2022/10/23 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」に紅刃さんが現れました。
紅刃 >  艶仙飯店。平民地区の繁華街に建つ、赤色と金色がふんだんに使われた北方様式の料理屋である。シェンヤン帝国の宮廷料理を振る舞うと喧伝されたその店では、実際のところ帝国に行ったこともない、祖母がシェンヤンの人間だったらしい、シェンヤン文化に憧れているという甚だいい加減な出自の男が、シェンヤン風の割烹着を着てシェンヤン風の料理を提供する、最近流行の店だった。

「冷削麺、お待たせいたしました」

 見せかけばかりきらびやかな店内に、低いが良く通る声が上がる。魔法によって絹の質感を再現した、これまた見せかけばかりきらびやかな朱色のドレスを着た女が、盆に乗った丼をテーブルに置いた。ノースリーブかつ深いスリットが入ったドレスは、油断すると太股どころか尻が覗いてしまうほどの際どいデザインだが、着ている当人は気にした様子もない。
 今日の職場を求めてさまよっていた女に、食材の仕入れを終えたばかりの店主が「夢にまで見たシェンヤン美人、ぜひうちで働いてくれ」と声を掛けたのだ。
 美人ではないしシェンヤンの出でもないと最初は訂正した女だったが、相手は余りに熱心だった。そして女も仕事を求めていたので、押し切られる形で承知したのである。

「有難うございました。またのお越しを」

 食事を終え出ていく客に対し、両肘を張って掌を重ね合わせて頭を垂れる。シェンヤン文化のファンである店主いわく、これがシェンヤンにおける貴人を見送る、あるいは出迎える仕草なのだそうな。黒髪をアップに結い上げ、目元と目尻に紅を差した女は顔を上げ、注文を取りに店内へ引き返す。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にキルシュナさんが現れました。
キルシュナ > 「―――おぉ、おったおった♪ おぉいそこな姉やん、注文取りに来たってやぁ」

店に戻ったシェンヤン美人に声を掛けたのは、少し前に入店して以来きょろきょろと店内を見回してばかりいた猫娘。
日に日に肌寒さを増していく秋の装いとは到底思えぬ、夏の服装としても余りに露出の多い下着めいて淫靡なデザインの黒装束が、たわわに実った乳肉や、むっちりと肉付きの良い尻、太腿、その癖しなやかに引き締まってきゅっと括れを形成する腰回りをこれ以上なく強調している。
黒く艶やかな前下がりボブに輪郭を彩られた美貌は、切れ長の金眼をにまにまと笑み歪ませて、見るからに性質の悪そうな客だと感じさせる物だった。

紅刃 > 「はい、ただいま」

 店内へ入った女は、自身に声を掛けた相手を一瞥する。自分とは何もかもが対照的な、健康的な魅力に溢れる彼女。ただし注目したのは2点のみ。猫あるいは虎のような耳と、尻尾。
 ミレー族である。王国の奴隷として虐げられ、所有物あるいは完全に下等な人類として当たり前のように蔑まれている種族である。だというのに、彼女の態度はまるで主人。こういう人物は2つに大別される。虚勢を張っているだけか、あるいは出自など、種族など、誰にも文句を言わせないほどの実力者か。
 おそらくは後者。女がそう判断したのは彼女の出で立ちにある。肌を隠すどころか際立たせる黒装束の籠手と具足は静音のための仕立てが見て取れた。しかも胴鎧のあちこちには投げナイフが仕込まれている。
 娼婦すら恥じらう衣装を纏っていながら、実際のところはハリネズミのように武装している相手。きわめて危険。そう判断した女はしかし、一切表情を動かすことなく店主に教えられた通りの礼をした後、紐で括りつけられた手帳とペンを取り出す。

