2023/07/24 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にエイリさんが現れました。
■エイリ > 女は昼間からカウンター席で酒を傾けていた。
都合さえ許せば、いつ酒を飲んでも構わないのが自由な稼業のいいところだ。
店に入る前までは自身にかけていた隠遁の術も、扉を開けてからは解除している。
冒険者が多く訪れる酒場には奇抜な服装をした者も多いので目立ちにくいし、何より愉しいハプニングが起こることを期待してだ。
カウンターテーブルの背が低く、スツールが高めのせいで、女の余りある量感の乳房はカウンターの上へ重そうに乗ってしまっている。
「――ねぇ、ご主人。この酒、先週より薄くなってない?
商隊が賊に襲われて結構大変なことになったって噂を聞いたけど、もしかして」
運ばれてきた酒を何口か啜った後、渋い顔をしてカウンターにいる主に声をかけた。
図星なのか、そうではないのか。
この商売を長年やっている酒場の主は曖昧に笑っただけだった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にフュリアスさんが現れました。
■フュリアス > 「……死ぬほど、クソあっちィ」
喉どころか全身の水分を情け容赦なく奪っていく昼時。
あちこちで干からびているミミズや羽虫の二の舞となってしまいそうだ。
クスリを飲んでも、喉に張り付いて仕方がない。
アウトローな自分にはあまり似合わない表の酒場だが、まともな水分が口にできるならいっそどこでもいい。
酒場の扉をぎぃ と力なく押せば来客を知らせるベルがカラランとそっと鳴る。
いざ入ってみれば、同業者か似たような恰好をしている者も見受けられる。
単なる冒険者に比べれば些か隠しきれぬ殺伐とした空気を纏った猫背の男がふらふらと不安定な足取りで歩いて進めば
カウンター席の隅っこに腰掛け。
姫カットの長髪、色白の痩身は後ろ姿だけ見れば女のようだが、無数のピアスやショッキングな赤黒い傷跡と
目つきの悪い銀眼は体格だけで測れぬ男の危険さを物語っている。
「おゥ、水くれ。……ツマミぐらいは喰って帰るから、そう邪険にすんなよなァ。
……ヨダレじゃクスリが胃まで流し込めねェんだよ」
育ちの悪さを感じさせる、態度の悪い様子で腰かければ、頬杖をついて主人に求めるのは水。
パンチの利いた見た目をしておきながらギャップさえ感じる注文だが、男がその後続けて口にしたのはクスリと言う言葉。
未成年か と問われれば、「あってないようなもんだろ」と悪態をつき、そのまま水を受け取って。
ふと、周辺に目を向けるとその内どこかでくたばってそうな、装備ばかり一丁前の者たちや単なる旅人風情。
……その中でもひときわ異彩を放つのは、カウンターで酒を飲む物凄いスタイルを誇る長身女性。
単なる娼婦とは思えぬ、かなりのツワモノの香りを嗅ぎつける男だが性別ゆえに嫌でも視線がその物凄い大きさの乳房に向かえば
慌てて視線を逸らす。
(……うぉッ、すんげぇの見ちまった)
いくら血生臭い世界の住人とはいえ、生来の男としての生理的な反応は誤魔化せない。
懐からクスリを取り出す仕草は焦ったような様子で。
■エイリ > 新たな客が店に入ってくれば入り口のほうを一瞥して、どんな客か眺めてから酒に視線を戻すことをくり返していたが、次に入ってきた客はかなり浮いていた。
まずどう見ても若い。
若いうちから酒を飲むなと無粋なことを思うタイプではないが、それにしても若く見える上、酒場の薄暗い照明では見かけで男女の判別がつかなかった。
彼がカウンターまで辿り着いて言葉を発したことで、女性ではないらしいことがようやく分かったが。
そんな風に注目していたせいで、彼がこちらを、なかでも否応なく目立ちすぎるカウンターに乗った仄白く豊満な胸に視線が向いたことはすぐに気づく。
まずいものでも見たかのように、すぐさま視線を逸らすところまで。
「――どうしたの、ボク。
礼儀なんて妾は気にするほうじゃないけど、目が合いそうになったからって離すのは少し失礼じゃない?」
見かけ通りの年齢ではない魔族獣人が跋扈する街ではあるが、さしあたり年下として接することにした。
震える手でなにかを掴みだそうとしている彼に横から声をかける。
その視線がこちらを向いた瞬間を狙って、片方の乳房を下から手で押し、だぷんっ…と揺らしてみせた。
