2022/02/21 のログ
■アニス > 「むぅ、確かにちょっと冷えてきちゃった、かな。
そのお誘いはものすっごく魅力的なんだけど、私は自分で作った魔導具で飛びたいんだよね。」
魔女さんの腰に回した腕に、きゅっと力を込めて。
ぜったいに叶えて見せると心に誓う。
この光景をもう一度見るために。
「イリヤさん?
私はアニスだよ。自分のお店かぁ……それも良いよね。」
今はまだ見習いで、学生とも助手とも言えない中途半端な立ち位置だけれど。
いつか一人前として認められたならば、お店を持つのも良いかもしれない。
このまま学院に残って研究の道に進む―――というのは、正直あまり惹かれるものでもなく。
程なくして箒は閑静な住宅街へと入っていく。
夜の帳も落ちかけるその一角、明かりの点いていない建物の前に音もなく降りていき。
「ありがとうございます。
すっごく素敵だった! イリヤさん、ほんとにありがと!
ケーと紅茶にも期待しちゃうからね。」
手を掴んでエスコートされるように降り立つと、そのまま魔女さんに抱きつく。
見かけ以上に柔らかな身体にハグをして。
■イリヤ > 「なるほど。自分の作った魔導具でね……」
つまり、空を飛ぶ魔導具を発明するということ。
それは並大抵の努力では達成できない夢だろうと、
腰に回された手を強く握れば「私にできることだったら協力するよ」と微笑んで。
「アニスちゃん、ね。
ふふっ、アニスちゃんはまだ学生だからね。
色んな将来があるよ。私みたいに自分のお店を持つのも良いし、
せっかくラジエル学院に通っているのだから、自分にしかできないことを仕事にするのだって良い」
彼女がどんな道に進もうと、自分は教師として応援すると、相手の頭を優しく撫で下ろし。
「私も誰かを乗せたのは初めてだったから、楽しかった。
ふふっ、期待しててね」
お礼を言われればこちらも嬉しそうに微笑んで。
少女の身体が抱き着いてくれば、そのまま包み込むようにハグを返す。
彼女の柔らかな身体に、豊満なその胸を押し付けるように。
店内は整理整頓されており、床には埃一つも見当たらない。
イリヤは店の照明に向かって指をパチンと慣らす。すると、暗かった店内に明かりが灯った。
店内にはイリヤ自作の物珍しい魔道具が並んでいる。
例えば魔力を灯すだけで勝手に床や窓を拭いてくれる魔法の雑巾だったり、
風の魔法を利用した履くだけで足が早くなる靴だったりと、その種類は様々だ。
■アニス > 「なんだか、イリヤさん、すっごく先生っぽい……」
優しく頭を撫でられ、応援すると言われると、はにかんでそう呟く。
なにせ自分の最も身近な教師はと言えば、あの頭のねじがぶっ飛んだ教授なのだから。
こういう人に教わる生徒は、さぞかし幸せだろうと思う。
……言うことを聞かない生意気揃いらしいけれど。
ともあれ、今は抱き心地の良い胸の柔らかさに甘えるように身を寄せて。
「わぁっ、魔法…? それとも、これも魔導具…?」
指先ひとつで点る灯り。
暗かった店内が温かな灯りに満たされると、並べられた品々に目移りしてしまう。
そのどれもが、自身の知るそれとは違う技術体系で作られたものだけに、興味は尽きない。
原理は違っていたとしても、生活を便利にするものには違いなく。
「見ても……触っても、いい?」
その中のひとつ、風邪の魔力が秘めた靴に手を伸ばしかけてから、慌てて引っ込める。
くるりと背後の魔女さんの方を振り返って、期待を込めた瞳で許可を求め。
断れればしゅんと落ち込むだろうし、許しが得られればないはずの尻尾が勢い良く振り回される様子を幻視できるかもしれず。
■イリヤ > 「わはっ、だって先生だもん」
副業とはいえ、魔法課の生徒達を預かる立派な教師だ。
生徒が悩んでいれば相談に乗るし、生徒が将来を決めあぐねているのだとしたら一緒に考える。
どんな時でも生徒に味方になって導いてあげたいと。
それは自分が受け持つ生意気な子だけに関わらず、目の前の少女も同様のようで。
自分に甘えてくれる可愛い生徒を微笑ましく見つめながら、
好奇心で溢れた質問に答える。
「これは魔導具だよ。
主人の魔力に反応して点くようになってるの」
照明だけじゃない。
扉の鍵や窓の開閉だって、
このお店にある物はすべてイリヤの魔力で操作できるようになっている。
根が面倒臭がりだからねと、照れくさそうに。
「うんっ、構わないよー」
期待が籠った瞳で見つめられればニコリと口角を上げ、許可を出す。
尻尾なんて生えていないはずなのに、まるで散歩ではしゃぐ犬みたいだなと、そんな感想を抱く。
アニスが店内の魔導具を物色している間に、
お店の奥に設置されたカウンターへ荷物を降ろす。
そのカウンターの奥には二階へつながる階段が見え、その先はイリヤの自宅だ。
■アニス > 「こういう魔導具もあるんだ……
へぇ…、しかもすごい数……もしかして、これ全部イリヤさんが?
