2017/10/25 のログ
■ヴェオフラム > 問への答えが戻るまで、改めて見つめる彼女の姿。
自分よりも大きいとはいえ、人の尺度に当てはめれば子供じみて小さな身体を包むのは、この不思議な湯屋にしっくりと馴染む奇妙な服装。
その服装のせいなのかあまり目立たぬ物の、襟から覗く胸の谷間は深い。
匂い嗅ぎたい。
そして何よりその尻尾、
己の立派な尻尾に見劣りしないふさふさ尻尾が1,2,3,4……なんと9本も生えている。
まさに尻尾の楽園。匂い嗅ぎたい。
そんな想いが胸と尻尾に視線を集中させる中、彼女の説明が始まるならば殊勝な顔をして獣耳を傾ける。
連なる言葉の流れの中、知っている単語を拾って並べられる貨幣と共になんとなくの意味合いを理解する。
なるほど、ニンゲンは金ピカが大好きという事か。
そしてここは銅色3個で利用出来るので、大好きな金ピカを渡したフラムへのお礼として銀色と銅色をいっぱい渡してくれたのだ。
見た目はアホの子、知識もない。
それでも知恵が無いわけではないので、狐少女の説明でヴェオフラムはなんとなく貨幣システムの一端を理解した。
うんうんとばかりに繰り返す首肯が、犬少女の理解の程を伝えるだろう。
改めて彼女に視線を向ける。
そしておもむろに彼女に近付いていく。
獣娘は踵を持ち上げ、薄汚れた貫頭衣の淡い膨らみを彼女の豊乳へと押し付ける様に身を寄せて、傾げた小首で新たな問いかけを向けた。
「かいでよい?」
インペリアルトパーズを思わせる澄んだオレンジの瞳もキラキラと、お礼の言葉を伝えるはずだった唇は先程からの想いを発した。
傍らで状況を見守っていた受付嬢などは「え、どういう流れなの!?」といった感じで目を丸くしていた。
■タマモ > 説明を考えている間の事だが、少女からの視線を強く感じていた。
まぁ、己の姿が他の者からすれば珍しいものだ、興味が向くのは何となく分かっている。
特に、この少女のように初見の者ならば当然の事だろう。
…実は、微妙にずれているところがあるが、そこまではさすがに気付いてはいない。
と、説明が始まれば、少女は耳を傾け聞いている。
…うん、自分と違ってちゃんと聞ける子のようであった。
自分はどうかって?…気にするな。
ともあれ、どうやら今の説明で何となくは理解してくれたらしい。
説明はそう得意ではないので、そこは何とか助かった、そんな気分である。
と、なにやら近付き、身を寄せてくる少女。
その少女からの言葉に、一瞬、言葉の意味を考えてしまう。
「うん?………あー…うむ、まぁ、良かろう。
代わりに、せっかくじゃ、風呂に付き合って貰おうかのぅ?」
多分、匂いの事だろう。
少女から感じる匂いは、その耳や尻尾のように人とは違うもの。
格好や、どこか欠けた知識等を考えれば…獣よりでは?と思い至るのは容易い。
そう思い至ったのならば、別に無碍に断る事もないだろう、と。
ついでに、軽い約束を取り付け、答えて。
■ヴェオフラム > 「…………っ!」
無垢そのものな表情が彼女の鷹揚な返事に、ぱぁあっと輝いた。
持ち上げていた踵を落とせば、眼前にボリュームたっぷり柔らかそうな乳房の谷間。
ヴェオフラムは小さな両手を彼女の着物の襟に掛けると、あろうことかそのままぐばっと割り開くという暴挙に出た。
帯やら内紐やらの締め付けがどの程度かによるだろうが、乳肉の大半は外気にさらされ、乳輪のピンクすら覗くかも知れない。
下手をすれば柔肉の全てが衆目にさらされる可能性すらある勢いだ。
当の犬娘はそんなことには頓着せず、剥き出しになった乳房の谷間にぽふんっと鼻先を埋め、頬肉を乳房で挟み込むように両手を添えてくんかくんかっ!
