2022/08/15 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にスメディさんが現れました。
スメディ > 女戦士は宿を出て、冒険者ギルドに向かっている最中。
遅くに寝て遅くに目を覚ましたので、宿で食事がとれずに出てきたものだから、ちょうど屋台が出ている所で足が止まった。

「……急いで行っても縁のない仕事はできるわけでもなし、か。
まずは腹ごしらえだね」

軽く腹をさすれば、早い所に食べ物を入れろ、と言ってくるかのよう。
そこで、屋台の方へと足を運んで、肉の串焼きを何本かとパン、そして酒精のない飲み物を注文。
屋台の傍らにあるイートインスペースに腰を掛けた。
流石に昼食時からは落ち着いた時間帯。
悠々一人で買ったものを食べ始めた。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にグライドさんが現れました。
グライド > (つい先刻目を覚ましたのは、戦場から戻って来たのが昨日だった為だ
久方ぶりに、半日も熟睡して居た為か、流石の空腹
其の辺りの店で買った、パンに肉を挟んだ物を齧りながら道を行く

酒…は、流石にもう少し日が落ちてから、酒場にでも行こうなぞと思いつつ
今は、確りと腹に入れられる物を探して居る、そんな最中。)

「―――――……おん?」

(ふと、見かけた屋台の傍
戦士や冒険者など、ガタイの良好な連中が数多い中、其の中でも目立つ影を見つけては
其方へと向けて、ゆっくりと歩み、近付いて行こう
途中、店員へと声を掛けて、串焼きと腸詰めを頼んでは
お昼時を過ぎて人の少ない中、声は響くやも知れぬ。)

「――――……よう、久しぶりに見るじゃねぇか。」

(そのうちに、掛けられるだろう声。
久方ぶり、と言っても、精々同業者と言う程度の認識かも知れぬし
戦場への遠征や、護衛依頼などで長期居なくなる事が多い己が原因だ

何なら、向こうは此方の事なぞ覚えていないかも知れぬが
此方から見れば、己が見上げる女なんてのは、良く印象に残る物
無視でもされなければ、軽く片掌を掲げて見せ、席の隣で其の姿を見下ろそう)。

スメディ > かけられた声に軽く目を瞬かせて、声の主の方を見やる。
するとそこには一目で同業者……と言っても傭兵の方の……と分かる姿の男が一人。

何か思い出せそうなんだけどな、と暫しそのまま見つめていたが、手に持っていた串肉を、男を見やったままに一口口に入れれば

「…………あ、大盾剣の」

記憶の中から出てきたのは、あまり好んで使う相手のいない武具。
珍しいものを好んで使う相手だから記憶に残っていたようで。

「お久しぶり。まだ生きてたのね」

憎まれ口ではなくて、軽口。
傭兵同士ではよくある挨拶のようなものを、ひらり片手を振ってそんな言葉を返して見せつつ

「アンタもだいぶ遅いメシね。昨晩は大分お楽しみだったのかしらね?」

ククッと喉奥でこぼれる笑いも相まって、どこか揶揄うような言葉を向ける。
元々上品とは縁のない生活をしている女だ。これ位は平常運転の調子で。

グライド > (注文した料理が届くまでは、屋台で買ったパンを齧りつつ
幸い、相手の印象に残る位は存在感が在ったらしい事に笑いながら
開口一番紡がれた軽口に、口端を吊り上げた。)

「そりゃあな、しぶとさにゃあ自信が在ってね。」

(傭兵は、簡単に死ぬ。 戦場へ行って、帰って来れる保証など何処にも無い
そんな過酷な中で、如何にかこうにか生き延びて来れて居るのは、幸運だろう
程無くして運ばれて来た串の皿は、女と同じテーブルに置かれるか
なら、序に相席を求めつつ、正面の席へと腰を下ろして。)

「生憎ながら、此処んとこハデグ(の戦場)に出ずっぱりでな
女っ気は御無沙汰だぜ、何せ昨日戻ってきて、其の儘寝てたからよ。
戻って来て最初に喋ったのは宿の婆さんだし、その次は御前さんだ。」

(ひらひらと、目の前で片掌を振って否定を示せば、単なる寝坊助だと修正しよう
己もまた、上品さとは無縁な人間だ。 軽口交えに、串焼きへと手を伸ばした)。

スメディ > 「あんなモンで戦場回れてんだから、そりゃぁしぶとくなきゃウソだね」

グライドの言葉に軽く笑いをこぼして見せて。
そして正面の席に腰かける様子には特に反応するでもない。
食事をそのまま進めつつ……とはいえ、話すのに無理がない程度の量だけを口に入れるようにはして

「あらら、それはご愁傷さん。女っ気がない所で、婆さんとアタシか。そりゃぁ、運がない。
早い所、娼館かどこかに落ち着いて、溜め込んだ分を処理したい所だろうねぇ。
戦場帰りは昂ってしょうがないモンだしさ」

傭兵は基本的に男所帯だ。
その中で寝食を共にしてやっていけるには、これくらいの精神性が必要だし、
なによりこの程度返せないようでは神経が細くてやってられないだろう。
男が男と話しているようだと思われるくらいのガサツさがあってようやくと言った所。