ふぇぇ……凄すぎる……」
灯りだけじゃない。
店内に並べられたそれらもそうだろうけれど、まさか鍵や窓まで魔導具となれば瞳を瞬かせ。
驚きの余り、間の抜けた声が漏れてしまって。
「―――いいの!? ありがとう!」
店内に並べられているということは、これらはすべて売り物なのだろう。
そうであるならば勝手に触って壊してしまったら、とてもじゃないけれど弁償なんてできない。
教授からは一応お小遣い程度のお駄賃は貰ってはいるけれど、自由になるお金なんてほとんどない。
値札を見るのも怖いけれど、許可を貰えれば好奇心に勝てるはずもなく。
ぱぁッと満面の笑みを浮かべると、勢いよく回れ右。
棚に並べてあった魔導具の中から、先程目を付けたブーツを手に取って。
「うーん、モノ自体は丁寧に作ってあるけれど、そんなに変わらない…かな。
どうやって魔力を込めてあるんだろう……素材そのもの? それとも何か回路みたいな…」
中を覗き込んだり、靴底を裏返してみたり。明かりに透かして眺めてみたり。
どういう技術が使われているのかまではよく分からずとも、魔力の流れくらいは読み取れる。
ブツブツと何やら呟きながら、真剣な眼差しで検分する。
それでも室内でそれを発動させてしまわないようには気を付けているのは、見習いとはいえ魔道具技師の矜持とも言え。
何にしても、手にした靴に没頭していて、店の主が奥へと行ってしまったのにも気づかないほど。
■イリヤ > 「なんせ、お店を始めたころはお金もなくてね。
元手もないからある程度自分でやるしかなかったんだよーっ」
目を輝かせながら店内を見回す少女をニコニコと見つめ、
数年前のことを思い出しながら魔女は語る。
今は亡き一族で学んだことを全て活かしたイリヤだけの魔導具店。
この近辺の人々にとって、ここはなくてはならないお店の一つされている。
「私、上からケーキと紅茶を取ってくるから適当に触って待ってて」
お店の奥からイリヤは声を掛ける。
目先の少女は既に自分の世界の中のようで、そんな彼女にかつての自分を重ねてはクスリと笑い。
ここで扱っている魔導具は基本的に魔力を少量しか持たない者が
簡単に使えるようにと工夫された代物ばかりで、素材や術式にはイリヤの魔力が込められている。
そのため、中には一度使った使い捨ての魔導具もあったりする。
お店には実用的な魔導具以外にも陳列されていて、そちらは本来学生や子供などの目には触れないよう、
不可視の魔法が掛かっているのだが、どうやら今日は魔法が解除されたままだったらしく、
アニスが目線を送る隣の棚には、いわゆる夜の玩具と呼ばれる魔導具が複数と並べられている。
例えば魔力を込めると振動する卵型の玩具だったり、掛けるだけで他人の衣類などを透視する眼鏡だったり、それはもう多種多様である。
二階のキッチンで、ケーキと紅茶を準備したイリヤは、それを持って階段を下りていく。
■アニス > 店主の言葉は既に耳には入っていない。
眼には見えない魔力の回路、その出来に感心するばかりで。
それは靴だけではない。雑巾もモップも、はたまたお鍋に至るまで。
どう見てもお金持ちの貴族向けではない品々のどれにも製作者の魔力が込められている。
触れれば、それが使う人のことを考えたものであることが感じ取れて。
「こっちも、あっちのも……設計思想は、似た感じかも……」
起動に僅かながら魔力は必要なものの、動力のほとんどは内包された魔力によるもの。
それはつまりそういう相手を対象としているわけで。
魔導具技師を志した夢は、個人的な憧れではあるけれど。
作り上げたい魔導具の方向性が似ていることになんだか嬉しくなってしまう。
振り返って見てみると、いつの間にか魔女の姿がどこにもなく。
そういえば何か言ってたようなと、首を傾げたところで、奥にもまだ見ていない魔導具が並べられているのに気づき。
「ん…? こっちのは何だか、ちょっと違う…かな?」
変わった形のそれらを手に取ってみる。
先程の日用的な用途のものとは違って、見た目だけではその効果がよく分からない。
メガネはまだ分からないでもないけれど、小さな卵型の方はさっぱり。
手を翳して内包された魔力を読み取ってみるけれど、それで分かるのは魔力の動きだけで。
「うーん、震えるだけ…? どういうこと??
