2020/05/06 のログ
ご案内:「エステ店「オブシーン」」にモールドさんが現れました。
モールド > 今日も何も知らぬ客を食い物としている、エステ店。
背後関係にある貴族へとその行為の映像を流す事で利益と庇護を得ているのだが、偶にはそういった仕事を忘れて欲のままに動きたくなる事もある。
誰それの貴族の好みのプレイが、とか。どういった女の映像を、だとか。
そういった要望は一時忘れ、次に訪れる客は思うが儘に犯す事にした。

何と雌臭い性器だと品評し、詰るのも良いだろう。
美容に良いからとザーメンをぶちまけたデザートを振舞うのも良いだろう。
玩具を次々と捩じり込み卑猥なオブジェの様に飾り付けるのも想像するだけで最高だ。

予約の客が訪れる時間が来るのが先か、それとも飛び込みの哀れな客が訪れるのが先か。
何時にもまして醜悪に一人ほくそ笑みながら、魔導具の出力をほんの少しだけ弱めておいた。

常であれば余程抵抗力のある者で無ければその全てをエステの内容だと信じ込んでしまうような効果がある。
それが今では、不思議に思いながらも否定までは出来ない、程度の効果にまで薄まっている筈。
要は、とことんまで女を辱める腹積もりだ。

少しばかり趣味に走る時間があっても構うまいと、客が訪れるその時を待っていた。

モールド > やがて訪れた客を見て、笑みが深まる。
何時にも増して苛烈な責めが襲ってくることを知らぬ客は、店の奥へと消えていくのだった。

ご案内:「エステ店「オブシーン」」からモールドさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/黒の映画館」にビョルンさんが現れました。
ビョルン > 内乱と侵略。
その話題がぽつぽつと巷の人の口から出るようになり、どことなく急いた気分で落ち着かず。
かといって、今日は日常の業務で帳簿の細かな数字に目を通した後にぽっかり時間が空いた。

──だが、よりによって。
暗闇で目を閉じて休むには頃合いの内容ではなかった。

『任侠伝実録 血盟血風録』

スピーカーからはどこかで聞いたことがあるような声の男の声が聞こえていた。
売店で買ったリンゴジュースに口をつけながら、通路際の最後部の席に座っている。

ビョルン > 他にも、スクリーンの中の活動写真には肖像画で見知った顔が堂々たる佇まいで何事か語っていた。

「落ち着かねェったら」

ジュースを飲み干して目を閉じる。
傍らの通路に気配あらば目覚めるか、という程度の浅い眠りにつく。

ビョルン > 深い眠りに入りかけた頃、肩を揺り起こされて目覚める。
次の予定の時間らしく、席を立って映画館を後にした。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/黒の映画館」からビョルンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にリューノさんが現れました。
リューノ > 何やら戦いが起きているらしく、みんながバタバタしているけれど。
今日もまた、のんびりとした魔族はふわふわ平民地区を歩いている。
おしゃべりも好きだし、ご飯を食べるのも好き。
誰か面白そうな人はいないかなー、と。

「ふんふーん。ふんふーん♪」

お金はないけれど、自分には普通の食事は必要ないし、服も作れるから。
ニンゲンよりはお金を使わないで済む。
お手伝いをしてもらえるお小遣いだけでも、十分生きていける。

そんなある意味気楽な魔族は、今日も平民のような服を作りつつ、楽し気に道を歩いている。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からリューノさんが去りました。