2021/11/18 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にラッツィオさんが現れました。
ラッツィオ > 「――――ッチ、いつまで待たせやがるんだ……」

指定の酒場で、仕事の依頼を送ってきた人物を待ち始めてから、早数時間が経過していた。
宿屋を兼ねている酒場であるので、日中から人の出入りが多い。
にぎやかな場所のほうが、逆に人に聞かれずによいと依頼人が判断したのだろうか。
店主とは顔見知りであるから、追い出されることはないだろうが、テーブルには空になった酒瓶が既に2本置かれており、3本めに手を付けているところだった。
もっとも泥酔状態で依頼を聞くわけにはいかないので、何杯飲んでも酔えないような酒にしてあったが。

酒場の入り口の厚い樫の扉が開く音がするたび、ちらりと目線をそちらにやって。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からラッツィオさんが去りました。