危ないモノでもなさそうだし、ちょっとだけ動かして……きゃっ!?」
見たところ室内で起動させても危ないモノではなさそう。
そうと分かると探求心が押さえきれず。起動のために両手で包むように握り締め魔力を込めてみる。
途端に、手の中で動き回る小さな卵。
振動するのは分かっていたけれど、思った以上に細かな振動にちょっと驚いてしまって。
■イリヤ > 「アニスちゃん、おまた……ふぁっ、あ!?」
ケーキと紅茶をもって一階へ降りると普段は
不可視の魔法で見えないはずの棚の前に少女が立っているのが見え、
更にその手の中には卵型の魔導具が震えている。
数秒間口をポカンと開けたまま少女を見つめ、
溜息を吐いてからカウンターにケーキと紅茶を置き、
頭を抱えながら少女の傍へと駆け寄って。
「こーらっ、そっちの棚はアニスちゃんにはまだ早いぞ~?」
後ろからギュッとアニスを抱きしめる。
大きな胸で少女の頭を包み込み、上から彼女のほっぺをつんと突く。
怒っているわけではないが、一応教師なので青少年少女の教育には不適切だと、
ムッとした表情で告げる。
■アニス > 「ふぇっ!?
あ、イリヤさん! あの……これ、どうやって止めたら……」
手の中で、暴れるというほど激しくない動きの割に、ジーンと痺れてくるような動きを見せる小型の卵。
肩凝りには効きそうかもしれないという、そんな感想を抱きはするものの、その本来の用途には思い至らず。
後ろから急に抱き締められて、ビクッと驚いてしまったけれど、それ以上にむっとした表情を向けられて、
調子に乗り過ぎてしまったかと落ち込んでしまい。
「……勝手に動かして、その……ごめんなさい……」
先程までの元気もどこへやら。
手の中でまだ動きっぱなしのそれを持て余しながら、しょげて頭を下げる。
教授に対しては怒られようとも、逆に言い返すくらいの勢いなのだけれど、
さすがに初対面の、しかも相手のお店のものを勝手に動かしたわけだから、言い訳も何もない。
元気に揺れていたふたつに結った髪も、今は心なしか力なく垂れていて。
■イリヤ > 「んー……後ろにスイッチがあるからそれを押せば止まるよ」
少女の後ろから指を指す。
卵型の背面には小さな窪みがあってそこに指を掛ければ振動は止まるだろう。
そこまで強く怒る気はないのだが、
少女の反応からするにこう言ったものの用途や知識はないのだろうと悟り。
「うん、まあ……いいよ。
そこの棚は普段、大人にしか見えないように不可視の結界を張っていたんだけど、
それが解けちゃってたみたいだし」
しゅんと表情を沈ませる少女の頭を優しく撫でながら告げる。
そして、何かを考える素振りを見せてからイリヤは訪ねる。
「……アニスちゃんってその道具をどうやって使うか知ってる?