狐少女の体臭をこれでもかこれでもかとばかりに嗅ぎまくる。
ひとしきりその匂いを楽しんだ後、いきなりムクリと顔を持ち上げ。
「よい! ともにぽかぽか、くるしゅうない!」
ひまわりの様な笑顔で告げて、再び胸の谷間にぱふんっと顔を埋めて今一度少女の体臭で肺腑を満たす。
■タマモ > 「おやおや…」
承諾すれば、次に少女が取った行動に、少々意外そうな表情。
少女の手が着物の襟に掛かり、広げられたのだ。
少々緩めに着付けているとはいえ、帯等のお陰と言うべきか、そのすべてが晒される事はなかった。
まぁ、顔を埋めれる程度、乳房の半分程は露になったのだが…特に気にする必要もなし。
………その分は、後で楽しませて貰えば良いだけだ。
予想通りと言うか何と言うか、その後の行動は、言葉の通りに匂いを嗅ぎまくるというものだった。
うん、なかなかに稀なタイプである、見てて楽しい。
「うむ、一緒に温まるとしようではないか。
っと、そうじゃな…フラムのお願いを一つ聞いたのじゃから、後で妾のお願いも一つ頼むぞ?」
笑顔で答える少女の言葉に、こちらも言葉を返しながら、再び胸に顔を埋める少女に腕を回して抱き寄せる。
くすりと笑うと、その匂いに乗せて、少しばかり体を火照らせ、敏感にさせる力を悪戯に注いでみたりと。
受付に自分の分の代金も置くと、そのまま脱衣所の方へと向かうだろう。
■ヴェオフラム > 乳房の優しい柔らかさと甘い香りに包まれたまま、頭上からの言葉にこくりこくりと首肯を返す。
抱き寄せる腕に誘われるまま、乳肉に視界を塞がれたまま、獣娘は廊下を歩む。
身につけた着衣や手入れの雑な髪と異なり、毛づくろいも入念な犬尻尾を幸せそうにわさわささせて、狐少女の歩みに合わせてトコトコ進むその姿。
当然、すれ違う客には驚かれるも、幸せに包まれた犬少女にとっては些事である。
「――――んふぁあ~~……。」
彼女の谷間の最奥が熱い吐息でほんのりと湿る頃、ようやく獣娘の暴挙が終わった。
柔乳より上げた顔は、またたびを吸い込んだ猫の如くへにゃりと蕩けた、それはもう幸せそうな表情。
そうしてしばしの時、芳醇な香りの余韻に浸った犬娘はキッと表情を引き締めて、今度は尻尾の付け根をと抱擁から身を離すのだが
「―――――………?」
ここに来てようやく、自分が受付カウンターから移動していた事に気付くという体たらく。
さて、彼女に連れ込まれたのは当初の予定通りの男女共用の大浴場か、はたまた別の場所なのか。
もしも前者であるならば、肉体労働者を始めとした低所得の男女で混雑する市場の如き有様の只中となるだろうから、獣娘はあからさまに怯むはず。
異性に対して強いトラウマを抱く少女であるからして、むくつけき男の裸身をいくつも目にすれば慌てるのも当然というわけだ。
もしもフラムの分も追加で料金を支払って貸し切り風呂へと誘ったのなら、異性の視線のない場所で、どのような行為もスムーズに受け入れる事だろう。
■タマモ > 乳房で少女の顔を包んだまま、脱衣所にまで少女を連れ歩く…と言うよりも、抱き寄せたまま進む。
その間たっぷりと匂いを嗅ぎ続けるならば、注いぐ力もそれなりに少女に浸透している事だろう。
ちなみに、周りからの視線はそこまで気にしている様子はない。
そもそもこの姿なのだ、今は慣れたものである為に周りの注意を引かないが、初めの頃は目立ったもので…それで慣れているからである。
「さて…ほれ、脱衣所に着いたぞ?
