2017/06/30 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場 内風呂」にクロエさんが現れました。
■クロエ > 夜更けの宿は、客のピークも過ぎたようで物静か。
丁度人気のなくなった風呂場へ、少女はこっそりとやってくる。
友人からもらった優待券を使い、日頃の疲れを癒すべくやってきた少女は早速部屋に荷物を置き、風呂場へと降りてきた次第。
人気がなくなるのを待っていたのは、下腹部に刻まれてしまった淫紋を見られたくないからだった。
「っと、他のお客さんはいない、よね……?」
ひっそりと一糸纏わぬ姿にタオルだけを携えて、湯殿の近くへ。
まずはかけ湯。お湯を掬い上げ、肩にかけるだけ。それだけでも、温もりが気持ちいい。
やがて体を軽く清めると、しずしずと風呂の中へと入り、熱めのお湯に身を沈めた。
こうしてのんびりと風呂を楽しむ少女だが、実際には併設された隣室から魔法具を通して包み隠さず撮影されており、入り口で台帳に記入したプロフィールなども添付されている始末。
品定めをするには格好の状態だなどと露知らず、少女は上機嫌の鼻歌交じりだった。