2020/02/08 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にリムリアさんが現れました。
リムリア > 今日も今日とて、ギルドの一画を占拠する男
昨日に引き続いてひとり酒なのかどうか。少なくとも今はひとりきりのようだけれど。

少女の方は連日連夜の遅番というわけでもなく。
今夜のところは最終の戸締りは同僚の役割らしく、既に帰り支度を済ませている。
カウンターの奥からちらりと見えた男の姿に、そのまま裏の職員用出口に向かうのではなく、ホールの方へと姿を見せて。

「―――昨日は、その……ご馳走様でした。
 今日もひとりで飲んでらっしゃるんですか?」

昨夜のことはよく覚えていないけれど、ずいぶん飲んだような気もする。
またやらかした感もなくはない。けれども過ぎたことは忘れるに限る。
ということで、何事もなかったかのように、感謝の言葉を添えて。

「おひとり…ってことでしたら、昨日の御礼に今夜は私が奢りましょうか?」

周囲をちらりと見渡してから、そんな誘いの言葉を口にするのだった。

ランバルディア > 声を掛けられた男も、周囲を見渡す。
看板娘がホールに顔を出したかと思えば誘いを口にするのだから、多少の視線は集めよう。
ぼんやりとしていたのも束の間、男はにんまりと口端を釣り上げ。

「財布、からっぽになっても知らねえぞ」

そう言うが早いか腰を上げ、今宵は彼女のお誘いに有り難く乗らせてもらうこととして――。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からランバルディアさんが去りました。
リムリア > 【移動します】
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からリムリアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にクレス・ローベルクさんが現れました。
クレス・ローベルク > 喫茶店の窓際の席で、青い闘牛士服の男が一人、席に座っている。
外を偶にちらりと見て、何かを捜すようにしたりしている。
男は今日、誰かと待ち合わせをしているのだ。

「流石に少し早く来すぎたかな」

待ち合わせの時間十分前に男は来ていた。
だからまだ少し時間はある。
その間、男は何を考えているのか――

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にクレス・ローベルクさんが現れました。
クレス・ローベルク > ――十分後、待ち人は来た。仕事の打ち合わせだったらしい
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からクレス・ローベルクさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/中央娼館街」にガルディさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/中央娼館街」からガルディさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にクレス・ローベルクさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からクレス・ローベルクさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 冒険者ギルド」にクレス・ローベルクさんが現れました。
クレス・ローベルク > 仕事終わりの冒険者が集まる夜の冒険者ギルドは、一般市民が近寄りたがらない場所ベストテンに入る程には、物騒な場所である。

鎧を付け、剣を帯び、冒険帰りであれば泥や土で汚れた様を何ら遠慮なく晒し酒を飲んでいる様は、さながらならず者の巣窟といった様相なのだから、無理もない。実際、ならず者と冒険者の何が違うかと問われれば中々難しい所ではあるし。

そんなギルドのカウンター隅の席に、青い闘牛士服の男が一人座っていた。
白身魚のフライとサラダを食べながら、ギルドの依頼書を読んでいる。

「何か良い依頼ないかなー」

とある事情で金を使ってしまった男は、臨時収入としての冒険のアテを欲していた。
とはいえ、ソロで受けられそうな依頼はなく……

「やっぱり、誰か誘うべきかな……」

クレス・ローベルク > ――取り敢えず、めぼしい人も居ないので、男は食事を続けることにしたのだった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 冒険者ギルド」からクレス・ローベルクさんが去りました。