2021/05/19 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にエレイさんが現れました。
エレイ > 「──はいサンキュー。またなんか面倒げな依頼があったらいつでも俺を頼るべきだろうな俺は優しいからな」

とある日の冒険者ギルド。
受付カウンターで、受付嬢にドヤ顔を見せながらそんなことを言う金髪の男は、
差し出された大きめの袋を受け取ると、軽く中身を改める。
中には冒険者としての依頼の報酬であろう、金貨がぎっしり詰まっていて。
それを、受付嬢に向けたものとは一転して特になんの感慨もなさげな顔で眺めてから、
袋を無造作にバッグに仕舞い込んでカウンターを離れ。

「さーて……ひと仕事終えたら時すでに暇というあるさま。これからどうしようかねぇ?」

片手を顎に添え、指で顎先を軽くいじりながらそんな独り言を漏らし。
なにか思いつくきっかけになるものでもないかと、適当に周囲を眺め回してみて。