2017/07/17 のログ
■シトリ > 両脚を縛る尻尾が、束の間緩む。逃げたければ逃げろ、という言葉もかかる。しかしシトリは動かない。
「あふっ…! ん、ぐ……も、もう、むり、無理ぃ……脚に力がはいらない……」
歳の割に大きな骨盤、その内部をフサフサの尻尾でくすぐられれば、全身から力が抜けてしまっても仕方がない。
……しかし、シトリは嘘をついていた。わかりやすく、空色の視線がタマモから数瞬逸らされる。
力が入らないというのも半分は本当だが、本心はやはり、彼女からの責めをもっと味わいたいのだ。
その証拠とばかりに、タマモに抱き寄せられれば、細い褐色の体を素直に擦り寄せる。
「ううっ……ふっ、ふううううっ……♥ た、タマモっ……タマモねーちゃ……っあ……あああっ……♥」
脱力しきった肢体を、ゆるやかな痙攣が走る。そしてペニスを扱くタマモの手のなかで、再びの射精。
小さなノズルから放たれる若い白濁が、湯の中でタマモのおへそのあたりへとささやかに降り注ぐ。
「んっ、あ♥ タマモねーちゃん……してっ……もっと、してっ♥
ねーちゃんのしたいように……っ! ふううっ! オレ、ねーちゃんになら、なにされても、いい……から……」
二度の射精を経てもなおも興奮冷めやらずの風情で、シトリはうわ言のように呟く。
先の衝突事故に関する申し訳無さと、彼女自身の美しさから、もはや彼にはタマモの責めや言葉に抵抗する力は失われていた。
瞳を見つめ合わせ、掛けられる言葉の意味はよくわからない。完全に魅了されきったように、潤んだ空色の瞳で見つめ返すのみ。
「ああ……タマモねーちゃん……タマ……モっ………っく!!? ふおおおおおおっ!?」
一度尻穴から尻尾が抜かれ、しばしの休憩かと一瞬気を抜いたシトリを貫いたのは、男性器めいた造形の肉棒。
ニチュニチュと僅かな抵抗のみを返して、それは尻の中にまるごと飲み込まれた。
1秒後、シトリの喉から絞り出されたのは、甲高くも野太い、咆哮めいた喘ぎ声。
タマモの腕の中でたまらずのけぞり、先程射精したばかりのおちんちんから再び白濁が噴かれる。
「お゛うっ♥ ふ、ほおおっ、おおおおっ!! やっ、やら、やらあっ、それ、え゛うっ♥ ふ♥ ふううううんっ!!」
これまでと様相の異なる嬌声。シトリは発情期の雌獣めいて喉の底から喘ぎ、震え、のけぞるたびに精液を絞り出す。
しかし、その発情ぶりと興奮ぶり、断続的な射精とは反対に、タマモの手の中にあるペニスはどんどん硬さを失っていく。
陰嚢もみるみるうちに張りを失い、やがて最初にお目にかけたときよりも小さくしぼんでしまった。
シトリは過去に、タマモと似たような女性に……小柄で、長く髪を伸ばした女性に……同様に尻を責められたことがある。
そのときの鮮烈な経験は、シトリに一種の呪いを植え付けていた。メス男子化の呪い。
シトリが巨大な陰茎でお尻を貫かれたとき、シトリは無意識のうちに男子として『敗北』するのだ。
その後は、彼のお尻はただ男性器を受け入れるだけの『女性器』と化し、己のペニスは萎え、雌獣めいて喘ぎ続けることになるのだ。
それでも、ちぢみきったペニクリの先からは白濁をとろとろと垂れ流しつつ。
シトリは突かれたら突かれただけ、タマモの腕の中で喘ぎ震え続けるだろう。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からシトリさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からタマモさんが去りました。