2021/01/13 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にヴィルアさんが現れました。
ヴィルア > 「さて、どうしたものか……」

彼には珍しく困り顔で、平民地区の一角に佇んでいる。
商談を終えたのは良いが…馬車が悪戯に合ってしまい、足が用意できるまでしばらくかかるようだ。
護衛は彼についてきており、御者は…今回の商談は長丁場だったため特別に休ませていた。

御者も頑張っている内の一人だ。それくらいはいいだろうという考えだったのだが。
見事にその隙を突かれ、馬車の車輪を一部壊されてしまった。
死んで詫びると泣く御者をなだめ、どうせ仕事はないからと金を渡して帰らせて。

護衛の一人に、代わりの馬車を手配させている間、どうにも暇というところだ。
しっかりと防寒はしているものの、やはりこの夜の時間は冷える。

いっそ、どこか酒場にでも入ればいいのだろうが無用な騒ぎが起こるのは避けたいところ。
ひとまずは、寒空を見上げながらやけに仕立てのいい男が佇んでいるだけ、という時間が続く。

ヴィルア > さて、立ち尽くしている間に。
優秀な護衛が馬車を手配してきてくれた。
凍えた身体をそれに乗せて、この場を去ろう――

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からヴィルアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール ギルド訓練場」にケンさんが現れました。
ケン > 訓練場で一人錘を付けた木刀を振り、型を繰り稽古をする男。
すでに何時間も行っている為、男の肌や服、足元に汗を零しながら、ただひたすらに木刀を振る。

「ふっ… ふっ…」

すり足で前に体重をかけ、背中の筋肉と腕の使い方を意識しながら丁寧に木刀を切り下げ、切り上げ、薙ぎ袈裟に振るう。

ケン > 「型稽古は出来るが、組手は出来んな…」
ふっと小さく息を吐いてから浅く息を吸い、
男は再び深く息を吐き、呼吸を整えながら、木刀を立て掛け、次は槍を手に取り、軽く手の中で回しひゅんっと鋭い音で空を切ってから再び訓練場の端へ移動して、体の力を抜いて木で作った槍を構え再び突きを繰り出し基本の型を丁寧になぞり動きや、体の筋肉の使い方を確認する様にゆっくりと体を動かし始める。