とて、女はこうなるように努力したのではなく、これがいつもの調子であるのだが。

グライド > 「くく、なぁに、俺様にゃあ、こいつが最適解だったからな。
ま、相変わらず五体満足で居るのは有難いこった。」

(大盾剣、そんな物を扱う連中なぞ、そうは居ない
あくまで結果的に、己は其処に辿り着いたと言うだけの話だと
そう肩を竦めて見せては、早々に食べ切った一本目の串を皿に置き
二本目の串へと齧りつく。)

「おいおい、飯時にうるせぇ奴だって、俺様を娼館に押し込めたがってんのか?
俺様としちゃ、御前さんだって女にゃ変わらねぇ
男連中と喰うよりは、よっぽど華が有るってもんだ。 ……まぁ、ちょいと立派だがな?」

(何せ、己よりも高さが有る相手だ、華と言っても、南国の巨大な奴に例えつつ
其れでも、男連中と同じ様な調子では接しながら、男とは線引きをするだろう
椅子の背凭れに軽く凭れた際、木造りの其れが重みに耐えかね、みしりと軋んだのに気付けば
其処からは、やれやれと、後ろには凭れないようにしつつ。)

「っても、御前さんの趣味じゃあねぇ、と言われちまったら其れまでだがよ?」

(戯言、追加。
くつくつと、軽口として告げて笑い飛ばしながら、フォークで腸詰を口に運んだ)。

スメディ > 向けた言葉に返ってきた返事。それにアハハ、と大笑すれば
飲み物を少し飲んでから更に食事を進めていって。

「いやいや、そんなつもりで言ったんじゃないよ。
メシは一緒に食ってきゃいいし、なんなら酒でも付き合ってやるさ。
とはいえ、アタシを抱くくらいなら、そこらで男娼を買った方が抱き心地的にもまだマシだろ?って話」

グライドも分かった上で言っていたかもしれないが、話の流れ的にこの程度の言葉遊びが続くだろうか。
そして、追加された戯言を耳にすれば、こちらもニヤっと笑いを向けて

「おやおや、アタシを対象にだなんて、まるで掘られたいって言ってるようなモンじゃないかい?
アンタにそっちの趣味もあったとは聞かないねぇ」

そうこうしていれば、先に食べていた分食べ終わるのはこちらが早いか。
とはいえ、特に急いで席を立つつもりもない様子。

グライド > 「酒は良いな、だが酒は夜にしようかと思っててよう
あー? 男にゃ別に興味はねぇさ、柔らかけりゃ何でも良いって訳じゃあないんでな。
第一、俺様としちゃあ御前さんの抱き心地なんざ、試さねぇと判らないからな。」

(戯言だ。 だが、純粋に戯言だけかと言われたら、果たして如何だろう。
首を傾け、口元に弧を描きながら、齧って居た串をまた皿に置いて
――テーブルに、肘を付いて、相手の顔を覗き込む。)

「掘られる心算は一切ねぇが、口説いてる心算ならあるぜ?
言っただろうよ、俺としちゃ、御前さんだって女にゃ変わらねぇ。
そりゃあ其処らの娼婦とは違うだろうが――イイ女だとは思ってるがな。」

(嘘だと思うなら――試して見るかよ、と
何処か、挑発めいて、そんな事を言い放てば。
女に少し遅れて、齧り終わった腸詰の皿へと、フォークを置いた

次の注文を頼む様子は、ない。
女の返答を、待って居る様に)。

スメディ > 「そりゃそうだろうさ。アンタが男を買っていたり、男と寝てたって話もそう聞かないからねぇ。
……試すも試さないも、見ての通りなんだからそこらの仲間を抱きしめたのと何もかわりゃしないよ」

やれやれ、というように口元笑みを浮かべて両手を広げて肩をすくめる仕草。
も、さらに続いてくる言葉にはその笑顔に若干苦笑が混じるだろうか。

「アタシを口説いてるって、物好きだねぇ……。
そりゃ、別にネンネのお嬢ちゃんでもないんだ、そういう意味では女だろうさ?
でもねぇ……いい女ってのはあまり頷けないねぇ」

そんな返事を返しつつ、わしわしと髪の毛を掻きむしる。
が、挑発めいた言葉を向けてくる相手に軽く笑いを溢して見せれば

「連れ込んだ後で後悔したって知らないからね」

そんな返事を返しながら席を立つ。
行くんでしょ?というように顎をしゃくらせながら、今度は女がグライドの動きを待つように。

グライド > 「見ての通りだとしても、そりゃあ其れで構いやしねぇさ。
第一、型に嵌ってるだけが、良い女の条件って訳じゃあ無いだろうよ。」

(娼婦の様な、女を体現するような見目もまた、良い女の条件には違いないが
結局のところ、其の辺りは所詮人の好み次第だ
相手が其れを突っぱねるなら、其れをしつこく追いかけようとしないだろう
だが、苦笑の後に、相手が席を立つのなら
其れが、挑発に乗ったが故のモノだと判るなら。

くつくつと、喉奥で笑いつつ、己もまたゆっくりと立ち上がり。)

「よう、俺様が好き好んで連れ込むのに、後悔も何も有るか?」

(あっさりと、そう言い返して遣りながら
女に続いて支払いの後、共に、店を後にするだろう
宿を何処にするかは、其処は道中の会話次第で――)

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からスメディさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からグライドさんが去りました。