ちゃちゃっと脱いで、温まりに行かねばな?」
少女が気が付いた頃には脱衣所、反応からそんな感じだろう。
身を離した少女の目に映るのは、己と少女以外の姿は見えない脱衣所である。
何度も二人で通い慣れた頃合ならば、前者の選択もあるのだが…まだその頃合ではない今は、貸し切り風呂である。
言葉を掛けながら、自分は着物へと手を掛け脱ぎ始める。
さて、少女はと言えば…力の浸透具合にもよるが、脱ぐだけでも僅かに感じてしまうのかもしれない。
■ヴェオフラム > 犬獣人の優秀な五感の中でも一番の鋭敏さを誇る嗅覚。
その感覚を大好きな匂いに満たされた少女は、己の身をじわじわと犯す異能の術式にもまるで気付いていない。
そうしてたどり着いたのが、大浴場というには控えめな、それでも値段相応の広さを持つ貸し切りの脱衣所である。
一番安い所なのだから、きっと人も沢山いるだろう。
男もいっぱいいるだろうから、うまく気配を隠して入らねばならぬだろうと覚悟していた犬娘にとっては喜ばしい誤算だった。
傍らの狐娘が脱衣を開始したのを見れば、こちらも安心しきった顔で素早く着衣を脱ぎ散らかしていく。
分厚い魔獣毛皮のマントを落とし、高級絹にて織られたサッシュベルトをしゅるりと解き、踵ふみふみ皮の靴を脱ぎ落とし、ほつれと汚れの目立つ麻の貫頭衣の穴から頭を引き抜けば
「――――んわぅう……っ!?」
肌をこする粗い布地の感触に、思わず変な声音が漏れた。
あれ? と妙な敏感さに驚く物の、露わになったベージュの肌におかしな所は見当たらない。
強いていうなら綺麗なお椀型に整った乳房の頂点、フレッシュピンクの乳首が既に痛々しい程尖っている事くらい。
こくんと小首を傾げて疑問に眉根を寄せる物の、これから知り合ったばかりのふわふわ尻尾とお風呂なのだ。
その喜びにあっさりと疑問も忘れ、改めて彼女に振り向き、そこでようやく彼女の名すら知らない事に気付いた。
「ふらむ! ふらむはヴェオフラム! きつねおっぱいは?」
淡い膨らみを瑞々しく跳ねさせつつ、とててっと素足で駆け寄って、至近距離から名前を問う。
■タマモ > こちらからすれば、少女が異性を苦手としている事はまだ知らない。
貸し切りをと言う選択は、偶然とは言え少女に合ったものであったようである。
まぁ、目的は別にある訳なのだから、今そんな事はどうでも良いのだが。
手馴れた様子で帯を解き、着物を脱ぎ…適当に放る。
うん、どうやらお互いに、その辺りは似ていたようであった。
気が着けば脱ぎ終わっている感じか、さて、と言った感じに、まだ脱ぎ途中の少女へと視線を向ける。
丁度そのタイミングだろうか、少女から上がる声に、くすりと笑みを浮かべた。
「フラム、何か変な声が聞こえたようじゃが…どうかしたか?」
お互いに脱ぎ終わった頃合を見計らい、わざとらしく問うてみた。
「まぁ、良いか…べ…べお…ふらむ…?………フラムで良いじゃろう?な?
