2021/03/10 のログ
ご案内:「小さな仕立て屋」にレイラさんが現れました。
レイラ > 小さな仕立て屋の店内。そろそろ、暖かくなり始めたので冬物の生地と春物の生地を入れ替えようと大きな生地の塊を棚から降ろしていて。最初の1~2本は余裕で移動できたのだが生地の数が多いために、そろそろ疲れてきてしまった。

「やっぱり疲れますわね・・・一休みしましょう」

とりあえず、少しは移動できたので疲れた腕を休ませるべく。仕立て台の上を掃除し始めて

ご案内:「小さな仕立て屋」にエレイさんが現れました。
エレイ > トントン、と仕立て屋の扉をノックする音が響く。
そして間もなく扉が控えめに開かれ、にゅっと店内に顔を覗かせる金髪の男が一人。

「──おいすー……レイラちゃんいるかい?」

なんて声をかけながら店内を見渡し、やがて店主である彼女の姿を見つければ笑顔でブンブンと手を振るだろう。

レイラ > 仕立て台のカウンターを掃除していたところ、トントンと扉をノックする音が聞こえ手を止めて扉の方に向かうと開いた扉から見知った顔の男性が顔を出して。

「あら、エレイさんいらっしゃいませ。どうぞ。」

笑みを浮かべこちらに向かい手を振っている姿を見て、こちらも笑って

エレイ > 「おう、お邪魔するます!」

どうぞ、と笑顔で迎えられると意気揚々と中に入り。

「──お仕事中であったか。なんなら少し手伝っちゃうよ? 元気が有り余ってるからな。
代わりにちくと俺様のお願いも聞いてもらいたいところなのだが……」

カウンターの掃除をしていた様子だった事に気づけば、笑みのまま近づいてそんな提案を。
それから、内緒話でもするかのように小声でそんなことも付け足して。

レイラ > ちょうど布の入れ替えをしていたところ、男手が欲しいと思っていたところだったので相手の申し出にはうれしそうな顔をして。

「あら、お手伝いをしてくださいます?そこの棚の冬物の生地と春物の生地を前後に入れ替えていただきたいの。あら、どのようなことですか?」

相手からのお願いというのも自分にできる事ならとうなづいて

エレイ > 「ほうなるほど、そろそろ春物を用意するべき時期なのは確かだからな。
何、大したことではないのだが──……」

この棚かね? と聞きながら、彼女の指示通りに生地の入れ替えの作業を始め。
こちらのお願い事も聞いてくれるという彼女に、男も嬉しそうに。
そうして、仕立て屋での夜は過ぎていって──

レイラ > 「ありがとうございます。とても助かりましたわ」

1人では到底進まなかったが、彼が来てくれたのでとてもはかどり、そしてとても感謝していて。
相手からのお願いというのも気になりつつ、共に夜を過ごして

ご案内:「小さな仕立て屋」からエレイさんが去りました。
ご案内:「小さな仕立て屋」からレイラさんが去りました。