2021/08/02 のログ
ご案内:「ヴァルケス武器防具店」にイーヴィアさんが現れました。
イーヴィア > 【待ち合わせ待機中】
ご案内:「ヴァルケス武器防具店」にメイラ・ダンタリオさんが現れました。
イーヴィア > (本日の営業時間が終わった後、普段よりも早めの撤収をさせた
店に届いた鍛冶の依頼、普段であれば営業時間外の商談は
のんびりと閉店準備中に迎える事が殆どだが、今回は少々勝手が違った
場合によっては、話の内容を聞くのは、自分だけの方が良い、と
そんな判断も有ったのだが。)

「――――――まぁ、何にしても話を聞かない事にはな。」

(恐らく――普通の話では終わらないだろう
何せ相手が相手だ、只の有象無象の貴族連中とは訳が違う
戦場に手傭兵をしたり、鍛冶屋として従軍した経験が在るからこそ知る
数少ないこの国の、「本物」或いは、「怪物」

そんな相手が来ると言うのだ、それ自体は、鍛冶師として光栄な事

表には閉店の札が掛かって居るが、返信へは、裏口に回る様伝えて有る
故に、裏口側の机で、こうして一人待機して居る訳だが

さて、何時やって来るだろうか)。

メイラ・ダンタリオ > ヴァルケス武器防具店
王都に構えるその店は、武器を扱う冒険者 盗賊 そして裏稼業の一定が知る店として知られる
信頼できる武器防具店としてならば、一定の者が言う あの長い煙突の店がそうさ、と
そんな分かりやすい目印を付けた店は 店の法さえ守れば どんな客も入店 購入が可能
そして認められた者だけが、その望む品を依頼できる

メイラ・ダンタリオは、とある革の鎧を愛用している身なれど
今回正式に騎士の鎧としてもギリギリに通じれるように、イーヴィアへ直接手紙で先だって依頼を向けた
性能は負けずとも 正式な手合わせや王へ傅く目の前の際 求める鎧のほうが都合も良い

―――閉店時間を過ぎ、店員達も2階を利用することなく帰宅した頃合いにて―――

   コンッ コンッ コンッ

優しいノックながら、硬い何かを裏口の扉が叩く音と共に
メイラは返信の手紙による裏口から入店するように言われたそれに従う
しかし身なりはいつもの通り 黒髪を伸ばし 黒い一張羅に白のネクタイ
フードやマントで身を隠すこともない するつもりもない

裏口から入ったという合図と共に、裏口から入店し、主の元へと手荷物を下げてやってきたメイラ
普段は城で出会うことの方が多いだろうお互い。
ドワーフにしては長身体躯の紅髪 この店の主たるイーヴィアと再会することになる

「ごきげんよう イーヴィア 依頼を受けてくださって感謝しますわ。」

手荷物を下ろすと、目の前で待っていたであろうイーヴィアに一定の礼儀として
ロングスカートの両端を摘まみ、片足の爪先をカチンと床に立てる

王以外には平等とされるメイラが、友人や戦友以外で認める数少ない相手への
一定を踏まえた礼儀 誰そ彼がみれば、メイラがイーヴィアに対し信頼をしているところが見受けられた。