2022/08/08 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にラミラさんが現れました。
ラミラ > 平民地区にある酒場の一つ。
本日の仕事場、という事で店主に頼まれた踊り子は今日もステージで自らの舞踊を披露する。
小柄な身体を弾ませるその踊りは、どこか妖しく艶やかで男性を中心に人気で売れ行きが上がるとの事だった。

(まァそれだけでもないんですが…♪)

少女の披露する舞踊を見ている、特にシングルの客の数人。
まるで夢を見ているかのようにぼーっと少女を見つめている。
すでに少女の術中に陥った数人は、作り出された夢の中で心地よい幻想に浸っているだろう。
その内に夢の中で絶頂を迎え、離れた少女に精気を献上し、眠るように気を失う事になる。

(お腹の空き具合ではもう少し……あと誰を食べちゃいましょうかね?)

ゆっくりとテーブル席を中心にして流し目を送る。
舞踊で惑わすのか。魅了して上の部屋に連れ込むのか。
楽しみながら考える。
シャン、と鳴るアンクレットの音。はっと踊り子を見てしまう者がいるか。
ゆっくりと開いたその毒牙は男女を問わないが―――?

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にソラムさんが現れました。
ソラム > 「今日も一日……終わったね」

酒場の一席でコップに入った水を口へ流し込む少女がいた。黒のコンバットスーツと黒いブーツを着用し、その上から群青色のロングコートを羽織った少女だ。
彼女は今日も趣味と日課を両立する情報収集を終えたあとだった。

「ふぅ…。ん…、今日は踊り子が居るんだ…」

いつもの如く頼んだお酒が入ったコップを持ち上げながら、ステージの方へと目を向ける。
いつもの日常に、踊り子という要素が入ったこの酒場がどこか新鮮な気持ちになりながら、踊り子がいるステージを見つつ頼んだお酒を口にする。

ラミラ > しゃん。とアンクレットの音が鳴る。
見た目に若いその少女の元へと届いただろうか。
視線はこちらに。頼んだ酒をちびちびとやりながら…という所だろうか。

(あの子にしましょかね。…普通の人よりは、美味しそうですし?)

口に出さないその意志を、すうっと意味ありげな流し目に込めて。
少女の気を引くように、伏し目がちの瞳が艶やかに見つめる。

少女が視線に気づき、踊り子へと気を引かれてしまえばそれが入口。
すいっと流れるように揺れる指先。
たん、たん、と小刻みに、リズミカルに踏まれるステップ。
手先に、足元に。視線を惹いていく。

視線を引きつけ、縫い留めて。
知らず知らずのうちに踊り子の舞踊に魅入っていくように。
魅入られてしまえば、思うつぼ。視線を外すという事すら忘れてしまうかもしれない。

ソラム > 「ん……(ああいう女の子が踊ってると、様になる…のかな?)」

踊り子からの視線に気づき、気が引かれていく。いつの間にかお酒が入ったコップは空になっていたが、それすらも入らないくらい、踊り子の踊りに惹かれていた。

「(そういえば、踊りは儀式の踊りとかしか知らなかったから、こうやって見るのは初めだなぁ…)」

頭でそう考えつつ、踊り子の踊りを観察し続ける。無意識のうちに魅入っていることすらわからずに、視線を踊り子へと向け続けていた。

ラミラ > (ふふ…♪)

少女の思いはいざ知らず。
小柄の割にグラマーなその肢体は特に男性受けは良い。
サマになるというのも間違いではないだろう。

人の眼を楽しませる舞踊は続いていく。
少女の視線は相変わらずこちらに。
ぼんやりと見つめ続けている事を見て取れば、次の仕掛けに移っていく。

ちらり。ちらり。

踊り子の身体の各所がちらちらと明滅する。
気にしなければわからないような、何か模様がチラつくような。
それは更に少女の意識を引いていくだろう。

その輝きが気になり、目で追ってしまえば…。
ぽよん、と揺れる胸元に。妖しく揺らめく腰つきに。
何故かセックスアピールの強い部分へと視線が引かれ…。
じぃんと頭の奥が痺れるような感覚。
くらりとするような感覚と共に。
身体の奥底の痺れ、ぼうっと性的に心地よくなるような感覚が全身を包んでいくだろう。

ソラム > 「ん……っ、あ、れ…?」

踊り子の身体、そのあちこちでちらちらと何がか明滅しながら光っているように感じられて少女は、その光を目で追っていってしまう。
その直後、頭の奥が痺れ、くらりと身体のバランスが崩れるような感覚が少女を襲う。身体の奥底からも痺れを感じ、頬が赤くなっているようにも少女は感じた。

「お酒の飲みすぎ…かなぁ……?」

くらくらとしたまま少女はそう呟く。踊り子の光を見てしまったのが原因とも知らずに、踊り子の踊りを見続けてしまう。

ラミラ > くすくす♪

少女の視線の先で踊り子が舞っている。
妖しげに微笑み、その笑い声が吐息と一緒に少女の耳元をくすぐる。

ほら 見て?

