2017/04/02 のログ
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にナナさんが現れました。
■ナナ > 「おー……」
(誰もいない広々とした浴室。オンセンだと聞いていたけれど来たのは初めての事。いつもは冷たい井戸水での行水が関の山だったけれど、今夜は珍しく世話人がお金を払ってここに連れてきてくれた。全身ピカピカにしなさいと口やかましく言っていたので、たぶん明日にでもお客さんがくるのだろう)
「うっぷ…」
(考え事をしているうちに湯気に当てられる。とりあえず行水のように水をくみ頭から被ろうと)
■ナナ > 「あっず?!あつ!あっつ?!」
(冷水と同じように被ったのが湯であるなら、こうなって当然。適温の温泉も、初めての少女にとっては熱く感じられたらしい)
「お水にしよう…」
(温度調節用の冷水を探し、そちらで髪や体を洗い始めて)
ご案内:「九頭龍の水浴び場」にアシュトンさんが現れました。
■アシュトン > (合間に一仕事終えて、程よく疲れた身体を癒そうとやってきた水浴び場。まぁ水浴びというか湯浴みなのだが。
場所は店員に任せて、指示された場所の脱衣所で衣服を脱ぎ。
軽くと身を解してから扉を開けば、むわっと広がり出迎えてくる湯気。
そこを突っ切り濡れた床に一歩と踏み出した辺り、で)
おや、先客か……
(ここでは良くある話、というか半ば意図的な感じの様なのだが。
チョイと考えた後、なるべく驚かさない様にペタペタと足音をさせつつ。
其方の方にへと近づいていった)
■ナナ > 「さむ…」
(春とはいえ水が気持ちいいと思える気温には程遠い。わざわざ温泉で水浴びというシュールな行動をしている少女は他に客がいないこともあり、すぐ見つけることが出来るだろう)
「う?」
(汚れすぎてて泡すら立たない髪をなんでも濯ぐうちに、ふと聞こえた足音。誰かきたのだろうかとそちらを向いて)
■アシュトン > ((ペタペタと歩く間に、距離が狭くなれば湯気の合間から相手の様子も見えるようになり。
黒髪で、小柄な……)
んん?
(後姿で完全に、とはいかないが。何となく見覚えがある気がする。恐らくとそれなりに前の事だが。
ある程度近づき、相手が此方を振り返った辺りで足を止めると、軽く口の端を上げて)
よう、久しぶり。前に会ったのは、何時頃位だったかな。
こんな場所で会うのも、意外――
(そう言えばと、街で一度『買った』記憶のある少女であった。
恐らくと、名前もお互いに告げていたとは思う。
微かな笑い声を含めつつ、そんな言葉を告げていたのだけれども。
足元に流れてくる水温が妙に低い事に気がつけば、怪訝そうな表情を浮かべ)
……なんで水浴びてるのん?
水浴び場とは言うが、そう言う意味じゃないんだけどさ。
(ちょいちょいと、温かな液体に満たされた温泉を指で示すのであった)
■ナナ > 「あ、アシュトンさん」
(確か前に買ってくれた気前のいいお兄さん。ぺぷし!とくしゃみを交えながら久しぶりの挨拶を。最近花売りの場所を変えたから、会うのは数か月ぶりくらいか)
「お湯、熱かったから…」
(確かに温泉で水を浴びていたらそんな疑問も当然。しかしお湯を使い慣れない少女にとっては、冷たい水のほうが冷えるが、安心して使えるものだった。指先はすでに真っ赤になっていることから、水浴びしてしばらくたっていることや、すっかり体が冷えていることも分かるだろう)
■アシュトン > おいおい、クシャミする位なら早く浸かった方が……あー、なるほど。そう言う事か。
(相手と浴槽を見比べた後に、何となくと納得したような声。
湯舟の縁にまで歩いてゆくと、身を屈ませ。桶で掬って頭からかぶった後に、額へと張り付いた髪を手で掻き上げた)
温度的には、大体こんなモンだとは思うんだけどな。
まぁ無理して入るような事ではないんだが、わざわざ来たのに水だけ浴びて帰るのも勿体ないしなぁ。
(彼女自身が出したのか、それとも別の誰かが料金を払ったのは分からないのだけど。
温泉に折角来たのに身体を冷やして帰るのも如何なモノか。というかこのまま放置していると、そのまま風邪を引いてしまいそうな雰囲気さえある)
うーん、いけるか?
――断熱、起動、起動、起動、位置修正。氷塊、起動、継続。
(眉間を指でグリグリと抑えた後に、片手を湯船に向かって突き出して。
まずは魔術で熱を断つ透明な壁を、湯船に三枚、縁と合わせれば四角く区切る形に。本来の使い方は熱が外に出ないようにして、身を隠すためのモノなのだが。
熱交換を断てば、冷ます必要のある水の量が減る訳だ。
そこへ、水蒸気を凝集し、凍結させた氷の塊をぽつぽつと落としていく。
湯船全体を一気に温度を下げることが出来れば手っ取り早いのだが、流石に自分の手持ちでは厳しい)
ふぅ……これで暫く経てば入り易い温度になるだろうが。
其れより先に、身体が芯まで冷えそうだな、コレは。
なもんで、少しの間コレで我慢してもらえるか?
