2020/02/16 のログ
アエロリット > 「うむ、良き働きを期待しておるぞ、ブレイドよ。」
相変わらず偉そうな態度で、上機嫌そうに頷く。

「……むぅ。
 しかし金が無いのじゃ、どうにもならぬ。」
昨日も注意されたが、この街はそんなに治安が悪いのか。

(いっそ襲われるなら、娼館で住み込みで働くという手もあるかのぅ……。)
とも考えるが、一応それは最後の手段という事にする。

「……まぁ、今日の稼ぎが上々なら宿も取れるじゃろう。」
楽観的ではあるが、そうするしか他にはない。
ただ、今日の宿がどうにかなっても、
安定した収入が無ければいつかは何処かで野垂れ死んでもおかしくは無い。

ブレイド > 「あー…適度にやらせてもらうよ」

まるで家臣を手に入れたかのような口ぶり。
というか、それそのもののような扱いな気がする。
今から少し気が重い。

「なんで手元に残しとくって選択肢がねぇんだ。
宵越しの銭はもたねぇタイプか?
あー…くそ…しょうがねぇな…」

確かに稼ぎがあれば宿もとれるが…
今日、今から依頼にむかうとなるかどうかはまた別の話だし
冒険者なんて安定性からかけ離れた職業
少女の金銭感覚では宿を得ることもできない日が多くなりそうだ。

「多少の宿代くらいは工面してやる。野垂れ死なれても寝覚めがわりぃ…」

アエロリット > 「元々の手持ちが少なかったのじゃ、仕方あるまい。
 ……ちと、旅立ちが慌ただしかったのでな。」
身に着けていた貴金属を二束三文で売って凌いできたのだ。
残る金目のものは、腰に提げた愛刀だが、
これだけは命に代えても売れるものではない。

「ほぅ、本当かや?
 それは助かるが、貴公も対価が要るじゃろう。
 ……言うた通り無一文じゃ、金では礼はできぬぞ?」
ブレイドの申し出は、少女にとってありがたかった。
だが、やはりタダという訳にはいかないだろう。
昨夜の宿代にも、金銭以外の対価を求められてはいた。
支払いはまだではあるが。

ブレイド > 「へぇ、家出かなんかか?
やんごとねー方々にも色々あんだな」

そういえば、旅人と言うには軽装だ。
宿があるというのならば、荷物をそこに残してきているという考え方もできたのだが
そうでないとすれば、旅人と言うには明らかに準備不足。
更にほぼほぼ無一文だというのだから、彼女の言うことはウソではないだろう。

「対価?金がねーってなら…身体で?とかか?
オレから言い出したことだし気にすんなよ」

冗談めかしつつ笑う。
宿代の話はこっちが勝手に言いだしたことなのだから。

アエロリット > 「ほぅ、良くわらわがやんごとない血筋だと分かったな。」
高慢な態度と口調、分からない方が鈍すぎるだろう。

「家出では、無い……。
 まぁ、いずれ機を見て帰るつもりじゃ……必ずな。」
そう呟く表情が僅かに陰る。

「ふむ、貴公が望むならそれでも良いぞ?
 ま、身体を望むならあと飯くらいは奢ってもらうがのぅ。」
冗談めかしたブレイドの言葉には、
案外軽いノリで答えが返ってきた。

