2022/02/24 のログ
エレイ > やがて小さな公園の前に差し掛かれば、歩く足を止めて少し思案。
然る後、おもむろに公園の敷地内へと足を踏み入れる。

周囲には見える限りではやはりというか、誰の姿もなく。
フンス、と小さく鼻を鳴らしながら、公園の片隅にある東屋へと足を向け、
その屋根の下に入り込んでゆく。
そこには木製のテーブルと、それを挟むように同じく木製のベンチが設置されていて。

「──ふぃー。ここでちょいと一休みにしましょうかねぇ」

なんて独り言ちながら、傘を閉じつつベンチに腰掛け。
テーブルの上で頬杖ついて、雨に煙る周囲の景色をボケェー……と暇そうな顔で眺めていって。

エレイ > しばらくそうして無為な時間を過ごしたものの、まだまだ雨は止みそうにない。
かったるそうに前髪をかきあげながらのそりと立ち上がると、屋根の下を出て傘を開き、また雨の中を歩きはじめ──

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からエレイさんが去りました。