「……ご注文をお伺いいたします」

 腰を折り、傾聴する仕草を見せた。

キルシュナ > 「すんごい美人ちゃんが働き始めた聞いて見るだけ見に来てみたんやけども、情報通り―――いや、それ以上やったなぁ♡」

上から下までねっとりと、舐め回すかの視線というのはこういう物かと実感させる色欲を隠しもしない金眼の動き。
ノースリーブの腋下やら、スリットから覗く太腿の白さ、そして無機質な美貌に対しては特にご執心らしく、視線の停滞も著しい。
女色趣味もあからさまなスケベ猫の所作ではあったが、その実、対面する彼女がこちらのあれこれを値踏みし探る視線にも気付いていた。
ある程度こちらの"力"を見抜きつつ、それでいて顔色一つ変えぬ様子は蠱惑的なドレス姿と共に猫娘の関心を買ったのだけども

「―――っと、注文やったね。せやったらまずはぁ……」

持ち上げた金瞳を真っすぐ紅刃の血玉に合わせ

「……スカート捲ってどないなパンツ穿いとるか見せてもらおか♡」

発する言葉はコレである。
その直前にちかちかっと金眼に瞬いた妖しい光は、エロ猫得意の催淫魔眼が発した物だ。
彼女はこの要求を至って当然の物と認識してしまうはず。
それでいて、他者の目もあるこの場所で下着姿を晒す羞恥は感じるという悪辣な認識改変。

紅刃 > 「そのような……取るに足らぬ、平凡な端女にございますれば」

 相手の世辞には紅色の目を僅かに伏せさせるのみ。恥じらっているわけでも、当然と思っているわけでもない様子。
 そして妖美な金眼からの光と共に放たれた言葉を耳にし、しばらく沈黙する。相手をじっくりと見返し、力を放った瞳を覗き込む。そして術を仕掛けた者の獣耳には、老若男女どれとも判然としないせせら笑いと、粘りつく何かがが這いずり込む音が聞こえるだろう。しかし、女の唇は動いていない。

「……承りました。少々お待ちください」

 しばらくしたのち、女は礼をして厨房へ引っ込む。そして更に時間が経った後、術を掛けた客の下へと戻ってきた。頬には微かに朱が差し、紅色の瞳が泳いでいる。

「お待たせいたしました。お客様の……ご期待には、沿いかねますが……これで、どうか」

 下唇を噛み、躊躇いがちにドレスの裾をめくり上げる。下着をつけていない無毛の股間が曝け出され、少し遅れて気付いた他の客からもどよめきが上がった。

キルシュナ > 猫耳がぴく付いた。
出どころ不明の奇怪な音が耳に入った気がして、怪訝な顔が辺りを見回す。

「――――んぉお?」

そんなタイミングで魔眼の瞬きが直撃したはずの新人ウェイトレスが場を辞したなら、予想外の展開に猫娘は小首を傾げて眉根を顰めるばかり。

「魔眼に対する絶対的な防御能力? まぁ、立ち居振る舞いからしてただのウェイトレスやあれへんとは思うとったけども………お?」

ぶつぶつと独り言を呟く猫の前に、何も手にせず彼女が戻る。
先ほどまでの機械生物の如き温度の無さが、頬に差し込む淡い血色と挙動不審な紅瞳という確かな体温に彩られていた。
ますますの怪訝を浮かす猫の心根ではあったが、彼女の羞恥はエロ猫の趣味嗜好を悦ばせるに十分足る代物。
そんな彼女が何かに耐えるかに可憐な唇を引き結んで―――

『おぉぉ…っ!?』『え? えっ??』『こ、この店ってそういうサービスも有りなの!!?』

と周囲のどよめきを生んだ。
シルク地めいた艶を放つ朱布が焦らすかの速度で持ち上げられて、曝け出されたのは下着の色などどこにも見られぬ透き通った白。
そして、剥き身のゆで卵めいたパイパン恥丘の中央を割り断つ幼女めいた縦すじ。
彼女を挟んでキルシュナの反対側に居る者には、可愛らしい桃尻が披露されていることだろう。
それは、エロ猫をして思わずごくりと無言で生唾を呑み込ませる官能的な所作だった。

「――――んんッ。こ、こらまた予想外のサービスやねぇ。なぁなぁウェイトレスちゃん、なしてパンツ穿いてへんの?♡ この店ではウェイトレスはみんなノーパンて決められとるん?♡♡」

