2020/03/09 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にクレス・ローベルクさんが現れました。
クレス・ローベルク > 大分柔らかさを増した陽の光当たるベンチで、男がぼんやり座っている。
休日とは言え昼間から公園にたむろしているその姿は、紛うことなき『暇な若者』である。
しかも、豪奢な青い闘牛士服を着ているので、中途半端に周囲からは浮いている。

「ふうむ。今日はどうしたもんかな。取り敢えず王都に出てみたけど」

今日は休日。暇潰しに王都まで出てきたが、その後の予定は全くのノープランである。
何時ものように、適当な店を冷やかしてみようかとも思うが、こういう所で一日のんびりするのも悪くないと思う。
優柔不断な思考だが、悩むことはそれ自体楽しいので、

「んー、どうすっかなー」

などと、さして悩んでもいなさそうな声で、公園で遊ぶ子供や、男と同じく何の意味があるのか解らないが公園でたむろしている大人を見ている。
刺激は薄いが、退屈しのぎにはなる。

クレス・ローベルク > ――そのまま、のんびりとした時間が過ぎていく
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からクレス・ローベルクさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にイグナスさんが現れました。
イグナス > 夕刻、酒場での飯の時間である。
そこでの光景はある意味いつもの光景、大男が次々、食事を口に運ぶという。

「んぐ、…は、っふ。次、——おう。なんでもいーンだが。」

テーブルの上には所狭しと並べられた料理たち。
が、それも半分以上が空で、片付けも、新しい料理も間に合ってない有様だった。
一口二口でもしゃりと食べる。ほら、骨付きの香草焼きをむしゃりと口に入れて一口。

たまにぐびぐびと酒を飲んで、流し込む。まあ、見た目としてはひどい。
それでもおいしそうにほうばって、ごくり。

「っぷ、は。………ンー、……よかよか。
 ッぱ食わねェとはじまンねえな。」

なんて、キッチンスタッフやら料理人やらの忙しさなどどこ吹く風といった感じ。
大きなテーブルの大半を平らげて、げふり。周囲の目も若干呆れというか、畏れというか。