アエロリットは、まだ幼さこそ残るがそこそこに美麗だ。
貴族の血筋ともなれば、宿一泊食事つきなど破格の値段だろう。

ブレイド > 「そうでもなくてその態度だってなら、それこそよっぽど大物だっての
その辺の事情にゃ詳しくねーからどこの誰かは知らねーが」

自覚はなかったのだろうか?
世間知らずもいいところだ。
その割には物分りがよかったり、多少のフランクさはあるが…

「ま、いいさ。なんかお家の事情ってやつだろ。
そこをどうこう聞きゃしねぇが、帰る前に潰れちゃ話になんねーだろ」

だから依頼選びは慎重にしろという話なのだが…まぁ、そこはおいおいだ。
経験を積めば慎重さもそなわっていくだろう。

「…無一文なんだろうが。宿だけおごったところで、飯も食わなきゃ意味はねぇっての
ま、対価を返したいってなら身体でもなんでもいいぜ?」

意外な返答に少し目を丸くする。
なれているのだろうか?まぁ、それでもおかしくはないか。

アエロリット > 「ふふ、やはり滲み出る高貴さは隠せぬものじゃのぅ。」
などと、勝手に都合の良い解釈を。

「うむ、それもそうじゃな。
 ブレイドよ、貴公の忠告、胸に留めておくとしよう。」
事を成すのも命あってこそ……
あまりの無鉄砲さは、控えるべきとのブレイドの言葉を、
アエロリットは心に刻むのであった。

「では決まりじゃな!
 ブレイドよ、飯は旨い所を頼むぞ…!」
非常に軽いノリで、交渉がまとまってしまった。

「それじゃまずは、とっとと仕事を終わらすとしようかの?」
そう言いながら依頼書を手に受付けへ……

ブレイド > 「滲むっていうか隠す気あったのかよ…」

だとしたら、それはそれで驚きだ。
調査依頼とか機密依頼とかはうけてはいけないタイプのやつだ。

「しばらくはそうだな…一緒に依頼に行く仲間でもいるといいんじゃねぇか?
苦手分野がわかるまでは、カバーしてもらえるしよ」

放っておくと暴走しそうなアエロリット。
フォローする仲間がいれば十全に能力を発揮できそうではある。
この性格について行ける仲間がいればの話だが。

「へいへい、ま、いそぎの依頼ってわけでもねぇ。
準備に一日かけてもいいしな」

とりあえず彼女の後についていく。
いまは懐にも余裕はあるし…まぁ、食事くらいは問題ないだろう。

アエロリット > 「元より……。
 旅の目的は、信頼できる配下……じゃなかった、仲間を探す事でもある。
 ……ま、冒険者の仕事を続けていれば、いずれ人脈も増えようぞ。」

「貴公も、わらわの配下になっても良いのじゃぞ…!」
などと、冗談めかして笑いながら言う。

「ふむ、そうか。
 今日慌てて仕事を終わらす必要もなくなったのぅ。」
今日の宿の心配がなくなったので、
仕事自体は後日に回しても良さそうだ。

「……どうじゃ、貴公。
 今日は準備にしておいた方がよいか?
 それとも、もう狩りに出るかのぅ?」
と、この後の行動をブレイドに託し……

ブレイド > 「配下、ね。いいけどよ。
それまでうまくやんねーとな…」

顔を売るには依頼をこなすのが一番だ。
彼女一人でなんとかなるだろうか?
それこそ腕が立つというのならば大丈夫だろうが…。

「あー…冒険者稼業がまわらなくなったらな。
っと、オレは依頼から帰ってきたばかりだからな。
一旦宿で休憩と準備といこうぜ。
っつか、お前…今日のぶんのメシとかその辺食ったのか?」

彼女の言葉にうなずいてあるき出す。
準備と言っても、手伝いの依頼だ。万全にする必要はないだろうが、こちらは依頼したその足だ。
少しくらい腰を落ち着けたい。

アエロリット > 「ほう、では景気が悪くなったらわらわに声をかけるが良いぞ。
 ……期待しておるぞ、ブレイドよ!」
もうなんだか十中八九はブレイドを配下にした気分になっているかも知れないので、
厳重な注意が必要そうだ。

「いや、まだじゃ。
 故に、腹が減ってかなわぬ……。
 ……もっと言えば、今日は飯を食って風呂に入ってベッドでゆっくりしたい。」
慣れないギルドでの冒険者の登録などで疲れた、
とはいうが実際大した事はしていない。

ひとまず、この後ブレイドと共に食事を取る流れに。

ブレイド > 「ご期待にそえればいいんだがな」

彼女の心中はどうなっているのかわからないが…
嫌な予感がする。

「そんなんで依頼に行ってたらうまくいくもんもいかねぇっての。
じゃあ、今日は休みだ。
宿で一息ついてから、準備その他だ」

彼女を連れて宿へと向かう。
食事もそこでとれば問題はないだろう。 (02/16-01:19:29)

