2022/03/20 のログ
ご案内:「平民地区 大通り」にキルシュナさんが現れました。
キルシュナ > 「ふんぐぬぬぬぬぅぅう……、これは、難題や……。ホンマむずかし問題やでぇ……」

春の足音も聞こえ始めた晩冬の午後、うららかな日差しに照らされた王都の大通りを、ぶつぶつと呟きを漏らして悩む猫娘が歩いていた。
爆乳と呼ぶに相応しい豊満な乳房と、それに負けぬボリュームで優美な曲線を描く尻肉。それに反して野生動物めいた運動能力の高さを示すように引き締まったウエスト周りの織りなすグラマラスな肢体を、痴女呼ばわりされたとてなんら不思議の無い対〇忍風の黒装束で卑猥に強調した猫娘の姿は非常に目立つ。
その細首に乗った頭部も芸術的なボディラインに劣らぬ美貌を有するとなれば猶更だ。
その上、普段は「ぐふふふふ…」なんて擬音の似合う軽薄で品の無い笑みを浮かべてばかりいる大口も、今は真面目な顔して引き結ばれているので整った顔立ちがいつも以上に際立っていた。
まぁ、そうはいったところで――――

「――――おむつプレイと機械姦……今日はどっちで愉しむべきやろか!」

頭の中身は普段と変わらぬ平常運転。
今日も今日とて猫耳のおっ立つ頭の中は卑猥な企みと妄想で埋め尽くされ、切れ長の金眼も思考の合間に可愛い女の子を捕獲すべく周囲をちらちら探っているのだけれども。

キルシュナ > 変態猫が思い悩むプレイの選択肢は以下の二つだ。

まず一つ目の『おむつプレイ』。
本来であればとっくにおむつなど卒業しているだろう娘におむつを穿かせるのは当然として、その前に多量のザーメン浣腸を施しておき、ぎゅるぎゅるごろごろと不穏な音を響かせるヤバい状態で散歩に連れ出すのである。
服装は、おむつなんて恥ずかしい下着を穿いているなんて気付く事の出来ないふんわりとしたシルエットのスカートがいいだろう。
ヘタな動きをしてしまえばパンチラしかねないミニ丈も悪くはないが、今回は足首まで隠す様なパニエ入りのドレススカートも良いかも知れない。
ともあれ、そんな服装で街中を練り歩き、排泄欲に必死で堪える娘の羞恥と苦悩をたっぷりと視姦して、適当な所でおむつの中にお漏らしさせる。
おむつが一回り膨れ上がる程のザーメンとおしっこでにゅるにゅるさせたまま手近な宿へと連れ込んで、ベッドの上でご開帳♥
ザーメンと腸液とアンモニア、相手次第では腸内洗浄も無しで浣腸して汚物も混ぜてぐっちょんぐっちょんの恥部をたっぷり愛でた後は、劣情のままにふたなりちんぽをぶち込みまくるという流れ。

二つ目の『機械姦』は魔法が文明の中核をなすマグメール王国ではあまり耳慣れない言葉だろうが、からくりと淫術にて作り上げた"機械"と呼ばれる大道具を用いてのエロ行為だ。
支柱付きの鞍の様な物に全裸で跨らせ、にゅいーんっと伸び出でた生体バイブと振動器具で、膣とクリトリスを散々に嬲りつくす。
イけそうでイけないもどかしい刺激を与え続け、時に不意打ちめいてがぐんっと支柱を跳ねさせ絶頂させるも、溜まりに溜まった発情を解消するには至らぬ軽イキ程度。
そんな状態で数時間放置した後、ふたなりちんぽを生やしたキルシュナが娘の尻穴を掘削して全力で起動した"機械"の愛撫と共にイかせまくるというプレイ。
変態猫としてはどちらも共に捨てがたく、それ故に

「まぁ、どないな子が見つかるか分からんし、とりあえず相手次第で決めよかな♥」

なんて適当な理由で結論を先延ばしにした。

キルシュナ > 欲望まみれの金眼を走らせ大通りをうろつく事しばし、ピクつく猫耳がついによさげな獲物を見つけ出した。
この後に自分に降りかかる淫禍も知らず、無邪気な笑顔で屋台のクレープを注文する美少女ににまぁ…っといやらしい笑みを浮かべたエロ猫は、弾むような足取りで彼女に近付き

「やぁやぁそこのお嬢ちゃん♪ 今からウチとぉ、えぇコトせぇへん?♥」

背後からの不意打ちで馴れ馴れしく肩を抱き、その耳朶にぞくりと背筋の震え上がる淫靡な囁きを噴き込んだ。
最初のうちこそ当惑してばかりだった美少女も、相手が美貌とは裏腹に剽軽で気安い同性である事で警戒心を薄めたのか、はたまた気付かれる事なく催淫術でも仕込んだのか、ついにはおずおずと頷いてエロ猫の誘いを受け入れてしまう。

