2017/04/10 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からチェシャ=ベルベットさんが去りました。
リン > 「くっそ。ぼくは悪くないし……」

絶頂の脱力と先にいかせられた屈辱でぐったりとしながら、
何かブツブツと繰り返していたが、相手には多分届いていないだろう。
気持ちよかったのも事実でそれがまた腹立たしい。
小さくなってしまった身体をなんとかしてきれいにしてから、入浴スペースを後にするのだった。

ご案内:「九頭龍の水浴び場」からリンさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にエレイさんが現れました。
エレイ > まだ日の高い時間。
晴れ空の下、岩風呂でのんびりと湯に浸かる金髪の男がいた。

「───ウェーイ……」

妙な声を漏らしつつ、湯船の縁に背を預けて寛ぎ、緩んだ表情を晒している。
熱めの湯が男にとっては心地よく、ハフゥ、と大きな吐息が漏れた。

「うむ……見事な湯加減だと感心するがどこもおかしくはないな。極楽極楽」

などと満足気に呟きながら、頭に載せたタオルを手に取り顔を軽く拭う。
それから、ちらりと出入り口の方に視線を遣り

「あとは……素敵な女の子の一人でも来てくれたりすれば尚良いのだがなッ」

などと、些末な欲望を口にしながらタオルを乗せ直し、晴れ渡る空を仰いだ。

エレイ > そうして存分に湯を堪能し、やがてふらりと露天風呂を後にした。
ご案内:「九頭龍の水浴び場」からエレイさんが去りました。