2021/05/30 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 按摩屋」に銀天狗さんが現れました。
銀天狗 > 王都 平民地区 昼間の一帯
昼間の時間 銀は斬る仕事も一区切りついていた
斬る仕事は、夜中も昼間も、金と時間に合わせて訪れる

そんな仕事のせいか、今は昼も最中だというのに体がだるい
肩の後ろ骨を回し、黒い翼 バサリと伸ばす。
震える先が数秒続けば、まるで伸びを終えたかのように小さく力を抜くだろうか。

―――故に今、銀が訪れているのは兵や冒険者 体を使う者達が湯治と同じく利用する 按摩屋だ

「あ゛あ゛あ゛ぁ……♡」

軟膏 手指による揉み解しと指圧
甚平や作務衣にも似たものを着て済ませるものから、軟膏を含めて行うビキニ型まで
色々な按摩があるだろう中、銀は長ドス一本の持ち込みを許可させ、同性の按摩師に揉み解しを行ってもらっていた。

顔つきは、非常に具合がよく指が体に潜り込んでくる故に脱力
声は濁音混じりなそれ
頭の先から足の先 翼の先から付け根まで 獣人や鳥人といった形に慣れている者を指名した甲斐があったというもの
身体は血行を良くし、ぼんやりと、温かい感覚が身体を包んでいく
まるで眠くなるようなそれは蒸しタオルで包まれたかのように近い。

ほぐすための台の上で、意識ははっきりとあるのに、体が眠ろうとしている
声を掛けられれば起きれるけど、寝息が気づかず出ていたと言えそうな感覚。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2 按摩屋」から銀天狗さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にセルマさんが現れました。
セルマ > 日が暮れ始めた時間帯の平民地区の大通りの一角。
商店の近くの壁に背中を預けて周囲を眺める。
一見すれば暇を持て余して居るように見えるが実際は店に嫌がらせを行うチンピラが来れば追い払うという仕事の最中。

「今日は平和なものです。偶にはこういうのもいいですね」

この仕事を受ければ大体、一日一度はそういう輩がやってくる、実際に何度か追い払ったこともあり。
ただ今回はそういう事もなく、傍目に見れば暇を持て余して日向ぼっこをしているように見えなくもない光景。

もう少しすれば夕刻を知らせる鐘が鳴る時間。
それが鳴れば店に一言告げて仕事は終わりになる。
終わればどうしようかと少し気を散らしながら後少しと周囲を眺めて。

セルマ > そうして残りの時間を過ごしていれば聞こえる鐘の音。
それを聞いては壁から背を離して店にと入って行って…。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からセルマさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にエレイさんが現れました。
エレイ > 夜。
この時間帯でも人通りの絶えない表通りを、悠然と大股で歩く金髪の男が一人。
ごろっとした肉と野菜に串を通してこんがり焼いた、といった風情の大雑把な串焼きを片手に携え、
それを一口齧ってはモシャモシャと咀嚼しつつ。

やがて中央広場までたどり着けば、適当に周囲を見渡した後片隅のベンチにどっこいせ、とか
言いながら腰を下ろし、脚を組みつつ背もたれにぐでりと身を預け。

「──ふーぅ……さて、と……今夜の宿どうしょうかねぇ」

中空を眺めながら、眉を下げた表情でぽつりとそんな事を呟く。
普段利用している宿が今夜は満室ということで、男は現在宿無しの状態だった。