖母のように美しい頭上の少女が満足そうに自分へとキスを振らせてくれば
それにおずおずと応え、その背に腕を回ししっかりと抱きしめる。
もしも彼女の中で結びついてしまったのなら、その時はその時。
きちんと結婚を申し込もう、未だ不安定な身の上だけれども責任はとりたい。
なんて、真面目に考えながら問いかけられた問には真っ赤になりながらも微笑を浮かべた。
「……気持ちよかったです。レナさん……」
うっとりと彼女を見つめたまま互いの熱が引いていくまで絡み合い、睦み合う。
この優しく綺麗な少女との交わりがいつまでも続いてほしいような、そんな願いを抱きながら――。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からツァリエルさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からレナーテさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にジードさんが現れました。
■ジード > 昼時の一際人の気配の薄い時間帯。
だからだろうか、他に好き好んで風呂に入りに来る人も居ないらしく
滞在している宿の中でも一等大きな岩風呂を一人占領している男の姿があった。
「こういう時は極楽っていえばいいのかな。どっかで聞いた言葉だったような」
機嫌よさそうに湯に全身を浸かった状態で全身に染み入る熱を享受し、小さく声を漏らした。
■ジード > 「さあ、って。倒れる前に風呂からあがろうか。このまま体調崩したら笑い話だよ」
眠り込んだが最後目が覚めないまであり得そうな心地に体に鞭打って立ち上がる。
のぼせないうちにと脱衣所の方向へと足を向けるのだった。
最後に一つ強めに吹いた風にくしゃみが漏れたとか。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からジードさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にカイルさんが現れました。
■カイル > 湯面に月をてらされている夜の水浴び場、
月明かりが男の筋肉の陰影をうかびあがらせていて、
男は湯を手につければ湯を救い出して顔を洗う。
小さくうめき声をたてさせれば顔を撫でるようにして
ゆっくりと瞳を閉じた。
顎からおちた水滴は湯面へと落ちてその波紋をまわりへと伝えていく。
「いやあ、やっぱ疲れた時には風呂に限るぜ」
髪をかきあげるようにすれば後ろに手をついて身体を湯面に落とし込めるようにして。
■カイル > 「しかし、最近なんだかんだで忙しいぜ。 仕事がまわってくんのは
ありがてーけど、なんかこう一ヶ月くれーのんびり酒でも飲んでくらいてーきぶんだな」
そう呟けば大あくびをして、耳まで湯につからせる。水の流れの音が
耳に聞こえて。