知らないなら……“先生”が特別に教えてあげても良いけど」
よしよしと髪を撫でながら、アニスから玩具を受け取り、
魔女らしい妖しい笑みを浮かべながら提案する。
性に無知な子はいつか絶対に怖い目に遭ってしまうから、それを教えるのも教師の役目だろうと。
半分は下心も含んではいるが。
■アニス > 言われたスイッチを素直に押すと、手の中のそれはすぐに大人しくなる。
決して大きな動きではなかったのだけれど、動きが止まるとほっと息を吐く。
相手の様子を窺うに、怒ってはいないようだけれど。
だからといって、能天気に流してしまえるわけではない。
「………不可視の?」
後ろから抱きつかれたままで、頭を撫でられる。
示された棚にはほかにもよく分からない道具が並んでいるけれど。
不可視の結界と聞くと、またも好奇心を僅かに覗かせる。
さすがに叱られている最中なので、振り返って詰め寄ったりはしない。
ただそうしないだけで、興味がありそうなのは伝わってしまうだろうけれど。
髪を撫でられるのが気持ちよくて、されるがまま。
訊ねられた質問に対する回答は、ただ首を横に振る形で。
何だか先程までと少し雰囲気が変わった魔女に、小さく息を呑む。
けれど、教えを乞う立場の生徒としては、今度は素直に首を縦に振る。
「えと……お願い、します……」
なんだかちょっと怖いような気がしなくもないけれど。
それでも隠されている道具の使い方という好奇心には勝てないもので。
抱き締められたままだから、首だけを回して相手の方を振り返ってそう頭を下げる。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からアニスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からイリヤさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2/酒場」にリンさんが現れました。
■リン > (~待ち合わせ中~)
ご案内:「王都マグメール 平民地区2/酒場」にジーゴさんが現れました。
■ジーゴ > 「いわれたとおりのサイズになっちゃうの?便利だねぇ」
どこまでサイズを変化させることができるのかはわからないけれど、
高いところのものを取ったり、大柄じゃないと受けられないギルドの依頼を受ける時なんかに便利だろうとちょっとプラスの面にしかまだ気がついていない獣は呑気なことを言った。
「おっきくないよ?ふつうだよ。リンちゃんがちっさい」
そんなことを言っていられるのもしばらくの間だけだった。
相手が一生懸命に肉棒を撫で摩り、刺激してくれるとますます興奮して、
徐々に少年の息は上がって、より一層性器は頭をもたげる。
こちらから腰を動かしてしまわないようにするので必死だった。
きっと腰を動かしたらリンちゃんが振り落とされてしまう。
「ね、なめてきもちよくしてよ…ね、きもちいいからもっと」
相手のサイズを考えると無理なお願いをした。
徐々に獣の瞳は潤んで、リンちゃんの頭を撫でる。
■リン > 「便利……ま、便利、かな……」
使いみちはあるにはあるが、
自分の意志では使えないし元のサイズ以上に大きくなることは出来ない。
「う、あっ」
元から大きく感じていたものが目の前でより圧倒的に膨らむ。
勃起の勢いに押し出されるのではないかとすら思った。
頭上で、相手の息が荒くなって、興奮しているのがわかって、リンもどんどん昂ぶっていき、小さなペニスが獣の裏筋へとぐいぐい押し付けられる。
「ん、うんっ」
小さいと言われながら、頭を撫でられ、お願いされて。
従順なしもべのように、身体を折り曲げて先端に顔を近づける。
三倍近い体格差の相手の、棍棒を思わせるスケールの持ち物。
だが咥えられないわけではない。
傘の周囲を、なぞるように舐め……
大きく口を開いて、頬張って、あむ、あむと。
濡れた舌と頬裏の筋肉でもって、カリや鈴口を刺激し始める。
「ん、むぅ、ん~、っ」
じゅる、じゅると涎が唇と性器の隙間から漏れる。
亀頭だけが、暖かく濡れた小人の口内に捉えられる。
とても全部は咥えることは出来ない。少なくとも、自力では。
■ジーゴ > 「んあ…っ、やば…きもちいい」
相手の小さな口が敏感な部分を捉えると座っていた上半身を後ろにそらして、快感をこらえる。
ベッドのまだ綺麗なシーツをぎゅっと両方の手で握りしめた。
生暖かい舌に刺激されるたびに体が跳ねそうになって、甘い息が漏れる。
「ね、もっと…もっとして」
