2022/07/23 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 とあるカフェ」にグラスフィーエさんが現れました。
■グラスフィーエ > 「・・・」
こんな時間でも空いていたカフェのオープン席で、その奇妙な格好の女はもくもくとバナナパフェなど貪っていた。
傍らには、奇妙な女知るものには意外なアイスティーなど置かれたうえで。
「ん・・・遅くまでやってる割にはしっかりんまいじゃないスかこれ。酔客目当ての金儲けじゃないって事スね、
普通に食えるッスよ、うん・・・」
いくら色々規格外の女にも最近の暑さは応えていたので、いっそ外出そのものを無しにしようかと思わないでもなかったが、己の商売上はそうもいかない。噂を売ったり買ったりする他にも自分で見聞きしたものを広めたりもみ消したりなどもやった方が面白いからである。
そんな訳でしぶしぶ出向いたものの、3キロも歩くともう面倒になってきてどこかの酒場かなんかで飲み明かして帰ろうかと思っていた所に偶然見つけたのがこのカフェ。
看板から内装まで真っピンクと言うセンスはともかく、出てきた飲み物も食べ物もこの時間帯に出されるにしては悪くない、後で宣伝代わりに噂広めておこうとか考えつつも、とりあえずは目の前のパフェにかかりきりで。
・・・余談だが。この奇妙な女、顔の作りそのものは決して悪くない。それらを台無しにしているのは服装と顔下半分を占めている新月のように気味悪く裂けた口、少し下っ端風吹かせている言動である。
しかし、真剣にもの食べている今は服装はともかく口は顔の造作に見合ったものだし、喋りもしないので口調もバレない。
つまり、今初めて奇妙な女を見たものはファッションセンスが壊滅的な女性がデザートを食べているだけとしか見えないはずで。・・・もっとも話し始めた時点で、そのメッキはいともたやすく剥げ落ちるのだが。
■グラスフィーエ > 「しかし・・・何でまたこんな場所で、こんな真面目なカフェなんぞ・・・
後できっちり聞き込みしとくスかね、店主さんかばいとちーふ?にでも」
はぐはぐとパフェ食べ進めながらひとりごちる。以前荒らした?酒場は雑然とした雰囲気や飲食物が気に入ったため、奇妙な女のお気に入りとなった。ここでも同じようにしないのは、明らかに美味しくて甘いものを食べさせようとするのぶち壊しにするのは流石にはばかられたから・・・というより、ここを出禁にされるのは本気で嫌だからである。
女の味覚は普通のヒトと比べてもそう変わりはない、魔族だから+αはあるもののここのデザートは一度しか食べられないのは惜しすぎる。
だからこそ今はいい子でいるつもりである、少なくとも店を離れるまでは。
■グラスフィーエ > 「・・・ふう、んまい物食った後のんまい茶は格別っスね、
こういうのも偶には悪くないッス」
少なくとも平穏なティータイム・・・他に誰も来なかったからでもあっただろうが、静かな時間が過ぎていったのは間違いない所で。
家以外でこんなに落ち着いたのは久しぶりでもあり、ガラスコップ持ったまま僅かな時間目を閉じて余韻に浸り。
やがてぱちりと目を開けると、その目に浮かんでいるのはいつもの商売っ気と悪意・・・というか好奇心+茶目っ気の混じったもので、そのまま軽く手を上げ。
「・・・よっし、んじゃそろそろ聞き込みするッスかね。
おーい店員さーん、勘定ついでにちょっと聞きたい事あるッスよー・・・」
普段の調子取り戻した堅気じゃない女は手近に居た店員呼びつけてから、とりあえず責任者に話を聞こうと店の奥へと歩進めて。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 とあるカフェ」からグラスフィーエさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にフリージアさんが現れました。
■フリージア > 午前中の授業を終えて。
アタシは学院の外で時間を潰すことになった。