余りに余りのねーみんぐじゃのぅ…妾はタマモじゃ、そっちよりも、名前で呼ぶが良い」
駆け寄り、問う少女に答えながら、するりと改めて手を伸ばし少女を抱き寄せる。
僅かに低い少女の顔を見下ろすようにしながら、軽く体を揺らし…素肌を、乳房や乳首が擦れるようにしてしまいながら。
■ヴェオフラム > 「………ん、さわりはない。」
問いかけの意味を理解するための間を開けて、犬娘は言葉を返す。
麻布に擦られた胸の先っぽがじんじんするし、お腹の下の方が妙に熱い気がするけれど、お風呂に入れないというわけではないから問題無し。
よもやこの異変がいたずらな狐の仕業だなどとは疑いもしていない。
「たま……たまも…………。たまたまっ! たまたまっ!」
こちらを略称で呼ぶ彼女に、犬娘もまた愛称呼びを選択する。
うら若き乙女(?)が口にするのは少々問題のあるネーミングやも知れぬが、人の世界の理などよくわからないし、たまたまという呼び名は可愛い気がする。
そんな呼び名を付けられた彼女がどういった感想を抱くかはわからぬけれど、犬娘の得意げな表情を見ればフラム自身はその呼び名をいたく気に入っていると分かるだろう。
抱き寄せる細腕に抵抗するでもなく、むしろこちらから両手を伸ばして彼女の裸身に密着し、互いの体温をじんわりと交換する。
同性との素肌の触れ合いは獣娘が特に好むスキンシップの一つなのだが、この時は少々様子が異なった。
「ん、ぅ……ぅ、わぅう……っ??」
触れ合う肌から、ぞくりと震える妖しい心地よさを感じるのだ。
驚きに丸くなったオレンジの瞳を数度瞬かせつつ己の体躯を見下ろして、不思議そうに小首を傾げる。
なんだこれ? なんて風情で獣耳をヘタらせて、しかし、二人での入浴への期待の方が強いのか、抱きついた細腕をぐいぐい引っ張り
「ぽかぽか、ぽかぽか、たまたま、ゆくぞ!」
■タマモ > 「ふむ…そうか、ならば良いがのぅ?」
分かっていながら、分からないふりをして答える。
胸を、股間を、そこに視線を向ければ分かるものだろうが。
「………まぁ…良いか…」
本当に良いのかどうか疑問だが、ぎりぎり禁句を避けた呼び名に首を捻るも、一応は良しとしておいた。
この呼ばれ方をしたから、どうにかなる、と言う訳でもないのだから。
「ふふ…フラム、気持ち良いのか?」
もう少しだけ肌を擦り合わせ、最後に足の間に己の足を差し入れるようにし、膝で股間を一擦りし、ゆっくりと離す。
最後に耳元に唇を寄せ、ふぅ、と吐息を吹き掛けながら、囁いた。
「そうじゃな、それでは、風呂に入りに行くとしよう」
笑みを浮かべ続けたまま、腕を引かれ移動をする。
その間も、隙あらば少女の体へと、己の体を擦り付けてゆくだろう。
■ヴェオフラム > 「わ、ぁう……ん、くぅぅんん……っ。」
細い脚の合間にするりと潜り込む彼女の太腿。
内腿が擽られ、ぴっちりと割れ目を閉ざした秘所が膝骨にて撫でられる感触にぞぞぞっと背筋が震えた。
ふさふさと内毛が覗く獣耳への囁きにもふにゃふにゃの声音が漏れて、ますますフラムは戸惑った。
それでも彼女が腕引く動きに追従するなら喜色満面。
ぴゃっと持ち上げ丸めた尻尾が、少年じみて肉付きの薄い尻肉を晒すのも気にせず浴場へと駆け込んだ。
おそらく狐娘は結構な支払いをしてくれたのだろう。
この地方では珍しい青竹の壁に囲まれた内庭は狭苦しさを感じさせず、満天の星空を見上げる事の出来る露天はむしろ広々とした開放感。
当然、冬の近付く野外であれば、ひやりとした夜気が裸身を撫でるも、白く煙る湯気の湿りが岩に組まれた露天風呂の心地よさを期待させる。
木桶の置かれた洗い場には、艶事を想定しての物なのだろう、表面も滑らかに処理された檜のすのこが敷かれていた。
更に言えば、表向きにはわからぬ場所に、スライムローションやら魔術の施された張り型やら、卑猥な要望に応える様々な淫具が隠されていたりもする。
そんな淫らな背景に気付かずに、獣娘は無邪気に喜び飛び跳ねて
「たまたまっ、はよう、はよう!」
今にも湯面に飛び込まんばかり。
■タマモ > 少女からすれば、ただ脱衣所で服を脱ぎ、風呂へと向かっているだけのはずだろう。
悪戯に注いだ力が、少女に普段と違う刺激を与え、戸惑わせ続ける…その様子を見て楽しんでいき。
とはいえ、湯船にも浸からず、こんな場所で楽しみ続けていては風邪をひいてしまう。
腕を引かれ、浴場へと入れば、その光景が目に入る。
うん、さすがは貸し切りにしているだけあって、なかなかに豪勢である。
無駄に準備万端な、光景に紛れて置かれた品々にも目を通して。
「フラム、風呂場に人が多い時に飛び込んだら怒られる、気を付けるのじゃぞ?