甘い囁き声。
囁きに導かれるまま、視線が誘われる。

踊り子の指先が視線を絡めとり、褐色の身体を滑るようにして、
豊かな胸元を。なだらかで締まった腹部を滑っていく。

いやらしいね。

踊り子の事か。それを見つめる少女の事か。
いやらしい。という性的な感情を少女に植え付けながら。
滑る指先が踊り子の股間部分へと降りていく。
ゆらゆらと踊る指先が、自慰行為を連想させるように。
それをいやらしいと、淫らと感じてしまえば…。
少女の『ソコ』が熱く、痺れるような快感を覚えていくだろう。
まるで踊り子に触れられているかのように。

ソラム > 「(声が……!?)」

吐息と声が耳元で聞こえた事に驚きつつも視線を隣へ向けようとしたが、いつの間にかそんな思考も霧散し、囁き声に導かれるがままに視線が誘導されていく。

「……ッ…//(んっ……んぅ……っ//)」

指先を見ていた少女は突然、ソコを指先で触れられているように感じられ、体をビクリと震わせる。
踊り子に実際に触れられ、弄くり回されているような感覚に少女は陥る。

ラミラ > くすくす♪ くすくす♪

微笑みは次第に少女の周りをぐるぐると回っているように聞こえてくる。
視線の先では閃く指先。
少女の性感帯を的確に探り当て、刺激し、快楽へと没頭させていく。

ほぉらぁ…♪ 感じてぇ…♪

少女の視界の中。
踊り子は誰かを抱きすくめるようにして股間を弄り続ける。
首元に、耳元に、舌をねっとりと這わせて。
胸元を片方の手でまさぐるように。
そして股間の割れ目から、淫らな指先が快楽を引き出していく。
その『誰か』
まるで鏡像のように。
龍人の少女自身が抱きすくめられ、愛撫されている様を幻視でき。
その幻を視てしまえば、その通りに愛撫されているように身体に快感が走っていくだろう。

すでに踊りは披露していない。
桃色の霧がカーテンのように周囲に漂い、妖しい雰囲気を作り出している。
踊り子が作り出した快楽という夢に、少女をどっぷりと埋没させていくだろう。

ソラム > 「んっ…ぁっ……///」

首元を、耳元を舌で舐められ、片手で胸元を弄られ、もう片方の手で股間の割れ目を弄られ続ける。
快楽を感じる度に脳の奥がパチパチと弾け、痺れさせていく。

「あっ……♡んぁっ……♡♡//」

少女は既に踊り子によって快楽漬けとなっており、踊り子に抱きすくめられ、そのまま愛撫され続けているように感じられている。

ラミラ > 踊り子は少女を抱いたまま愛撫を続けていく。
性感を高め、絶頂へと向かわせていく。

舌が這うたびに、指先が動くたびに。
いやらしい水音が起こり、少女の鼓膜を揺さぶる。
踊り子が少女を弄るのはステージの上。
触れているわけではないのに、囁きが、水音が、少女の聴覚を愛撫していく。

「…さ、イっちゃいましょうね♪」

幻想の愛撫は少女の中で快楽を弾けさせていく。
最後の囁きと共に、二つの指先が膣内をくぷくぷと泡立て、かき混ぜて。
同時に親指が割れ目のすぐ傍。少女の秘芽を撫で回し―――。

「…ほぉら♪」

合図と共に、絶頂への引き金を引くだろう。

ソラム > 「あっ……っぁあん……///♡♡」

 水音が少女の鼓膜を揺らし、快感を高め続けていく。踊り子の言葉がすんなりと頭に入ってきた少女は、幻覚だと知らないまま、絶頂へと向かっていく。

「んっ…ぁあああっ……!♡♡♡」

 そして踊り子の最後の言葉によって少女はビクリビクリと身体を震わせ、絶頂する。その絶頂により発生した精気は踊り子の元へと向かうだろう。

ラミラ > くすくす♪

身体を震わせて絶頂を迎えた少女へ、最後まで絶頂を長引かせるように愛撫を続ける。
何度も、何度も、頭の中に快楽をスパークさせるように。
病みつきになりそうな程絶頂を往復させた後、ぐったりとする身体を支えて…。

「…ふふ。もっと、気持ちよくなりましょうね…♪」

妖しい囁きが耳元に吹き込まれる。
そして少女の手を引き、更に深い深い快楽の夢の中へと落ちていく。
肌を晒し、重ね、指で、舌で、甘い甘い悦楽の深淵へと―――。


そして現実で。


淫らな夢の中で放出された少女の精気をゆっくりと吸い取っていく。
ステージの上で、満足気に。
夢へと落ちた少女は眠りこけ、サキュバスが見せるように夢の中で楽しんでいる事だろう。
他にも何人かの男女がテーブルに突っ伏したりして眠っている。
ほぼ全て酒の飲みすぎで眠りこけたと思われているだろう。

舞踊を終えた少女はおひねりをもらいながら内心でほくそ笑み―――。

また仕事として、この酒場に来訪する事になる。
その時にはまた別の者を悦楽の夢へと招いていくのだろう。

ソラム > 「は、はぁ…い……♡♡♡」

ぐったりとしたまま、身体を支えてくる踊り子の言葉に、少女は蕩けた笑顔を向けたまま答える。
そうしてそのまま快楽の夢の奥底へと落ちて行く――――――。


 少女が目を覚ますのは翌朝のことであり、珍しくお酒を飲んだまま寝てしまったからか、頭痛に悩まされながらも日課をするために酒場を出ていくだろう。
 踊り子に施された夢の中での快楽を無意識の間に身体へ刻まれたまま――――――。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からラミラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からソラムさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にソラムさんが現れました。