きもちよさに理性のレベルがどんどん下がっていく。
相手の小さな体への負担なんて頭の中からどこかにいってしまって。
相手の小さな頭を後頭部から相対的に大きな掌で持って、奥まで突っ込もうとした。
■リン > 「っ」
自分の頭を包み込み撫でていた大きくてやさしい掌に
一転して掴まれて、強引に押し込まれる。
「……っ、……!!!!」
ずりゅ、と肉棒が奥まで突き刺さる。
窒息寸前の異物感に、目からは涙が溢れる。
でも、気持ちよがってもらえるのがうれしい。
せつなそうな声を、もっと上げてほしい。
小さくて大きな獣に、もっと褒めてほしい。
顎と竿の間に押しつぶされた舌がうごめいて刺激を与え。
喉奥のこりこりとした感触が、先端を楽しませるだろう。
「……っぅぅぅ……っ♥」
小人の腹の下では、矮小なものがびたんびたんと跳ねて先走りを散らしている。
強引に喉まで突っ込まれて、悦んでしまっている。
■ジーゴ > 「リンちゃん…うまいよ…きもちいい…っ、あっ…っつ!」
獣の口から漏れる言葉も徐々に甘い声ばかりになっていく。
自分の気持ちよさを優先してるから、小さな頭を丸ごと掴んでいる手は
容赦なく、小さな体を無理やり前後させる。
まるでオナホで自慰でもしているかのように、喉奥まで入れたり、ギリギリまで出したりを繰り返す。
喉奥に亀頭をぐりぐりと押し付けては、相手が苦しがってより締まるのに耐えられなくて
「あ…いっ、イっちゃう!!!」
ビクッとたまに震えるだけだった下腹部が大きく震えて、獣の体全体が跳ねる。
本能的に最後に一際奥まで性器を押し込んで、小さな喉の奥に白い精液を流し込もうとする。
自分の欲望を放ってしまうと相手の頭を掴む手の力は抜けて、まだ荒く息を漏らしている少年。
■リン > 「ん、ん、ん゛っ」
喉奥に杭を何度も叩きつけられる。
膨張しきったそれが出入りするたびに、歯が剥がれそうに思う。
吐くにも吐き出せず、ぼとぼとと涙を垂れ流すしかできない。
「…………ぅぶっ!」
喉を殴るように塞がれて、食道から直接胃に注ぎこむような射精。
ごぼり、ごぼりと雄汁の塊が喉を落ちていって、胃に溜まる。
ミレーの男の子にいいように、性のはけ口にされ、
性具のように乱暴に扱われて……
リンも、触れられてもいないのにぴゅくぴゅくと果ててしまう。
■ジーゴ > 「おくち、ぐちゃぐちゃにされてイちゃったの?へんたいじゃん。でもオレもすっごい気持ちよかったよ。」
自分がどんだけ過酷に口内を蹂躙したのかを棚に上げて、達してしまった相手に対して、にっこりと笑った。
「でも、せーしちゃんと飲めたからごほうび」
膝の上でご奉仕させていた相手をまた簡単に持ち上げて、ベッドの上に優しく置いて仰向けに寝かせる。
その上に覆いかぶさるように四つん這いになって、顔を相手の腹に飛んだ相手自身の精液に近づける。
獣のざらりとした舌が小さな腹周りや下腹部を白濁を舐めながら進んでいく。
少しは理性が戻ってきたのか、相手に体重をかけることはせずに、丹念になめ取っていって。
■リン > 飲み込みきれず、ある程度は口からこぼれてしまう。
それを自分の指で口の中に押し込んで戻す。
「へん、たい……」
にっこりと微笑まれて、恥ずかしそうにしながらも、頷く。
どきどきする。陵辱と嬉しさが条件付されていく。
「う~っ、ふあああ、あっ、舌気持ちいい……っ」
まるで赤ちゃんに対してするように持ち上げられて寝かせられ。
つるっとした腹をなで上げていく、ざらついた舌。
ぴちゃぴちゃと水音を立てて甘やかされ、吐き出してしぼんでいたリンの性器が、再び力強さを取り戻していく。
■ジーゴ > 「むりやり喉のおくまでぐちゃぐちゃにされて喜んじゃうなんてへんたいだよ」
精液を舐めとっていた口元は簡単に、体の中央、性器まで到達する。
「ここもきれいにしちゃおうね」
少しずつまた勃ちあがり始めているリンの性器は獣の口の中に簡単に収まりきってしまう。
飴玉でも舐めるかのように、亀頭を舌先で弄び、性器全体を口内の粘膜と舌で覆って暖かさを伝えていく。
相手の体が跳ねても、身じろぎをしたとしても体格差から逃れることは難しいだろう。
■リン > 「だ、だって」
抗弁しようとするが、何も思いつかない。
そうこうしている間にお腹の掃除はすぐに終わってしまう。
身体が小さい分出た量も範囲も少ないのだ。
「あ、ああっ、それ、それおかしくなっちゃうっ」
リンの性器は今や小指サイズ、
リンが亀頭部分で苦戦していたのとは対照に、睾丸ごと口に含めてしまうだろう。
唾液に浸され粘膜に包まれ、とどめにざらついた舌が舐りあげる。