………しかし、今は妾とフラムだけしかおらん、遠慮なく行くがよい!」
喜び、飛び跳ね、そして飛び込んで行きそうな少女。
最初はしっかりとした注意をしているのだが…後の言葉が、すべてを台無しにしてしまった。
実のところ、己も湯船に飛び込む気満々だったりするのだ。
■ヴェオフラム > 「わうっ、くるしゅうないっ!」
彼女の許可にそれはもう喜ばしい笑顔を浮かべて力強く頷くと、きゃーっ!とはしゃいだ喜声を上げて湯船にダイブ。
肉付きの薄い腹から行った。
どっぱぁぁあんっと盛大な水音を上げ、小さな体躯で作る事の出来る精一杯の水柱を跳ね上げる。
程なくぷかりと浮かんだ獣娘は、揺れる湯の中でくるりと細身を回転させて、ちょっぴり赤くなったお腹を天に向け
「あははははははははははははっ。」
ばっしゃんばっしゃん、細い手足をバタ付かせ、貸し切りの広い湯船を満喫する。
この時ばかりは胸いっぱいの喜びが身体の芯を侵す妖しい微熱も忘れさせ、濡れた裸身を膝立ちにて起き上がらせて
「たまたまもっ、たまたまもはようっ、はようっ!」
湯面を叩いて飛び込みを促す。
尻尾は水濡れた重みも感じさせずに激しく振りたくられている。
無論、淫術を解いてもらったわけでもないので、落ち着きを取り戻し、しっとりと湯船に浸かる段ともなれば、血行が促進される分余計に強く淫らな変化が幼い身体を苛む事だろうが。
■タマモ > 「飛び込むなと言われたら、飛び込みたくなるのものじゃ。
今、止める者は誰も居らぬ…!」
そう、ここは貸し切っている場所、居るのは二人だけ。
えいやーっ、とばかりに続けて飛び込んだ。
先手で飛び込み、膝立ちをする少女の横に、二つ目の水柱が跳ね上がる。
間違いなく、それは横に居た少女へと思いっ切り降り掛かるだろう。
もちろん、そんな事を気にする訳もない。
「ふむ…これそ、温泉の醍醐味じゃのぅ」
いや、そんな醍醐味はありません。
はふー、と満足気な表情、十分に泳げるほどの深さはないのが残念だが、そこまで求めても仕方ないだろう。
とはいえ、それは自分の話、小柄な少女であれば泳ぐのに十分だろうか。
掛け湯もしない、入る前に洗いもしない、見事なマナー無視っぷりである。
そんな感じに、後はのんびりと湯に浸かり、少女の暴れっぷりを眺めるか。
時間が経てば経つ程、注いだ力はよりその効果を強めてゆくのだから。
楽しんでいる今の姿から、どんな風に変化をしてゆくか…楽しみである。
■ヴェオフラム > 「わうぅぅう―――っっ!!」
ノリ良く飛び込む相棒の勇姿に、獣娘は喜びの遠吠えを轟かせる。
跳ね上げられた水柱を頭からかぶっても、楽しげな笑声を響かせるばかり。
「わうっ、わぅんっ!」
こやつ、温泉の楽しみ方を心得ておるな!