午後からの授業はあるのだけど、だいぶ先だし。
自宅に戻っても結局食事の用意を自分でしないといけなかったり。
という理由から、屋台で売っているサンドイッチを食べることに。
袋の中に入れて貰ってから、木陰のベンチに腰掛ける。
うん、今日も美味しい。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からフリージアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/魔導道具店」にパッツィさんが現れました。
■パッツィ > 平民地区の大通りの隅にある魔法道具店。
あまり店を開けていない事と隅にある事からあまり客入りは良くなく。
その日も客がいない静かな店内、奥にあるカウンター裏で魔導具の手入れ。
ただ今日行っているのは商品ではなく護身用に使う短剣のようなもの。
同じようなデザインのショートソードのようなものを何本も並べては一本ずつ磨いては手入れをして。
「これも問題なし。こっちはちょっと術式がずれてる感じ…?」
同じ物だけに手入れは簡単だが手間もかかり。
何本か目に少し問題があるものを見つければそれは除け、後のものを手入れを優先して時間をつぶして。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/魔導道具店」にクレイさんが現れました。
■クレイ >
先日の大失態。それを教訓にあちこちの魔法道具店を歩いて回っていた。
目に付いた店へ片っ端から。そうして入った店。グルリと見て回る。
「質は良い……のはわかるんだが」
今までの経験からこの店にある道具の質はそれなりに良いというのはわかるんだが。
如何せん魔法に関してはあまり得意じゃない。つまり説明も無しで買えるわけがない。
カウンターに目をやる。店員はいない、だが音はする。となれば。
「おーい、なんか作業してるところわりぃが少し説明が欲しいんだが!」
カウンターの向こうへ声をかける。
■パッツィ > 何本もの魔導具の手入れを終えた頃、店内から呼ぶ声が聞こえ。
その時になってお客が来ていた事に気が付けば慌てておくからカウンターへと姿を見せて。
「いらっしゃいませ。お待たせしてすみません」
少し慌てたように笑みを浮かべて自分を呼んだお客、腰に剣を下げた男性に声を返し。
怒っていなければ良いなと思いながら落ち着くように深呼吸。
そうして息を整えて。
「どういった魔道具をお求めですか?」
男性がどういう魔道具を求めているかはまだ分からず。
先ずはそれを聞いてから説明に移ろうとする。
■クレイ >
「作業中に呼び立てて悪かったな」
まずそう言ってから店内に視線を向ける。
そのまま声を発した。
「探してるのは魔法を込められる道具だ。魔法の分類は強化魔法。小型で服の中に隠せる程度の大きさが好ましい。デカいと邪魔になるからな」
とポンポンと剣を叩く。
剣の邪魔になる。そう言いたいのだろう。
「軍資金はとりあえず……上限は無しでいいや。流石に50万とか60万とかは出てこねぇだろ」
流石にそれはないよなと冗談っぽく笑う。
仮にそのレベルがあったらもう国お抱えのレベルだろう。
■パッツィ > 「大丈夫ですよ」
商品などの手入れや修理も大事だが店である以上お客が第一。
なので気にしないでと笑みを向けて。
「魔法を込められる道具ですか。強化魔法が込めれて小型のですか…」
剣を叩く様子にできるだけ小さなものが良いのかと考えこみ。
そこそこな大きさならそれなりにあるが、小さいものはと商品を思い返し。
「上限なしってお客さん、お金持ちなんですね。
では少し待ってくださいね」
上限なしとなれば選ぶのに困る事はなく。
少しお待ちくださいと言えば先ずはカウンター裏に一度引っ込み表に置けない魔道具を選んでいき。
そして戻ればガントレット型、腕輪型、指輪型にネックレス型などのいくつかの条件に合うものをカウンターに並べていく。
■クレイ > 「ついさっき戦場から帰って来たばかりでな、ヤバい依頼だったんで危険手当ふんだくってやったんだよ」