大げさとも思えるぐらいに身体を跳ねさせてしまう。
息の良い小魚のように、唾液の海の中で雄茎も跳ねて頬裏や舌にぶつかって。
「あ、あ、あ~~~~っ」
そうして、少しもてあそばれただけでみっともなく。
再び獣の口の中でびゅうびゅうと射精してしまう。
■ジーゴ > 「おかしくなっちゃえー」
一回咥内から小さくも完全に勃起している性器を離して、楽しそうに笑った。
もう一度口の中に収めると、くちゅりくちゅりと音を立てているとしばらくして
大きく相手の体が跳ねたと思ったら、口の中に苦い味が広がる。
「ちっちゃくても射精できるんだね。えらいえらい」
簡単にごっくんと飲み込んでしまうと、「あー」っと舌を出して、全て飲み込んでしまったことを知らせる。
「ね、今のリンちゃんに入れたら壊れちゃうからもうちょっと大きくなってよ」
相手が可愛く快感に悶えるところを見ていて、また少年の性器も勃ちあがり始めている。
今の相手にはあまりに巨大すぎる肉棒を柔らかいお腹に擦り付けながらおねだりして。
■リン > 「~~~っ、ぅぅ……」
無邪気にはしゃぐ可愛らしい様。
けれども相手がその気になってしまえば、本当に壊されかねない。
見せつけられる舌に、どきりとする。
吐き出した精の痕跡もないその様子に、なぜか、
小さくなった自分そのものがそうされることを想像してしまう。
「当たり前だろっ。君よりも大人なんだぞっ」
口では反発するが、ちっちゃさを強調されて、褒められるたびに、
うずうずと身体を揺らしてしまうのが、見てとれるだろう。
「……っ、うん……わかったよ……」
壊れる、その可能性をそのまま相手の口から発せられて、胸が高鳴る。
腸をいっぱいに満たしてしまいそうなそれと、自分のものを比べさせられる。
それでも、おねだりをされれば……また大きさが変わっていく。
二周りほど膨らんで、獣の1/3程度から、1/2程度に……。
それでもまだ、大変な体格差だ。
■ジーゴ > 「すごい、ほんとにおっきくなったね」
目の前でそれもほんの一瞬で大きくなっていくのは不思議だ。
毎回、目を丸くして視線を釘付けにしてしまう。
今は、お願いしてサイズを変えてもらっていると思っているから、無茶はしないけれど、自分が命令した通りにサイズが変わると変わったら、何回も大きくしたり小さくしたりしてきっと遊ぶだろう。興味をくすぐられて仕方がない。
「オレが初めてえっちした時でもこれより大きかったと思うけど、リンちゃんは小さてもえっちできるんだね」
大きくなってもまだ小さい相手。中型犬くらいの大きさだろうか。
ベッドで横に並んで寝ると、まるでペットの犬か猫にでもするかように両腕で抱きしめた。
「ね、えっちしたい?リンちゃんこんなにちっちゃいのにえっちしたいの?」
抱きしめている腕の下の方では、獣の既に興奮しきった性器が大きくなったとはいえ小さなリンに擦り付けられている。
■リン > 「え、えへへ……」
半笑い。喜んでもらえて嬉しくなってしまっている。
たぶん、そう遠くないうちに悟られてしまうだろう。
そんなに必死で隠しているわけでもないし……
「というか、その……ちゃんづけやめてよ、恥ずかしいから……」
弱々しい反抗の声は、小さすぎて届かないかもしれない。
ぎゅっと抱きしめられれば、その腕からはもう逃れられない。
熱が伝わってくる。体臭も。精液と汗のにおい。それに小さなからだが包まれる。
「し、したいよっ。
何度言わせるの……したいに決まってるじゃんっ。
君みたいなかわいい子と、したくないわけないでしょっ。
小さくたってえっちしたいよ! 悪いか!」
やけくそのように叫ぶ。
押し付けられる硬くて大きなものに、どきどきが早くなる。
■ジーゴ > 「なんで、だってリンちゃんじゃん。ちっちゃいし、かわいいし」
自分より小さいからちゃんづけする、というの獣の論理らしい。
抱きしめている腕の力が強くなって、もう胸に抱いているようになっていて。
伝わる体温。元から高い体温が興奮してますます高くなっているし、
本人は気にしている獣のにおいだってきっと届いてしまっているだろう。
「え、オレかわいいの?リンちゃんの方がかわいいよ」
ぎゅっと抱きしめたまま、首筋にキスをした。
それが何かの合図であったかのように、背中側に回した手が背筋を這い回って
簡単にお尻の方まで回してしまう。
「こんなにちっちゃいのにほんとに入るかなぁ」
手は尻たぶを割り開いて、後孔に優しく触れてみる。
無理やりするつもりはないけれど、相手の体にかかるであろう負担を心配していて。