みたいな顔をして彼女のつぶやきに頷くワン子。
狐娘同様、掛け湯? なにそれ? といったレベルの常識知らずは、唯一、お風呂の中でおしっこをしてはいけませんというマナーを守る程度のモラルしか持ち合わせていないのだ。
ともあれ、そんな興奮もじきに収まり、のんびりと湯船の心地よさに身を蕩けさせる時へと至る。
甘えたがりの獣娘は、彼女の隣なんて場所で満足するはずもなく、コンパクトな体躯を彼女の脚線の合間にすっぽりと収め、ぷかりと浮いた豊乳を枕にしどけなく裸身を伸ばしていた。
「…………はぅ、……ふ、ぅ……んんぅ……。」
入浴からそれほど時間が経ったわけでもないのに、犬少女の頬はのぼせた様な紅潮を見せていた。
乱れた吐息には必死で押し殺してはいても甘ったるい性臭が滲み、切なげに震わせる睫毛と寄せた眉根は童顔に相応しからぬ妖しい色気を漂わせる。
同性同士の睦事、子作りの出来ぬ背徳的な交合にも何ら忌避を感じない獣娘ではあるけれど、今は出来たばかりの友人と心浮き立つお風呂なのだ。
いやらしい気持ちは無いはずなのに、おまたの奥がぬるぬるしている。
恥ずかしい発情液は湯水の中に間違いなく溶け出してしまっている事だろう。
おっぱいの先もピンと尖って、触って触ってと浅ましくねだる。
意識してみれば、胸の奥もドキドキして、呼吸も妙に不安定。
これではまるで、己を捉えた陵辱者達が、嗅がせたり塗りつけたり飲ませたり、時には鋭い針にて体内に直接注ぎ込んだりした”びやく”なる物を食らった時の様。
■タマモ > こうして、湯船に飛び込むのは大体一人の時である。
理由は簡単、誰かが居る時に飛び込めば、十中八九で嫌な顔をされるからだ。
だがしかし、今日、こうして共にして居るのは、飛び込めば逆に喜ぶ同志。
「風呂に入り、ここまで満足出来た事があったじゃろうか…
やはり、理解し合える者が居ると言うのは、良いものじゃ」
ふふんっ、とどこか偉そうに胸を張って湯船に浸かる。
気が付けばまったりモード、のんびりと湯の温かさを感じながら寛いでいれば、己の中で包まれるように入り込む少女。
凭れ掛り、ゆったりとしている少女だが…同時に、すっかりと力が浸透し切った姿を晒していた。
「ふふ…どうした、フラム?妾を意識して、どうかなっておるか?ん?」
後ろから囁き、ちろ、と首筋に舌を這わす。
ここまで反応が出れば、少しは考え始める頃合だろと思い、その意識をこちらへと向けさせる。
己と言う存在が、少女に少しずつの変化を与えているかと思わせるように。
言葉を紡ぎながら、するりと伸びる両手、右手が肩に、左手が太腿に触れる。
意識を今度はそちらへと移させるように、ゆっくりと肩から胸に、太腿から股間へと撫で、這わせていき。
■ヴェオフラム > 「――――っひんッ!」
ただ首筋を舐められただけ。
獣にとっては挨拶の様な代物なのに、そこから注がれるのは間違えようもない淫らな感覚。
先程までは茫洋に湯船の中を揺蕩っていた彼女の細腕が、妖しい意思を持ってヴェオフラムの肢体に触れた。
たったそれだけの事で淫核に不意打ちでも食らったかの様に、紅潮した素肌をひくんっと震わせ
「ぅあぁ……、ひぁ、んんぅ……。」
湯水の中、滑りゆく手指が気持ちいい場所に近づいていく。
どうしようもなく期待を滲ませる声音が、甘く漏れ出す。
「た、たまたまぁ……ふらむ、ね……なにやら、へん……ぅあぅっ。」
彼女の巨乳に濡れた髪束を擦り付けながら、後ろに向けて斜めに見上げる犬娘の小顔。
半開きの唇は蕩けた吐息を漏らし、不安定に揺れる瞳は困惑混じりの愉悦を滲ませ、歪む眉は淫らな懊悩に小さく震える。
それはまさに種付けをせがむ雌の顔。
お尻の根本、獣娘にとってはクリトリスにも匹敵する性感帯である尻尾の付け根を彼女の下腹にぐりぐりと擦りつけてしまっている事にも気付いていない。
■タマモ > 「ふむ…なかなかに美味じゃな、フラムは」
ちろちろと舌を這わせながら囁き、ちゅぅ、と唇を押し付け吸い付いて。
唇を離せば、舌先を少しずらし、また舐めて、吸い付く。
少女の首筋に、点々と赤い跡を刻んでいき。
「それに、可愛らしい声も聞かせてくれるのぅ?