「おっしゃ♥ せやったら早速準備しにいこか♥ ほれ、こっちやで。お姉さんについて来ぃや♥」

自然な所作で手を取られそのまま手近な宿へと連れ込まれた美少女は、その後、性癖が歪む程に変態的で異様なまでの快楽を教え込まれる事になるのだった―――。

ご案内:「平民地区 大通り」からキルシュナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 」にサリスさんが現れました。
サリス > ――朝の街路でのこと。
学生服着込んで古ぼけた学生鞄を提げ大通りから一本入った人影もまばらな通りを自宅から学院までの通学路として使っていた女生徒。
普段通り、授業に間に合うように家を出て朝でなくとも終始眠たげな眼をしばたきながらマイペースに一人登校していたのだが。

いつも通りの朝は不意に、

「…………?」

背後から駆けてくる一つの足音によっていつもとは違う朝に変わった。
どこかへ急ぐ足など朝の街並みであれば特段珍しくもない、最初は近づくそれを気にも留めていなかったのだが、その黒い人影がすぐ脇を走り抜けた刹那。

「―――っ……⁉」

唐突に焼けるような痛みが右太腿に縦に真っ直ぐ奔り、思わず声にならない声が漏れた。

一瞬何が起こったのか解らず、走り抜けていった見たこともない男の手に鈍く光るものを認め、痛みを感じた箇所を見てみると。
右脇側の腿から裾までざっくりと縦に裂かれた黒いスカートと、表皮の薄く切られた太腿。

「………は……」

事態の把握に少々時間を要しその場で唖然と佇む女生徒の脚から血がツ――と一筋生暖かく伝い落ちた。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2 」にザイヴァーさんが現れました。
ザイヴァー > 朝、「将軍」ザイヴァー・グランフォード・カイゼルは冒険者の服装に身を包み、「冒険者」ザイヴァーとして朝の道を歩いていた。なんてことはない。そこまで世の中が騒々しくない時期なので、冒険者として市中を見回っているだけの事。

「……ん?」

だが、そんな平穏なはずの街中で、嗅ぎなれた、血の香りを鼻が感じ取る。

『おい、ザイヴァー。血の臭いだぜ』
「ああ」

そして、前の方を見やれば、そこには走り去る刃物男と呆然とした女学生。
その女学生の足からは、血が。
まず、ザイヴァーは縮地の応用で、刃物男に前に躍り出ると、みぞおちを激打。ノックアウトしようか。
そして、近くで呆然としていた他の人間に。

「おい、警ら隊をよんでおけ」
『は、はい!』

そして、呆然としていた女学生に近づき……

「大丈夫か?恐怖だったろう…」

そう優しく声をかけ、腕の服の布を破き。

「君さえよければ、止血したいんだが…大丈夫かな?」

サリス > 「と、通り魔……スカート……裂き魔……」

そういう意味の解らない奴が春先には結構沸く、という注意喚起は学院でも耳にしたことがあった。
だが、まさかタゲられるとは……。
茫然と立ち尽くしていたが、浅くはあるが切られた傷は痛むしスカートが切り裂かれて腿が大きく晒されてしまっている。

咄嗟に布地をかき集めて傷口を押さえていると、

「……ん?」

誰かが前方で駆け抜けていく通り魔を鮮やかに沈めている光景が目に入り。
再び、何が起こったのだろう、と硬直した。

「……え? えー……ぁ、は、はい……あの……すみません……」

ショックで泣き出すというほどか細い神経の持ち主ではないが、一連の展開が余りに一瞬で流れていったもので事態についていけておらず。
かなり気後れしつつ声をかけてくれる青年へと顔を上げ、どこかきょとんとした様子で曖昧な返事をし。