取って付けた様な咳払いで己を取り戻し、スカートを捲り上げた羞恥姿勢はそのまま維持させ粘つく様な問いかけを彼女に向ける。

紅刃 > 「わ……私は貧しいゆえ、この衣装に合う下着を持ち合わせておらず、ま……万一見えてしまった時に、大変お見苦しいと思い」

 ドレスの深すぎるスリットについて仄めかしつつ、女はどよめきの中できつく目を閉じる。頬の赤みが増し、耳にまで朱が差した。

「それなら、最初から身に着けずにおけば皆様のご不興を買わずにすむと、思ったのです。用心してさえいれば安泰、と……で、ですが、このようなお求めはあって然るべきと心得るべきでした! 何卒……何卒お許しくださいませ、お客様」

 眉根を寄せ、声を落としながらも裾を持つ手はそのまま。周囲のどよめきが苦笑いや嘲笑に変わる中、熱の籠もった溜息と共に目を閉じ、力なく頭を振る。

キルシュナ > 「ほほぉう、それはそれはええ心掛けやな。確かにびろんびろんに伸びきった安物パンツなん見せられたら、それはギャップ萌えやのうて素のがっかりしか生まへんかったやろし」

金眼を閉ざし、うむうむと重々しく頷く批評家気取り。
曝け出したままの恥部に集中する無数の凝視とどよめきが余程に恥ずかしいのか、どこまでも広がっていく羞恥の赤身は、猫娘の長尾をくねんくねんと暴れさせる程に可愛らしい物だった。
まぁ、彼女のそれが彼女生来の反応ではなく、キルシュナを悦ばせるための最適解を選び取った演技に過ぎない事にも気付いている猫としては何やら負けた様な気にもさせられるのだがいい物はいいのである!

「――――せやけど許さん!」

がたっと席から立ち上がって彼女の背後に回り込めば、すぱぁんっと小気味よい音を響かせ褐色の繊手によるスパンキングを一発。
高らかな音に対して痛みはそこそこ止まりであり、しかして子宮にまで浸透する一撃はマゾ垂涎の一発である。

紅刃 > 「も、申し訳ありません、お客様。思慮が及ばず……お恥ずかしい限り……あぁっ!?」

 尻への打擲に、それまでの態度からは想像もできない悲鳴を張り上げた女は、ドレスの裾をめくり上げたままよろめき、テーブルに太股を押し付けた。

「何卒……何卒お慈悲を! ここが雇い止めになってしまっては、たちまち路頭に迷います。どうかっ……どうか、御怒りをお鎮め下さいませ」

 肩越しに振り返った女は声の端を震わせ、怯えた目を相手に向ける。テーブルに体重を預け、がたがたと家具を鳴らしながら両脚を僅かに開いたのは、果たして倒れてしまうのを防ぐためだけなのか、否か。

キルシュナ > 「許さんっ! 許さへんっ! 許さへんでぇっ! この店のっ! ウェイトレス教育はっ! まったくもってっ! なってへんんぅうっ!!」

ぱぁんっ、ぱぁんっ、すぱぁんっ、すぱぁぁあんッ!
鞭の如くしなやかにしなる細腕が、何度も何度もシェンヤン美女の白尻を引っぱたく。
エロ装束の爆乳を揺らし、嗜虐の興奮に滲む珠汗を散らしながらの尻叩き。
元の白さが際立つが故にエロ猫の手の形で浮き上がる赤みは酷く痛々しい。
そこに更なる追撃の平手打ちが浴びせかけられて、柔尻全体に鋭痛を染み込ませていく。
上客の勘気を被ったウェイトレスが無抵抗のまま嬲られる。
頽廃蔓延る王都において日常的に見られる光景とはいえ、本来であれば嬲られる側の猫娘がグラマラスなボディラインを強調するかのエロ装束に身をつつみ、可憐極まるシェンヤン美女の白尻を好き放題に打ちのめしているというのは珍しい。
自然、それを見守る観客の眼には猥褻な熱が灯り、無数のそれに貫かれる彼女の身体を熱くする。尻肉に灯った熱も、いつしか痛みとは別の何かを生じ始めて、乙女の雌華に潤いを帯びさせる事だろう。
それは、無詠唱にて発動させたエロ猫の淫術の作用もあっての事。