「コレ、重そうで心配してくれた、とか?」
■フュリアス > 酒場の主人にも悪態をついて威嚇混じりの低い声を響かせて水を受け取る男。
主人が己を見る目は知らないが、出すものさえ出してくれたなら迷惑をはたらく気はない。
大量の錠剤が入った瓶を取り出し、無造作に取り出そう……としたところで、ちら と視線を向けた先の
妖艶な美女が声を掛けて来る。
男は大口を開けたまま凍り付き、困惑とも嫌悪ともつかぬやりづらそうな顔で女へ瞳を向ける。
「…………アァ、そいつァ悪ィな」
あんな大胆に爆乳を見せつけるようにしてカウンターへ乗っける辺り、本人もその気が満々なのだろう。
美女より一回り背が低い、黒づくめの男はそのまま構わずクスリをじゃららと口へ流し込むが、
不意に己の眼前へ見せつけるようにして艶めかしく揺さぶられる巨大な乳肉には盛大にむせ返る。
その際、ころり……と女の方向へ数種類の錠剤が転がってしまう。
視線を向け、注視してみれば酒を嗜んでいる美女が営んでいる薬屋由来の、人を選ぶ強力な秘薬がその中に
混じっているのを見つけられるかもしれない。
「―――ッ!!?ッケホ!コホッ!!ヒュー……ヒュー……」
ガンガンと己の胸を握り拳で殴りつけ、むせ返るのを止める。
冷や汗を浮かべ、己に誘惑する女に不揃いの凶悪な歯をむき出しにしながら、なんて女だと困惑しつつ。
(っべぇなァ……。効くのはいいけどチンコにまで効くクスリだってあんのに……)
特に仕事がある訳ではないのだが、己が世話になってるクスリは安くもない。
下手に盛りがついてしまえば、どうしたものかと困り果てて。
「……その様子じゃ平気そうだけどなァ。
野郎を釣るならもっと食いつきイイ店あんだろよォ?」
くい と己の背後で騒ぐ数人の冒険者などを指差して「喜んでヤるぞアイツ等」と。
なまじ白いばかりに、ひとたび赤くなれば男の興奮は露骨に伝わるだろう。
外套で隠しているが、股間へ妙に力が入って仕方がない。
■エイリ > 「いくら悩殺って言っても、胸を見せるだけで息詰まらせて死なれるのは、ちょっと格好悪いわねぇ……」
顔を赤くするぐらいは予想していたが、激しくむせる彼を見て少し悪いことをしたような気にもなる。
…と、カウンターの上を転がってきたいくつかの錠剤。
この薄暗さでは床に落ちてしまっては大変なので、彼をからかうのもそこそこに素早く手を動かして錠剤を掻き集めた。
生業としているだけに判別のつく薬もあり、怪訝そうに眉を顰める。
「若いのにこんなたくさん薬を頼ってたら、早死しちゃうわよ。
こういうところだからいいんじゃない、いかにもなところで見つけるよりも」
スツールから立ち上がり、胸を重そうに揺らしながら彼の背後に立った。
肩のあたりに豊満すぎる乳肉をむぎゅう♥と押しつけながら、手に持っていた錠剤を彼の手のひらに返し。
「――まァ、余計なお節介はいいとして、必要なら飲まないとね」
マスターに合図をしてグラスに水を入れて出してもらい、それを彼に握らせようとする。
「ねぇ、ボク。
その薬のなかにはチンポがバッキバキになっちゃう薬も混ざってると思うんだけど、それ飲んだらどうなっちゃうの?」
こっそりと混ぜておいた手持ちの錠剤に、彼は気付けるだろうか。
効果に個人差はあるが媚薬系の薬の効能を数倍にする、少々扱いに気を遣わなければいけない薬だ。
革手袋に包まれた手が彼の背から腹部のほうへ伸ばしていき、徐々に股間へ近づけていく。
■フュリアス > 店主が気を利かせてハンドタオルを持ってこようとしたが、待ったをかける。
水をぶちまける事はなかったが、大事な大事なクスリが女の方向へ。
急いで回収しようとするが、かき集められたそれを一瞥した女から発せられる真っ当なお説教。
だが、そこからもはや抜け出す事すら考えられない男は「ビョーキなのさッ」とだけ吐き捨てる。
「……まァ、釣り師の勘なんて本人しか知らねェからオマエの好きなように……ィッ!?」
迂闊。いつの間にか背後に立った女の物凄い質量を誇る乳肉が背中に当たれば、表情を凍らせて
横へ向く限り首を回して動揺した視線を向ける。
そのまま渡された、己が人を殺めたり罪に手を染める事も厭わず稼いだ金で手にしたクスリ。
それを受け取れば、ひとまずは飲もうと心を落ち着けさせる……が。
「な…………ッ」
女の言葉に、男は頭の中が真っ白になる。
このクスリが何なのか確信を持って言い放っている……女へ抱いた感情は困惑から一転して警戒に昇華する。