お金持ちなんだと言われればそんな事を言って笑う。
そうして並べられた品物を手に取る。
「……表の商品もだが、本当に手入れがしっかりしてるな。こういう店は安心できる」
戦場を歩けばその気が無くても道具の良し悪しはわかってしまう。
そして裏町を歩き回っている自分からすれば騙すつもりなのかどうかもある程度分かってしまう。
これは騙すつもりもないのに質はかなり良いという類の商品。
ガントレットや腕輪に関しては重量を確かめるように一瞬持ち上げてすぐに下ろす。指輪も同じく。
その中でも気に入ったのか特に長く見ていたのはネックレス。
しばらくネックレス型の道具を見ていたが。それを一旦下ろす。
「悪い、とりあえず一通りの説明貰っても良いか? こういう道具はあんまり使った事が無くてな。特にこのネックレス。こいつが俺的には気に入った。外しても使えるならだけどな」
■パッツィ > 「と言う事はお客さんは傭兵なんですか?沢山稼げたんですね」
戦場帰り、危険手当と聞くと傭兵なのかと見てしまい。
並べた品は自分の店では良い物の分類、手に取るのを見つめ。
「商品の管理をきっちりとしているのが自慢ですから。
お目に掛かるのはありますか?」
店を開けていない時は基本的には手入れの時間が多い。
その為に品の状態は自慢が出来るほど良いと言え。
その分値段は高い物が多いが騙すような商品もなく。
男性が商品を一つ一つ確かめていくのを黙って見つめ、質問が来れば答えれるようにとして。
「はい、いいですよ。ガントレット型は魔法を一つ込めれるのと防御魔法が一度だけ発動できますね。
指輪と腕輪はそれぞれに魔法が一度込めれる感じです。ネックレスも同じですよ、外すと使えないです、さすがに…」
男性の希望に沿い、それぞれの商品を手にしてはどういうものかと説明をして。
ただネックレス型は外すと使えないと申し訳なさそうに告げて。
■クレイ > 「ああ、ホントは6桁くらいぶんどってやるつもりだったが。自分のミスもあったからな。ギリギリ5桁に納めた」
それでも普通に比べればだいぶ高給だったりするが。命かけてるんだそれぐらいはかまわないだろうと。
目をかけたのがあるかというのに関しては。
「あの冷却機能付きの道具袋とかは少し惹かれるな。夏場だとすぐに腐るんだよ。食い物とかポーションとか」
だからある程度冷やして置けるのは助かるんだよな。なんて言う。
そして説明を聞けば。
「そうか、となると指輪か。ネックレス引っ掛けて首取られましたなんて洒落にもならねぇ」
と悩んでいるが。ふとそれよりも早い解決策を思い出す。
「……呪いとか、そういう類のを解除するのはねぇか? 今回買いに来たのそれ対策なんだよ。強化魔法封じられてな」
だから治せるのがあるならそっちの方が手っ取り早いと。
■パッツィ > 「それでも十分に多い気がしますよ?」
6桁と聞くと聞くと目を丸くし、5桁でも十分多いと笑みが引きつり。
傭兵って儲かるのだなと思うしかできず。
「あれは遠征とかに役に立ちますよ。長期の仕事を受ける方に人気がありますね」
男性が告げた魔導具についてどういう人が買うかなどを告げ。
そちらもありますよとさりげなくアピールして。
「鎖の前に首は笑えませんよ、でしたら指輪が一番安全ですね」
魔道具はどれも丈夫な物ばかり、なんで首がと告げて
「のろいですか…?確かあったと思いますが高いですよ?」
それを聞けばなるほどと納得し、あったと思うと口にして。
■クレイ >
「だよなぁ。俺も長期行くなら欲しいもん……つっても便利なの持つとそれだけ仲間から狙われるしなぁ」
傭兵なんてそんな世界。良い物を持っていれば仲間から殺される。その後にこういわれる、あいつは敵に殺されたと。
高いと言われれば。ニヤリと笑って。
「軍資金の上限は無し。だぜ店員さん? 命に比べりゃ安いもんよ……まぁ流石に100万とか言われたら払えねぇけど。50万までなら何とか都合付ける」
拠点にある分と借金で貸し付けてる分を全部合わせればそのくらいにはなるはずだ。