紅刃 > 「お、お慈悲をっ! どうかっ! ああっどうかお許しくださいっ! 後生にっ……後生にございますっ!」

 肌を打つ乾いた音の中、女の哀願がむなしく店内に響く。一打ちごとに背筋を反らし、細腰をくねらせてはいるが、叩かれている尻は引くどころか、むしろ積極的に突き出し、あたかも自分から罰を求めるが如き有様。
 打擲された尻たぶは勿論のこと、打たれるごとに指一本触れられていない太股まで色づき、女は膝を震わせる。

「ひんっ! あっ! あぁ、申し訳ございません……何卒……お許しを……お客様ぁ」

 ミレー族の女にシェンヤンの女-勿論シェンヤン出身ではないが、東洋人を見慣れないマグメールの人々は混同するのだとか-がいたぶられるという倒錯的な光景に、嘲笑や囃し立てる声が徐々に収まり、代わって卑猥な言葉が投げかけられ始める。
 スパンキングを繰り返され、もはやまともに立っていられなくなった女は上半身をくったりとテーブルに預け、謝罪と赦しを乞う言葉を繰り返すばかり。掌が尻たぶを叩くとびくっと身体を跳ねさせ、綻んだ秘所の割れ目から溢れた愛液が内股を伝う。

キルシュナ > 慈悲を請う声音自体は悲痛なれど、尻打ちを迎え入れる細身のくねりはいっそその刺激を望んでいるかの様。
見る者の欲情を煽るための計算されつくしたかの動きは、一流の踊り子が見せるダンスにも似た蠱惑を醸す。

『おいおい見ろよあの女。ミレーに尻叩かれて濡らしてやがるぜ』『げはっ、とんでもねぇ淫売だなオイ』『全く、あんな女に給仕されていたかと思うとちんぽがおっ勃って仕方がねぇぜ』

嘲弄のセリフに混ざって一人素直に欲望を口にする者もいたが、それもまぁ仕方のない事だろう。
嗜虐に彩られた荒い息で爆乳を上下させ、炎熱した褐色頬に珠汗を伝わせるS猫の眼下、控えめな胸肉を押し付けるかにテーブルにへたり込み、真っ赤に染まった桃尻を捲り上げたシェンヤンドレスから露出させた彼女の姿はこれ以上ない程に淫靡だった。
先ほどまではぴたりと閉じ合わされていた淫裂が淡く綻び、ピンクの媚肉に蜜のとろみを纏わりつかせている光景もまた非常にエロい。
今すぐふたなりちんぽ生やして肉欲のままに犯し抜きたいという衝動に必死で耐えて

「ふー…っ♡ ふー…っ♡ ええやろ、したら次や。ほれ、自分の手でケツ孔ぐっぽり拡げて、こっちの準備はちゃあんと出来とるかどうか確認させてもらおか♡」

赤く熱帯びじんじんと淡痛を生じ続ける尻たぶをむにりと揉み広げ、曝け出したアヌスにすりすりと親指の腹を擦り付ける。
先ほどから言ってる事は無茶苦茶なのだが、とっくに騒ぎに気付いているはずの店主が止めにも来ないのは彼もまた新人ウェイトレスの媚態に魅入られているからに他ならない。まぁ、エロ猫の淫術の影響も多少はあるだろうけども。

紅刃 > 「はあ……はあぁっ……あ、んんっ」

 周囲から上がる卑猥な罵倒に女は身震いしつつも、一言の抗弁もない。そして突き付けられた更なる要求。再び相手を肩越しに振り返り、上目遣いに見上げた後、覚束ない手つきで自身の尻に指を這わせる。
 痩身なれども下肢は程よい肉付きであり、下世話な話をするなら「掴み心地がよい」といったところか。

「ど……どうぞ、ッン! 御目通しを……お願い、申し上げます。ふぅっ……ぁは……あぁ」

 その言葉の後、尻たぶに細指を食い込ませつつゆっくりと広げてみせ、その拍子に滴った愛液が床に垂れ落ちた。濃いピンク色をした後孔は客に触れられると、一瞬怯えたようにきつく窄まり、つま先立ちになる。しかし程なくして「ぐっぽり拡げて」という言いつけ通りに力が抜けた。

