2023/01/23 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にローウェルさんが現れました。
ローウェル > 一度見たぐらいではすぐに顔を忘れてしまいそうな個性の薄い外見の青年は、平民地区の酒場でカウンターに座り、グラスを傾けていた。
これといって目的があるわけではない。
お忍びの情報収集というわけでもない。
決して裕福とはいえない冒険者とはいえ、仕事を受けずに身体を休める日はあるのだ。
いい女がふらっと入ってこないかな、という程度の邪な考えはあったが。

「……とまぁ、そんなわけでさ。
 後ろからゴブリンに奇襲されたときには、死ぬんじゃないかと覚悟したんだけど。
 そのゴブリンを好物にしてるバーゲストがやってきて、オレを放置してゴブリンを追い回し始めてさ。
 あいつらが逃げ回ってる隙に、どうにか逃げられたってわけ」

手持ち無沙汰にマスターと雑談をして、暇潰しをするのだった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からローウェルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にリサさんが現れました。
リサ > 日も暮れ始めた時間帯の大通り。
帰宅をする人やこれから仕事に出る人などで込み合う通りを人込みを避けるように歩く。
ただその歩きはゆっくりであるが開いている店を眺めているというよりは人波を眺めているようにも見え。

「この時間は人が多いですよね。ちょっと油断しましたよ」

そう口にしては道のわき、路地に近いところに寄っては足を止めて人の流れを眺め。
時折に受ける夜間の巡回とは違う日の高い時間で行うそれは夜間よりもある意味大変。
自分以外にも幾人かの冒険者が同時に受けたのだが、人の多さに見つけられないだけかサボっているのか遭遇することはなく。

「終わりまではあと……鐘二つでしたか…」

時刻を知らせる鐘が後二回なれば終わりだったはずと思い返し。
それまでは何事も無ければいいなと考えつつ、人波を眺めて。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からリサさんが去りました。