2023/01/21 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にリサさんが現れました。
リサ > 日の高い時間帯の平民地区。
大通りに面した酒場の前で声をあげての客引き。
店内の様子を定期的に確認をし、席が空けば入れる店を探してるであろう人に声を掛け。

「今、直ぐに座れますよ。よければどうですか?」

通りかかる人に声を掛けては直ぐには入れる事を告げ。
通り過ぎられると直ぐに別の相手に声を掛けて、相手が入ろうとすれば店内に声を掛けて中に案内。
そして店内がいっぱいになれば一時休憩、そして客は出ればまた声を掛け。

「今、直ぐに入れますよ。よければどうですか?」

そう言っては行く人々に声を掛けて。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からリサさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」にアンナドーラさんが現れました。
アンナドーラ > 『……では、手続きは以上です。
 アンナドーラさん、昇級おめでとうございます。
 これからも頑張ってくださいね』
「ありがとうございます。では」

先輩冒険者の推薦もあり、最下級(ルーキー)から準下級(ブービー)への昇級はつつがなく終わった。

営業スマイルなれど、柔らかく微笑んだ受付嬢とは対照。
少女冒険者は抑揚のない声と共に無表情に一礼し、新しいドックタグを受け取って踵を返す。

向かう先は依頼標の貼られた掲示板。

「採取……討伐……」

受けられる依頼の幅は、昇級により多少広がった。
ソロで出来そうなもの……あるいは、誰かと組むのもありだろう。

人形のような娘に『組もう』と声を掛ける物好きはいるかは解らないが。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」にグスタフさんが現れました。
グスタフ > 冒険者ギルドにて依頼を探している……振りをして、そこの依頼を受けに来ている冒険者をチェックしている。
勿論、趣味じゃない。仕事のうちだ。スカウトというのは。あまりじろじろと見るわけにもいかないので掲示板をチェックしながらになる。

「さて……と。最近は物騒なのも多いねえ」

依頼書を見るふりをしながら、なんとなく気になった娘を見る。
先ほどの話を盗み聞いた感じでは駆け出しってところだろうか。
見目も悪くない。声、かけてみるか。仕事だからとかこつけて。

「君、一人かい?」

できるだけ警戒心を抱かないように笑顔で声をかける。

アンナドーラ > いた。

「えぇ、今のところ」

頭一つ近く上から掛かる声。
笑顔に対するは無表情。
警戒している……というよりはもともとこうである。
やがて話はついたか、二人でギルドを後に……

【移動します】

ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」からアンナドーラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」からグスタフさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にソティさんが現れました。
ソティ > 王都に滞在するようになって何日経過しただろうか。
食事を不要とし、睡眠を不要とする。
そんな少女は常に歩き回るか立ち止まり佇む行動を繰り返していた。

来た当初は王都について何も知らなかった少女だが、ここでの人の生活を観察していれば、それなりの情報は得られるもの。
とはいっても、誰に聞くでもない今の環境で少女が知り得る情報は大して多くはない。
王都内での地区の区分け、どこに何があるのか、どんな場所にどんな人が行き来するのか。
後は人の会話から小耳に挟む情報、その程度だ。
もう一つあるとすれば、休憩にと佇む場所を気を付けないと注意されたり襲われたりする、だろうか?

今、少女が居るのは平民地区の中央辺りにある広場。
こんな時間だけあって人は疎らだ、そんな広場の端に佇んでいれば目立つ事もないだろう。
もっとも、見る者が見れば不思議に思える光景だ。
広場の隅っこで何もせず、剣を抱えた少女が静かに佇んでいるのだから。