「こ、これで……どうか……っ」

 小さく開いた孔とその奥、薄紅色をした直腸粘膜まで衆目に曝し、羞恥におののきながらもう一度ミレー族を見上げた。睫毛が震え、縋るような視線を送る。

キルシュナ > エロい……!!
それ以外の言葉が消える光景だった。
穢れの中心たる排泄口とは思えぬピンクの色彩が、複雑に刻まれた肉皺を寛げるばかりかくぽぁ…っと括約筋まで割り拡げ、その内部のぬめる肉色までもを自らの手指で衆目に晒しているのだ。
緊張からかつま先立ちとなった細脚の合間、ねっとりと糸引きつつ愛液が滴り落ちたのもポイント高い。

「おほぉっ♡ ちゃあんと言いつけ通り出来たねぇ、えらいえらい♡ んで、肝心の中身はぁ……っと、おっほ♡ ぴっかぴかやないか!♡ 排泄物なんひとっ欠片も見当たらんやん♡ おっしゃ、しっかり入念に確認したるでぇ♡♡」

形良い鼻梁の先を割り開かれた窄まりに埋めるような至近距離からの排泄孔品評の羞恥が、のるるるるるぅぅうう…っ♡ という異様な感触に上書きされる。
美貌のウェイトレス自身の手指に拡げられた肉孔に、あむっと食み付くかに密着させたベージュの唇。
それだけでももうとんでもない光景なのだが、この変態猫、あろうことかぬめる腸管の内部に躊躇いの一つも見せずその舌を潜り込ませたのだ。
そしてその舌は、舌とは思えぬ程に長く太かった。
ぬろぬろと腸液をこそげ取る様に蠢きながら乙女の腹中に潜り込んで行く触手舌は、舌先でちろちろと結腸弁を舐め擽り、そのままずるぅっと更なる奥にまで入って行く。
そこらの男のペニスサイズなどあっさり凌駕する化け物舌は、ついに大腸奥壁のカーブにまで届いてのたうつ全身で不浄の肉孔の味見を始めた。

紅刃 > 「ああっ……そ、そんな……どうか、仰らないで下さい」

 皺が伸び、窄まりでなく小穴となった後孔を晒しながら、聞き入れる者のいない女の哀願が続く。最も秘めるべき場所を評価されるという恥辱に熱い息を弾ませ、小刻みに頭を振るばかり。

「お、お願いです、お客様。どうかこれでお許しを……ひぃっ! い、嫌っ! 奥……舐められ、て……はあ゛っ! あ……ああぁっ!」

 後孔に口づけられた瞬間、弾かれたように上半身を起こす。しかし軟体生物を思わせる異様なほどの長さと太さを持つ舌で直腸をこじ開けられ、再び脱力して嬌声を零した。

「ふ、くっ……んん……はーっ……お、お客、様。そこは……いけ、ませ」

 常人の内臓であれば奥深くに感覚はない。痛みも快楽も覚えず、大腸も舌を圧迫するほどの狭さではない。だが女のそれは違う。舌での責めに反応し、腸壁をねぶられるたびにまるできつく握り込むように締め付ける。
 ほのかにぬめる腸内がのたうつ舌肉を逃がすまいとするかのようにうねり、自身の動きによって生まれた刺激に女が身悶えする。指一本触れられていない秘所からは愛液の量が増し、店の床には水たまりが出来つつあった。

「ふ、あっ……ご、後生でございます。何卒……お許しを……お慈悲、を……」

 ゆっくりと腰をくねらせながら紡がれる言葉は、先ほどまでと全く変わらない。しかし秘所をぐっしょりと濡らし、自身で広げた後孔に舌を入れられ、腸壁を舐めしゃぶられながらの哀願は、先ほどとは全く違う印象を責め手に与えるかもしれない。

キルシュナ > 『うっお……!?』『クンニ……じゃねぇ!? あの猫、ケツ孔に舌突っ込んでやがる!』『おいおいマジかよ……!』『いくらなんでもケツ孔は……あ、いや、いけるわ。オレ、あの子のケツ孔なら一日中ぺろぺろ出来るわ』『つーかあの娘、感じてね?』『エッロ! あの子、アナルっ子かよ!』『まんこ濡れすぎだろ』『はぁはぁはぁはぁ』