「……あの……あなたは……?」

思春期女子として下着が見えそうなほど大きくスカートの裂かれた脚を晒すのは如何にと戸惑いつつ。

ザイヴァー > 驚きながらも、自分を誰かと聞いてくる相手。まあ、自分もまたこの少女にとっては不審者かと思い、すっと胸に手を当て。

「ああ、すまないね。俺の名前はザイヴァーと言う。ただのしがない冒険者さ」

勿論、視線は裂けたスカートにくぎ付け…なわけはなく、しっかりと相手の紫藍の目を見て返答しよう。

「しかし、警ら隊もたるんでるな。こんな通り魔一人野放しにしているとは…」

後で指揮官を問い詰めなければな。なんて思っていれば、腰にかけていた剣の柄が、カタリとなったかと思うと。

『おいおい、ザイヴァー。俺様も紹介しろよ。よう可愛い女学生ちゃん。俺様はバスカードだ。よろしくな』

なんて少女に語りかけてくるだろう。慌て柄を抑えたザイヴァーは。

「黙れ愚剣。驚かせるだろうが…すまないな。呪いのアイテムでしゃべるんだ。この剣」
『呪いのアイテムじゃなくてせ・い・け・ん!』

まあ、そんなことを話してる間にも、血は流れているはず。

「まあ、とにかくだ。傷口をそのままにしておくのも嫌だろう。回復消毒用のポーションがある。使うかな?」

そう、透明な液体の入った小瓶を、片手に…

サリス > 「つまり……通りすがりの親切なイケメン……」

人の話をどこまで把握していたのか。
主観しかない感想を口にしてぼんやりと双眸を瞬いていたが、抑えた傷口から滲む血が黒いスカートに沁みを作っていた。

「…………………。」

そして目を見てお話ししてくれるので釣られて赤い瞳を見上げて彼の声を聴いていたが。
もう一つ混ざる声。

いきなり腹話術ですか。和ませようとしているんですか。とその一見一人芝居に見える様子に、学院にもこんな一人で会話する奴いたな……。と妙なデジャヴを覚えつつ黙ってじっと眺め。

「あの……ぼっちなんですか……?
 それは、その……イマジナリーフレンド……さん……?
 淋しくても自棄を起こしてはいけないと思うのです。
 私もぼっちですが、腕に悪魔宿らせて喋る、とか剣の呪いと会話する、とかそんな逃げ道は使わず頑張ってます。
 どうぞ、通りすがりのイケメンさんも強く生きて下さい……」

ぼっちの分際は甚だしく誤解した。いるのだ、こういう一人で喋るタイプの人、とまえにも見たことのある手合いに、そんな風に余計なお節介という名の激励を贈った。

「あ、いえ、あの……知らない人から物をもらってはいけないと親から言われておりますので……ご厚意だけありがたく……ってか、その、袖の布破いちゃって大丈夫ですか……? 何やらいたたまれません……」

袖の布地の一部を破いてくれたことの方が気になり、普通は高価なポーションは貧困層には受け取りづらく、その代わりにわざわざ破いてくれた袖の布地の方をお借りできますかと手を伸べた。

ザイヴァー > 「……あ、ああ。強く生きるよ…」

自身の剣との会話をイマジナリーフレンドとの腹話術による会話と思われたようだ。
不本意というかなんというか、そんな複雑な表情を取ろうか。

『ぷ。っくく……』

バスカードも大爆笑しそうになっているが、流石に今爆笑したら溶鉱炉行きだと思ったのか、必死で我慢しているようで。

「ああ、そうだね、知らない冒険者から物はもらわない…しっかりと教育が行き届いているようだ」

まあ、今のポーションは完全なる善意だったんだけどね。なんて苦笑しつつ。

「ああ、すまないね。毎日清潔にしているから、大丈夫だよ」

そっと、腕の布地を破いたものを、少女に渡そうとする。
ザイヴァーの手、ごつごつと鍛えられた手が見えるだろうか…

「さて、この時間帯だと、学校だね。だが……大丈夫かい?俺は一旦、家に帰ることを強く勧めるが…」

 治安がそこそこいいとはいえ、やはりスカートのさけた女子をそのままにするのは、気が引ける。

「君さえよければ、俺が家まで護衛するが…?もちろん、無料でね」

なんて言おうか。まあ、自身の事がまだ、少女にとって不審者かもしれないとは思ってるので。

「もし心配なら、短剣を預けるが?」

と、付け加えておこうか…

サリス > 「はい、ザイヴァーさんは顔がイイのでなんとでもなりますよ。
 ……申し遅れました、サリスと言います。学院生です」

見た目から察しがつくところだろうが、名乗り遅れたと頭を下げて。
それから笑いを堪えて居る様子に、芸が細かいなあと感心。
堂に入ったイマジナリーフレンドと認識である。

「ご厚意に対して失礼を申し訳ありません。
 ですが、家では何もお返しができないのならいただいてはいけないと両親の教えがありまして」

対等な立場であったり対価を差し出せるのなら話は別だがタダで物をもらってはいけない、と貧困層ながら至って常識的な両親で。
しかし、すでに袖を破ってもらったからには例外として頂戴する。
ってか、破ってしまったからには私が使わないと破り損をさせてしまう。申し訳なさすぎるとありがたくお借りした。

「充分な包帯です。ありがとうございます」

汚れていない清潔な布地であることは見た目にも分かって、服を台無しにしてしまって恐縮していたが。
その場で借りた布地をぐるっときつく一巻きして傷口を縛り取り敢えず止血して。

「そうですね……この成りでは、教室に入ったところでカースト上位の女子に嘲笑喰らってしまいそうです。
 帰って着替えるべきでしょうか……。
 あの、ご厚意に甘えさせていただいて、その……、もしもお時間あれば……遅刻の理由を先生に証言していただきたいのですが……いかがでしょうか……?」

もちろん都合のあるだろうし、無理にとはいわない。
物は受け取れないが厚意には乗っかっておきたい。
あと、どう考えても何か損をしそうなほど無茶苦茶いい人である。
いうだけ言ってみて。短剣を、とまで言われて。

「イヤ、それであの切り裂き魔のナニをスパンと斬り落としたくなるので辞退します」

案外物騒なことを真顔でのたまった。