とそこまで話してから。
「にしても……あんた1人でこの店切り盛りしてるのか? よく全部の効果覚えてられるな。俺はこういうの覚えるの苦手だから真似できそうにねぇや」
魔法の道具の効果を覚えるなんて考えただけでめまいがするなんて言いながら笑って。
■パッツィ > 「あると無いでは大違いですよ。高い魔道具は狙われますから」
冒険者や一般人でも高い物を持っていれば狙われる。
傭兵だとよりそれがあるのだと知れて。
「お金を選んで命を落としても仕方ないですよね。どの程度の呪いかに寄りますけど…今お店にあるのはこれだけです」
100万50万はまさに違う世界の話に聞こえ。
勿論そんな魔道具もあるのは知っているがこの店には流石にあるはずもなく。
カウンターの下に置いてあった軽い呪いを解除できる宝石のような魔道具を取り出し置いて。
「祖父から強引に押し付けられまして。覚えるのは簡単ですよ、好きな事ですから」
一応二代目という事を告げ、眩暈がするという男性に好きなら大丈夫と笑って。
■クレイ > 「……なるほどな。これは普通にポケットとかにも仕舞えそうだな。使い方は?」
正直指輪にせよ腕輪にせよ、腕に余計なものを付けたくないというのが本音である。
その点ではこの宝石ならばそういった心配はなく自由に使える。なので一応使い方も聞いておく。
好きなら覚えられると言われれば少し笑って。
「ああ、それは少しわかるかも。俺も酒の名前とか、どこの宿が良いとか。無駄に覚えてるし。たぶん下手なガイドブックより詳しいぞ王都の宿に関しては」
文字通り普通は知らない裏の町の宿までほぼ網羅しているのだ。実際ガイドブックより詳しいのかもしれない。
■パッツィ > 「魔法を封じられる呪いなら解除できると思いますよ。
使い方は思い切り握れば発動します」
自分は装飾系の魔導具ならば身に着けるが男性だとそうもいかないかなと思い。
使い方を問われると握るだけでいいと説明をして。
「嫌いだったり苦手意識があると溺れないですよ。お酒や宿はさっぱりです。傭兵よりも案内業の方が向いていませんか?」
無駄に覚えていると聞くとそちらの方が向いているのではとつい言ってしまって。
■クレイ > 「使い方も便利だな。よし、とりあえずこれは買うわ。後一応ネックレスも」
最悪使う時だけつけておくとかもできる。だから両方購入すると告げて。
案内業を聞けばブハッと笑う。
「たしかに、この国違う国からの奴とか多いしな。もし引退することになったら考えるわ」
アハハと笑う。まぁ引退するまで戦える傭兵なんて稀なんだろうが。
と話しているとカウンターの奥に目が行って。
「……剣も扱ってんのここ」
手広くね? なんて。目に入ったのはさっき調節していたショートソード。
同じ剣士としてつい目が行ってしまった。
■パッツィ > 「本当ですか?お買い上げありがとうございます」
両方と聞けば結構なお値段になる、それでも買ってもらえるとなれば上敷く。
その代金は多少サービスし、30万に届かない程度となって。
「色々な人が来てますから需要は一番ありますよ。
引退後にも仕事が約束されているのはいいですね」
むしろ衛兵はそういう仕事をしないので一番儲かるのではないかと考え。
考えるという男性に是非にと告げて。
「あ、これは私の護身用ですよ」
その言葉に先ほど手入れをしていた物が見えたのかと。
それは商品ではなく私物と返すと先ほどとは別のブレスレットと腕に付ければ何本かのショートソードは浮き上がって宙を舞う。
■クレイ > 「了解、少し待ってくれな」
そう言えばゴルドの袋をドサッと置いてザラザラと出して数える。
そうして全額出し終えればそれをそちらへ、残った分を懐へ。
「ま、傭兵が引退後の話なんてしたら死にそうだからこれ以上はやめとくわ。なんかそういう話多いんだよ」
それだけ気が緩むのか、必死にやらなくても良い地盤が出来てしまったからなのか。そういう話をした奴は死ぬことが多い。
故にその話はおしまいなんて冗談めかして。