観衆のどよめきも当然だろう。
どれほどの美貌の持ち主だろうと人である以上、その窄まりからは小汚い中年オヤジと大差のない汚泥を日常的にひり出しているはずなのだ。
そんな場所に口付け舐め上げるに留まらず、ぐっぽりと括約筋を割り拡げての太舌挿入。
ざらつく味蕾は間違いなく乙女の腸壁の味わいを感じ取り、時折じゅぞぞと吸い上げる水音には唾液のみならず彼女の腸液も混ざっているに違い無いのだ。その上、そんな変態行為を強要されるシェンヤン美人が、楚々たる雌肉をしとどに濡らし隠し切れない悦声を漏らしているのだから興奮しない者など居まい。
まぁ、数多の淫術を修めるキルシュナ本人は、彼女のここが既に排泄孔としての機能を果たさず、ただただ爛れた快楽を貪るためだけのオナホ孔に造り替えられている事を半ば以上確信しているのだが。

「いやや! ウチは! このケツまんこを!♡ こころゆくまで舐めまわすっ!!♡♡」

息も絶え絶えといった風情の懇願は、駄々洩れの愛液と妖しくくねる腰のくねりのギャップで変態猫を大いに滾らせた。
尻穴に長舌を埋めたままの返答は言うまでもなく力強い拒絶である。くぐもった声音に合わせて腸内で暴れる淫舌が予測の出来ない肉悦を生む。
真っ赤な尻肉を両手でぐわしっと鷲掴み、ぬぼっ、ぬぷっ、ぬちゅぽっと黒髪を揺らしながら頭部自身を前後させて太く長い舌触手にて乙女のアナルを掘削する。
時にぐにゅりと太胴を曲げ、尖らせた舌先で肉壁を舐め回し、アヌスへの熱烈なキスが淫猥なバキューム音を奏でる舌ペニスとのアナルセックスは、通常の肛門性交とはまた異なる魔悦でもって美貌のウェイトレスの脳を溶かす事だろう。とりあえずこのまま一発イかせるつもりである。

紅刃 > 「っあ、あっ……ひあぁっ……嫌……嫌ぁっ」

 何かを否定するように繰り返しかぶりを振る女の声音からは、隠しようもない甘いものが漏れ出ていた。形ばかりの拒絶を口にしながらも白く濁った濃い愛液を垂れ流すその有様は、男たちの野次に相応しい。
 好き勝手に貫かれ、掘り返された女の腸内は、襞の無いつるりとした粘膜筒を幾度も窄め、ざらついた舌を食い締めようと大腸の端まで収縮させるが、これはミレー族の方が一枚上手。到底捕えられず、より深い刺激を得るだけに終わり、女もまた渇いた犬のように小さな舌を突き出し、浅い呼吸を繰り返す。

「は……はっ……や、何か、上がって……ああっ止めて! お止めくださいっ! お許しを……くうぅんっ!」

 余りに太く長い舌で腸内を抉り回された挙句、吸い上げられる。何度目かのバキューム音の後、女の肩が跳ね、テーブルについた両手がきつく握り込まれる。両脚がピンと伸び、結局最後まで触れられなかった秘所から飛沫が上がった。
 ほじられ続けた腸内は襞の無い狭く、しかし何処までも続く粘膜筒をきゅんきゅんと締め、異形の舌を持つ相手に深い場所での収縮と腸全体の痙攣を伝えるだろう。やがて女の身体の内外が弛緩し、ぐったりとテーブルに身を投げ出す。

「はぁ、へ……も、ゆるひ、て……ゆ、許して……くださ……」

 陸に打ち上げられた魚のように、時折ぴく、ぴくと身体を震わせながらも、やはり許しを乞う以外に道はない。もし今舌を引き抜かれれば、ぽっかりと開いた後孔が物欲しげにヒクつく様が店中に晒されてしまうだろう。