何とも心地良い声じゃ…ほれ、もっと聞かせておくれ?」
這わされる指先は、乳房に触れ、円を描くように乳首へと近付けてゆくも…触れるか触れないかで離れる。
また近付けては離してと、焦らすように。
股間へと滑る手は、割れ目をぎりぎり避けるように、その周囲を擦り、同じように焦らしてゆく。
「ほほぅ…どう変なのじゃ?それは、今、フラムがえっちで可愛らしい顔をしておるのに関係しておるかのぅ?
妾に触れ、触れられ、もっと欲しくなっておるか?
………こんな風にして欲しい、とな?」
見上げる少女の瞳を、真っ直ぐに見詰め返す。
雌の顔となった少女の表情を見遣りながら、言葉と共に、しゅるりと尻尾の数本が少女の尻尾へと絡み付く。
それは、尻尾の付け根を擦り付けたり、尻尾を扱いたりと尻尾を重点的に刺激し始めて。
更に別の尻尾がお尻の谷間に入り込み、尾先がくに、くに、と尻穴を擽るように浅く穿る。
■ヴェオフラム > 先日棲家を得たとは言え、野宿に毛が生えた程度の生活環境。
王都に至るまでは宿場にもほとんど寄らずにいた獣娘である。
趣味の如く入念に毛づくろいを行う尻尾はともかく、その肌は薄く汗を滲ませたしょっぱさを彼女の舌に感じさせたかも知れない。
貸し切りの高級湯が汚れのほとんどを流してくれていたならば、味のほとんどしない瑞々しい清潔肌を味わう事が出来るだろう。
どちらにせよ、狐の淫術にて体感覚を狂わされた犬少女は、首筋に強く吸い付く彼女の愛撫に震える吐息で応える事となる。
「はうぅ……んッ、くふぅ、ん……あっ、ぁ……あぁあ……っ。」
興奮によって張りを増した乳房は触れる指先を生意気な弾力で押し返す。
乳輪までもぷっくらと膨らませた尖りが羽毛に擽られるかの如き淡い刺激にもビリビリと鋭い快楽電流を生んで、少女の華奢な体躯をきゅっと力ませる。
とろとろの涎を周囲の湯水に溶けさせる花弁は自然にほころび、シェルピンクの色合いを充血によって色濃く変化させていた。
敏感なその場所にギリギリ触れてくれない焦らすような指戯に、切なげな表情がますます歪む。
「はぁ……はぁあ、ぅ、んんッ……はっ……はぁ、うっ……わうぅうッ!?」
「もっとヤらしい事してほしい」との願いを孕ませ絡める視線。
それに応えるかの様に、密やかな自慰に擦り付けられていた尻尾が絡め取られ、淡い喘ぎが淫らに跳ねた。
「あうっ、あぁぁあうぅッ、し、しっぽぉ! ふにッ、んんっ、おひり、おしり、もっ……あふぅっ、あんんぅうう……っ!」
己の腰を抱くように交差していた細腕に力が篭もる。
しどけなく伸ばされていた細脚も与えられる愉悦に怯えるような内股で腹へと寄せられ、小さな足先がきゅぅぅうっと丸められる。
陵辱者達に嬲られていた時は、痛みと嫌悪の強かった尻穴への刺激も、今は妖しい肉悦で獣娘の脳を溶かすばかり。
お尻なのに、うんちする所なのに、なんでこんな……っ!? なんて疑問も、尻尾からの鋭い喜悦に弾けて消えて、背徳の快楽だけが強く刻み込まれていく。
■タマモ > 湯船でたっぷりと遊んだ後だからか、吸い付く素肌は無味…とまではいかないも、刺激は受けぬ程度のもの。
いくつかの赤い点を付け終えれば、満足したように唇を離して。
「ほれ、フラム、気持ち良いのじゃろう?
どこが気持ち良いのか、妾にちゃんと教えておくれ?」
焦らしていた指の動きが、尻尾や尻穴から受ける刺激に合わせるように、求めていただろう場所へと触れる。
乳房の先の小さな突起を弄ぶように、きゅ、きゅっと指で挟み、捏ね回す。
避けていた割れ目へと指先が触れれば、それを少しずつ割開くように穿り、広がれば、少し埋め、また穿り始める。
一気にはいかず、少しずつ、少しずつ、奥へと近付いてゆくように。
「ふふ…フラムは、体中どこでも気持ち良くなれるんじゃのぅ?
