2017/09/23 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にラシュフェルさんが現れました。
ラシュフェル > 立ち上る湯気が霧のように周囲を包む岩場の多い温泉を楽しむ青年
はふ、と息をつく。自分の領地にはない温泉の心地よさを存分に楽しむ。

「いいね、今度『北』でも温泉を掘ってみようか」

くぁ、と心地よさに欠伸をする。セミソプラノの澄んだ声は、声変わりしてないかのように澄んだ声。ちゃぷ、と肩に湯をかけながら、ゆったりとする。

「この国は良い国だね、でも、ミレー族の子達はちょっと可哀想かな、あまりに奴隷が多い、やはりこの国も――まずは、僕らの「教会」でも建てようか」

宗教をやってるわけではないが、教会となれば、教えを広めるのには最適だ。そうやって、同調者を増やしていくのも一つの手だろう

ラシュフェル > 『北の王』の目的は、純粋な支配、それによる差別の撲滅
そのためには、力が、勢力という力が、駒という力が必要なのだ。だから、愛しい者たちを守るために、この世界を支配する。どこか矛盾めいてるが、それが少年の存在意義であり、正義である。
だから、それに賛同して寵姫となった者たちのためにも、理想の国家を作りたい、理想の世界を作りたいと願う。

そのためにはやはりまだ、協力者、寵姫が足りない。さて、今日はどこで探そうか――と考える。そういえば、新しい施設ができたとも聞いた、そこに行くのも良いかもしれない。なんで考えながらも、とりあえずはこの温泉を楽しんで

ラシュフェル > とはいえ、この国に来てから目に叶う存在は無かった、男ならば寵姫を呼び籠絡させるが、そういう男にも出会わない。退屈さを感じてるのも事実。「遊ぶ」相手が欲しい――とも考える。それが、資質あるものならばなおさらいいが、青年の欲望をみたす「餌」が欲しいというのもあって

「く、ふふ。ボクも所詮は俗物だね。」

と、愉快そうに笑う

ラシュフェル > 「さて、新しい寵姫か『玩具』でも探しに行こうかな、ふふっ」

温泉から上がると、不思議な事に青年の身体はもう、すでに乾いてる。ふわりと、宵闇のローブをきると、闇に溶けるように消えていく

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からラシュフェルさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にジードさんが現れました。
ジード > どこか惚けたような気が抜けた声が岩風呂に響いく。
商品の仕入れの帰りに立ち寄った宿の湯に魅了されて数日、暫し足止めを食っていた。
あまり人のいない時間を教えてもらって狙い通り、ほとんど独り占めの状況で
湯船に体を浸して弛緩したように息を吐き出し肩を揉む。
全身がほぐれていくような感覚に自然と上機嫌になるのも無理なからぬこと。

「良い湯加減だ、こうやって体をいたわるってのたまにはいい物だね」