キルシュナ > 『うぉぉおお! おいあれ、あれ見ろよ!』『すげぇ、本気汁ってやつか』『はじめて見たぞ』『猫女にケツ孔ほじられて本気汁垂れ流すとかどんだけエロいんだよ…!』

不躾な侵入者への締め付けは触手舌の太さと不気味な蠢きを、弄ばれるウェイトレスに一層強く感じさせるばかり。
己の腹中にてエロ猫の舌がどのように蠢き、どの様に肉壁を弄んでいるのかをはっきりと認識させて、湧き上がる悦楽をより強いものとして認識させる事だろう。
秘裂から溢れ伝う蜜の白い濁りが示す通り、大勢の一般客に視姦されながらの尻穴クンニという背徳的で変態的な行為で彼女が潮噴き果てたのを腸内痙攣の締め付けと共に堪能したキルシュナは――――ずろろろろぉぉぉおお……ぢゅぽんっ!♡ と長大な触手舌を引きずり抜いて

「んふふふふぅ♡ 何を言うとるん?♡ よぉやっと味見が終わったばっかやし、こっからが実食の時間やん♡♡ この店の名物料理、たぁんと味わわせてもらうでぇ♡」

尻穴絶頂の魔悦に抵抗力の悉くを奪われたシェンヤン美人の請願は、今回もやはり一太刀で切り落とされた。
エロ装束の下腹がぼぅっと赤紫の妖光を灯したかと思えば、次の瞬間彼女の前腕とサイズ的に大差のないふたなり巨根が生え出でて、先走りを垂れ伝わせる黒柱をすっかり解れた排泄孔に押し付ける。

そこから始まる衆人環視の尻穴レイプは嵐の如くシェンヤン美人の理性を翻弄する物だった。
ただでさえ常人と比べるのが馬鹿らしくなる程の太幹が、先の長舌愛撫で弄ばれた腹奥にまでその暴虐を突き込んでくるのである。
日常から排泄という行為の失われて久しいだろう彼女に、原初の悦びを改めて思い出させる怒張の出し入れ。
早漏猫はそこが己のオナホであると言わんばかり、劣情のまま白濁を注ぎ込み、そのザーメンを再びのピストン運動で攪拌する。
そこから数時間に渡って行われる事となった凌辱は、猫娘の記憶改変にて居合わせた衆目の記憶から消え去るも、この視姦行為によって彼女に対して抱いた劣情はそのまま残すという悪戯も施されていたために、翌日からの営業中、彼女は店長、店員、客を問わずの淫視に晒される事となるのだけれど、それを知るのはしばらく先の事である。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」から紅刃さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からキルシュナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール平民地区 暁闇の刻」にアンヌさんが現れました。
アンヌ > 晩秋の夜、冷たい風が吹き抜ける広場に、賑わう昼の名残は感じられない。
薄れゆく暁闇のなか、まるで時の流れから置き去りにされたよう、
ぼんやりと佇む一人の女があった。

飾り気の無い漆黒のドレスに、同色のストールを羽織り、
虚ろな眼で見つめる先にあるのは、古びた晒し台と、立て札。
これまで数多の罪人の血や涙を吸っているだろう黒々とした台の上に、
女は夫の姿を、在りし日の面影をみていた。

「――――――…… 旦那、様……?」

ふ、と女の耳許で風が鳴り、物憂く伏せた睫毛が震える。
吹き抜けた風の行方を追い駆けるように振り向き、鈍く瞬いて。
両手をそっと耳許へ宛がい、また、緩く瞼を伏せた。

「―――――― やっぱり、旦那様…… どちらに、いらっしゃる の?」

それは空耳、幻聴、それとも、現実。
現実であるのならば、恐らくそこには何ものかの悪意、害意が存在する。
けれど女はふらふらと、風の吹く方へ、声が聞こえたと信じる方へ、
幽鬼のような足取りで向かおうとしていた。

ご案内:「王都マグメール平民地区 暁闇の刻」にクライヴさんが現れました。
クライヴ > 時間帯も相俟って、人通りも無く閑散とした広場の中。
ふらふらと覚束無い足取りの女性の身体を受け止めようと、傍らから一本の腕が伸ばされる。