さて、中まで入ってしまっても、気持ち良いじゃろうか…?」
次々と強まってゆく快楽に、身悶える少女の姿に、笑みは深まる。
その言葉の通り、己が触れる場所が気持ち良くなるのだと教え込むように、手は、尻尾は少女を弄り続けて。
尻尾への刺激は同じように続けたまま、尻穴を穿っていた尾先が、つぷ、つぷっと浅く数度押し込まれ…
「こうして欲しいんじゃろう?さぁ、まずは軽くイッてしまうのじゃ、な?」
すぅっと細められる瞳、伝えられる言葉。
それに合わせるように、膣内へと指が根元まで押し込まれ、尻尾は直腸深くに突き立てられる。
絞り上げる乳首を、更に淫核まで縛り上げ、ぴんっ、と弾く。
そして、少女の尻尾全体を包むように、己の尻尾を巻き付ければ、ぎちぎちと強めに尻尾を引っ張ってしまう。
そんな刺激が、畳み掛けるように一気に少女へと襲い掛かる。
■ヴェオフラム > 人間の尺で測るなら、既に成人。
それでも、子供じみた背丈のためなのか、獣娘の精神性は未だ幼く、自慰経験すらほとんど無い。
せいぜいが仰向けに寝転がって床に尻尾をこすり付け、濡れた秘唇を恐る恐る指先で弄る程度。
そんな初な獣娘にとって、媚薬にも似た術式で感度を増幅された尻尾と尻孔への同時攻撃は、とてもでは無いが耐えられる代物ではなかった。
「し、しっぽぉ、しっぽが、ぁうぅンッ、しっぽが、いい、のぉ……ふあぁっ、うあぁあうっ。」
尻尾に負けないくらいにお尻の穴が気持ちいいなんて、羞恥心の薄い獣娘とは言え口に出来はしなかった。
雄達が何故執拗にこちらの穴を嬲ってきたのか、ここに来てようやく理解させられた。
弄る相手次第では、お尻の穴でもこれほど気持ちよくなれるのだ。
更にはほっそりとした指先が、尖りきった乳首やぬるぬるの蜜を溢れさせる媚肉までもをいじり始めたなら、そのうえ肉皺だけでなくアナルの内側にまでしっぽが挿入してきたならば
「あっ、あぁぁっ、たまたまっ、たまたまぁっ、ふらむ、あっ、んんぅっ、ふらむぅ、あぅっ、あぁああうっ、おかひくにゃうぅっ、ひぁうっ、わうッ、んきゃふぅぅううぅう………ッッ!?」
命じられるまでもなく、高みへと昇らされる。
直前に奥まで入り込んできた細指と狐尻尾を、うねる膣壁と括約筋にて強く締め付け、湯水の中で腰を跳ね上げ痙攣させる。
ぎゅっとつむった目尻から愉悦の涙をつぅっと伝わせ、震える尻尾への追い打ちに
「きゃうぅうっ、きゃふぁああぁあああうぅぅううッッ!!」
続けざまの絶頂を迎えて潮を噴いた。
湯船の中での粗相と言えど、膣穴に指を潜らせた彼女の掌は、至近から浴びせられる潮の勢いに気付いてしまうことだろう。
程なくして絶頂の波が去り、総身に込められていた強張りも抜けて、彼女の裸身に再びもたれかかる事となる。
しかし、おそらくこれは始まりに過ぎないのだ。
夜は長く、獣娘の発情もまだまだ深い位置に留まっているのだから。
全てが終わる頃には、完全にのぼせ上がった犬娘はぐにゃんぐにゃんに弛緩して狐少女の手をわずらわせる事になる事だろう―――。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からヴェオフラムさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からタマモさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にシャルティアさんが現れました。
■シャルティア > 九頭龍の自然温泉の一つ
ぬるい露天に小さな幼い少年がぷかぷか浮かんでる
幼い表情をした人懐っこそうな天使は、温泉に気持ちよさそうに浮かんで
ぬるい温泉は少年にはちょうどよく、いつまでも浮かんでいられそう
目を細めながらぷかぷかと浮かんで