(ちょいと肩を揺らした後に再び相手へと近づいていって。
間近まで寄れば、そのまま両腕で抱き寄せようとする。
互いに肌が触れ合っていれば、寒いのもまだマシだろう)
■ナナ > 「アシュトンさんは、熱くない?」
(おお、と尊敬のまなざしを向ける。熱いと感じないくらい温泉に通いなれているということは、使用料も払ってるということ。この人はやっぱりお金持ちだ)
「……なんで、氷?」
(魔法なんて初めて見たので、自分の目には湯船にいきなり氷が浮いたようにしか見えなかった。首を傾げていると、抱き寄せる体制にそのまま腕の中へと納まって)
「あったかーい……」
(二人して全裸であることは気にしない。それより人肌の柔らかさとぬくもりが気持ちよくて痩せた体をさらに擦り付けるように。全身冷えていた少女の体を押し付けられる相手側からすれば、ちょっと迷惑だったかもしれず)
■アシュトン > コレぐらいの温度なら慣れてるからな、ちょっと前も来たしな。
長期の仕事後とかはほぼ来るんだが、そっちは最近お休みだな。
(思い出すように視線を遊ばせつつ、どれぐらい来たかなーと指折り数えてみた。
傭兵やら冒険者の全体でみれば、比較的収入も安定している方と言える。
裏の仕事で大きく稼いでいる部分も、あるのだが)
なんでって、温かい湯に氷入れたらそのうち冷えるだろ? ん、いやそっちじゃないか。
魔術だよ、魔法って言う奴もいるがそこは趣味と系統の違いだな。俺は自然系はそんな得意じゃないから、規模が小さいがね。
(氷が中空から落ちて、湯船に浮かび、溶ける。それが何度かと繰り返されてゆく。
もう少し大きいのを作ればもっと早そうだが、休みに来たのに疲れるのも本末転倒であった。
湯の温度を下げる時間の間、という事で。彼女を両腕の間に、胸板へと軽く押し付ける。
流石にと、先まで水浴びしていたせいか、肌同士が触れ合った瞬間ひんやりとした感触が)
そうかい、なら良かったが……あー……前と同じ位払うから、今日も買ってもいいかな?
(冷たくはあるものの、瑞々しい肌がすり寄せられてくる感触に、少しとばかり言葉を詰めて。
何時の間にやらと体温より随分と温かく固いモノが、彼女の腹部にへと当たっていた)
■ナナ > 「最近は、別の場所に行きなさいって…なんだっけ。兵士さん?が、捕まえにくるからって」
(少女が花を売ること自体珍しくない街で、兵士が捕まえに来るというのだから、世話人にとってはマズイことになっていたのだろう。そして保護されるべき少女には、そんな自覚はない模様)
「魔法?そうなんだ?初めて見た!」
(夏とか便利でいいね、と素直な称賛だが、魔術に対して知識のない少女。どうやら氷だけが出るものと思ったらしい。ひんやりとした体も抱き合っていれば熱が移り、温かくなり始めて)
「ん。今日なら平気…あ、でも。体きれいにしなさいって言われたから。洗うの手伝ってほしいな?」
(今夜の目的。体の垢を徹底的に落として髪も綺麗にすること。それさえ守れば、収入もあるし怒られることはないだろう。熱源を察すれば両手を伸ばし、包み込むようにして顔を見上げた。先にしたほうがいいか、目で問いかけて)
■アシュトン > 兵士が? 普通はそんなわざわざ捕まえに……そういえば、何か少し前に騒がしかったな。
原因はアレか。
(この男は男なりに、思い当る節があるらしい。
所謂、彼女に関係している組織か、或いは別か。その辺がガサ入れにでもあって、影響を受けているとかそんな感じだろうか)
街中で使う事はそんなにないからね。使える奴自体は、ちょいちょい居るとは思うんだが。
夏場か、齧ったりすると心地よいかもしれんが、ちょっと疲れるから差引だなぁ
(なとも素直な感想に、小さく笑い声を漏らしてしまった。実際の夏場対策は、知り合いに衣服へ冷却の術式をつけてもらっているのだが)
って事は誰かに連れてきてもらったのか。
洗うのはいいが、どうするかなぁ。あんまりしちゃうと疲れちまうだろうし、先に洗うべきか。
どうせ汚れるから後で洗うべきか――……の前に、とりあえず一回お願い出来るか?