「―――………おっと。」

同時に、夜の広場を撫ぜるように吹き抜けた晩秋の冷たい風が、彼女の羽織った漆黒のストールを揺らし。
飛ばされそうになった其れを抑えるように、伸びたもう一本の手が肩へと掛けられる。

「………こんな夜更けに、この様な場所の一人歩きはお勧めしかねますよ?」

耳元で囁く様に紡ぐ声と共に、何処か朧げな雰囲気で彷徨う女性の身体を、その腕にそっと抱き寄せてしまおうとする。
傍から見れば不自然にも姿を現わした、この場に存在し得たやもしれぬ悪意、害意の加担者にしか映らぬ闖入者。
果たして、当の女性の目にはどの様に映ったであろうか―――

アンヌ > 不意に伸ばされた誰かの腕が、女の行く手を阻む。
今しも女の肩から滑り落ち、風に攫われようとしていたストールごと、
細い肩を捉える、誰かのてのひら。

「――――――、……… ?」

ゆるりと巡らせた女の瞳が、確かに、てのひらの主を映した。
感情のみえない虚ろな一対が、ゆっくりと瞬きを二度ほど。
その間に、誰かの腕が冷え切った女の躰を、懐へ抱き込もうとする。
一度はなんの抵抗も無く、そこへおさまるやに見えた躰が、不意にひどく震えて。

「あ、なた…… 貴方、どな、た………?」

男ではある、けれど如何せん若く、体格もまるで違う。
故に女の目は、頭は、相手を見知らぬ男と認識し、
なよやかな四肢は抱擁から逃れようと、相手の肩を掴み、押し遣ろうとする。
先刻まで無表情だった白皙が、戸惑いと嫌悪に歪み。

「は、なして、ください、まし………
 わたくし、もう、行かなけれ、ば………」

夫が、待っているのだ。
そう呟く女の声は、か細く、頼りない。

クライヴ > 夜風に攫われ、女性の肩から滑り落ちそうになったストールを、
同色の黒衣に包まれた彼女の肩へとそっと掛けなおしてやりながら。

そっと抱き寄せようと伸ばした腕が、手の平が触れた女性の身体は、
秋の夜の空気に晒された所為か思いの外に冷え切っていた様子。
予想外の冷たさに一瞬驚いた様に回された手の動きが止まるものの。

「―――自分が何者かなど、今は些細な事です。シャンパルティエ伯爵夫人。」

それとは異なる理由で震える女性の身体。
感情の光の希薄な青灰色が己の姿を認めると、戸惑いと嫌悪の色が浮かぶ様に、
しかし其方には動じた様子を見せず、己の抱擁を拒み押し遣ろうとする彼女の手首をそっと掴み。

「………申し訳ありませんが、このまま貴女を伯爵の処へみすみす行かせてしまう訳にはいきません。
 少々、お付き合いいただきましょうか………。」

口許を、笑みの形に歪めて女性の嫋やかな身体へと回した腕の抱擁を強くする。
其の侭、誰も居ない広場の暁闇の中へと黒衣の夫人を連れ去ってしまおうと―――

アンヌ > 触れた相手が驚くほどに冷え切っていても、
女はその肌寒さを、我が身のものとは認識出来ない。
ひととして当たり前の感覚、感情、そういったものから、
どこか隔絶された世界に生きている女だった。

「――――――――― !
 ……どう、……貴方、いっ、たい…――――――」

女の家名を知っている、夫の存在を知っている。
勿論、この王都では珍しくもないが、女にとっては。
見ず知らずの男から名を呼ばれ、抗う手首を捉えられ。
抜け出そうと藻掻く躰にも、男の腕が強く巻きついてくる。
何もかも、ひたすらに、恐怖、でしかなかった。

「い……や、嫌、いやです………、
 は、なして、……… 誰か、――――――…」

助けて――――――

そう、女の唇が動いたけれど。
発せられる筈だった声は、薄れゆく闇の中に紛れて消える。
その声を発しようとした女自身の姿も、夜の名残に攫われるように――――――。

ご案内:「王都マグメール平民地区 暁闇の刻」からクライヴさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール平民地区 暁闇の刻」からアンヌさんが去りました。