そのまま握った薬をぎゅぅ と握り拳へ閉じ込めたまま、股間に手を伸ばす女にはドスの利いた声で。
「 ナ ン デ 知 ッ テ ヤ ガ ル 」
クスリに何かしら縁のある存在と知れば、流石にこれ以上ただのアバズレと捨て置く訳にもいかない。
片手で、己の股間に迫った女の手をきゅ と握りしめれば、拒む様子も見せず……
むしろ女へ強く興味を抱いた男は、しっかりと股間は立派に盛り上がらせてなお、そのまま小声で。
「……どうなっちまうか、教えてやるッ。オレも、聞きてェ事がたった今出来た」
これから何を行うつもりなのか、色事にそこまで明るくない男でもおおかた本能で察しはつく。
強がり半分に、女へ向ける視線はつーんとしたままだったが、くい と顎で酒場の入口を指せば場所を移す旨を伝え。
「悪ィ、ツマミをもらう話だったが急用だ。水の分だけおいてくぜェ」
冷やかしになってしまった事を詫びながら、本当に控えめなチップ分にしかならぬ程の小銭をバーカウンターにおいて。
女には、とっとと行くぞとぶっきらぼうに声をかけて一刻も早く二人きりで話を進めたい様子でせっつく。
■エイリ > 「――あら、ここで飲まないんだ。
そんなに効き目の凄い薬を飲んでたら、本当に体壊すわよ」
水は運ばれてきたが、この場で彼が薬を飲む様子はなく。
すぐさま効き目の出る強力な薬なのかもと推測して、カラカラと楽しそうに笑う。
そうして彼に半ば引きずられるようにして、カウンターを離れていく。
「おチンポを勃たせたまま歩いて行くだなんて、男らしいわねぇ」
彼のためにもこっそりと、周囲の客が彼に注意を向けなくするニンジツをかけながら、後ろについていった。
■フュリアス > 【移動いたします】
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からフュリアスさんが去りました。
■エイリ > 【移動】
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からエイリさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2/冒険者ギルド」にルアミさんが現れました。
■ルアミ > (平民地区にある、食堂兼酒場と併設されている冒険者ギルドにて。
今日の分の依頼はすでに終わっていて、夕食中。
軽いものを摘まみながら、弱めのお酒をちびちびと飲みながら食堂の中をときどき見まわしている)
「可愛い子はいないかしらね~。
好みの子がいたら奢っちゃうんだけどなぁ。
食後の運動にも付き合わせちゃってもいいし」
(自分好みの可愛い子がいないかな~、と思いながら見回して、夕食時なのでそこそこの人数がいるにも関わらず、なかなか好みの子がいないわね~、とつまらなさそうにしている)
「特に今日は女の子をつまみたいわねぇ……基本が女の子なら生えてても別にいいし」
(ロリショタが大好物ながら、今日はロリっ子を摘まみたい気分で。
この都市だとふたなりっ子もいるので、そういう子でも別にいいから可愛い子が摘まみたいわねぇと心の中で想っている)
■ルアミ > 「んー、残念だけど、今日は駄目みたいねぇ」
(最後の一口、お酒を飲み干してめぼしい子がいないわねと残念そうに溜息を零し、お勘定を済ませてギルドを出て宿へと戻るため、夜道を歩いて帰っていった)
ご案内:「王都マグメール 平民地区2/冒険者ギルド」からルアミさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にテレサさんが現れました。
■テレサ > 平民地区にある冒険者ギルド。
以前にそれなりに稼ぎしばらく休暇となっていたがそろそろ仕事をしようとギルドに足を運ぶ。
そうして掲示板の前に足を運んだのだがこれという仕事は見つからずであり。
「これというのはないですか。少し待つべきでしょうか…」
眺めれば討伐などはそれなりにあるのだが、出来れば戦闘系は遠慮したくあり。
そうなれば採取などだが、そういう物は苦手という問題。
どうするかと悩みに悩み、とりあえずは待ってみようと決め、掲示板の前から離れて併設された酒場の近くの椅子に腰を下ろして。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からテレサさんが去りました。