2020/04/28 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にエレイさんが現れました。
エレイ > 「──ふーぃ……今夜はちょっと僅かに冷えますなあ」

夜でも人の往来の多い大通りを、両手をポケットに突っ込んでブラブラと歩く
金髪の男が一人。
肌寒い夜の空気にわずかに首を竦めながら、やがて中央広場へと足を踏み入れると軽く周囲を見渡して。

やがて広場の片隅のベンチの一つが空いているのを見つければ、そこにのそりと腰を下ろして
悠然と足を組み、背もたれに身を預けてゆき。

「すぁて……今日の宿はどうしましょうかねぇ」

そして中空を眺めつつ、眉下げた顔でぽつりと呟く。
普段利用している宿が今夜は満室だということで、男は現在泊まる宿が決まっていないのだった。

エレイ > 「……ふむ、知り合いを当たってみるかのう」

しばらく思案し続けていたが、やがてそう呟きながらゆっくりと立ち上がり。
また大通りの雑踏の中へと、姿を消していって──。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からエレイさんが去りました。