アエロリット > そんなこんなで、平民街に宿の一室を取った2人。
身体で対価を、という話だったので、もちろん同じ部屋を一室のみだ。

「ふーむ……。
 ま、悪くない部屋じゃな、野宿よりはマシじゃ。」
決して悪くない部屋なのだが、
やんごとない血筋の人間にはそんな評価。

「さて、ブレイドよ。
 飯に行くとするかや…?」
僅かばかりの手荷物を部屋に置き、
窓から日が暮れ始めた王都の風景を眺めながら……

「それとも、腹が満たされて眠くなる前に、
 対価の支払いも良いかも知れぬのう?」
ブレイド の方へ向き直り、にやりと悪戯めいた笑みを浮かべながら言う。

ブレイド > 「…いや、本気だったのかよ」

とられた部屋は一つ。
半ば冗談だと思っていたが、彼女はむしろ乗り気にすら見える。

「平民地区でとれる宿ってだけでも大したもんなんだけどな…
もっと貧民地区にはもっと安い宿だってあるしよ」

貴族王族だっていうのならば、その感覚も仕方ないのかもしれないが…
この感覚を早く直さなければ、こちらも無一文の仲間入りになってしまう。

「しらねーのか?メシは部屋にももってきてもらえるんだぜ?
で、本気で体で払うつもりか?オレはいいけどよ…」

出世払いだとかでもいいのだが、彼女の悪戯っぽい微笑み…。

アエロリット > 「む、本気ではなかったのかや…?」
虚を突かれた様子のブレイド に、きょとんとした表情。
アエロリットの方は、かなり本気でいたらしい。

「あ、わらわまだ子供じゃと思っとるじゃろ。
 確かに背は低いがな、もうハーレムを持っても良い年頃じゃぞ?」
女性がハーレムとは……
やはりかなりの身分の者なのだろうか。

「それとも、わらわの身体じゃ対価にならぬ、と言うなら仕方あるまい…。
 ……恩に報いる別の手を考えねばな……。」

ブレイド > 「モノの対価で女を抱こうとはおもわねーよ、さすがに
オレが言い出したことだって言っただろーが」

本気でいたことには驚きだったが…続く言葉にも驚いた。

「ハーレムぅ?いや、アエロリットのとこはふつうかもしれねーが…
それに女で、ハーレムって…やっぱ王族かなんかか?」

貴族でもそこまで好き勝手はあまりしないだろう。
だとすればこうやって話すことすら稀で
抱くともなれば対価にならないどころではないだろう。

「いや、対価にならないとかじゃなくてな…
むしろんなことで、見ず知らずの男に抱かれてもいいのかって…」

ベッドにどかっと腰を下ろしてため息。

アエロリット > 「……えーと、その辺りは秘密じゃ……!
 まぁ、わらわの故郷じゃわりと普通じゃよ?」
秘密、と言うとむしろ答えを言ってしまってる様なものだが…。

「一宿一飯の恩を受けたのじゃ、見ず知らずという事もあるまい。
 それに、旅人というのはこんな風に気ままに愛し合うのじゃろ?
 わらわ、ちょっとだけ憧れておったんじゃ……!」
旅人の性生活事情については、多少偏った知識を身につけてしまっている様子。

「……でも、貴公は乗り気じゃないかのぅ……?
 それなら今日は早めに飯を食って寝てしまうのじゃ……。」

ブレイド > 「乗り気じゃねぇってツーか、驚いただけだ。
オレだって、その気がねーとは言わねーしな」

彼女がその気だというのならば、こちらが我慢する必要はないだろう。
気になるのは憧れだとかなんだとか。
その手のむつみごとに慣れているような口ぶりではあるが
そこかしこに聞きかじったという感じの空気が見え隠れしている。