(当然、温泉に来たのであれば、身体を綺麗にするのが目的であるが。これからを考えてどうするべきかと呟いていた最中。
柔らかな手に強く自己主張を始めた部分が包み込まれると、肩を一瞬ピクリと震わせて。
ひとまずと欲望に忠実な返答をすれば、浅くとだけ腰を動かし。手に擦り付けるように熱の塊が動く)
■ナナ > 「そうなの?でも、なんとかなったからまた、前いたところに行っていいって」
(逃げ足の速さといい、性懲りもなく同じ悪事を働くところといい、世話人は間違いなく小悪党の部類だろう。強くはないが立ち回りは上手く捕まらないという意味で)
「夏に、氷…贅沢」
(魔術が使える人にとっては珍しくもないだろうが、貧民にとって夏の氷は贅沢品。貴族なら、お抱えの魔術師に作らせたりもするだろうけれど。当然縁などない話だ)
「入口までね。お金を払ったらどっかに行っちゃった…私は、ちゃんと家に帰るからかも」
(大人しく、従順で脱走の心配もない少女だからこそと言えるか。実際今いる場所を出ても行く場所がないので、出ていこうという発想もない。どっちが先でもいいよと笑いながら、両手で肉棒を上下に摩り、顔を埋めて先端を舐め始めて)
■アシュトン > 中々しぶといヤツだな……まぁ、色々と見習いたい部分はあるが。
(主に逃げ足の速さとずる賢さと小悪党さを。悪いイメージが強いが、生き残るっていみではそういう立ち回りは非常に重要である。
これでもし首謀者が捕まってナナの行き場がなくなったら、連れて帰って――なんてのも悪くない気はしていたが)
平民区なら夏場に冷たいのが売ってたりもするが、貧民区だとどうしてもな。
(その辺りは、仕方のない格差とでもいうべきか。
憤る風でも、かといって諦観した風でもなく。現在ではそういうのが事実、と言った感じの口ぶりであった)
はは、今やってる事が嫌だったらそのまま逃げ出しちまってもいいんだぜ? もっとも、そのあとがってのが、一番の問題か。
ん、いい具合だ……そのまま、任せるから、続けてくれ。
(小悪党な割に案外抜けているらしい。このままナナちゃんお持ち帰りしてもバレねーな。なんて思考も過ってしまったりするけれど。
彼女の手が動き始めると、腰の動きを一旦止めて。ゆっくりと這い上がってくる快感に、吐息をつき。
片手を彼女の頭の上に載せれば、髪を梳くように頭を撫でて。
舌先が触れると同時、微かに声を詰まらせて。先端から滲んだ先走りが唾液と混ざり合いながら、怒張の孕む熱は更にと増していく)
■ナナ > 「?…ああ、冒険者さんだから」
(しぶといのを見習うのは、命がけで仕事をしている彼らにとっては重要かもしれない。そんな風に納得した。万が一組織が潰れたら路頭に迷うことは間違いない。早めに邂逅しなければ道端で死んでそうなきがした)
「うん、それはやめた方がいいと思う…みんなして、寄ってくるから」
(購入しようという人間より、その懐を狙った人間が殆ど。平民区のほうが高値で売れるのだしそっちに行った方がいいだろと頷いて)
「いや…じゃないよ?花売りすると、美味しいもの食べれるし。買ってくれる人は、優しい人多いから」
(たまにひどい目にも合うけれど、常にお腹を空かせている少女にとって、それは我慢できる程度のもの。ちゅ、ちゅと先端にキスしながら唾液を乗せた舌で何度も舐めて全体を濡らしていく。濡れていけば手の動きも早くなっていくのに気づくだろうか。
確かにこのままかっさらってもバレないだろうが、今懸命に「仕事中」の少女はそんな計画知りもしないまま、大きく口を開いて先端に吸い付こうと)
「ぁむ……っふ……ぅぅん…」
■アシュトン > そう言う事そう言う事。騎士とかだったら唾棄するだろうが、俺みたいな仕事だとむしろ大事な事だからね。
(相手が理解を示してくれたようで、コクコクと数度頷く。
――もし何かあったらここにおいでと、場所を一つ教えておいてやるのも良いやも知れない。
流石に、何処かで野タレ死なれると、寝覚めが悪い)
ナナなりに上手くやってるって事だぁね。それはソレで良い事だと思うよ。
だがまぁ、もし万が一が有った場合は……とりあえず、暫くはしのげる場所を後で教えておいてやるよ。
他の奴には秘密な?
(親指を立てれば、自分の唇に当てる。風呂から上がった後に、非難の出来る隠れ家の場所でも、教えておいてあげるとしよう。
攫うのは……組織と面倒事が起こる予感がしまくるので、とりあえず保留)
(小さな舌が這い回る度に、自然と心地よさげな声が鳴る。小さいながらも経験は相応にあるようで、此方のモノを扱く手つきも慣れたモノだ。
手の動きが早まるにつれて、高まってゆく感覚と。それに伴い、頭を撫でる手に僅かと力が籠り)
っ、ん! 出る、ぞ…っ
(先端に吸い付かれるのと同時に、片目を閉じれば奥歯を噛みしめ。
絶頂と共に白濁は小さな唇目掛けて吐き出され、どろりとした濃い液体が舌や咥内に絡み付き。
勢い余った飛沫が、胸や頬にへとこびり付く)