2021/01/08 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にエレイさんが現れました。
エレイ > 夜。
この時間帯でも人通りの絶えない表通りを、悠然と大股で歩く金髪の男が一人。
片手に赤いりんごを一つ携え、しゃり、とそれを一口齧ってはモシャモシャと咀嚼しつつ。

やがて中央広場までたどり着けば、適当に周囲を見渡した後片隅のベンチにどっこいせ、とか
言いながら腰を下ろし、脚を組みつつ背もたれにぐでりと身を預け。

「──ふーぅ……さて、と……今夜の宿どうしょうかねぇ」

中空を眺めながら、眉を下げた表情でぽつりとそんな事を呟く。
普段利用している宿が今夜は満室ということで、男は現在宿無しの状態だった。

エレイ > 齧っていたリンゴも気づけば芯だけになっていた。フンス、と鼻を鳴らすと、
ベンチから立ち上がり、再び雑踏の中へと──

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からエレイさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にテアンさんが現れました。
テアン > 陽も落ちた時間帯を少年は家路へと歩いて行く。
うー、寒いなぁ…と小さく呟きながら襟を立てた。
冬の気候になり、風も冷たい。今日はことのほか冷えるように思う。

ストリートに灯る明りは酒場が多い。
中ではその寒さを紛らわせるために人々が酒を酌み交わしているのだろう。
自分はまだそれほど酒をがばがばと飲む歳でもない。いつかは混じるのかなぁ、と思うくらいだ。
そんな視線を酒場に向けながら歩いていると、たまに客引きの娼婦のお姉さんなどが視界に飛び込んでくる。

客引きの為のドレスは少々肌寒そうである。
が、相応の姿なわけで…それに少し赤くなりながら、少年は歩いて行く。
わずかな興奮ではあるが、ほんのりと自身の精の残り香を強めながら…。

テアン > そのまま、寒い寒いと呟きながら家へと帰っていった。
特に何事もなかったという…。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からテアンさんが去りました。