「ま、憧れだってなら。もらうぜ、対価」

これから先、彼女から与えられる苦労も考えれば
それくらいは貰ってもバチは当たるまい。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からブレイドさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からアエロリットさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にアエロリットさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にアエロリットさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にアエロリットさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にアエロリットさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にアエロリットさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にアエロリットさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にアエロリットさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にアエロリットさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にアエロリットさんが現れました。
ご案内:「」にアエロリットさんが現れました。
ご案内:「」にアエロリットさんが現れました。
ご案内:「」にアエロリットさんが現れました。
ご案内:「」にアエロリットさんが現れました。
ご案内:「」にアエロリットさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にイグナスさんが現れました。
イグナス > 一日の始まりは――あるいは終わりも、栄養補給が第一である。
通常より遥かに大きな大男である、が。
それにしても何時も通り、すさまじい量の食事を食べ――貪っていた。
夕刻の酒場、そう客も多くないのにウェイトレスが忙しく走り回っているのは、この男のせいだった。

「ん、ぐが、…ふ、次ぎ。これと、…こっからココまでの。
 ああ、そう、羊肉の香草焼きは大盛りで頼む、おう。」

片手に骨付き鶏肉のグリル持ちつつ、メニュー表を指さしていた。
机の上にはすでに残骸めいた空の皿と、まだまだ大量の料理たち。
スープに肉に、いくらかのサラダ。
普通なら何人分かってほどの量だったけど、更に男は頼んで。
しかして胃の中にあっさりと収めつつあったのだった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」に黒須さんが現れました。
黒須 > (厨房ではせっせと料理を作り忙しそうにする音が聞こえる。
大量の食事を注文してくる客人の接客に急ぎ、指示にも少し荒さが出て来ていた。)

「は、はひぃ!ただいま…!」

(そんな中、他のウェイトレスと比べて不慣れそうな上に、体つきもかなり豊満な少女が更を持って走る。
大きな胸が揺れ、イグナスの方に持っていけば、丁寧に料理を並べる。)

「ごご、ごゆっくり…どうぞ…。」

(素直に綺麗な顔では長い、精一杯の笑みを浮かべてイグナスに言い、急いで厨房へと行く。
一つ一つのその行動は、自分の持っている豊満な肉を揺らし、まるで誘っているかのような振る舞いを無自覚にしていた。)

イグナス > 「ん、おう。……もうちょいくれ、これとこれ、もうワンセット。」

精一杯に料理を持ってくる女にそう、注文した。
少女は忙しそうに働いている。注文して、改めて机を見回す。
だいぶ食べた。それなりに腹も満たされた、次は、と。

「あー、……いや、おい、なあ、そこのお嬢ちゃん。
 注文はやっぱいいや。これで終わりでいい。
 …それよッか、バイト何時までだ。の見直しに付き合ってくンねえかな。」

つらりと並べて出てくる言葉たち。
この男はこの男で、誘うような肉に隠しもしない欲望を向ける。
ぎらぎらとした欲情の視線、身体のラインに這わせて。

黒須 > 「えひっ、…わ、わたし…で…しょう…か…?」

(変な声の返し方をしてはそちらに近づいてとてとてと。
自分より明らかに大きな体格をした男性客。
見上げる様に見てはそのあからさまでわかりやすい目線を見た。)

「えっと…そ、その…も、もう少しで終わるので…。
そ、それまで待っていただけれ、ば…。」

(持っていた銀の丸トレーで顔を隠し、恥ずかしそうに頬を赤めて目を逸らす。
昼ぐらいになれば、調達や仕込みの都合で店が閉まるため、バイトはそこまでであった。)

イグナス > 「ああ、そうそこのお嬢ちゃん、お前。」

きっぱりと言い切って、視線が合う。その一瞬で意味も伝わるようだった。
目を逸らす仕草に口元が、にまりと。
ああと頷いたならば。

「ンじゃあ、終わったらココに来てくれ。」

アンケート用の紙とペンをひったくってかりかりと書きなぐる。
すぐ近くの宿の名前を書いて、名前も。”イグナス”と書かれた紙きれを手渡して。
男は残りを平らげればすぐ、その場を後にしていくのだった―—

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」から黒須さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からイグナスさんが去りました。