2022/12/29 のログ
■種喰らいの獣 > 大口を開け、伸びをする。
この日はハズレだったようだ。
ねぐらへ帰って、もう一眠りすることとしよう。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」から種喰らいの獣さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にレザンさんが現れました。
■レザン > マグメール街道沿いの森を主に根城としている妖精だが、
ちょくちょく人里にも現れて悪さを働く。
今回訪れたのは平民地区の服飾店。
棚のひとつに忍び込んで、ちちんぷいぷいと服や下着にまじないをかける。
気づかずに試着でもしようものなら、紐が身体にまとわりついたり
卑猥なマッサージをしはじめたりなど、大変なことになるだろう。
そこに男女の区別はない。
「さ~って、誰かひっかかってくれないかな~っと」
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にリクさんが現れました。
■リク > (基本的に服装の見た目にこだわる方ではない。なので、シンプルな革の鎧とシャツにズボンという装いが常な青年は。それでも少しは服装を気にするということで)
「……こういうのでいいのか?」
(普段は適当な量産品しか着ない青年は、ちょっとしたおしゃれ着として、質のいいシャツを購入しようとしていた。襟の付いたドレスシャツ。いつもの革ズボンと合わせても変じゃないシンプルなシャツを、素肌の上から試着室で着てみて、姿見で確かめる)
■レザン > (お! いかにも着飾ることに慣れてなさそうな兄ちゃんだな。
ああいうまさか自分がいたずらされるなんて思ってなさそうなのはなかなかアリだな)
彼がまさに自分が魔法をかけたシャツを手に取ったのを見てほくそ笑む。
かすかに蜻蛉の翅をはばたかせる音を立てながら、
向かった試着室へとこっそり入り込んで、その様子を眺める。
なんにも警戒せずにそれを着込んでしまったなら、
シャツの布地がうねうねと生き物のようにうごめいて、脇腹や胸元など、弱いところをさぐるようにくすぐるだろう。
■リク > 「っ!?……っ?……なんか、くすぐった……糸くず?……なんか入った?……」
(試着した真っ白なドレスシャツ、なんだかくすぐったい感触がして、襟元を直したりしつつ、糸くずが肌にあたってるのかな?とかおもいつつ姿見で外見を確認していたのだけれど)
「……っ……あれ?……」
(くすぐったさの質がおかしい、片手を試着室の壁に立てかけ、なんだか荒い呼吸、というかくすぐったいみたいな感触に呼吸を整えるように襟元を押さえて首をかしげる)
■レザン > (お、見た目の印象より感度いいじゃん。
実は結構遊んでる?)
勝手な感想を内心に浮かべつつ、しっかりといたずらが成功していることにニンマリとする。
間近で観察しようと、手のひらサイズの妖精は壁に手をついた彼の背中に降り立つ。
大胆すぎるが、不思議なくすぐったさに気を取られていれば気づけないかもしれない。
布地はより執拗に動いて、さすさすと彼の肌を磨り上げ、捏ねる。
裾部分が不自然な伸び方をしてズボンの内側へと潜り込み、尻や脚までも撫でようとする。
■リク > 「……なんか材質がくすぐった……」
(最初はその程度に思っていたそれがだんだんと明らかに身体をまさぐるような感覚を与えてきて、不自然な動きで裾が動いてお尻や太ももを撫で回してくれば)
「っ……っぅ……は……んだ?これ……」
(なんだか段々と気持ちよくなって、というか。透明な誰かに身体を弄られているような感覚に両手で、狭い試着室で身体を支えながら目の前には、荒い呼吸をこぼす自分が見えて)
■レザン > (苦しいのかい? 脱いじゃえばあ……?
誰も見てないよぉ……?)
未だ自分の姿を視認できていない様子の彼に、
耳元まで近づいて、そんなふうに甘くささやきかける。
妖精的には、気づかれるかもしれないというスリルがたまらないのだ。
もう冷静な対処ができないだろうという、見積もりの上でのことだが。
(ふふ。こんな風にかわいがってもらうのって初めてか……?)
いずれにせよ、いたずらはよりエスカレートする。
シャツの裾は尻を撫で、太ももを摩り、やがては下着の中の性器を探り当てると、すりすりと緩慢に愛撫し始める。