2023/07/26 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2/路地裏」にフュリアスさんが現れました。
■フュリアス > 日が沈んだ王都の街並み。
表はまだ平和な賑わいで人の気配もそこそこあるが、いくら表通りとはいえ女が無防備で歩いていれば身の危険が大きい時間帯。
巡回警備を交代し、飲みに行こうとする衛兵らしき男達や仕事帰り……或いはこれから仕事を探す冒険者たちが行き交う。
そんな、何気ない日常の裏で―――
「……オォ、食えそうな廃棄が袋詰めになって捨てられてんじゃねェか。
飯屋は喰えるからってだけで、古くなった食い物出す訳にはいかねェもんなァ……。
ゴミ箱ん中のモノは貰っちまっても、誰も困りやしねェ……」
ガサゴソとゴミ漁りをしていた姫カットの長髪男性は、大量のパンらしきものが詰め込まれた袋を手に
凶悪に尖った歯を見せて、しめたと言わんばかりに収穫を喜ぶ。
よく見ると、まだ食べられそうな廃棄品がたくさんゴミ箱の中へぎゅうぎゅう詰まってる。
ナワバリに持ち帰れば、野良犬や野良猫に分け与えるぐらいは出来るだろうが。
普通に酒場で飯を喰らう金はある……が、それよりずっと大事なクスリ代にキープしておかねばならない。
二袋分の廃棄品を持ち去れば、表から見えない暗がりへ移ってヤンキー座り。
ナイフで袋に切り込みを入れれば、その中に手を突っ込んでむしゃむしゃ頬張り始める。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2/路地裏」からフュリアスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/ 」にテレサさんが現れました。
■テレサ > 日も暮れ始めた時間帯の平民地区にある酒場。
冒険者ギルドに併設されたその酒場は今は冒険者や傭兵でごった返している。
数日前に冒険者や傭兵問わずに人員が集められて行われた商隊の大規模な護衛。
それが無事に終わった打ち上げの場と化して。
最初にリーダー格であった冒険者の乾杯の音頭の後はそれぞれが飲めや食えの大騒ぎ。
ひたすらに飲み食いをする者や自慢話をする者、酔って給仕に手を出しては殴り倒され床に沈んだものなど様々。
そんな中に交じりカウンター隅の席で軽食と果実水を口にしては騒ぎには参加していないが打ち上げの参加者でもあり。
世話になった冒険者や傭兵、助けたものがやって来ては数事話してという事を繰り返し。
今も酔った顔見知りが去っていき他につかまるのを見れば小さく笑みを溢して食事に口をつけて酒場内を見回して。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/ 」からテレサさんが去りました。