だが、剣を見れば目を開いて。
「へぇ、便利な剣だ。正直セキュリティ大丈夫かこの店って少し思ってたが、大丈夫そうだな」
高い物があるのに店員が少女1人。正直場所が場所なら盗んでくれと言っているような物。
なので少し心配だったが、不要だったらしい。
■パッツィ > 大金なので慌てないと男性が代金を置くのを待ち。
全額を渡されると笑顔で受け取り宝石と指輪を渡して。
「あ、そうかもですね。失礼しました。
次の話しをするとそうなるってジンクスでしたよね」
そういう話しはよく聞くので御免なさいと慌てて頭を下げ。
冗談めかした言葉にそうしましょうと頷いて。
「ある程度操作はいりますけど私の思うように動くんです。
こう言うのがないと一人でお店は出来ませんから」
軽く手を振れば浮かんでいた剣はカウンター裏に戻っていく。
こんなものでもなければ危なくて一人でやれないと笑って。
■クレイ > 「ん、指輪じゃなくてネックレスだな。指輪は悪い、やっぱり腕に付ける系は無しにしとく」
どうしても感覚が狂うと言って指輪は返す。さっきまで指輪にするかどうするかという話だったので誤解させてしまったのかもしれない。
冗談めかして言われれば笑って。
「そういう事、まぁそうなったら墓に花の一つでも置きに来てくれや」
なんてカラッと笑う。元から死ぬ覚悟などできるているのでそれを平気でネタにする。
それはそれとして死ぬ気は無いが。
剣の質問を受ければへぇとうなずいて。
「便利なもんだな。やろうと思えば2本所か何本もできるわけだし」
面白そうだ。なんて笑って。
■パッツィ > 「あ、そうでした。ごめんなさい」
うっかりとした大ボケに慌てて指輪とネックレスを取り換え、何度も頭を下げ。
続いた言葉に笑みが固まり。
「そう言うのは冗談になりませんよ?お墓の場所が判れば考えますけど」
死ぬ覚悟をネタにできるのはやはり傭兵は強いなと思ってしまい。
自分だとそんな事は言えないと思い。
「便利ですけど滅多に見つからない魔導具なんです。
それに私だとそこまで扱ませんから」
自衛や一か所にしかできないと戦闘は苦手と暗に告げて。
■クレイ > 「あぁ、いや俺こそわるい。一般人相手にするネタじゃなかったな」
傭兵同士のノリを持ち込んでしまった。悪い悪いとそこは素直に謝る。
そしてその後の扱えないというのに対しては。
「別に使える必要はねぇんだよ。ガチの強い奴はまず物を盗む必要なんかねぇし。仮に行くなら富裕地区に行く。つまりこの地区に来るのなんて余程の事がない限り盗むしかできない奴だ……パッと見凄そうに見せて脅せば勝手に逃げてくだろうさ」
強い奴の例は俺なと。盗むなんて真似せずとも強い奴は堂々と買えば良い。そして減ればその分稼げばいいのだから。
そうしてネックレスを受け取れば。それと宝石を懐にしまう。
「じゃ、俺はそろそろ行くわ。良い買い物出来た。ありがとうな、また探し物あったら見に来るわ」
なんて言いながら外に向かって歩いていくだろう。
■パッツィ > 「そんな事ないですよ。傭兵の人ってやっぱり強いってわかりましたから」
体だけでなく心も強いのだと知れたのだからそれも大きく。
あくまで店の店主で学園に通えていない学生、戦いはさっぱりなので。
「そういう考え方もあるんですね。判りました、脅して追い払うのを第一に考えます」
店に来る泥棒などは実力で追い払うしかないと考えていたが脅してもいいと判れば、今更に納得し。
男性の言うようにそう言うのは富裕地区に行くと思えば店と自分を守れればいいと考えを変えて。
「はい、お買い上げありがとうございました。またのお越しをお待ちしていますね」
外に向かっていく男性に声をかければ頭を下げ。
店を出るまで見送って。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/魔導道具店」からクレイさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/魔導道具店」からパッツィさんが去りました。